『OBの』日野子
「井上日野子だ。これまでのあらすじを説明しよう」
「キミたちは、文化祭前日をループさせていた魔女、慈しむ者を無事倒した。
全員目標を達成して、しかもほとんど無傷だ。素晴らしい成果だ。おめでとう」
「ボクこと井上日野子は、里奈の1つ上の先輩で純潔騎士だった。だがボクは亡霊だった。
慈しむ者に解放されたことで、お暇させてもらったのだけれども」
「とりあえず事件は一件落着——
と言いたいところだが、残念ながらそうはいかないようだよ」
後夜祭の花火が上がる中、未檻くんに与えられたスマホが鳴ります。
未檻 俺様の!ピンクと水色のラメラメなスマホ
支部長
「未檻か。先刻、時空の歪みが解消されるのを観測した。どうやら上手くやったようで、感謝する」
「だが……まだその学院内に巨大なエネルギー体が残っている。魔女かもしれない。
引き続き、作戦の継続を命じたい。その正体の確認、そして必要があれば無力化してくれたまえ」
GM ということで、引き続き魔女を狩ることになりました。しかし疲れていたので、あなたがたは朝になるまで休むことにしました。
未檻 「なんかまだ魔女がいるかもだってよ」 とお伝えして、D7指定のホテルに泊まることに。
朋美 家に帰って、朝早くに~……
いつか
一度、里奈先輩の家に帰って次の日普通に登校ですね。文化祭もあるので……
忙しすぎて頭がパニックになりそう
GM
翌朝。学校は文化祭です。今日は校内公開日で、学校の生徒しかいません。九時半から開催で、それまでのあいだ当日の準備です。
昨日帰らなかった子や、朝早くから来てる子もいて、すでに慌ただしい様子です。一見魔女の支配を受けているようには見えません。
未檻 俺様疲れちゃったから誰かに呼び出されるまでずっと寝てるかもしんない。すやぁ……
朋美 ではお迎えに行きましょう 遅刻しますわよ~
未檻 むにゃむにゃ……はっ
いつか 文化祭に魔女探し。やっぱり今日は里奈先輩と一緒に回ったりできないかな……
GM 里奈は呼んだらでますよ
未檻 集合集合~。
朋美 学生鞄に人形を入れて、昨日の通り少し地味な格好で登校ですわ
未檻 食パンはみはみしながらでてくる。また着崩してる。
詩玲音 ふつーに出ます
GM
里奈は魔女がいるらしいということで警戒を強めますが、おそらく自分含め他の純潔騎士たちも手伝えないだろうなと察します。
手伝えることは手伝えるけど、君達4人に託したよ、とか言ってました。昨晩。
未檻 システム上仕方ないんだよな
いつか 「はい。私たちで、必ずなんとかします」 とかなんとか
GM
~校門~
文化祭の看板があるのと、モニュメントがもう色々と飾られてる。
巨大なねこちゃんとかありますね。
いつか 『若さ』『縁』みたいなテーマの謎オブジェクトたちが並んでいる
未檻
「すげー!なんだこのでっけえの、撮っとこう」
モニュメントにでくわす度に、組織のスマホで撮ります
詩玲音 「文化祭をぶっ壊す魔女とかだったら協力してやってもいいんすけどね~」どうでもよさそう
朋美 「今日が本番でしたっけ……こうして見ると、やっぱり昨日とは違いますわ~」
いつか 「そうですね……もし暇があったら、見て回っても楽しいと思いますよ。お祭りですから」
GM
今日は校内公開日なので、生徒だけですね。
ぱっと見は何もおかしいところはないです。
未檻
「魔女はまだいないっぽいし、適当に遊……いや、偵察。偵察してえなぁ~」
配布されたプログラムを見ている
朋美 「油断は出来ませんが、そうですわね。まだ魔女の手がかりも無いわけですし……」
詩玲音 「そのうち兆候を現すんじゃないすか? あいつら自己顕示欲強いし」
いつか 「そうですね。それまで私たちに出来る事はやっぱり遊……見張りと巡回ぐらいでしょうか」
GM
見回りをしますか?
>はい いいえ
未檻 「この焼きイカ屋があやしいぜ」はい!
