GM 元の世界に戻った時点で、朝。期末テスト当日――!
開花 無理ですから!教頭ーーー!!校長ーーー!!
いつか 完全に徹夜明けの状態。むしろハイ
詩玲音 サプリメントいります?
いつか 遠慮しておきます……(どうせパインアメとかパルプだし)
GM
はい、もちろん今回の事件のことは学園に報告。
多くの生徒に被害が及んでいたことが明らかになり、テストは一週間先延ばしとなりました。夏休みもその分延びます。
詩玲音 やった~っす
開花 ほっ……でも、取り返すのもなかなか大変そうね……
いつか よ、よかったぁ……え? 夏休み……
GM 夏休みの終わりも延びるので、大丈夫!
いつか 得した気分……?
GM ……ですが……魔女の事件は魔法でなんでもかんでも元通り、というわけではありません。
詩玲音 なんでしょうねえ~
GM 今回、深い怠惰の念に蝕まれた人々の心が完全に戻るかどうかは別のお話。
開花 相談してねって起こした子にも言ったし、ちゃんと皆のケアをしないと……
里奈 補習しないとだねえ
開花 魔女が居る限りこの悲しみが繰り返されるのよ
詩玲音 ボクはカンニングの手段を手に入れたっす
いつか あっ、そういうのはいけませんよ先輩!
GM
では、個別にエピローグを流していきましょう。
GM
あんりちゃんは、自主退学という形になり、学園の計らいによりさんくちゅありの助力を得ます。
親御さんにはさんくちゅありから説明するとして、理解ある施設で匿おう……というところで……
あんり 「……あの……」 詩玲音ちゃんの掌の上で、あんりちゃん、もごもごしている。詩玲音ちゃんの意志を伺う様子。
詩玲音
どうしたんすか?
掌を持ち上げて内緒話の体勢に
あんり
「私……私ね……」
「今までみたいに、詩玲音ちゃんのこと……ううん、あんなの、助けてるとも言えなかったんだろうけど……」勉強を教えていた頃の話ね。
詩玲音 うんうん
あんり 「少しでも、助けられるようにがんばるから……お願い……」
詩玲音 エッ……
あんり 「知らない施設にはいきたくない……」
GM 詩玲音ちゃんの支配下にあることを望みます。
詩玲音 「あんりちゃん……わがままっすよねぇ……」ためいき
あんり 「自分でも勝手だってわかってる。今更許してなんてひどい話だけど……」 ぼろぼろと泣いている。
詩玲音 すぐ泣く~~~
あんり 「私もう、こんな生き方しかできないの」
詩玲音
重い
溜息をもう一度吐いて……
GM どうするかな?とさんくちゅありの人が伺ってるかんじで
詩玲音 さんくちゅありの人にこっちで面倒を見れないかと申し出ます
GM
それには、さんくちゅありの人も了承します。
知らないところで生活するのも苦しかろう、ということで。
詩玲音 「本当にこれでよかったんすかねえ」
あんり 縮こまっている。「……うん」 で、頷く。
詩玲音 「ボク生き物の世話とかしたことないんすよね~」
あんり
「いきもの……」 早速人権が失われていく様を感じます。
出来る限りのことは一人で……でもネズミぐらいしかないから……
詩玲音 「……ボクの言うことちゃんと聞けますか? やっぱりイヤとかナシっすからね」
あんり 「うん。言うこと聞く……もう誰かについていったりもしない……」 ぐすぐすしながら了承する。
詩玲音 まだ泣いてる~
あんり 優等生としてガマンしていた分、泣きやすくなってしまいました。
詩玲音
「本当に大丈夫っすかねぇ~」
「本当に言うこと聞けるかどうか、テストしてみましょうか」と言って、かがみ込んであんりちゃんを足元に置きます
あんり
「えっ?えっ……」
驚き戸惑う。
詩玲音
姿勢を戻して見下ろします。
「じゃあ、キスしてください」
幻のあんりちゃんはやってくれたっすよ。
ローファーを少しだけ近づけます。
あんり びくびくしながら、影を作っているその大きな人を見上げ、怯えて目を逸らし、また見上げ……
