メインフェイズ/2サイクル目(朋美)

詩玲音 1d6 行動順 → 4

朋美 1d6 → 6

里奈 1d6 → 5

いつか 1d6 行動順 → 3

GM 2d → 7[3,4] → 7
行動を……とるがいい!!

朋美 とりあえず調達で

里奈 援護します。

朋美 シーン表/喧しい飲食店。騒ぐ人々に紛れつつ自体は進行する。

GM ラッシャーセー

朋美 まあ飲食店ならいいですわね……

「使い魔の」ウサチャン いらっしゃいませ~

朋美 なんでですか

「使い魔の」ウサチャン 出番ないからウサ……

里奈 「チョコの材料なら……まあスーパーでだいたい揃うよ」
なんかいるけど……

朋美 「で、では……探してみましょうか……。……そろそろ物資の補給も必要ですし」

「使い魔の」ウサチャン 店をめちゃくちゃに荒らして調達しづらくしてやるウサ~ 4以上だが

朋美 パイにしてあげますわ

里奈 「でも、驚いたな。キミがチョコを作るっていうなんてね」

朋美 「そ、そうですか?……う、ううん……そうですわね……」

里奈 「なんというか……すごく、自然な顔をするようになったと思うよ」松明を振り回す。

朋美 「……自然、でしょうか……わたくしとしては、ちょっと……なんだかおかしな気分というか……」

里奈 「まあ、何事も変化には戸惑いがつきものだからね」
「どんなチョコをつくるの?」
「懐かしいなあチョコづくり。私も一昨年までは頑張って作ってたんだけどね」

朋美 「……よくわからないままだったのですけれど、実際ああ言ってしまったからには……」

里奈 (何を言ったんだろう……)

朋美 「……チョコ、何がよいのでしょうか。なにかと初心者なもので……里奈さんはどのようなものを作ってらしたのですか?」

里奈 「ブラウニーとか作ってたよ」

朋美 ぶらうに?
「と、言いますと……洋菓子……いえ、チョコレートは大体洋菓子でしょうが……」

里奈 「あ、じゃあ買って食べよう」
お菓子コーナーのチョコ製品のあたりに行く。

朋美 「……なるほど!それなら戦いの前にも良いですし……」詳しい~

里奈 「ガナッシュ、ブラウニーあたりは結構簡単だからね。オススメだ」
「いくつか食べて、これって思うのを作ろうね」

朋美 「がなっしゅ……ああ、これはなかなか……チョコらしいですね……」売り場をわぁ~って見ながら

GM こちら、コンゴーショコーナーでございま~す
ガナッシュ ブラウニー ヴァジュラ

詩玲音 コンゴーショ糖たっぷり配合

朋美 おお、ヴァジュラチョコなんていうのもあるのですね~

里奈 は、はじめてみたかな~

GM ゴディバの隣においてある

里奈 「とりあえずいきなり材料より、何を作るかを決めよう」

朋美 金剛杵!・勝利の護符*4・興奮剤!
「なるほど、参考になります……。色々迷いますね……こんなにいっぱい味見して、食べきれるでしょうか」

里奈 「本当は熱いコーヒーと一緒に食べたいところだけれど、流石にそれは難しそうだね」窓の外を見て
「まあ、みんなで食べよう」

朋美 「……のんびりは出来ませんからね、流石に……」は、はは……

あんり  

朋美 興奮剤の数珠を使って、援護をもらって……
掴む!目当てのチョコがつかめるか!失敗したらゴディバ
判定:掴む/2D6+6-6>=5 → 6[2,4]+6-6 → 6 → 成功
成功!
ごでば?……いいえ、ヴァジュラです!

GM これはゴディバじゃなくてヴァジュラですね~

朋美 チョコを幾らか食べ、皆さんの分のもお持ち帰りして……また後で分けましょう。未檻さんには更にまた後で!
「よし……準備は整いました。後は無事に帰るだけです」よし、色々調達しました


メインフェイズ/2サイクル目(里奈)

