導入フェイズ/惨殺シーン

GM 深夜の六分儀市。
静かな通りに気配が二つ。

あんり 一人は真面目そうな女学生。

GM もう一人は……その女学生よりも一回り幼い、フリルの少女。

あんり 女学生――あんりは膝をつき、少女に泣き縋っている。
「もうつらいの、疲れたの、ママ、ママ……」
「勉強も委員会も習い事も、こんなに頑張ったって何一つ一番になれない。怒られてばかり」
「もう嫌。怒られたくない。許して……なにもできない私をゆるして……」

GM 少女……否、魔女はやわらかに微笑み、あんりの額にキスをする。
するとあんりの身体は等身そのままにみるみる小さくなり、自分よりずっと幼い魔女を見上げる形になる。
魔女はネズミよりも小さなあんりを掬い取り、人さし指の腹で頭を撫でた。
やさしく。
母が赤子にそうするように。
よしよし、よしよしと。

あんり (……ああっ……。この人は、ママは怖くない)
(こんなに大きくて、頼もしくて、優しい。ありのままの私を認めてくれる)
(ママ……ママ、ママ、ママ……)

GM ……やがてあんりは、魔女の手のひらの上で眠りについた。


導入フェイズ/導入シーン(いつか、開花)

GM 季節は夏。
7月の半ば。女学生の諸君はお分かりであろう、期末テスト三日前。
先ほどのあんりは、詩玲音ちゃんの同級生ということで。
開花先生といつかちゃんのシーン。

生徒 「先生さようなら」 と、女学生の皆さんが礼儀正しく別れの挨拶を交わす。

GM いつかちゃんは本日日直なので、ちょっとだけ残ってもらいます。

いつか あらら……うん、頑張ろう

開花 期末テストかぁ

GM 生徒の皆さんは図書室へ自習に行ったり、塾へ行ったり、真っ直ぐ帰ったり。

いつか 「よいっしょ……っと」夏だから、帰る前にお花のお水を換えて……黒板も消して……

GM この時期には流石に部活はやってない。

開花 「さようなら。寄り道しないようにね」テスト前ですし。と、皆を見送って……
私は……日直の人がやってる間って先生何をするのかしら

いつか (日誌の自由欄、いつも書く事思いつかないよ……)

開花 じゃあ……そうだな、名簿とかを纏めて、さて職員室に……
と、動こうとしたところで家鴨さんが手間取ってるのに気が付いて
なるほど、残ってる人は他にも結構いそうなのね

いつか 難しい顔をして日誌に取り組んでいます

GM うん、テスト前だからがんばりやさんがちらほらいることにしましょう。

いつか (イラストでごまかしちゃおうかな)

開花 じゃあ、家鴨さんも勉強してるのかしら……と思ったらまだ日誌を書いていた
「家鴨さん、何か悩んでるの?ずっと日誌を……」と、覗き込む

いつか 「あっ」恥ずかしそうに手で隠します。けれど、小さいアヒルだかカモだか良く分からない鳥のようなマスコットのイラストは、まったく隠し切れていない。
「先生……えっと、自由欄が」

開花 「……あー」目を逸らして「……まあ、特に思いつかないなら、今日は……その……そういうのでいいわ」

いつか 「はい!」にっこり

開花 「それより、テスト勉強があるでしょうし。まあ、家鴨さんにはあまり心配していないけれど……」

いつか (おわったー! 早く帰って今日も配信……)

GM では、日誌がかき終わったタイミングで……
扉からひょこりと顔を出す女の子がいます。その子は隣の組の生徒で、いつかちゃんのお友だちでもあります。

せら 名前は、地球坂 星蘭(てらさか せら)ちゃんといいます。
あ、目は見えてます。

開花 あら?
迎えに来たのかしら

いつか 「え? あ……いえ、そんな。私なんて……しっかり勉強しなきゃ」
といったところで、星蘭ちゃんに気付こうかな
「あ、セラちゃん!」

せら 「おつかれさまですー」 片手をふりふりして、教室に入って……ちょっとあたりを気にしつつ近寄ります。
いつかちゃんの隣に立ちつつ、視線は竜胆先生のほうへ。
「あの、竜胆先生、ちょっといいですか? 帰る前に、すこし相談したいことがあるのです……」