朋美 「なるほど……」昨日のたこ焼きみたいなのを思い浮かべる
いつか 「あ、時間になったら私一回抜けますね。お店番の担当があるので」
未檻 「あとで偵察にいくぞ」
詩玲音 「あーボクもっす。ちなみに偵察には来なくていいです」
朋美 「そういえば…… はい、お伺いしますね」しますね
詩玲音 しないで
未檻 「執事喫茶……」
いつか
「みんなで行きましょう」
里奈先輩も余裕がありそうなら誘ってみんなで
詩玲音 (勘弁してほしいのハンドサイン)
GM
そんなかんじでうろうろしているとですね。
校内の生徒に、動く人形が混じっています。
いつか はい。はい?
詩玲音 しれっと混ざるな
GM
何人かの生徒が、人形になっていますね。
でも、普通の生徒のように振る舞ってる
詩玲音 「あれも出し物っすかね?」
朋美 …… ……!?
未檻 「そんなのあったか?」
朋美 「……え?そ、そうなのですか……?文化祭ってそういうもの……?」
いつか 「いえ、これは……」
未檻 球体間接ストッキングでもねえな
詩玲音 ロボットレストランではなさそうだな
GM
質感と、球体関節と、あと喋ってるんだけど、顔が動かないです。目は動く。
他の生徒は、それになんも違和感を感じていないというか、気づいていないですね。
未檻 「もうちょっと回りたかったんだけどな……」 当たりだなぁ
いつか 「本当だったみたいですね。まだ、魔女が学院内に……それに、この人形ってもしかして」
未檻 「ああ……」
GM あと……あきらかに、その人形のモデルとなったと思わしき、そっくりな生徒も普通にいます。
詩玲音 「……入れ替わってるわけではないんすかね」
いつか 二人が顔合わせたら消滅するとかしませんよね?
GM しませんね。
いつか よかった、ドッペルじゃなかった
朋美 「昨日の魔女がまだ……それとも、近しい何かが……」
未檻
「……そういえば、あの"慈しむ者"の持ってた人形……」
「何時の間にか消えてたんだよな。あん時は、魔女が消えたせいだと思って放っておいたけど」
いつか 「……」
GM
いつかと詩玲音は自分のクラスをみるとハッキリしますが……その人形もいるせいで、明らかに人の数が多い。
増えてます。
詩玲音 そりゃそうだ
いつか ごったがえしてます
詩玲音 一体何がこの魔女の欲望なんだ……!?
朋美 「毎度のことですが、と、特に異様な光景ですわね……」若干引き
未檻 何かおかしい!って気づいてみんなに連絡をいれるんだ!よりにもよって、っていうタイミングで!
いつか 「慈しむ者は確かに消滅したはずです。そう考えると……もしかして、あの人形も?」 じゃあ仕事中だったのでメイド服
GM あなた方は、文化祭のお仕事などをしながら、調査をします。
いつか 「ごめんね。魔女、出ちゃったから……」みたいな感じで友達に仕事を引き継いでメイド服着たまま飛び出してきました
詩玲音 あ~魔女が出ちゃったな~これじゃ執事喫茶はできないな~やりたくてしょうがなかったのにな~
朋美 一刻も早く終わらせましょうね!!
GM 見覚えのある生徒が、見覚えのある生徒……の人形と、腕を組んで歩いていますね。
いつか むむ?
詩玲音 どういうことだ 説明しろ苗木
中等部の先輩 中等部の先輩……が、いつかちゃんの人形と歩いています。
未檻 なんで?
中等部の先輩 あの。
詩玲音 あれ?
朋美 この人が人形なのでは?
詩玲音 ねとられか?
いつか 「え、えぇ!?」
中等部の先輩 なんかこう、仲良く喋ってる風ですね。
未檻 人形といつかちゃんを見比べる
いつか 「あれって私の……? それにあの人は……」
朋美 「あちらの方は……お知合いですか?」
いつか
「はい、一応……」解せぬ
昨日は結局ガン無視しちゃったんだよね……
未檻 「ウワキか?」
いつか 「違いますよ!?」
中等部の先輩 準備も終わり、文化祭を一緒に回ろうね、的なムードです。
詩玲音 「これも魔女の仕業……?」
いつか 「そもそも、あの人とは殆ど面識もないというか……むしろ、その、あまり良く思われてないみたいで……」
詩玲音
スワッピングの魔女か……?
それとも同じコマに入ってたから付き合ってるよねの魔女か……?
