「ハイハイわろすわろす・・・・・っと。」
俺は本日も2ちゃんねるの巡回という高貴な嗜みを満喫中である。
最近は夏厨という勉強もしないであれよあれよとクソスレを立てる
季節限定の基地外も多少はナリを潜め、穏やかにパソコンにかじりつけるってモンだ。
ピンポーン!!
玄関のチャイムが鳴る。それはマウスがエロパロをダブルクリックする直前だった。
「ハイハーイ。・・・・チクショーいい所で邪魔しやがって・・・。」
これで訪問販売なら首根っこ摑まえて投げ飛ばしてやる。
玄関に着きドアをあける。誰か確認しないのは面倒がくさいからである。
「こんにちは〜。」
「なんだ有紀・・・えhwふぇいヴwfgくぃう!!!!」
俺はわが目を疑った・・・・有紀が・・・有紀が・・・・
セーラー服を着ている!!!!!
「どうコレ?似合うかな〜?」
「・・・・どうしたの?その格好?」
「僕だって女の子だよ。・・・たまにはこういうのも・・・」
有紀はほんのりと頬を染めて俺を見つめた。
「似合わない?」
「・・・・・フォ・・・」
「フォ?」
「フォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーウ!!」
俺は感極まった。まさか有紀のセーラー服姿を拝めるなんて・・・生きてて良かった!!!
「ど・・どうしたの?なんでハードゲイ?」
「違う!!カプリコーン矢沢さんだ。」
「え?カプリコ・・・なにそれ?」
「そんなことはいいんだ。まぁ中に入りなさい。」
「う・・うん。お邪魔しま〜す。」
有紀を部屋の中に招き入れる。俺の頭の中では少年頭脳やオンディーが
キャンディー片手にハッスル×2していた。
「しかし、コレはまた・・・」
改めて有紀の姿を凝視する。
丈の短いスカートに黒いニーソックス・・・・モロに俺のストライクゾーンだ。
「うちの学校のだろ、コレ?」
「そうだよ。」
俺と有紀の通う学校の制服は男子がブレザーで女子がセーラー服である。しかし、有紀が
着ているセーラー服は校章や課章が付いてなかったので同じ制服でもまた違った
趣きが醸し出されていた。
「似合う。似合うぜ有紀。すっげー可愛いよ。」
これは素直な感想。襟から覗くうなじ、身体を間延びすれば覗けるであろうクビレ、
スカートから伸びニーソックスに包まれていくフ・ト・モ・モ!!!!!
すべてが俺に殺人級のパンチを喰らわせてくれる。しかも、そんな姿を
有紀がしているという現実が・・・・たまんねぇ!!
「ホントに・・・エヘヘ、狂介にそう言ってもらえてウレシイ。」
有紀は本当にうれしいのだろう、満面の笑みを浮かべた。
「しかし、何でまたそんなカッコしてんだ?」
「ホラ、僕一応卒業するまで男の子の格好するって言ったでしょ?」
「あぁ、そうだったな。」
「そうしたら制服なんてもう着る機会が無いじゃない。」
「まぁ・・・確かにな。」
”アッチ系”に進めば着ることも・・・なんて考えてしまった頭を切り替え
有紀の話を聞きなおす。
「それに・・・・」
「それに?」
「・・・・狂介に見てもらいたかったから。」
顔を赤くした有紀は、そういうと俯いてしまった。
「有紀!!」
俺は有紀を抱きしめた。ホントにも〜可愛い事言ってくれちゃって〜。
「最高だよマイハニ〜。」
「マ・マイハニーって・・」
有紀の顔がみるみるうちに真っ赤に染まっていく。
「じゃあ、俺からお礼って事で・・・」
そのまま、有紀を押し倒そうと思った、その時。
「あっ!!待って。」
有紀が俺の身体を押し返してきた。
「ん?」
「お礼を言うのは僕の方。・・たくさん褒めてもらったし。」
「有紀・・・」
「だから今日は僕が・・・・」
壁にもたれかかるように座り込んだ俺、有紀は俺の目の前に跪いて向かい合った。
「狂介・・・」
有紀はその手をそっと伸ばし、ズボン越しに俺の股間をさすった。直接ではないが
股間に感じる有紀の感触がとても気持ちいい。
「硬くなってきたね。」
「あぁ・・。」