開花 「地球坂さん?ああ、家鴨さんなら今……」と思ったら、あら、私ね

いつか 「うん、ありがとう……?」挨拶返ししながら、セラちゃんの様子を伺う

開花 「ええ、どうぞ。ここで大丈夫?」テストについてかしら

せら 頷く。なにやら困った表情。「実は……あ、いつかちゃんも、もう知ってるとは思うのですけど……」

いつか まごまごします。ここにいてもいいのかな? という感じで
知ってる?

せら うん、セラたち生徒はもう知っている、困ったことなのです。

いつか じゃあ、あの事かな、という勝手に納得した顔をします
なるほど・・・って

せら 「セラの担任の先生……山崎先生のことなのです」

開花 山崎先生……名前的に狩人じゃない人ね

GM セラの話によると、担任の山崎れな先生……あ、「先生の」れな というんですけど。

開花 な、なるほど?

GM ここ二回ほどずっと自習を言い渡してだらだらしているのだそうです。
本来ならちゃらんぽらんに見せかけて楽しく授業してくれるし、テスト前に生徒を放置するような先生ではない。

開花 む……それは……陽気な人ではあるけれど、生徒に対しては真摯なはず……
私も何度か相談を受けてもらってたわ。まだ新任だし

せら 「でも、ママやパパに話すと、先生が厳しい罰をうけてしまいそうで……」

開花 「うーん……そうねぇ」生徒にも好かれてるのねぇ

GM みんな先生に懐いていた分、怒りや苛立ちよりも戸惑いのほうが大きい様子。

開花 「分かったわ。私からも話を聞いてみましょう」

いつか 「そういえば、うちのクラスの授業のときも……どこか、遠くを見ている感じでした」

開花 担任として長く見てるから……というわけでもなく、ずっとだらだらしてるのね……私は思った

せら 頷きます。「よろしくおねがいします。山崎先生……何事もなかったらいいのですけど……」

開花 れな先生は、これまでも婚活が失敗しても授業にはいつも通りに取り組んでいた人……
そして帰りに泣いていた人……もしかしたらこれまでの積み重ねがあったのかしら……

せら 先生に設定がどんどん生えていく……

GM ここで二人は、狩人の勘を以て、魔女の仕業かもしれないと考えてよいでしょう。
特定の魔女の存在は、魔女狩人と言えども数人しか感じられないという便利な設定があるのである。

開花 大体魔女の仕業だものね

いつか (もしかして……)

開花 (……山崎先生の事は心配だけれど……もしかしたら……)ちょっと表情が強張る


導入フェイズ/導入シーン(詩玲音、里奈)

GM 一方、高校の校舎。詩玲音ちゃんの教室ですね。

詩玲音 ハーイ

GM 里奈ちゃんのほうはですね。「純潔騎士団」のほうで、噂を聞きつけたわけです。
ここ最近、『家に帰らない』生徒が増えている。
学校にはきているんですけれど、家に帰らない。不思議なことに、親御さんたちはそれを心配しない。
そして……その中の一人が、この一年の教室にいる神埼あんり。

あんり この子は、詩玲音ちゃんともある程度交流があります。真面目で人がよく、勉強とかよく教えてくれる。
そのあんりが……期末テスト前になってもさっぱり勉強しない。
とっとと教科書を纏めて出て行ってしまうのだ。