未檻 クソマイナーCPの魔女か……
朋美 それ背徳で困るの自分だけですよね?
GM ちょうど、中等部の先輩は、中庭から来たみたいですね。
いつか 「うぅ、あっちも気になるけど……」
朋美 「む、むむむ……?色々とよく分かりませんが……」
GM
中庭には、昨日までなかったはずの、お化け屋敷が出来てます。
暗幕で仕切られて、中が見えない。
いつか
「え? あんなのありませんでしたよね……」
窓から見えるのかな
未檻 「むむ」
朋美 「パンフレットにも……」
GM
で、そこから出てくる生徒が、一緒に人形と手を繋いでいますね。
他の生徒のうわさ話が聞こえてきて、どうやら、好きなこと一緒になれるお化け屋敷だって噂されています。
あくまでも噂ですが。
詩玲音 えっじゃあ中等部の先輩は……
GM パンフレットには、なんか、お化け屋敷、とだけあります。
朋美 あ、書いてあった
GM
団体は、有志団体、とだけですね。
で、次に……見覚えのある縦ロールが出てきますね。
詩玲音 えっ?
未檻 誰と?ねえ?
朋美 おや?
茅乃 見覚えのある縦ロールは……なんか誰とも一緒にいないように見えますね
詩玲音
ほっ
えっ?
いつか よく見てみましょうか
未檻 「あいつは……」
茅乃 なんか持ってますね。
詩玲音 ……
朋美 「おや……?」
未檻 あいつ退学になったんじゃなかったのかよ
茅乃 ピンクの帽子を被った人形を持ってて、それを指でつついたりしてる。
詩玲音 えっ?
未檻 想定の三倍やべえ
詩玲音 裏の裏の裏をかくなよ!
朋美 あの帽子のデザインは……?
いつか 「えーっと、あの人は確か……」
詩玲音 「ボク早退していいっすか?」
いつか だめですよ
茅乃 お化け屋敷、入りますか?
未檻 「いかんいかん」 入る入る!
いつか 「いかにも、ですね。入ってみましょうか」
詩玲音 入らなきゃダメっすか?
朋美 「魔女か、あるいはその力による何かがあるか……」頷きましょう
詩玲音 ヤダ!! 入りたくない!!
いつか 「兎洞先輩! 何してるんですか?」
未檻 「俺様たちが入るとどうなるんだろ?」 詩玲音の首根っこを掴んで引き連れましょう
詩玲音 「ヤダー!!!!!!」(マルシルの顔)
詩玲音 マジで~~~????
あんり 「オバケ屋敷……!」 きらきら
詩玲音 イヤ……!! 好きな人がいるってことにされてしまうのがイヤ……!!! 絶対めんどくさいことになるッス……!!!
いつか 「とにかく、ここが魔女の住処なのは間違いありません。皆さん、気を引き締めましょう……!」
未檻 「おうとも!」
詩玲音 襟元に青酸カリ忍ばせておけばよかったっす!
朋美 「ええ……」
GM では……
いつか 拷問具を抱えて入っていきます!
GM
暗幕をくぐると、わりと、普通に怖いお化け屋敷になっていますね。
暗い。ちなみに入り口に人はいません。
未檻 受付いなかったな……
詩玲音
「素直に入るより火攻めとかのほうがよくなかったっすか?」
最近ゴブリンスレイヤーってアニメで見たんすけど……
いつか 「中に他の生徒たちもいるんですよ!?」
詩玲音 「戦いに犠牲は必要っす」
いつか 「そ、そんな」
未檻 退学になるぞ
GM 冷たい風が出てきたり、怖い感じの音がしたり、します。うめき声とか。
朋美 「まあまあ、冗談はさておき……あっ、ま、魔女の声!?」
詩玲音 「茶番設備かと思ったら案外ちゃんと作ってありますね」
いつか
「なんだか本格的ですね……これも魔女が?」
ちょっとこわい
GM で、ですね。先頭を歩いていた人は誰ですか?
詩玲音 えっ?誰?
未檻 はーーーーい!!!歩く!!!!!!
詩玲音 はい
未檻 ずんどこどっこいしょ!!!
