導入フェイズ/惨殺シーン

GM 夜――強く儚い者たちが討伐された、すぐ後

茅乃 「……はぁ、はぁ……」
「た、大変なことに…… ……あ、あれ……」

GM 咄嗟に逃げたせいで、人気も無い夜の六分儀市を当てどもなく走っていた茅乃でしたが……
突如、ふらりと体がよろめいて、壁によりかかります

茅乃 「……目が……う……体が、おかしいですわ……」

GM どうも、片目……そして、他の部分部分も人形化が継続している模様
魔女の力がなくなったせいで、それもただのパーツになってしまい……
そのままバランスを崩した茅乃は、ぐらりと倒れ込みます

茅乃 「……どうして…… どうして、いつもいつも……上手く行かないの……」

GM そうして、涙がこぼれ始めた茅乃――ですが

——— 「……あら?こんな所で、どうしたの?」

茅乃 「……な、なんですの……なんでもありませんわ……!」

GM 現れた女性の手を払いのけようとした茅乃ですが……人形化したほうだったので、力が入りません

——— 「これは……あら、あらあら大変!?」
女性は茅乃を抱き留めて、体を眺めます。そして、目をじっと見る
「そう……ええと、そう。これは魔女の力で…………怖かったでしょう。安心して」
「治すことは出来ないけれど……お姉ちゃん、お裁縫も得意だから!気にならないように、お洋服を作ってあげる」

茅乃 「ま、魔女……?あなた、一体……」はて、と事態がつかめない茅乃ですが……
しかし、差し伸べられた手には不思議と抵抗はなく

——— 「さあ、行きましょう?お姉ちゃん、頑張るからね」
「もう、辛い思いも……寂しい思いも、させないわ」

GM そうして、女性は茅乃の手を引いて、連れ立ってどこかへ……

GM 導入の種類を決めて置いてもよいですよ~

未檻 俺様競争がいいの!相手はいつかで!

詩玲音 挑戦(ハード)

いつか 窮乏で、この電磁警策(拷問具)をポイします。

里奈 育成にしますー


導入フェイズ/導入シーン(未檻)

未檻 俺様か!?

GM えーと、そうですね……ハロウィンくらいにしましょうか。前回から一ヵ月くらい
前回から、未檻くんは週に二時間の外出許可を貰っているのですが……

未檻 カレンダー買って、檻の中で二時間の日を待ち続けている生活

GM 最近外出してる時、朋美は新しく寺にやってきたいつかちゃんの話を結構します
実際多いかはさておき……なんだかちょっと取られた気分

未檻 なんだよ~ッ、また!またいつかの話か!(おこ)
思い出しては檻のベッドで枕をぽかぽかしてる。檻の中でうるさい
「このままでは、朋美はいつかのものになっちゃうんじゃないか……!?俺様負けないぞ!」

朋美 今は大変な時期のようですし…… ほわんほわんほわん

未檻 (じたばたじたばた)

GM と、まあそんな感じだったのですが……
そんな君を見兼ねて、朋美は一計を案じていました。曰く……

朋美 「そうだ!未檻さん、遊園地って行ったことありますか?」
「先日、この六分儀のガイドブックを眺めていて……見つけたのです!遊園地を!」ばばんっ

未檻 「遊園地?六分儀市に遊園地なんてあるのか!」
世間知らずの未檻たちはわからんのだね、きっと

朋美 「そう。わたくしも知らなかったのですが…… ここから近いようですし」
「一度に多く遊ぶのは難しいかもしれませんが、遊ぶ……ええと、あとらくしょんを決めておけば、何度も楽しめるのではないでしょうか」

未檻 「へー!じゃあ、次の二時間の日にいってみる?いってみるっ?」

朋美 「ええ、よろしければそうしましょう!」

GM ……と、そのような感じ

未檻 ワクワク

D7職員 そこで、D7職員がやってきますよ

未檻 帰っていいぞ

D7職員 「D7C-194。時間だ、いつもの迎えが来たぞ」
というわけで、朋美が来たので出しに来ました。え、帰っていいの?

未檻 だめーーー!!

