名雪「どんどんぱふぱふー♪」
祐一「名雪、なんかキャラ違うぞ…。それはさておき、アブソリュートゼロメンバー紹介そのAは予告どおり…、」
真琴「あたしこと、沢渡真琴よぅ!」
名雪「とはいっても、実は真琴の経歴ってわかってないことが多いんだよね…。」
真琴「仕方ないわよぅ、真琴キオクソーシツなんだもん。」
祐一「さらっと言うな…。でもまあ、簡単に言ってしまうとそうなんだよな。あるときふらっとうちを訪ねてきたんだが、理由もいわずいきなり俺に襲い掛かって来たんだ。しかもやけに強かったから取り押さえるのも骨だったしな…でもって、やっと取り押さえて事情を聞いてみたら…。」
真琴「あっはっは!真琴は実は記憶喪失で、何故か祐一に対する敵意だけ覚えてたのよぅ!…(ぼこっ)いたっ!?」
祐一「威張っていうこっちゃねーだろーが…。でもって、俺のそばにいれば何か思い出すかも、という秋子さんの助言もあって、アブソリュート・ゼロに所属してるが、未だに思い出す形跡はねえ。」
真琴「事ある毎に祐一がぽかぽか殴るから思い出せなくなってんでしょーが!」
名雪「まあまあ…でも、最初はお城の中の手入れとかやってもらおうと思ったんだけど、真琴、何気に私たちに匹敵するくらいの戦力になることがわかって、真琴の希望もあってメンバーになったの。」
真琴「四六時中城の中にいるよりマシよぅ。」
祐一「まー、それだけの理由でちゃんと戦力として働いてるのは驚くところだな。ちなみにコイツ、クラスとしてはレンジャーなんだが…。」
名雪「この子、何故だか判らないけど、わたしたちも見たことがないオーパーツであるスプリング銃を持っててね、真琴自身も使い方には精通してるんだよ。」
祐一「これも、記憶失う前のことに関係あるかどうかは知らんがな…でもって、意外と頭は良いみたいで、秋子さんから火薬の調合法教わったら自分でアレンジできるまでになりやがった。」
真琴「意外だけ余計よぅ…でも、調合によっていろんな用途に使えるから面白いわ。」
名雪「だよねえ、真琴の得意技は癇癪玉の発射だけど、何故かこの機構で連射できるってのも驚きだね。」
祐一「だよなー、コイツの必殺技、地上掃射の時なんて何発打ってるか判らん。」
真琴「気合よ気合!」
祐一「はいはい…で、銃もそうだがもう一つ、コイツの力の源がある。」
名雪「ものみの丘、のことだね。」
祐一「ああ、『無限の空』『メグメル』と並ぶ、この世界に近しい異界の一つだ。そこには守護者と呼ばれるものが棲んでいるらしく、真琴となにやら関連があるらしい。」
名雪「たまに、トランス状態になって狐火出したり、身体を輝きに包んで攻撃するということもあるし。」
真琴「んー…真琴そのあたりは良くわからないのよぅ、意識がもーろーとなって気がついたら終わってるし…。」
祐一「真琴、そんなに悩むな。」
真琴「え…祐一?」
祐一「真剣に悩みすぎると、知恵熱出る…あだっ!」
真琴「失礼なこと言わないでよぅ!」
名雪「このあたりは、ものみの丘自体判ってないことが多いからね、天野さんの研究待ちかな…?」
祐一「そういえば…ひょっとしてアレもこの丘の力が作用してるのかな?」
真琴「なになに、アンリミテッド・ファイアーワークスのこと?」
名雪「うん、考えてみるととんでもないよね、後ろの空間から無数の打ち上げ花火を呼び出して敵にぶつける、真琴の超必殺技なんだけど、花火の一発一発がデーモンも一撃で打ち落とせる威力だなんて。」
真琴「あはは!真琴にもよくわかんない!…(ぽかっ)あだっ!」
祐一「そこで威張るなっての…ともあれ、真琴はこのくらい。次はまだ未定だが、暇なら待っててやってくれ。」
名雪&真琴『ばいばーい!』
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