GM そして、今日も……。

あんり 「……じゃあ、また明日ね。詩玲音ちゃん」

詩玲音 「うん、また明日!」手を振って見送るんですけど……
その背中が見えなくなった後に小さくため息をつく。

あんり 振り返りもせず、『今日の授業のポイント!(かわいい絵文字)』も見せず、ドアを開く。

詩玲音 「あんまり考えたくなかったけど、そろそろ現実を直視しないとッスねぇ……」

里奈 それを見ているシレネちゃんに、
「キミ、あの子の友達?」

詩玲音 あっ音もなく背中に立ってる人だ
「そうなんスよ~。……センパイもなにか感じるところありますか?」 具体的に何とは言わず

里奈 「最近、家に帰っていない子が増えてるんだよね。校門で数えてたんだけど、やっぱりその噂ホントみたい」

詩玲音 「……非行がトレンドなんスかね!」 わざとらしく笑って

里奈 「わかってるでしょう?」一歩前にでて、あんりちゃんの方に行く感じで

あんり 当然、彼女のゆく先に『原因』があることでしょう。

詩玲音 「ボクらがやらなきゃダメッスかねぇ……」
不承不承と言った感じで続きます。

里奈 「気づいてしまったら、もう逃げられない。そうでしょう?」

詩玲音 「他にも頼りになりそうな人が《気づいて》るといいッスねぇ」やれやれのポーズ

里奈 あんりちゃんを尾行します。


導入フェイズ/集合シーン

GM あの後、いつかちゃんと開花先生、あとセラちゃんは……

れな 校門を出るれな先生を目撃します。

開花 明らかにヤバい顔してるわ!

れな ふらふら~っと、上の空のまま街のほうへ。

詩玲音 いい感じの粉でも嗅いだんすかねぇ……

いつか イヤな予感がする……竜胆先生が狩人って事も知らないので、ついていきます
今日の配信は中止かな……

開花 「……あれは、確かに尋常じゃなさそうね」

せら 「はい……」

開花 ……先生としては二人は帰したい所だけど……でも、一応二人も狩人なのよね?私は狩人じゃないけど(強調)

せら せらは狩人……というわけではないのです。情報収集担当みたいな。
中等部で狩人になるというのは、相当な腕が必要なのです。

開花 じゃあ、二人にはついてきてもらっても大丈夫ね
「……」ちらっと二人の顔を見て

いつか 「何か嫌な感じ……私も、一緒に行きます。セラちゃんは……」大丈夫?

せら 「セラは……」 うーんと悩んで 「もしこれが、セラの手に負えないものの仕業だったら、足手まといですから……」
「たぶん、お留守番しておいたほうがいいですね」

いつか 「うん……でも、足手まといなんかじゃないからね。セラちゃんは私にはできない、セラちゃんにしかできない事があるもん」
6と6をだすとか

せら 「ありがとうなのです。もし、必要なことがあったらLINEで呼んでほしいのです!」
twitterでリプしてくれてもいいのです!反応するのです!

いつか こくっと頷く。スマホを片手に

せら では、セラは大人しく家に帰るのです。役目は果たしたのです。

開花 「もしも私達の手にも負えなければ、その時は頼みましょう」他の先生方に知らせてくれるとか
「……じゃあ、家鴨さんは私から離れないようにね。ごめんなさいね、忙しい時期なのに手伝ってもらって」

いつか 「はい」でも、なんとなく自分が今回『選ばれてる』のは分かっちゃうんだよね
「いえ……大丈夫です。深縁女学院生の本分ですから」
「それから、その……竜胆先生、は狩人ではないんですよね。もしものときは、よろしくおねがいします」伝達とか

開花 「……(間)……ええ。でも、あなたも無理はしないように」

いつか 「はい!」

GM 二人がれな先生を追い、また二人があんりを追い……、……、……。
そろそろ日が沈みそうな頃合。北六分儀商店街の広い場所に出ます。
東側からいつかと開花、西側から詩玲音と里奈がやってくる。
れなとあんりは、互いのことを意識しているのかしていないのか、同じ足取りで北の通りへ。

いつか じゃあ、反対方向からやってくる二人に気付いて「あっ」という顔を

開花 れな先生に視線を向けていた私も、それに釣られて向きましょう

詩玲音 おやおや~?