D7職員 じゃあ大人しくついてこい。……と、そんなこんなで

GM 檻から出された未檻くんは、そのまま朋美と合流して楽しみにしていた遊園地に向かいます。わくわく

未檻 じゃあ着替えよう!メイクアップ!(※顔絵を変更した)

GM かわいい~~~~

未檻 おこづかいで買った私服だぞ 外へいく機会が増えたから

朋美 わ、わたくしも服を用意しておくべきでした……

未檻 「朋美~~~~!!世界一似合うだろっ?これ!」

朋美 「おお……暖かそう!よくお似合いですわ!」

未檻 「うむ!朋美も服を買うといいぞ。俺様見繕ってやるから」

朋美 「言われてみると、わたくし、替えの服を持っていなくて……」
「よ、よろしければまた、お願いしましょうかっ」

未檻 「まかせろ!俺様のセンスで朋美にピッタリの服を選んでやるぜ」 じゃ、いこうか!

GM そんなわけで、遊園地に辿り着いた二人!

未檻 わーーーい!

GM そこは、リウメワールドという名前の遊園地。魔法使いをテーマにした、ファンタジー重点な遊園地です
名前はリトルウィッチメイプルワールドの略。オーナーの名前が楓(メイプル)さんだからですね

未檻 パンフレットみていい?みていい??

GM そう、パンフレットを見ると、このようなアトラクションが目に入ります!写真もある!

未檻 「うおおおおっ!!いっぱいある!乗り物とかある!レストランも!」

朋美 「あの大きなのがジェットコースターというものですわね!わぁ~」

GM キャストも魔法使いとかの格好してますね。そして……どうも、世間は今ハロウィン!

未檻 「うお、あちこち魔法使いもいる……写真とるぞ!」
あまりにもわくわくしすぎて、朋美を抱えてキャストのほうへ走っていったりする

GM 普段より魔法使い感がマシマシだったり、仮装した人達もいたり……

朋美 「わ、わっ!……ふふ、来てよかったですわねぇ」

未檻 「うむ!」

GM ……そうして、未檻君は勢いよく駆けだしたのですが……一瞬、何か違和感を覚えます
体の中……自分の魂のどこかに、語り掛けるような、不思議な感覚。温かく、しかしどこか澱んだ……
それは、君がこれまで何度か感じた、魔女の気配に相違ないでしょう

未檻 「……ん……?」

朋美 「……未檻さん?どうかしましたか?」

GM しかし、朋美はまったく気が付いていない様子

未檻 「…………」 うーん。
判定:伝える/2D6>=8 → 5[2,3] → 5 → 失敗
「……なんでもない、気のせいみたいだ」 話を逸らします
気づかないっていうことは、そういうことなんだろう。話さなくていい。と失敗よりの考え方。

朋美 「そうですか。それなら…… あっ、お、重かったら言ってくださいねっ」

未檻 「全然!お箸よりも軽いぞ!」 自然と力が強くなってしまう。
お箸よりも重いものは持てないが、朋美はお箸より軽い

朋美 「おっとっと……ふふ、ありがとうございます。……あっ、列が空きましたよ!」

未檻 「いこういこう!ジェットコースターだ!」
……
(大丈夫だぞ、朋美。俺様一人でもへっちゃらだ)


導入フェイズ/導入シーン(里奈)

GM あれから一ヵ月、どうしてました?家にいた?

里奈 里奈はいつかちゃんが出て行って、三日ほど学校を休んだのち、それからは普通に登校していますね。

GM ふむふむ。頑張っていた……

里奈 以前よりずっとトレーニングに励むようになり、レベルもあがりました。新しい技とか覚えた。

GM では、そんな風に修行を積んでいた先輩ですが……

開花 「……ん、いたわね。三ヶ月さん、少しいいかしら?」

里奈 「はい、大丈夫です。何でしょうか」
グラウンドで松明を振り回してたので、汗をかいています。

開花 「あまり根は詰め過ぎないようにね。……さておき、先程ある筋から学院に依頼があってね」

里奈 「依頼……魔女ですか?」 燃やしますか?