詩玲音 微笑んでいます。
あんり
「あっ……」 この大きさでは、ローファーまでも距離があるんですね。てってっと駆け出して、震えた手でそれに触れる。
(大きい。私、こんなにちっぽけになっちゃった。詩玲音ちゃんの顔も見えない……)
目を瞑り……
ローファーの先にそっと口付けます。それがこの大きさで確かめられたかどうかは分かりませんが。
詩玲音 それを暫く見守ったあと、再びかがんで手に乗せましょう
あんり どきどきどきどき。緊張で強張っている。それは恐怖か、はたまた別の何かか。
詩玲音
「……いい子」 指で頭を撫でます
「大丈夫。もうしませんよ。……いやっすよね? こんなこと」
あんり
指で頭に触れた瞬間、びくりとしますが……その笑顔が確認できて、緊張が和らぎます。へたりこんだ、といっていいくらい。
「……ううん……詩玲音ちゃんが……詩玲音ちゃんが、望むなら……」
素直に受け入れ、暫しの間撫でられます。
詩玲音
「…………。早く戻るといっすね。」 まだボクに正気があるうちに。
「ワッフルでも食べましょうか。新しい暮らしを祝って」
あんりちゃんをポケットに隠して去りましょう。
GM では、あんりちゃんは大人しくポケットで丸まります。
詩玲音 魔女許せねえ!
いつか
先輩と一緒のシーンがあるなら、そうします
あ、単体でちょっとやっても良いなら……
私は、あのとき撮った戦闘シーンを『またまた魔女に遭遇しちゃった!?』というタイトルでアップロードして再生数を見ながらニコニコしています。
あ、あのあと先生にも口止めをお願いしました。
GM 『ヒナちゃんかわいい!』『新しい魔法少女がいる!?』『ママ……』 再生数はどんどん伸び、コメントも沢山ついている。
いつか ママに惹かれちゃだめ! 私だけを見て!
里奈 『かわいい』『実質天使』
詩玲音 『この帽子の子かわいくない?』
いつか 「あ、今日もコメントありがとうございまーす」(動画を流しながら実況もしている)
里奈 『CD出して』
開花 私はネットには疎いから見てないんだけど、セラちゃんに見せられてびっくりしたわ
せら みんな頑張ってるのです~ セラもドネートするのです
詩玲音 あんりちゃんと一緒に見よう
あんり モロに小人のままで真っ赤になったり真っ青になったり
開花 一瞬本気で削除依頼を考えたわ
里奈 『尊い』
いつか
「支援ありがとうございまーす! このお金は、ウィッチハントに使うからね!」
画面の中では、ヒナの3Dアバターがポーズをとりながら喋っている
詩玲音 (関係者のプライバシー全然配慮されてない~……)
いつか
多分三ヶ月先輩のIDとか、いつも同じ人がコメントいっぱいくれたりドネートしてくれてるのは分かってるんですよ
でも三ヶ月先輩とは気付いていない
詩玲音 (このコメントしてる中に三日月センパイがいると思うと……なんとも……)
開花 魔法少女にも、こういう世界があるのね……時代を感じるわ……
里奈 (使ったお金が興奮剤になって戻ってくるから実質タダ)
開花 躊躇が無いわ
いつか まあ、こんな感じかな! 決意を新たに、次の狩りへ挑むのだ!
里奈 2D6 → 8[3,5] → 8
いつか 何か没収されちゃったのかな?
開花 えっ、どうしたの?
里奈 2D6 → 9[3,6] → 9
GM 9 屋上いっぽ手前の踊り場。埃っぽい中で交わす会話。
里奈 「テスト、どうだった?」
いつか これ、どっちの校舎でしょうね?中等部? 高等部?
里奈 中等部で。見回りも純潔騎士の仕事よ
いつか じゃあ、先輩を見ていろんな人がざわついたりしてました
女生徒 キャーッ!純潔騎士団の三ヶ月先輩よ!
女生徒 「え? あれって純潔騎士の……」「なんで、家鴨さんと一緒に?」
女生徒 道を開けていく
いつか
私は少し気恥ずかしい思いをしながら、先輩について屋上前の踊場までやってきたのでした
テスト……バッチリだったかな? 判定!
