暗黒使徒迷言集
VSヘル
「十代はどこだ」
「もうすぐ全ての次元は統一される、そうすればみんな一つになれるのさ。愛の名の下に」
「お前にも愛を与えてやろう。お前が苦しみもがく様子を十代に見せてやる。悲しみ、苦しみ、痛み、それが十代が教えてくれた愛の表現だから」
「このデュエルは、十代、君の為なんだよ。孤独が作り出す、苦しみや悲しみ、それこそ君が教えてくれた愛の形」
「自分のフィールド及び墓地にアドバンスド宝玉獣が七体存在するとき、究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴンを特殊召喚出来る!」
「オレのターン、ドロー!バトルだ!」
「ヘルカイザー亮、お前の輝きは消えた。デュエルと共に消えうせろ!」
「いいだろう。この瞬間が永遠なら、永遠の苦しみを味あわせてやるさ」
「フッ、しぶといやつだ。尊敬してやるぜ。さすが、ヘルカイザーだ。だが、限界を超えて何処まで持つかな」
「どうした?レインボー・ダークで迎撃してやるぜ。お前の望みどおり、永遠の苦痛が味わえるだろうよ」
「さあ、遠慮するなよ、オレが地獄行きの手伝いをしてやるぜ」
「あの男ごときにこれほどの力を使ってしまうとは。お楽しみはおあずけだ。十代、上で待っているよ」
VSアモン
「思った以上に力を使ってしまったか。もうすぐ十代がやってくるというのに」
「…お前は!」
「アモン…オレとの証が」
「さあ、オレの手を取って…。これでお前とオレはトモダチだ」
「あんなに仲が良かったのに」
「エグゾディアを手に入れたのか。…フフフ。そうか、キミは愛する者を犠牲にエグゾディアを。すごいじゃないか。キミは自らの固い意志を食い破った。これがむき出しの、本当のアモンなんだ」
「オレを倒す?フフ…、ボクを誰だと思ってるんだ」
「…なめるなよ!」
「ほう、キミがその気なら受けて立とう。さあ、玉座を懸けて格好良く決闘といこうじゃないか。フフフ。丁度良かったよ。愛しい十代に会う前に体力を元に戻さないとね。その為には深い深い心の闇が必要。アモン、キミはね。最初からいざという時の為のボクの保存食だったんだよ」
「ボクのターン、ドロー。永続魔法トライアングルフォースを発動。このカードが発動した時、デッキから同じカードを二枚選択し、発動することが出来る。この三枚の永続魔法を墓地に送り、降雷皇ハモンを攻撃表示で特殊召喚する。出でよ降雷皇ハモン!フフフ…。さらに即効魔法、手札断殺を発動!お互いに手札を四枚墓地に送り、そして墓地に送った枚数ドローする」
「フフフ、残念。これでエグゾディア完成はまず消えた。でも大したものだよね。そこまでエグゾディアを掌中のものとしていたとは。それもキミが愛する女性の犠牲のおかげだ。カードを一枚伏せて、ターンを終了」
「攻撃力が決まってない」
「フフ…、ハモンの攻撃力は4000だよ」
「攻撃力がハモンと並んだか」
「永続罠デルタ・バリア。このカードが発動した時、墓地にある同じカードを発動することが出来る。デルタ・バリアが場に三枚ある時、1ターンに一度自分のモンスターに発生する戦闘ダメージを0に出来る。よってハモンも破壊されない」
「あくまでもエグゾディアにこだわるということか」
「ボクのターン、ドロー!場の三枚のトラップカードを墓地に送る。出でよ、二体目の幻魔、神炎皇ウリア!ウリアの攻撃力はボクの墓地の永続罠一枚につき、1000ポイントアップする。墓地には三枚の永続罠、よってウリアの攻撃力は3000!」