開花 「ええ。経験を積んだ狩人が呼ばれているのと……それと、いつも通り”人を選ぶ”戦いだから」
「依頼主の方もお越しだから、よければ、直接話を伺ってもらおうかと思うのだけど……」

里奈 「わかりました。すぐに参ります。5分後に……職員室でしょうか」

開花 「良かった、場所は応接室の方ね」

里奈 「承知しました」汗などを拭いたりして行きましょう

GM では、応接室に向かうと……そこには、結構おとしをめしたお婆さんが待っていました
質の良い服やその気品から、なかなかお偉いさんの様子……ですが、感じの良いおばあちゃんといった表情でもあります

お婆さん 「あら……あなたが、学院の選んでくれた狩人さん?」

里奈 「こんにちは。純潔騎士、三ヶ月里奈です」

お婆さん 「頼もしそうな狩人さんね。私は大山 楓。よろしくね」

GM さて……この名前を聞けば里奈先輩は分かるのですが
この人は、結構大きなレジャー会社の企業者にして先々代のオーナーです

里奈 「えっ、あなたが……あの、メイプルさんですか?」

「うふふ、おばあちゃんが名乗るのは恥ずかしいけれど。そうよ」

里奈 そういえば遊園地で見たことあるような気がしなくもない。
「小さい頃はよく遊ばせてもらいました。本日は、どのようなご用件でしょうか」

開花 「そこは、少しだけ私から話しましょう。今回の依頼、元々は他の組織が魔女の反応を見つけたのが始まりだったのだけれど……」
「その現場である遊園地……リウメワールドの経営陣にも連絡が行ったの」
この街である程度大きな企業は、狩人の事を知っている人もいるからね
「その時に……あの遊園地で事件が起きたのなら、と、大山さんの方から協力を申し出てくれて……」

里奈 「遊園地……人が集まる場所ですから、早急な対処が必要ですね」

「ええ。お客様に被害を出すわけにはいかないし……リウメワールドにとっても、もう、最後の時間だから……」

里奈 「最後?」

「……時代の流れでね。経営にもあまり良い貢献はできてないみたいで……孫の代になってすぐに、閉園が決まっていたのよ」
「だから……最後まで、愛されたままで終わらせてあげたいの」寂しそうな顔で、ふふ、と微笑みます

里奈 「そうですか……」確かに最近は行っていなかったし、ちょっと出ればもっと大きな遊園地もある
「ええ、その気持ちは、わかります。私でよければ、是非お手伝いさせていただきたく思います」

「ありがとう、そう言っていただけると嬉しいわ」 では、手を取って、お願いします

開花 「……ちなみに、今回の依頼。受けてもらう生徒にも無報酬と言うのは、と……」
と、ガイドをさっ 豪華温泉宿のページです
「依頼通りに納めてくれれば、同系列のこちらの宿の宿泊チケットでも、という話もあったりするわけよ」
ちなみに二人用、二泊三日です

里奈 「温泉……ペア……」 里奈の脳内には一瞬で色々なものがよぎりました。

開花 「……私からあんまり言うのはなんだけど……そういう所でゆっくり話してみるのも、いいんじゃないかしら?」
教師がその、交友に言うのはどうかと思うけど、ね?流石に放っておけないし……

里奈 「純潔騎士の活動は、本来無償の行いであるべきですが……まあ……」まあまあまあ……
「ご負担でなければ、そうですね。ご厚意にあずからせていただきましょう」

「ええ。このくらいしかご用意できなくて、こちらとしては悪いくらいなのだけれど」
「改めて、お願いしますわね」ゆったりとお辞儀をします おねがいねぇ

里奈 別にお金的にも、温泉宿に行こうと思えばいくらでもいけるのだけれど、誘うきっかけにはなるな、と思いました。
里奈も深々と礼をして、いくらかの挨拶をしてから立ち去ります。

そろそろ下校の時間なので、そのまま下校します。
帰り道のポストで立ち止まり、書いておいた手紙を出そうとして……それをしまいます。
もしかしたらすぐに会えるかも知れない、と思って、すこし早足で帰りました。


導入フェイズ/導入シーン(詩玲音)

GM では、次は詩玲音ちゃん

詩玲音 うっす(ラーメン三銃士の表情で出てくる)

GM 詩玲音ちゃんの方は……前回のように、井上家に来てます

詩玲音 ども

井上日紗子 「……と、いう話です」さっきの里奈先輩の所と同じ話を

詩玲音 「把握」

井上日紗子 「纏めると、今回の魔女はごく最近、遊園地”リウメワールド”に出没したということですね」頷きます

詩玲音 「まあいつもどおりっすよね」

井上日紗子 「そうですね。そして今回も、前回同様に件の祭具をご用意してあります」
「期待しています。よろしくお願いしますね」

GM では、そんな感じで日紗子さんは用件と遊園地のフリーパスを置いて出ていきますよ
部屋に残されるのは、詩玲音ちゃんと……あんりちゃんいる?