判定:退路/2D6>=6 → 5[1,4] → 5 → 失敗
あっ
「あの……えっと……」
「……ダメでした」はぁ~~~
里奈 「ふふ、まあ、しかたがないね」
いつか (動画の編集に時間かかっちゃったなんて言えないよ……)
里奈 (動画、凝ってたもんなー)
いつか 「先輩みたいな、立派な魔女狩人になるって決めたのに……うぅ……」
里奈 「テストは毎回結果が出ちゃうけど、学力はいつだって取り戻せるからね」
いつか 「頑張ります……」
里奈 「なにより、今回の事件は本当に、よく頑張った」
いつか 「えへへ……」
里奈 「多少成績が落ちても、大目に見てもらえるさ、きっと」
いつか
先輩に褒められると、嬉しい。心がぽっぽする
「えへへぇ、そうですよね……って、ダメです! 先輩、甘やかしちゃ!」
「私、甘えちゃいますから!」
里奈 「そうかな。じゃあ……テストの解き直しでもしようか。忘れないうちに。私でいいなら見るけど」
いつか 「えっ! 先輩が勉強、見てくれるんですか!?」
里奈
「まあ、先生みたいにはできないけどね。暇なら、図書館……いや、おしゃべりできないな」
「近くの喫茶店にでも行こうか。先輩狩人として、ちゃんとアフターフォローもしないとね」
里奈もよく先輩に見てもらった時期があったのだ
いつか
「はい! 私、とっても暇です! 是非、お願いします!」
暇すぎて死にそうです!
語彙のない誇張
里奈 「それじゃ、20分後に校門で」
いつか
「はい!」慌てて駆け出そうとして……おっと、廊下は走らない走らない
(そういえば先輩はテスト大丈夫だったのかな……って、聞くまでもないよね!)
という感じでいつかは去りますよ
里奈 (やっぱりいつかちゃんはめっっちゃかわいいな!!!)
開花 私か……
GM れな先生は しょうきにもどった!
開花 地球坂さんに頼まれてたし、山崎先生が気になって……戻ってたわ
せら 「ばっちしなのです」
れな
「お騒がせしましたぁ~!」 頭をかく
……といっても、今回の記憶が消えるわけじゃあないのよね。色々知っちゃった。
開花
「はぁ……まあ、今回の騒動は魔女が原因ですからね。自制心なんかでどうにかなるものではありませんし……」
「……ところで、どこまで覚えてますか?」
どこまで?
れな
「えー……うーん……?どこまでって……どこまでかなぁ~……?」
目が泳いでいる。
開花
「なるほど」 肩に手を置く ちょっと珍しい笑顔
「山崎先生、久しぶりに飲みに行きましょうか。じっくり話したいことがあるでしょう?」
れな
おや、おやおや~~……?なんで笑顔なのかなぁ~~~?
「い、いや!ちゃんと削除した!削除したよ!?」
せら 「?」
開花 「あんなことがあったし、ちょっと後遺症が残ってないか気になって……」ははは 地球坂さんにはひらひらと手を振って
せら ばいばーい、なのです~。
れな 「ご、強引~~~!」
開花
「……人の記憶には残ってますからね。”後遺症”が気になるんですよ、私は」山崎先生の耳元で、平坦な小声
ばいば~い
というわけで、山崎先生に厳重な口封じと……まあ、それはそれとして、あの事件の分のケアもね
で、しばらく飲んで……帰り道、山崎先生がぐでんぐでんに酔った後
れな ほんまゆるしへ……ぐでぇ……
開花
ぐったりしてるのを持って帰りつつ……私はそもそもあまりお酒は頂かないので、もっぱらジュースとか飲んでました
「全く……」はぁ、とため息を吐き。でも、まあ、とにかく事件は終わった
片手で担ぎつつ、もう片手でポケットを探る。あの時に採った小瓶の一つを持ち上げ、月に透かす
GM 小瓶の中の塵は、オーロラ色に煌いている。
開花
「魔女の遺物、その残り香、”かわいいもの”……か……」実家では、こんな風に保存された遺物がいくつもあった 暫く眺めた後、ポケットにしまう
「夢は、終わりよ」目を閉じ、少し微笑んで、歩き出す
もう変身することは無いでしょう。これが最後……でも、そうして、改めて考えると……