もどかしさを感じた俺はズボンからベルトをはずし自分のモノを取り出した。
「狂介のって・・・大きい。」
「・・・しゃぶってくれ。」
「うん。」
有紀は俺のモノを手に取り、優しく包むように握った。
「はぅむ・・・」
正座した状態から俺の股間に顔をうずめ、肉棒をくわえ込む。
舌で亀頭をなめ回された瞬間、ゾクッとした快感が全身を駆け抜けていった。
「気持ちいい・・・?」
有紀は上目づかいで尋ねてきた。
「あぁ、スッゲェ気持ちいい。」
「・・・良かった。」
有紀は安堵の表情を浮かべ再び行為を再開した。
「んぅ・・・むっ・・・うぅむ・・・」
有紀は口いっぱいに俺の肉棒をくわえ込み、顔を上下させた。
有紀の口の中の熱が伝わり俺のモノを圧倒していく。
「狂介の・・・さっきより大きくなってる。」
「有紀が上手だからだ。」
「ホント?」
「あぁ。」
「じゃあ、もっと・・・」
「いや。」
「えっ?どうして?」
有紀が不安な顔を浮かべる。これで終わりとでも言われると思ったのか。
「入れたい。」
「え・・・」
「有紀の中に入りたい・・いいか?」
「あ・・うん。」
ホッとして頷く有紀。
俺は有紀を布団の上に押し倒し、スカートを捲り上げた。脱がすのもありかと思ったが
折角のセーラー服なので着たまま楽しむことにした。
「有紀、濡れてるぜ。」
「やぁぁん。そんな事言わないで・・・。」
有紀の下着は愛液にまみれ、その機能をもはや果たしてはいなかった。
「俺の咥えて感じてたんだな?」
「うぅ〜〜〜。」
「悪いことじゃないさ。有紀に感じてもらえるなんて嬉しいぜ。」
「・・・ホントに?」
「モチロン。」
先日、有紀をラブホで泣かせてしまった失敗からベソをかいた時の経験から
フォローは完璧だ。とにかく褒めて機嫌を直してもらう。これが一番だ。
「じゃあ、いくぜ。」
「狂介・・・きて。」
有紀の身体を持ち上げゆっくりと挿入する。
「あぅぅ!!」
挿入した瞬間、有紀は悩ましげな声を上げた。
「んん!!・・・・あっ!!・・」
俺が腰を使って貫いていくたびに有紀は足を絡ませ強くしがみ付いてくる。
「有紀・・・大丈夫か?」
「あぁん・・・う・・うん・・・平気・・だよ・・」
有紀は息を荒げながらも俺の動きに合わせて腰を振り始めた。
「お願い・・・もっと・・・もっときて・・・きゃぅぅ!!」
有紀の願いに答え、全力でピストン運動を行う。有紀はのたうちながらも
俺の動きに合わせ腰を動かす。
「あぁぁぁん!!・・こんなに・・なって・・・」
有紀がうわごとの様に喋りだす。
「エッチな子って・・思われちゃうよぉ・・・・嫌われちゃうよぉ・・・」
有紀の目からは涙が流れていた。
「有紀。」
有紀の頬にキスし、子供に言い聞かせるように語りかける。
「こんな事で嫌いになんてならないよ。」
「うぅん!!・・・でも・・・あん!!」
「俺の方がエッチさ。・・・有紀は可愛い、それだけ。」
「狂介・・・・・。」
有紀のしがみ付いてくる手の感触がいっそう強くなった。
「有紀・・・そろそろイクぞ。」
「うん・・・きて・・・狂介・・・きてぇぇ!!」
有紀の中が萎まる、限界に達したようだ。
それに呼応するように俺も限界に達しすべてをぶちまけた。
「汚したか?」
俺に腕枕されている有紀に尋ねる。
「大丈夫。洗濯すればいいし。」
「そうか・・・。」
「それに。」
「それに?」
「狂介にはこの服を汚してほしかったし・・・。」
「ぶっ!!ゴホッ・・・ゴホッ。」
嬉しいが何とも言えない発言をかましてくれる有紀に俺は咳き込んだ。
「何を言うんだお前は・・・ん。」
珍しく有紀から俺に口付けが来た。深く、そして強いキスだ。
「こんな僕を好きになってくれてアリガトウ。」
「自分を卑下するな。」
「愛してる・・・・ダーリン。」
「はぁーーーー・・・・・・俺もだハニ〜。」
未来の妻を抱きしめ、俺は思った。
セーラー服って恐ろしい凶器だということを・・・・・。
〜おしまい〜