詩玲音 よし! シーン終わりっすね!(画面の外に逃げようとする)

あんり クソデカ感情二号がログインしました▼

詩玲音 はい

あんり 「リウメワールドだって!懐かしいなあ」

詩玲音 「行ったことあるんすか? というか行く気なんですか」

あんり 「子供の頃よく行ったよ。最近はめっきりだけど」

詩玲音 「子供……」今は子供ではなかった

あんり 「私がいると……」 うーんと考えて 「魔女の懐に待ち針を仕込むことができるよっ」

詩玲音 「これからのご活躍をお祈り申し上げております」

あんり 「祈られた……」 しなしな

詩玲音 「あんりちゃんの乗れる乗り物、プラレールとかミニ四駆ぐらいじゃないですか?」

あんり 「もしかするとサイズを合わせてくれるものがあるかもしれな……いや、魔女狩りだからそれはいいの!」

詩玲音 本当にいいの?

あんり 本当はあんまりよくないです

詩玲音 「まあ……気分だけでも味わえるかもしれませんね。遊びに行くわけじゃないですけど」

あんり 「うん、ありがとう。大丈夫、帽子の中とかでおとなしくしてるから」 あんまり離れると、それはそれで厄介なのは私も知ってるから……

詩玲音 もう経験則上わかってるんですよ。楽しげなイベントに行くとろくなことにならないって
眼鏡の小学生が出てくると殺人事件が起こるぐらいどうしようもないっす

あんり もしかして詩玲音ちゃんの行く先々で事件が起こるという法則……?

詩玲音 まあ不承不承ながら連れて行くことにしましょう
(里奈先輩やいつかちゃんと顔合わせづらい……)


導入フェイズ/導入シーン(いつか)

GM ……次の日の朝……朋美が朝早く出かけていったすぐ後、としましょうか
いつかちゃんはこれまでの一ヵ月どうしていたかな?

いつか 修行です。滝に打たれたり、読経したり
一人でお堂に篭って……でもご飯の時ぐらいは一緒に食べた方が良いと言われたので、そうしています。
仏様の教えを教わったりですね。

GM うむ。朋美や、他の僧侶達と修行や寝食を共にしたり……ストイックな日々を送っていましたね

いつか 私なりに教えを解釈して、幾らか心を落ち着けることができました。
里奈先輩に対しても、週一でお手紙を書いたり。最初はとにかく距離をとらなければと思っていたんですけど

朋美 そうした日常で受ける想いへ向き合う心を養うものですからね

いつか はい

GM こうして今日は、朝の題目や掃除……の、後
先程も言ったように、この日は朋美は朝早くからお出かけしていました。ので、朝の諸々にはいませんでしたね
この事は、一週間前には聞いていたでしょう。未檻さんを連れていく場所の相談とかもしたでしょうから

いつか 「朋美さんー……朋美さん、いらっしゃいませんか?」
じゃあ、まずは朋美さんを探して寺の中を歩いています。お経のよく分からないところを聞きたかったんです。
で、そのうちに思い出します。
「あ、そっか……海野さんとのお出かけ、今日だっけ」
「ここのところ、聞きたかったんだけど……うん、また明日にしよう」

GM では、そうして思い返しているとですね

僧侶 「おお、いつかさん。ここにおりましたか」
それなりのお歳の、先輩のお坊さんが声をかけます。少し焦った様子で、息を切らしています

いつか 「はい。何か……?」 何かいつもと様子が違うことに気づいて、問います。

僧侶 「それが……朋美さんが今日出かけていることはご存知ですよね?その、リウメワールドなのですが……」

いつか 「ええ。朋美さん、楽しんでいらっしゃると良いんですけど」
朋美さん呼びになっているのは、寺で葛巻さん呼びするとややこしいので、こちらに慣れてしまった感じです

僧侶 「それが……D7から今しがた連絡がありまして」目を伏せて
「実はなんとも間が悪い事に、そこに魔女が出没していたそうなのです」

いつか 「D7……そんな! 朋美さん、あんなに楽しみにしてたのに……」

僧侶 「残念でなりませんな…… しかしそれ以上に、お二人の身も心配です」
「ここの僧では、魔女との戦いに長けている者は少なく……そして更に、魔女の特性上……」

いつか 「……分かりました。幸い、私も『気づく』ことが出来ているみたいです」
「すぐに出かけます。申し訳ありませんけど、和尚さんには本日の修行を休むとお伝えください」

