[スラダン@中国 ゲーム篇]


昔中国に行ったときに私は毎日デジ○ンとスラダンのアニメを見ていたのですが(当時の日記には毎日スラダン感想が残っている…)これを語らずして中国でのスラダンは語れない!というくらい強烈な印象を残してくれたゲームがあります。私が中国で見かけた数々のスラダン関連商品の中で最も衝撃を受けたもの堂々のナンバーワン
私は、こういうネタが大好きで、いっぱい探して楽しんでいたのですが、これを見た後は正直腹いっぱいになりました。
ていうか「いくら何でもそりゃねーだろ」とのちのちふつふつと(以下略)。
そのくらい強烈なので、覚悟のある方のみ下へスクロールしてください。

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では。
その店は割とでかい書店でした。
イニDのVCDとかテニプリとかいろいろありました。イニDが第一部第二部劇場版特別版同人小説1編という何となく怪しい内容だった時点で予兆はあったのかもしれませんがそんなの知ったこっちゃなかった。
 そして。
 問題のゲームはプレステ2のソフトくらいの大きさでした。
絵もアニメ絵と原作からとってきたのかくらいの普通の出来でした。
 表紙に書いてあったラインナップは、
・スラムダンクの父
歴史の中の真実
・各チーム紹介
・選手カード
・音楽
でした。
この「歴史の中の真実」に私のネタを求める心が反応してしまったのが、その日の惨劇のきっかけでした…。
まあよくよく見ると「ドラゴンボールVSスラムダンク」とか書いてあってそれも怪しさ満点。

そんなわけでくるっと裏返したところ。
そこには別世界が広がっていました…。お花畑が見えました…
チューリップと仙道(私服)が「LOVE FOREVER」の文字と共に。
このゲーム流川ではなく仙道を愛している模様。
他にもシルエットのみの仙道とか載ってました。
らぶふぉーえばーって何だよ!恋愛シュミレーションかよ?相手は誰だ?
あ゛あ゛あ゛と心の中で悲鳴をあげつつ、どうやら小さい字であらすじのようなものが書いてあるのが見えたので読んでみる。
……。
……。
覚悟はいいですか?
どうやらこれがスラダンの真実のようです。
簡略化して書いてみました(店の外で必死にメモ取っていたイタイ奴)。
息を吸って〜吐いて〜。



「桜木花道は幼いころ母と死別し一番背も低くいじめられていて、しかし母の愛を知らない彼はしだいに暴力で解決することを覚え、小学生のころにはすでに175cmありバスケやってる大学生と喧嘩したときもすげえ速度とか爆発力で、ジュニアチームに入って訓練を受け、そんで17歳のとき才能が開花し、一人で33点挙げるなどの活躍でチームは59対115で大敗するものの全国に名を轟かし、しかし、十八歳のとき、唯一の肉親の父が病気で危篤になり、駆け付けようとした花道は、通りを挟んだところでブレーキの調子のおかしくなった車にはねられ、父親の入院している病院に運ばれようとするが既に遅く、内臓大量出血で死ぬ」
らしいです。
そんなバカな。
ここまで捏造されるともはや言葉もなくなる。
いやいやいや、父親もう死んでるし、とか一人で33点ってどっからでてきたんだよとか母親とは死別か…とか。すべてに対してありすぎてもはや。とりあえず合っていたのは、身長が189.2cmだったこと…くらいか。


ちなみに補足すると花道は1968年生まれだそうです。いいのか…それで…。


ちなみにもっと詳しく訳したものもあります。次の行から反転させてどうぞ。いかなる心の傷を負われても責任はとりませんので夜露死苦。見たくない人は見ないようにお願いします。私の貧相な語学力によるので間違っている可能性も多々あります。



 1968年に生まれた桜木花道は、元々は日本の普通の労働者の家庭の子供だった。幼いときに母親を失った花道は、小さい頃はまだ身長の高さは体現しておらず、それどころか彼は同じ年頃の子供の中で最も背が低かった。その頃彼は常にいじめられていたが、母親の愛を欠いていた花道は、次第に暴力で問題を解決することを覚えていった。
 花道が12歳のとき、彼の身長は目を見張るほどで、175cmもあり、殴り合いの喧嘩をする中で鍛えた身体はいっそう強く丈夫になった。あるとき、東京国立体育大学の前を通ったとき、その大学のバスケをする学生と衝突が起こり、花道はその喧嘩の中で俊敏さ、スピード、爆発力をバスケチームの監督に見出され、少年チームで訓練を受けることになった。
 花道が17歳のとき、彼のバスケの天賦の才はとうとう顕現する。何の変哲もないバスケの練習試合のとき、身長が既に189.2cmに到達していた花道は、上手い選手がたくさんいる中少しも彼らを恐れず、大活躍をし、自分より10cm以上も高い相手に対しても花道は退くどころか逆に闘志を燃え立たせ、一人で33得点をあげた。チームは最終的に59:115の大差で負けてしまうが、花道は全国にその名を知らしめ、「最も有望なバスケ少年」と称された。
 しかし運命は人を玩ぶ。桜木花道がきわめてはやいスピードで成長していたとき、東京から父親が危篤だという報せがもたらされた。父親は花道の唯一の肉親なので、彼は旅装をととのえ東京への道を引き返した。しかしこの道程は、まさしく桜木花道の一切を葬り去ったのである……。
 東京で花道はバスから降り、大通りを渡ろうとした。昭和医院は向かいに着いたのだ。しかし、まさに大通りを渡り終えようとしたとき、一台の猛スピードで走ってきた車が、ブレーキの調子がおかしくなったために桜木花道を撥ねたのだ。鉄骨のような身体ではあるけれども、しかし、この衝撃は砲弾の威力とだいたい同じで、花道はただちに地面に倒れ動かなくなった。通行人がすぐに彼を昭和医院に運び込もうとした。しかしすべては遅かった。手術室に運び込まれる前に桜木花道は内臓の大量出血によって死亡した。年齢はわずか18歳だった。
 漫画家井上雄彦は「スラムダンク」の漫画を元にスラムダンクのゲームを作った。




そこらの同人誌顔負けの設定で突っ走ってます突っ走ってますよこのゲーム!ソースが何なのか非常に気になります。ドラ〇もんが植物状態ののび〇の夢だとかいう説と同じくらいの得体の知れない説得力を持っているようで「違う違う!」と過剰に否定したくなってしまう。花道は18歳で死なないよ!
しかし一体中身はどんなものだったのか気になります。どんなだ…。そして裏面に書かれていた以上の内容があるのか「歴史の中の真実」コーナー。どんな捏造だ知りたい。








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