「手札から装備魔法、エターナル・リバースを発動!ウリアに装備。1ターンに一度、相手の場の魔法・罠カードを一枚セット状態に戻すことが出来る。このターン、そのカードは発動する事が出来ない。そして、エターナル・リバースを装備したウリアが戦闘で破壊される時、このカードを墓地に送る事で破壊を免れる。強者の苦痛の効果がなくなった事により、ウリアとハモンの攻撃力は元に戻る」
「まずはその目障りなカードを。神炎皇ウリアの効果発動!1ターンに一度、相手の場にセットされた魔法・罠カードを破壊出来る。トラップディストラクション!そして、降雷皇ハモンでエグゾディオスを攻撃、失楽の霹靂!」
「だが、ダメージは受けてもらう。…フフフ、ターンエンドだ」
「これでアモンの墓地にはエグゾディアパーツが四枚。あと一枚でエグゾディアが完成する」
「装備魔法エターナル・リバースを墓地に送る事でウリアの破壊は免れる」
「フフフ…そしてキミは晴れて王となる。良かったね、君の願いが叶うんだ。だけどそれを誰が喜んでくれる?フフフ、キミはキミらしく生きる事、それを一番喜んでくれるのは、キミの愛したエコーという女性じゃないのか。でもキミは彼女を死なせてしまった。彼女が喜ぶ姿を見る事は出来ないんだ。それっておかしくないかな」
「ボクなら耐えられない。愛する者のいない世界など。十代がいるからこそ、痛み、苦しみ、そして喜びがあるんだよ」
「フン、随分と虫のいい。屁理屈をこねて自分を納得させたか。さすが王様。なんでも無理が通る。じゃあ、そのエコーの亡霊をボクが消し去ってあげよう。二度殺してあげる…フフ」
「ボクのターン、ドロー!魔法カード、デュアル・ゲート発動。このカードと墓地にある同じカードを除外し、カードを二枚ドロー。ボクは幻銃士を召喚。このモンスターの召喚に成功した時、幻銃士を除くボクの場に存在するモンスターの数だけ銃士トークンを特殊召喚する。場にはウリアとハモンの二体。そして、三体の銃士により300ポイントずつダメージを与える。900ポイントのダメージを受けてもらう。そして、三体の銃士を生贄に幻魔皇ラビエルを特殊召喚!」
「魔法カード、次元融合殺を発動。三幻魔を除外する!三幻魔を融合、混沌の闇より出でよ、混沌幻魔、アーミタイル!」
「アーミタイルは戦闘では破壊されない。そして攻撃表示の時、1ターンに一度、相手モンスター一体に10000ポイントの戦闘ダメージを与える!」
「相手のモンスター効果はね。アーミタイルはメインフェイズに相手の場に移動する事が出来る。そのまさかだよ。今現在、キミのモンスターとしてモンスター効果を発動させる。虚無幻影羅生門!ターン終了時にアーミタイルを除くフィールド上の全てのモンスターを除外する」
「そしてアーミタイルは相手の場、つまりボクの所に戻ってくる。だが、これでキミのエコーはもう戻って来れないね。フフフ…ハハハハハ!」
「今日の最強カードは幻銃士。召喚に成功した時、このカード以外の自分のモンスターの数だけ銃士トークンを生み出す。銃士一体につき300ポイントの痛みを、キミに与えてあげる」
「アモン、この男動じてないのか。エグゾディオスを葬り、エグゾディアの道はもはや絶たれたも同然なのに」
「今までに見せた事のないカード」
「なんだこれは?」
「だが、攻撃力1同士で何が出来る。残念だね、相討ちだよ。だが、アーミタイルは戦闘では破壊されない。しかしキミのモンスターは」
「なにが。…フン、モンスターゾーンを潰してまで、戦闘する意味が何処にある」
「馬鹿な、アーミタイルが」
「なんだと…!」
「フン、…アモン、すごいね。エグゾディアがダメでも、ちゃんと別の戦術を用意しているなんて抜け目ない。そうだね、それでこそ王だ。王の風格だ。フフフ…」