僧侶 「おお……!申し訳ございません、本来であれば、こうした危険にこそ我々が出向くべきなのですが……」くっ、と歯噛み
「なにとぞ、よろしくお願いします。いつかさんも、どうかご無事で」

いつか 「はい。必ず、無事に朋美さんを」

僧侶 ちなみにこの僧侶は魔物メインの狩人で、後先日戦った傷が残っています

いつか では、早々に支度して向かうとしましょう。リウメワールドへ
(魔女……大丈夫。あれから一月……私も、あの時とは違う)

GM そう、あなたはこの一ヵ月で修業を積んできました
この戦いが、その覚悟の試金石となるやもしれません……

いつか そう、この強度3は覚悟の表れなんです
「……」
(……魔女騒ぎ……それなら、もしかして……) 頭を振る。
「……ダメだな。やっぱり私、まだまだ修行中みたい」


導入フェイズ/集合シーン

GM そして……場面は再び、未檻くんたちのシーンの後へと
関係深度今取るなら取っといてもいいよ!

いつか 兎洞先輩に

里奈 ミオミオにとります

未檻 いつかにプンプン

詩玲音 里奈先輩に

GM うむうむ、OK!未檻くんは、朋美をつれて並んでいたのですが……
(ダイスを振る)……いつかちゃんが、一番にそこに辿り着きます

いつか 息をきらせて、走ってきます。急ぎすぎて、電磁警策(10万ボルト)を忘れました。

GM 入ってみれば、普通の遊園地。特に異変は起きていないように見え……未檻くんと朋美も普通に並んでいます

いつか 「いた! 朋美さん!」 走って近づきましょう。あ、横入りじゃないですよ!
「すみません、すみません、ちょっと通してください……」
ピンクの袈裟と、赤い唐傘が完全に浮いています。

朋美 「……この声は……あら、いつかさん?」

未檻 振り返る。で、げー!って顔をする。

いつか 「海野さんも。よかった、お二人とも無事で……」

未檻 「いつか!……おまえ……俺様がせっかく朋美とジェットコースターに乗ろうとしていたのに、それすらも邪魔するというのか!」
魔女のことギリ忘れてそうでこわいな

朋美 「み、未檻さん?……あ、え、ええと、無事……?とは、一体……」

いつか 「も、申し訳ありません。けれど、それどころじゃなくて……魔女が!」

朋美 「ま、魔女!?……」

未檻 「あー」

いつか 「この遊園地に、魔女が出たと」

朋美 慌てて、きょろ、きょろ 「そ、そんな気配は感じませんでしたが……未檻さんは?」

未檻 「そうだなー 俺様もぜんぜん、そんな気配かんじないなー」 棒

いつか 私は感じますか?

GM 気付いている狩人は全員感じるほどです

いつか なるほど。

未檻 ビンッビンにかんじないなー

GM 先程未檻くんが感じた時より、段々感覚は強くなってきています。
が、まあ押しつぶされるプレッシャー、みたいなやつではないので、不快になることはない

いつか 「そうでしたか……でも、確かにこれは……」
「分かりました。お二人はとにかく一度この遊園地から出て避難してください」
「あとは私に任せて、さあ」 海野さんが気づいている事には気づいていません

未檻 「……はぁ~」 あからさまにため息。
「仕方ねーな……わあったよ。手伝えばいいんだろ、手伝えばよ」

いつか 「……え?」素

朋美 「そ、そうですわね……そういうことなら……えっ?」

未檻 「一人で行かせたら俺様の美少女性が損なわれちまうからな」

いつか 「海野さん! 気づいてらっしゃったんですね。良かった……海野さんが一緒に戦ってくれるのであれば、心強いです!」

未檻 「俺様は戦いたくなかったわい」

朋美 「わたくしは、気配は感じませんが……う、うーん、こういった場合は……」

GM ……一方。詩玲音と里奈は、遊園地の入り口でばったりと遭遇していました
そこまで来れば、二人とも魔女の気配を肌で感じていますね

里奈 「おはよう。ちょうど来たところかな」

詩玲音 「ううん~いま来たところ! っす!」 棒

里奈 里奈はいつもどおりの純潔騎士の装いですが、なんか松明の他に、ボンベを背負ってますね。

詩玲音 スキューバっすか?