詩玲音 かわいいね
朋美 後ろについていました かわいいですね~
いつか じゃあ、その後ろぐらいで
未檻 うおー!(歩く)ぎゃー!(戻ってくる)
詩玲音 じゃあ殿で
いつか (ドラクエ3のフィールドのテーマ)
GM
では、未檻くんは、暗幕だらけの通路で、何かが手を掴むのに気づきます。
冷たい、無機質な手触り。
未檻 「はっ ぎゃーー!」
詩玲音 「魔女!?」
朋美 「ひゃぁっ!?」声でびっくり
いつか 「ふえぇ!?」 絶叫の恐怖判定に失敗
未檻 なんだこいつは!
GM 引っ張り出します?
未檻
うっ
「うおお、俺様は負けない!」引っ張り出します
詩玲音 (△とか○とかのボタンが画面に出てくる)
未檻 ○○○○○○○○○○
いつか △のところでMiss Miss Miss
GM そうすると、ずるっ、っと、出てきますね。
朋美 「な、なにが……」なんでしょう
詩玲音 特派員が見たものとは!?
ピュアエンゼル というわけで、お姉ちゃんの人形がでてきました。
詩玲音 ウワー
いつか ウワー!
未檻
キャンセル
「あ あっ?」
ピュアエンゼル
でもでもですね、どうも魔力がこもっていないのかなんなのか……完全にただの人形ですね。
未檻くんにそのままもたれかかってくる。
いつか 口を手で覆う
未檻
「姉っ!?えっ!!?」
「姉の……これ……人形……? 人形、だよ、な……?」 驚き戸惑いながらも見抜きはする!
ピュアエンゼル そのまま出口に向かうのが順路ですが。
朋美 「…………えっ」一瞬固まって「……み、未檻さん!」 よ、横から人形を掴みましょう どける
詩玲音
「……害はなさそうっすね、見たトコ」
やだよ!
殿でよかった
未檻 「…………お、おぉ……ぉ……」 よくわからない声
いつか 「人、形……? そっか、人形……こうやって、みんなの人形を?」
朋美 引き離して……
いつか 「でも、どうしてこんな……」
GM 暗幕の向こうからは、何もないですね。
詩玲音 「趣味が悪いっすね。知ってましたけど」
朋美 「……これも魔女の仕業ですか。……なんという邪悪な……!」
GM 後ろで生徒がつかえてきた。
詩玲音 「……ここに居ても何もなさそうっすね。行きましょうか」
未檻
「……お、俺様の心を弄びやがって!許せ……あ、おう、いこう」 つっかえてる
人形は……わきに置いておこう!
GM 暗幕の中に突入してもいいですよ。
詩玲音
え~
どうする~~~?
見たくない
未檻 いこうよ 肝試しだよ
朋美 許せません!行きましょう!
いつか ええ!
詩玲音 はい
GM 突入しなくてもいいですよ。
詩玲音 やだなぁ……史上最悪にやだ
いつか 「お客さんたち! すみませんが、オバケ屋敷はここまでです!」
未檻 「俺様たちが謎を突き止めてやるぞ!」
GM うしろの生徒は、えっ、えっ、って動揺している。
いつか 純潔騎士見習いですからね。
詩玲音 「そっすね」
あんり え、おばけやしき……
生徒
「えっ、あの子純潔騎士じゃん」
「ちぇ、は~い」
いつか 「純潔騎士見習いとして、このオバケ屋敷を封鎖します! 申し訳ありませんが、お引取りください!」
生徒 と、渋々従って帰って行きますね。
いつか ふぅ。
詩玲音 これで心置きなく火を放てますね
朋美 「おお……おかげでいけそうです。今のうちに急ぎましょう」
GM 放ってもいいですよ。
未檻 全員炎上スタートはだめだ。いこう。
いつか 「先輩たち! これで戦いになっても大丈夫です!」
詩玲音 シャドウゲイトみたいな愚かな死に方になるところだった
いつか あ、今はお二人も先輩なので
詩玲音 そうですね
未檻 うむ せんぱいだぞ
GM では好きなタイミングで突入してね。
詩玲音 イクゾー
いつか 行きましょう!