「はいはい、王様。ボクのターン、ドロー。ボクは再び幻銃士を召喚」
「分かってますよ。幻銃士でキングミストを攻撃、シュートオブビジョン!」
「でも、ダメージは受けてもらうよ」
「フフ、ターンを終了。エグゾディアがなくったって、キミは十分に強かったんだ。ボクに拮抗出来るほどに。だったらどうして、エコーは死ななくちゃならなかったんだろう。無駄死にだね」
「分かっているよ。キミはエコーの事など愛していなかった。いや、エグゾディアを掌中に収める為の条件をクリアするくらいは、愛していたのかなあ」
「でも、本当の意味で愛し合ってはいなかった。キミは一方的に彼女を傷付けるだけで、キミ自身は傷付いていない、苦しんでいない。…痛がっていない。フフフ…うっ、ひっく。ボクは…傷付いたよ、苦しんだよ、痛かったよ。…だから、十代にも同じ思いを味わってもらっているんだ。それが、愛し合うという事なんじゃないかなあ。アハハ…」
「馬鹿な、ダメージを回復する為にこそ、このデュエルがある。ヤツの心の闇を引きずり出し、食らう為に…。ハハハ…そうだよ、今までキミがまとっていた強固な意志、その殻の中に渦巻いていた心の闇。それがようやく見えてきたんじゃないか。フハハ…、もう少し、もう少しだ」
「ボクのターン、ドロー!魔法カード、アカシックレコードを発動。デッキからカードを二枚ドロー。ドローしたカードがこれまで使用したカードなら除外する。新たなカードだ。永続魔法ナイトメア・シャッフルを発動。墓地からランダムにカードを一枚選択する。そして、ナイトメア・シャッフルの隣の魔法・罠ゾーンにセットする。自分のターンのスタンバイフェイズに、新たに墓地からカードを選択し、このカードと入れ替えてセットする。そして、セットしたカードを発動する場合、発動条件に見合っていなければ、手札及び場のカード全てを墓地に送る」
「完璧なる王に刃向かうには天に縋るしかないじゃないか。フフフ…。ねえ王様、教えてよ。愛するものを虫ケラの様に殺して、そんな事は平然と忘れられるの?キミの心の闇を、王の闇を。知りたい。心の闇の中に、何がある。ねえ、教えてよ。何がしたかった。…お前、まさか!?」
「…ちっ、失望したよ。何が世界だ。そんな世界に、ボクは住みたいとは思わない!世界というのはね、愛するものと二人で作り上げていくものを言うんだ。ボクにとっては十代と作り上げるもの、それが世界だ!キミもさ、愛するものと作れば良かったんだよ。キミ達だけの世界を。からっぽの王様がのたまう絵空事よりも、ずっとずうっとすばらしい世界を手に入れることが出来たのに。…ハッ、ああくだらない。まったく無駄なデュエルだ」
「グレイブスクワーマーを攻撃表示で召喚。グレイブスクワーマーでキングミストを攻撃。ストラグルクロー!」
「グレイブスクワーマーの効果発動」
「死者は別だ。死人に口有りさ!墓地より、グレイブスクワーマーの効果を発動!グレイブスクワーマーが戦闘で墓地に送られた時、場のカードを一枚破壊する。ボクは、王家の剣を破壊!」
「馬鹿な、これでお前は全てのモンスターゾーンを。どういうつもりだ。…ターンエンド」
「まさか…お前。…エグゾディアを」
「ナイトメア・シャッフルを墓地に送り、その効果でフィールドにセットしたカードを発動する。即効魔法、発動条件は合っている。手札断殺の効果!お互いに手札を四枚、墓地に送る。…へへあ」
「フフフ、チェーン終了。残念だったね」
「ボクは0だから、一枚ドローする」
「そんな、そんな事があり得るのか。またエグゾディアを。これは…闇。…女。死してなお、愛する者を守ろうとする女の闇。ボクを殺そうという。これを、この闇を待っていた」