GM では、そうして二人が私服ややべぇ衣装で合流して……問題の気配の方へと視線を向けるとですね
……ふと。視界の隅に、見慣れたドリルが目に入ります

里奈 パンフレットをもらって、それと照らし合わせながら……、と思ったら。
「なんか今見えたんだけど」

あんり 「詩玲音ちゃんあれ」 愕然

詩玲音 「すみませんちょっと間違えたみたいっすね。ここはリウメワールドじゃなかったみたいっす」(回れ右)
こいついつも帰りたがってるな

GM では、回れ右する前に分かる事はありますよ
いつもの金髪ドリルなのですが……その見た目が少し違います

茅乃 眼帯に、ファンタジーなドレスを着ています。体の一部分を覆うような

あんり 「あれ」 愕然

詩玲音 (ポポロクロイス物語の後ろについてくる仲間がオブジェクトに引っかかった時みたいなブレ方をしている)

茅乃 あなた達の方に気が付くと、あ!という表情をして、ばっと走っていきます

GM 追いかけますか?

詩玲音 えっ? なんで?

里奈 追いかけましょう。

詩玲音 魔女を追いかけるのはいいけど茅乃はちょっと……

里奈 「魔女がいるかもしれない。嫌がらないの」 ほらはやく!

詩玲音 「嫌がります!」 引っ張られてついていきます
「なんであの女行く先々にいるんですか!?」

里奈 「私に聞かないで」

詩玲音 「もうやだ!」

里奈 「あの子に発信器とかつけとく?」

GM では、二人+あんりちゃんは茅乃を追いかけて遊園地へ……

GM …… ……そしてまた、場面は未檻といつかの方へ
朋美がわたくしはどうしましょうか~……と一瞬悩んでいる、その時
先程まで感じていた気配が、一層強くなります。この感覚は……すぐ近くに

未檻 「……!」

いつか 「……。近い、です。気をつけて……」

未檻 朋美の肩に手を添えて、周囲を見遣る。

GM ついでに、走っていく茅乃が目に入りますが……その向かう先に、気配の持ち主がいます
気配の持ち主――それは、暖かそうに着込んだ衣装の、一見おっとりした普通の女性
茅乃を迎えて、手を取って頭を撫でています

詩玲音 またか(笑)

——— 「うん、妹たちのことを見つけてくれたのね。ありがとう、茅乃ちゃん」
そうして、女性は改めてあなた達の方へ目を向けます。

いつか 「あれって確か……いえ、それよりも」

未檻 「妹……だぁ?」

詩玲音 「今度は姉気取りっすか? それが魔女のトレンドっすか?」

いつか 「……! 兎洞先輩、 あ……」

里奈 「……!」 全然魔女の言葉が頭に入らないぞ

詩玲音 あっ里奈先輩まだ駄目な感じだったんすね 一ヶ月も経ってるのに

里奈 そりゃそうよ(そりゃそうよ

——— 「みんな集まったわね。どうしたの?折角遊園地に来たのに……」

未檻 「……魔女!!」

——— 「魔女?……ああ」ぽん、と手を合わせます「お姉ちゃんのことね」

詩玲音 あっ話が通じないタイプの魔女っす!

いつか 「……」ちょっと嬉しそうな顔になってしまうんですが、海野さんの声で我にかえりますよ

里奈 里奈も我にかえったふりします

未檻 「おまえは姉じゃないっ!なんだ……なんなんだお前は!」 マジレス

いつか 「母であろうが姉であろうが……魔女はいずれにせよ人の世とは相容れません。早々に退散していただきましょう」

——— 「もう、ひどいわ。お姉ちゃん、そんなこと言われたら傷ついちゃう……遊園地に来るのだって頑張ったのに……」
「でも、大丈夫!お姉ちゃんは強いもの。それに……そうだ。こっちの名前は、まだ言ってなかったっけ」
「お姉ちゃんは……」
【魔女/長い夢(アン・ロング・レーヴ)】

長い夢 「長い夢。それが、今のお姉ちゃんの名前なんだってぇ」

いつか 「聞いていません。問答は無用です」
海野さんとの間に割って入ろうとするかな。属性特攻っぽいので

長い夢 「そう?あ、そうだよね。折角遊園地に来たんだもん。早く遊びたいよね?」

里奈 無言で武器を構える。

未檻 「遊びたいけど、それどころじゃない!」
「……遊ぶのは、おまえをたおしてからだ!」

いつか 警策を構え……ない! 経典を広げます。

長い夢 「遊園地、前にお仕事頑張って連れてきたときは、すごく喜んでくれたから……」

詩玲音 前?