里奈 「あっ、竜胆先生。こんにちは」

いつか 三ヶ月先輩は有名なんでしょうね、きっと。兎洞先輩もなにかと有名だったり?

詩玲音 「奇遇っすねぇ。……ショッピングの最中、ってわけじゃなさそうっすけど」

開花 「こんにちは。そろそろ日が沈む時間よ?二人は……いえ」ちら、と、山崎先生と神崎さんの方に顔を向けて
「……あなた達なら、目的は同じかしら?」狩人で有名な二人だもの
あの人たちを追ってるのね?という顔よ

里奈 「もちろん、深縁女学院の生徒として」

いつか 「高等部の三ヶ月先輩と兎洞先輩! やっぱり……魔女の仕業なんですね」

詩玲音 「みたいなんすよねぇ~、困ったことに」

里奈 「それが真実か照らしに行きましょう。何事もなかったらそれが一番なんだけれどね」

詩玲音 「センパイは頼もしいなぁ~」

いつか 「はい……あ! 私、中等部の家鴨いつかです。今回はよろしくお願いします!」

里奈 「よろしく、いつかちゃん。一緒に頑張りましょうね」

いつか ぺこりとお辞儀。

開花 「……大人としては情けない話だけど……これで幾らか心強くなったわね」
頼りにしてるわね。……じゃ、行きましょうか。見失っちゃいそう

詩玲音 歓談しにきたわけじゃないっすからね!

いつか はい!

GM では、改めて後を追うとしましょう。しばし商店街を北へ。
……北へ行くほど、人が多くなっていく。先ほどの二人と同じように、どこか恍惚とした足取りの人々。

詩玲音 「集団トリップ……」

いつか 「こんなに、たくさん。誰も、不自然だと思わないなんて……」

GM それは老人だったり、サラリーマンだったり、小学生だったり……実に様々。全員、ある一点へと向かってるようです。

詩玲音 「そういやいつかちゃんは魔女相手にしたことはあるっすか?」

いつか 「えっと、その……一回だけ……」
動画にしたときの
スマホのムービーモードはスタンバイしてるよ

詩玲音 「経験者なら心強いっすね。頼りにさせてもらうっすよ~へっへっへ」後輩を頼りにする高校生

GM 商店街を抜けた先に、天使をモチーフとした噴水の広場にたどり着きます。

開花 「三ヶ月さんも経験者だったかしら。いざという時は頼りになりそうね。……あっ」

GM 噴水を取り囲む人々。その中央にいるのは……
ふわふわの髪に、ふりふりのレース。
ふんわりおだやかな顔つきの女の子。その手には小さな地球の模型(?)を抱えている。

魔女 女の子……"魔女"は、あたりの人々を見渡し、そして……
「ママですよぉ♥」

いつか ママーー!

詩玲音 早いよ!

GM 魔女がそう言って両手を広げると、老若男女問わず、そこにいた何人何十人の人々が熱狂し、無我夢中で魔女へと走っていく。

人々 「ママ!ママぁ!」「ママ~~~~!!」「うえーんママ、まってたよぉ~~!!」

詩玲音 ゲリラライブかな?

あんり その中にはあんりやれなの姿も。

GM 魔女といえど少女の体躯。このままなら押し潰されてぺしゃんこになってしまう……はずだが……
魔女との距離が縮まるごとに、人々が『小さく』なっていく。
比喩ではなく、物理的に。

開花 「……」息を呑む

GM 等身はそのままに、本来の身長の3/4、2/3、1/2……魔女のもとに辿りつく頃には、手のひらの上に乗るほど小さくなっていた。

いつか 一瞬あっけにとられて……ふと我にかえります

GM 魔女の足元に、小さな人形の群れがしがみつき、泣きわめいている。

いつか 「はっ……いけない、竜胆先生!」 先生の事は一般人だと思っているので

魔女 「よちよち、よーちよち……」
魔女はそれらを掬い上げると……丁寧に一人ずつつまみ、脇に抱えていたちいさな地球に放り込んでいく。

GM その姿、その手口……知っている人がいますね。

開花 あの笑顔、あの声……あれは……

GM もうがんばらなくていいんだよ。大丈夫だよ。愛しているよ。一番キラキラしたい?
それなら、他の人をみ~んな『ないない』しちゃえばいいよね。

詩玲音 (エンジョイしやがって……)