「ボクのターン、ドロー。トーチゴーレムを召喚!トーチゴーレムはトーチトークンを二体攻撃表示で特殊召喚する事により、相手の場に召喚される。そして、二体のトーチトークンを生贄にユベルを攻撃表示で召喚!」
「見せてあげるよ、本当のボクを、本当の愛を」
「女の心の闇を。さあ、ここに来て。フフフ…、ボクが憎いんだろう。ここだよ、この心臓を貫いて。さあ。フフフ…。ボクへの戦闘ダメージは…その数値分、相手に与えられる」
「良かったねえ、アモン、エコー。やっと二人は痛み、苦しみを分かち合えたんだから」
「ありがとう、アモン。フフフ。元気が戻ったよ。…はあ。十代、早くおいで」
VS十代
「やあ、待っていたよ十代。丁度今、ビンテージ物の心の闇をごちそうになってね」
「いい表情だ。疑念、憎悪、殺意、正に覇王たる高みに達したお前に相応しい。オレも親友として同じ色に染まる事が出来た事を嬉しく思うよ」
「来いよ十代。共に傷付けあおう」
「それは出来ないな。今のボクはユベルであり、ヨハンでもある。この体は親友である君と激しく傷付けあう事を望んでいるのさ」
「容赦…フフフ、大歓迎だよ。お互い、手加減なしでいこうじゃないか。さあ」
「さあ、どうした十代。君の大好きなデュエルじゃないか。怖気づいたりして、がっかりさせないでくれよ」
「フフフ、そうこなくちゃ。気合十分だね」
「もういいかい、待ちくたびれたよ。仲間だなんて、ボクというものがありながら」
「フフ、命を懸けて取り戻そうとした大切な友達を傷つける。それでこそボクの愛しい人、遊城十代」
「ボクの先攻、ドロー。フィールド魔法、アドバンスドダーク発動!アドバンスド宝玉獣、コバルトーイーグルを攻撃表示で召喚。ターンエンドだ」
「手加減なしだと言ったはずだぜ。まさか、このボクを失望させたりしないよね」
「おめでとう。これで本気のキミを味わうことが出来そうだ」
「早くしなよ。まだ怖気づいているのかい」
「フィールド魔法、アドバンスドダークの効果を忘れたのか。デッキからアドバンスド宝玉獣を一体墓地へ送る」
「フフフ、分かるよ十代。キミは本気なんだ。本気でボクを傷つけようとしている。だけど、アドバンスドダークの効果によって、ボクのダメージは0。さらにモンスター効果により、コバルトイーグルは魔法・罠ゾーンにとどまる。残念だったね」
「キミも嬉しいんだろう。愛する者と本気で傷付けあう事が。でも、どうせなら何故ボクに対しても、このぐらい本気になってくれなかったんだい?…。どうして黙っているのさ。ボクには何も答えてくれないのかい?ねえ、十代。冷たいねえ、なんて冷たい目なんだ。こうなったら、とことん分からせてあげるよ」
「フフフ、アドバンスド宝玉獣サファイアペガサスを召喚。サファイアペガサスはデッキより宝玉を呼ぶことが出来る。ボクは、アドバンスド宝玉獣、ルビーカーバンクルを選択。ルビイの効果により、魔法・罠ゾーンに置かれた宝玉を解放する事が出来る。目覚めよ、ルビイ!コバルトイーグル!さらに、装備魔法宝玉の解放をサファイアペガサスに装備、攻撃力800ポイントアップ!バトル!サファイアペガサスでフレイムウィングマンを攻撃、サファイアダークホーン!コバルトイーグルでダイレクトアタック、コバルトダークウィング!まだまだ、ルビーカーバンクルでダイレクトアタック!ルビーダークフラッシュ!」
「これで分かってくれたかい?キミを世界で一番愛しているのは他の誰でもない、このボクだという事」
「いいよ、もっともっと痛みを分かち合おう、十代」