いつか 狂っているのでは

長い夢 「ずっと楽しみにしてたもんね。……なのに……急に閉園なんて……」
「……ここは、大事な場所なのに……」

未檻 「……??」

里奈 「このリウメワールドは、閉園が決まってるんだ。今年いっぱいだったかな」周りへの説明

未檻 「えっ、そうなのか……」

いつか 「何やらこの地に対して強い思い入れがあるようですね。……が、耳を貸してはなりませんよ海野さん」
自縛霊か何かの説明みたいになってしまった

里奈 「私たちを妹と錯覚してるのかな」

長い夢 「やっぱり、大人は信じられないわ。……でも、安心して!この遊園地は、お姉ちゃんが守るからね!」

GM そうして……お姉ちゃんが手を挙げると、ぽぽぽぽんっ 周りの一般客数人を白い煙が包みます
煙が晴れると……そこには、無邪気な子供の姿が!

未檻 「ああっ!?」

里奈 「……なるほど」

GM おねえちゃ~んと集まってくる子供達をよしよし 茅乃ちゃんもよしよし

いつか 「……!」

詩玲音 「……アレはあのままでいいんじゃないんすかね?」

いつか 「そうも言っていられません。このままでは世間の混乱は必至ですし……」

GM ……よく見ると、その中に若干奇妙な姿が

優紀 「おねえちゃ~ん」
大人です。歩ける寝袋を着た、大人です。そして、その手の中には……

すやぴ すやぁ

未檻 すやぴ

いつか ん?

里奈 あっ燃やそ

未檻 「っあれ?あれって……」

長い夢 「あ、そうだ。みんなが見るのは初めてだよねぇ」 歩ける寝袋女からすやぴを受け取って、抱き上げて見せます
「前にね、犬が飼いたいって言ってたでしょう? お姉ちゃん、頑張って余裕が持てるようになったから……ほら、拾っちゃったの」
「わんちゃん」

すやぴ すやぁ……

未檻 「ちがう……」

詩玲音 拾うな

いつか 「これはダメですね。あまり付き合うと、精神を汚染されますよ」 アザラシの女王食べてますよ、その生物

里奈 「また燃やせばいいさ」

長い夢 「遊ぶのはいいけど、みんなも、仲良くしてあげてね?」

未檻 これ、えーっと聞くの怖いんだけど、朋美にはどう映ってんの?

朋美 「?」という表情をしています。まるで状況を理解していない
「わんちゃんですかぁ……」

未檻 よし!大丈夫だまだ大丈夫

里奈 大丈夫か?

あんり だめ……!これは、だめ……!

未檻 お姉ちゃん~といって駆け寄っていないので大丈夫
「朋美が汚染される前に、ぶっとばしてやる」

長い夢 「それじゃあ……」そうして、おねえちゃんは皆さんの方に向かおうとするのですが

優紀 「すやぁ……」 優紀が寄り掛かって寝始めました

長い夢 「あらあら」抱き上げ
「ごめんねぇ、優紀ちゃんもうおねむみたいだから。もうちょっと待っててねぇ」
すやぴを茅乃に渡し、優紀と共に去っていきますよ

未檻 「あ!待て、待て待てーー!」
「あっ、と、朋美はとにかく、避難しててくれ!魔女が出てきて大変なんだ!」

朋美 「……えっ!?いつの間に!?」

いつか 「そうですね。朋美さん、さあ、早く」

朋美 「は、はあ……こ、これが魔女の認識障害……なのですか?それにしても、一体……」

未檻 「俺様も気づいてないのにすげーびっくりしてるけど、大丈夫!」
「俺様は世界一強いから魔女には負けないし、いつかにも負けん!」 ちらっ、指差す。

いつか 「……?」

未檻 「負けないぞ」 導入:対抗

いつか 「あ」(もしかして、やっぱりお姉さんの事を……)

朋美 「ちょっと心配ですけれど……ええ、すみません。今回はお任せしますね」
皆さん未檻さんをお願いしますね

未檻 というわけで、俺様は朋美を避難させるために動くかな。

里奈 「追いかけよう!」

いつか 「ええ、魔女を追いましょう」

詩玲音 「サクッと片付けますか」

いつか 「すぐに続きを楽しんでいただけるように、遊園地を取り戻しますからね」

里奈 「こっちは任せてほしい! 気をつけてね!」
諸々の理由で、狩人のみんなを育成しようと思いました。