里奈 常識を振り回しまーす。

GM あんりちゃんを安心させてあげるとかでもいいですよ
クール・ブリゼをしばいてもいいです

里奈 里奈は……ヘリを呼びます。

GM では、ヘリがきます。

里奈 近くのビルの屋上で、ヘリがバルバルバルバル……って来るのを、乗ります。
家のメイドが操縦しています

あんり 「さむ……」 震えている。

詩玲音 「あっずるい!」 ボクもそれ使えばよかった

里奈 「ありがとう。そのままあんりちゃんに接近してくれ」

あんり (魔法の力でこうなるのなら、服もなんとかしてくれてよかったんじゃないの……?)
と、小さなヘリコプターに気づきますね。

里奈 あんりちゃんより高いところから、命綱とハシゴで降下しつつ……拡声器で呼びかける。

あんり 「ひっ、カメラ…………じゃなくて……これは……」

里奈 「三ヶ月里奈だ、聞こえるか?」

あんり 「……三ヶ月先輩!」

里奈 ヘリには待避してもらって、肩に乗る。
「……めちゃめちゃ怖いなここ」

あんり 「わわわ」 落ち着いて、揺れないように……
「み、三ヶ月先輩……わたしを退治しに……?」

里奈 「いや」
「話を聞いてやれって言われたからね」
「私に出来ることは、キミの想いの整理の、手伝いくらいだ」

あんり 「…………」

里奈 「なんて、突然言われても困るかな……。でも、何でも聞くよ」
「これでも後輩の相談はよく聞いてきたんだよ」

あんり 「…………わ、わたし……その……」
「きっと、今回も、魔女に付け入られたんですね……どういうところを狙われたのか、自分でも、よくよくわかってるんです……」

里奈 「どういうところか、言えるかな?」

あんり 「……勇気が……ないところ……」

里奈 「どうして、そう思うんだい?」

あんり 「怖くて、言えなかったんです……言ったらフラれちゃうって、今までの日々も、ささやかな恋も全部終わっちゃうって分かってたから……」

里奈 「そっか」
「その想いを抱えているのは、辛かったろうね」
「行き場のない想いを抱えているときが、一番辛いんだ」

あんり 「……元に戻ったら、言おうと思ってたんです。でも、言い切れなくて、そしたら、その瞬間……」 こうなっちゃいました

里奈 「なるほどね」
「想いを伝えるのは、勇気がいるね」

あんり 「……はい。怖いです」

里奈 「でも、みんな多かれ少なかれ、臆病者だよ」
「私もそうだ。……それこそ、だから私も魔女に狙われたりするのかもね」
「だから、キミが特別弱いわけじゃない。魔女に狙われたら、そうだね……それはしかたがないことだ」
「自分を責めちゃいけない」

あんり 「…………」 思い浮かぶのは自責の言葉ばかり。それを発するには戸惑いが生まれ、しばし黙る。

里奈 「魔女狩人は魔女の被害を受けた子たちを、責めたりしてはいけない。それは自分自身もそうだ」
「常識的に考えて、想いを伝えられなかったからこんなに大きくなるなんて、理不尽だろう!?」
「理不尽にも程がある!」

あんり 「……はいぃ……おかしい……おかしいです、こんなの……」 たしかに

里奈 「だから……キミは怯えていていい」
「想いを伝えられなくたっていい」
「大きくなったからといって、無理に想いを伝える必要なんてない」
「ただ、もし……伝えたい想いがあるなら、私はそれを応援するよ」

あんり 「…………三ヶ月先輩は……」
「……三ヶ月先輩だったら、伝えますか」

里奈 「うーーーん」
「私は……伝えるかな、伝えると思う」
「でも三週間くらい……うだうだしてから……」
「もう後がない、どうしようもない、ってときに、ようやくするね」

あんり 「……そう、ですか」 一息置いて。「もうひとつ、いいですか」
「そうして、予想通りのこたえを貰って……かなわなかった恋に、意味はあると思いますか」

里奈 「あるよ」
「それは確実にある」
「その果てに、いまの私があるからね」

あんり 「………………」 そのはっきりした答えに、どう考えるかは……
判定だ!

里奈 判定:自信/2D6+3>=5 常識のせて支配力破壊しまーす → 10[4,6]+3 → 13 → 成功

あんり 支配力の強度が3に減ります。あんりちゃんは……そのはっきりした答えに救いを得たようですね。
「……ありがとうございます」
「魔女に支配されて、自分を失って……拠り所だった人にも、見放されるかもしれない……そう思ってたから……」

里奈 「大丈夫」
「きっとキミが街をめちゃめちゃにしたって、キミの大切な人は、キミを見放したりしないよ」

あんり 「それは……」 さっきのやり取りを思い出して、少しだけ笑顔になる。「そうかも、ですね」
「そういう……めちゃくちゃな人、好きになっちゃいましたもんね……」
それで、ふふ、と笑う。

里奈 「ん、あれは……」
「あんりちゃん、ちょっと肩から紐を垂らすから、自分の肩のところを押さえてみて」

あんり 「は、はい」 ちょこん。このサイズだとちょこんって力量じゃないけど

里奈 「もうちょっと……ちょっとだけ右! よし、よし、そのままで!」
「それじゃ、あんりちゃん。頑張ってね」

あんり 「?」

里奈 里奈はそのロープに命綱をくくりつけて、しゅーっと滑り降ります。

あんり 華麗な立ち去り方!

里奈 んで、下の方にいた詩玲音ちゃんに。
「んじゃ、あとは頑張って」


メインフェイズ/2サイクル目(詩玲音)

詩玲音 ボクのヘリは……?