「サファイアペガサスの装備魔法、宝玉の解放が墓地に送られた事により、デッキから宝玉を魔法・罠ゾーンに呼ぶことが出来る。来い、アドバンスド宝玉獣、アンバーマンモス!」
「十代、最高だよ。キミを命を懸けて守ろうとした大切な人をこんな風に傷つける事が出来るなんて。やはり、キミは覇王だ。ボクにとっても永遠の憧れの存在なんだ。大好きだ、大好きだよ十代」
「ボクのターン、ドロー!フ、フフ。十代、このターン、とっておきのごちそうをあげるよ。おあつらえ向きに、さっきのターンでプレゼントを、キミにもらったからね」
「アドバンスド宝玉獣、サファイアペガサス召喚!そのモンスター効果により、デッキからアドバンスド宝玉獣アメジストキャットを魔法・罠ゾーンに置く。さらに宝玉の導き発動。魔法・罠ゾーンに宝玉獣が二体以上存在する時、さらに一体特殊召喚する。来い、アドバンスド宝玉獣、トパーズタイガー!」
「フフフ…、これでボクのフィールドには四体のアドバンスド宝玉獣が揃った。コイツは自分のフィールドと墓地に合計七体のアドバンスド宝玉獣が存在する時のみ特殊召喚する事が出来る」
「フフ、いくよ十代。出でよ、究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン!」
「バトル!レインボー・ダーク・ドラゴン、ネオスを攻撃!レインボーリフレクション!フフフ…ハハハ」
「おかしなことを言うんだね。キミは暗闇の牢獄にボクを幽閉し、じわじわと苦しみを与え続けてくれたじゃないか。それなのに、どうして今度は苦しみの鳥篭から友達を解き放とうとするんだい」
「ありがとう、キミのその本気の気持ち、たまらなく嬉しいよ。だけど、ボクのフィールドにはまだ二体のアドバンスド宝玉獣、サファイアペガサスとトパーズタイガーがいる。どちらか片方でも攻撃すれば、キミとの楽しい時間も終わりを告げてしまう」
「手加減はしないって約束だったよね。だからボクは、今この場にある苦痛の全てを大好きなキミにぶつける。トパーズタイガー、サファイアペガサス。行け、十代にダイレクトアタック!」
「さすがだよ十代。キミは簡単には倒れない。いや、簡単に倒れるようなキミをボクは決して許さない!一枚カードを伏せ、ターンエンド」
「なんだ、攻撃してこないのかい?まあいいさ。その分ボクがたっぷりと、キミを満足させてあげる」
「ボクのターン、ドロー!バトル!サファイアペガサスで、バブルマンを攻撃、サファイアダークホーン!レインボー・ダーク・ドラゴンでダイレクトアタック、レインボーリフレクション!」
「フン、ハネクリボーの力で、このターンを凌いだか。それはいい。けど、今宝玉獣達と何を話してたんだ。勝手な真似は許さない。行くぞ、トパーズタイガー」
「分かっているよ、これはボクを裏切った宝玉獣達へのおしおきさ!トパースタイガー、ダイレクトアタック!」
「どうだ、キミのせいでどんどん友達が傷付いていくよ。さあ、キミのターンだ。今度は思う存分ボクを傷つけてくれ」
「なんだ、あいつは」
「なに!?アドバンスドダークが」
「フフ、とうとう見つけちゃったんだね。ボクの事はちっとも見つけてくれなかったくせに。ずるいよ、十代。でも、ボクは諦めないよ。絶対にキミをボクだけのものにしてみせる!」
「ボクのターン、ドロー。バトル!レインボー・ダーク・ドラゴンで、ストームネオスを攻撃!」
「また、そいつか。よっぽどお気に入りなんだね、そのモンスター。まあいい、どの道もうすぐキミは。そう、デュエル開始からまだ一度も場に出していない、ボクのとっておきのカード。これを使う時がもうすぐ来る。二枚カードを伏せて、ターンエンド」