地球坂さんに見せられた動画が、ちらっと頭に過って 顎に手を当てる
「…………ギリギリいけてたんじゃない?」
れな 「いけてたいけてた」 起きた。
開花
「……げっ!?」
慌てて落としそうになる
れな 「ぐえっ!支えてぇ~~しぬ~~~しんじゃう~~~」
開花
「い、いきなり声をかけるからでしょうが!……っていうか、聞いてたんですか……」
よっこいせ
れな
「まあま、それはいいんだよ」 大分調子も戻ってきたようで、月を見上げる。
「今回の件、いろいろ思うことはあったよね」
開花 「……ええ、まあ、それは」
れな
「開花センセはもちろんのことだけど、あたしら大人ってさぁ……この齢になってカレシも頼れる人もいないじゃん」
「だからかね……魅入られちゃったのは」
開花
「そうですね。……歳をとればとるほど、現実が嫌になる」
「子供の頃は、もっと輝いて見えていたはずなのに。……あれは幻想だったのか、こんなものが、本当の世界だったのか……と」
れな
「夢見てセンセになったのに、今じゃ苦しいことばかり。残業しぃのカレシはできねぇの」
いや……カレシの話はよそう。
開花 自傷はやめましょう
里奈 彼女じゃだめなんですか?
れな いやぁ……筋肉質なイケメンが好きだから……
開花 いつもその話をし始めた瞬間にアルコールの摂取スピードが上がってるんですから
れな
「魔女の肩持ってるわけじゃないし、別に洗脳もされてないって前置きして言うね」
「あたしはね、あの魔女の言い分の少しくらいは、心に留めておいたほうがいいよねって思うんだ」
開花
「言い分ね。どの辺りですか?」
話をしながらも、担いで帰路を歩いています タクシーでもいいんですが、まあ、先生の家近いので
れな
「休めるときに休んだほうがいいってこと。それに、タダで愛してくれる何かがいたってとこもかな」
「センセはもう魔法少女なんてこりごりだ、なんて思ってるかもしんないけどさ」
「あの魔女のことを忘れないでいられるなら、もう少しだけ前に進めるんじゃない?」
開花
「ふむ」では、また空いてる片手を動かす 担いでる山崎先生が若干揺れる
ポケットの小瓶に触れ……そこから指を動かし、コンパクトの方を取り出す
「忘れるつもりはありませんよ」
「友達でしたから。忘れられるのなら、きっと、この街へ戻っては来なかったでしょう」
「…………でも、その上で、全ては終わったことです。懐かしく、美しく、失敗と後悔の……優しい思い出」
「そこに帰ることは、願ったって出来はしない。出来るのは、浸ることだけ」
コンパクトをしまう
れな
「……ハハ、お節介だったかもねぇ。このお節介は趣味だから、適当に頷いてやって」
「それならきっと、センセもまだまだやれるよ。というか、やらざるを得ないときはきっとまたくる」
開花 「そうでしょうか……ああ、いえ」素直に頷く
れな
「ふふふ」
「魔法少女は皆の希望の光……次回の放送も楽しみにしてるからね」 そしてまたぐでっとなる。
開花 「か、勝手な事を っと、っと」
れな
グオオーーーー……グオーーー……
寝てる。
開花
……あと少しなのに!!両手でしっかり持ち上げて運ぼう
「希望の光、か」あの戦いで見た、生徒とその中の魔法少女の姿が頭を過る
「少なくとも、もう逃げないように努めますよ」
「……まあ、今度があれば、ね」苦笑
GM
経験点:モンスターに勝利した(5点)
幸福をひとつでも破壊された(3点)
そして、それぞれの導入達成でいろいろ!
レベル2には経験値10、3は経験値25が必要です。
詩玲音 挑戦クリアしたし10点ゲット
いつか 私は5点と2点で7点です!
開花 5点と4点で9点です
里奈 5と3!
開花 魔法少女形態は解かれた!
GM 諸々はおわったかな?ではでは……
ママ (ママの持っていた小さな地球がころころと中央まで転がり、小さくなって消える)
GM ベビィベッド ~おしまい~
みんな おつかれさまでした!