GM 暗幕を開くと、そこには……
茅乃 「はぁー、また私たちの邪魔をするつもりですの?」
中等部の先輩 じっとあなた方を見ている中等部の先輩。
詩玲音 なんか言う前に殴りたいです
未檻 いいよ
詩玲音 じゃあ茅野の顔面をグーで殴ります
いつか 「う、兎洞先輩!?」
詩玲音 「すみません、反射的に」
朋美 「あ、あなた は…… あ」素直に驚こうとしてたので呆気にとられる
強く儚い者たち
茅野は喋ってる途中で殴られました。
というわけで、魔女です。
【魔女/強く儚い者たち(ラ・ピエタ)】
未檻 そっち!!!
強く儚い者たち
魔女の抱えていた人形が、宙に浮いていますね。
こっちで~す。
未檻 「やっぱりアレが魔女だったかよ……!」
いつか 「魔女……! ここで討伐します!」
詩玲音 「邪魔もなにも一体こいつらは何が目的なんすかねぇ」
茅乃 「そうはさせませんわ!」頬を抑えて地面に座り込みながら。
いつか タフですね、城ケ崎元先輩
朋美 「あなたは何時ぞやの……まだあきらめていなかったのですね……」
詩玲音 「ナマモノは諦めてドール道に入ったんスか?」
茅乃 「? なんのことかしら?」
詩玲音 「えっ?」
いつか 「……」一緒に悪堕ちした仲間でもあるから微妙になんとも言えない
未檻 「なんかよくわかんねーけど、とっととぶっ飛ばそうぜ」
詩玲音 ドールだってわかってないなら本当にこいつ何がしたいんだ?
茅乃
「私はこの、本物の——ちゃんを守るために、戦うんですわ!」
——ちゃんは聞き取れない。
詩玲音 えっ?
未檻 なんて?
茅乃 「偽物には負けませんわ!」
詩玲音
すみません今のもう一回
誰?
茅乃 びしっと指を指す
詩玲音 偽物って誰?
茅乃 まあ、詩玲音さんですけど……
詩玲音 「…………………………は?」
未檻 「……これもウワキか?」
朋美 「ど、どうなんでしょう……あ、ええと、そういえば先程の……」
詩玲音 「かわいそうに……魔女に精神を歪められて……」
いつか 「状況を整理すると……」
中等部の先輩 中等部の先輩は、松明を振りかざして、攻撃してきます。
詩玲音 はい
いつか 「みんなは、人形のほうを『本物』……その元になった人を『偽者』と思い込まされているって事でしょうか」
未檻 「なるほどな……」
いつか 「その攻撃を見るのはもう3度目です!」
中等部の先輩
「やああああッ!」
里奈モデルの松明ですね。
詩玲音
「それからしかも好きでもない相手を好きにさせられてるっぽいっす! 許せないっす!」
そういうことにしたいっす!
中等部の先輩 魔女は、ぬっ、っって消えます。
いつか
「……あれ、それならこの人は……え?」
私の人形って、います?
中等部の先輩
いますね。
後ろに守ってますね。
いつか 「……あれ?」
詩玲音 「深く考えると魔女の思う壺っす!」
朋美 「…… ……あっ、気を取られている隙に……魔女が!」
詩玲音 「何も考えないで目をつぶって戦うっす!!」
いつか 「!」
中等部の先輩
中等部の先輩の松明の火が、暗幕に燃え移り、
お化け屋敷が燃え始めますね。
いつか 燃えたーーーー!
未檻 「ぎゃーーーー!!」
詩玲音 セルフ火攻め!
いつか 「ひとまず脱出しましょう!」
茅乃 「なんてことを!」ゆるせない!
詩玲音 「さらば! 忌まわしき思い出立ち!」
未檻 「脱出、脱出ーー!!」 朋美をわきに抱えて走ります
詩玲音 こんなところで火を使うなっす!
茅乃 避けなかったら燃えなかったので……?
朋美 「こ、このままで……はっ! あ りがとうございます~」若干抱えられ慣れて、ドップラー効果を残しつつ
GM というわけで、脱出しますよね。
いつか しますよ(しないと死ぬので)
詩玲音 しました
未檻 するもん!
詩玲音 「これが魔女の最後か……」
GM あなた方が出ると、もはやお化け屋敷の跡形はなく、魔女もいません。
詩玲音 今回の魔女も強敵でしたね
いつか 焼け落ちる敵のアジトをバックにエンディングテーマが
詩玲音 切ない感じのブルースでも流そう
未檻 声の出演とか流れていく
詩玲音 And you
朋美 始まったとこですから
GM というわけで、導入フェイズはこんなところです。