さて、着きますた楽器店
しっかし小さい店だなここは、ドンキの圧縮陳列でも真似たか?
「さてユウちゃん、確かリコーダーしかやったこと無いのよね!!?」
昌姉ぇの声が大きいのは店の中でハピマテ大音量でかかってると脳内妄想してくだちい
「え!!? 聞こえない」
ユウタンよぉ、いくらハピマテ明日菜の声がデカイからって耳塞ぐな
昌姉ぇ仕方がなくユウの耳のそばでさっきのセリフを叫ぶ
「そうだけど!!?」
「ピアノは出来ないの!!?」
「あんなの無理!!」
耳を近づけて大音量で叫ぶ女二人(心は女も換算)
すっかり蚊帳の外ですな真と淳一、暇持てあましてギターとか見てるよ
「ちょっとマコちゃん!!! ユウちゃんにギター選んであげなさいよ!!!」
昌姉ぇに首ねっこ掴まれて無駄な抵抗をする真、目的忘れてます
「るっせぇなぁ!!
いつユウがギターになったんだよ!!?」
あ、真まだ顔赤い。ギター見ながら顔隠してやがったか
「ほら、ユウちゃんの手を見てごらんなさい」
うわ、ユウの指長っ!! これで良く男だって言って生きてこれたな
ある意味スゲーヤツ
「わかったよ
で、どんなんがいいんだ!?」
再び顔が赤く染まってくる真はユウから目をそらすために横を向く
まったく、どうしたんだ今日の真は。カナーリキョドっててよ
今までユウの方見るだけでキョドってみたり目を背けたりなんてことして