開花 私は、小さくなっていく人々ではなく、あの魔女の姿にくぎ付けになっていた。

魔女 そんな風にして、かつての開花先生を背徳に染め、そして今、人々を堕落させている魔女の名は……
【魔女/惑星のママ(テール・メール)】

開花 「あれは……テール・メール……」無意識に呟いた感じで
「……どうして、また、あなたが……」

いつか (あ……あれ?) じゃあ、横で困惑してます

詩玲音 「知ってるんすか」雷電!

魔女 その声に反応し、魔女術の効かない四人の魔女狩人に目を向けます。

いつか 「せ、先生……大丈夫なんですか? それに……」兎洞先輩のほうを見て頷く

里奈 「あれが……事件の原因の魔女……!」緊張を隠すように、無理して微笑を保つ。

開花 「あの子は、私の…… ……」はっ 三ヶ月さんの言葉で気を取り直し
「……そ……れ、より、こちらの様子は、もうバレているみたい……よ」

いつか まだ隠そうとしてる!

詩玲音 「ひぃ~こっち見た」 センパイの後ろに隠れる
センパイやっちゃってくださいよぉ~

里奈 「キミも狩人でしょ、しゃんとしなさい」

ママ ママは地球を抱えたままふわりと浮かぶ。そうして背を向け、あなたがた四人を誘うようにして都市の闇へ消えていきますよ。
"一緒においで" ……そう言ったように感じたことでしょう。

詩玲音 へへっセンパイにビビって逃げていきましたよアイツ!

里奈 「魔女が逃げる! 追いかけましょう!」松明に着火しながら

いつか 「は……はい!」

里奈 「竜胆先生は……後ろに!」

詩玲音 「はぁ~やるしかないっすねぇ……! せめてあんりちゃんぐらいは返してもらうっす!」

GM フォロワーは、「風紀委員の」あんり。「先生の」れな。あと出しそびれたやつ

すやぴ 「ゴマフアザラシの」すやぴ

いつか なんで?

里奈 「はっ……?」
なんかいる

詩玲音 陸やぞ

開花 ゴマちゃんじゃないの!

すやぴ すや……

いつか え、あれも倒すんですか?

開花 「逃げる……それは…… ……いえ。ええ」首を振り、改めて気を取り直し

GM 一行はこうして、魔女テール・メールを追うことになります。関係と、導入タイプを選択してね。

里奈 CHOICE[いつか,しれね] → いつか

いつか 三ヶ月先輩!

里奈 関係はいつかちゃんで、導入タイプは関係にしまーす。

いつか え、実は前から知られてた感じですかこれ

詩玲音 関係はリナさんに取ります(感謝)
導入タイプは挑戦で

いつか 関係どうしよう……

開花 どうしよう……

里奈 関係属性は愛情で……

いつか えーと、 兎洞せんぱい→三ヶ月せんぱい→わたし
私、先生に取ったほうがよさそうかな?
じゃあ、いつも優しく見守ってくれている先生に感謝しています

開花 ありがとう。じゃあ、私の導入は防衛で
防衛ハードにするわ

いつか 導入タイプは……

開花 じゃあ、私は兎洞さんに感情を持ちましょう。なんか、その……別の意味で心配で……

詩玲音 強気ですねえセンセ!
別の意味ってなんすか!

開花 なんか、二人とは””別の意味””で足を踏み外しそうで……心配……

いつか やっぱり防衛かなぁ

開花 あと、私も一応家系的にはエリート寄りだからね。家柄に幸福を持ってる子は心配になるの

いつか 他思いつかないや
防衛ノーマル!