GM 突如やってきたCHALLENGE……

詩玲音 なんでボクだけSASUKEなんですか?

GM 詩玲音選手、おおよそ130mを一気にのぼりきることはできるのかァーッ!!

詩玲音 壊れちまったこの街に……熱いのはこのRope……?

GM (右上にタイマーが表示される)

里奈 ロープには5mごとに結び目があるから大丈夫!

詩玲音 (タイマーを破壊する)

GM じゃあ無限です。

詩玲音 じゃあロープにつかまります
そんで……あんりちゃんにひっぱってもらえばいいんじゃないですか……?

里奈 頭いい!

あんり 常識で考えて、それだ!

詩玲音 そんな旨のことを……頑張って伝えます

あんり じゃあゆっくり(のつもりですが、1.5cmくらいの人にとってはとても勢いがある)ひっぱります。
軽くフリーフォールです。

詩玲音 「ひっ」

あんり 「詩玲音ちゃん!」 なんとか肩のあたりに乗せますよ

里奈 拡声器は渡しました。

あんり なんかちょっと便利になってる!

詩玲音 文明……
じゃあ垂れてる髪を頼りに肩に立ちました

あんり ぜんぜんみえませんが、肩のほうに視線だけ向けます。
「詩玲音ちゃん、おかえり……」

詩玲音 「どうっすか? ぼくのことちゃんと見えて……見えてなさそう」

あんり 「ふふ、うん……。詩玲音ちゃんやっぱり小さすぎるよ。指がズレたらぺちゃんこになっちゃう」

詩玲音 「そっちが大きすぎるから……」

あんり あんりちゃんは、おそるおそる、肩の下にてのひらを添えます。

詩玲音 (すぐ近くに添えてるつもりなんだろうけど……微妙に高い!)

あんり 5mくらいあるかもしれない 勇気がいる

詩玲音 そこに飛び降ります。よいせっと
ゴロゴロ(転がって衝撃を殺す)
……結局SASUKEじゃん!

あんり てのひらのゴンドラが動き始めます。

詩玲音 Gが!

あんり てのひらの向こう側に落下したらまずいですね。ここから見ると人がごみのよう。
あんりちゃんのてのひらはとても温かい。あと汗でしっとりしてる。

詩玲音 「うーん貴重な体験をしてるな~」向こう側の景色を見下ろして

あんり 「わたしも、こんなことになると思わなかったよ」 ほんまに
10mぐらいの距離から、小さな詩玲音ちゃんを見つめていますよ。
今こそきっと、もう後がない、どうしようもないとき……だよね。
「……あのね、詩玲音ちゃん……あの、ね」

詩玲音 「なんすか」おトイレいきたいとかですか?

あんり 「……もうめちゃくちゃメイワクかけちゃってるから、重ねてメイワクかけちゃうね」 おトイレは……ちがうけど!

詩玲音 「? できることならやりますよ。できないことはしませんけど」

あんり すうっと息を吸って、吐いて。その動作で僅かに動いただけなのに、てのひらはゆらゆらと不安定になってしまう。

詩玲音 ひえ~
四つん這いになります

あんり 「聞いて、答えてくれるだけでいいの」 大迫力。

詩玲音 「はい!」

あんり 「魔女が言ってたこと……抱えきれない思いの話」

いつか 私が援護しましょう。(どうすればいいの……?)
+1です
じゃあ、下でマットを広げています。いつ落ちてきても良いように

詩玲音 160mの高度、マット意味ある?
判定:伝える/2D6+3>=7 ともかくその思い受け取った! → 2[1,1]+3 → 5 → ファンブル(【余裕】が 0 に)
おい!!
激情ないんやぞ

あんり えっと???

詩玲音 受け取れなかった

里奈 里奈は下の方で一仕事したな……って思ってたら
「あっ」

詩玲音 落ちたの?

あんり ここまで きておいて

詩玲音 ハラキリです
身体部位決定表(8) → 《口》

あんり 「わたしの、抱えきれない想いをっっ」 ずい ズイズイッッッ
「つ、つつ、つッッッ」

詩玲音 「ちょっ……ステイステイ!!」

あんり 「伝えようって決めたの!!!」 ド迫力 スピーカーの如く勢いの音声 鼓膜が破れそう!

里奈 ガラスも割れる

詩玲音 ひぃ~

あんり 手が震えてきた

里奈 手汗もすごい

いつか 「何か……」何か上の様子がおかしい。下で慌てます

あんり 「お、落ち着いて、きいてね!!」 落ち着いてない

詩玲音 (詩…詩玲音……十五年生きてきてここが一番の踏ん張りどころだ……こらえろ……)
詩玲音は酔い始めていた。

あんり 「わたしッッ!!!!」 パリーン!ガシャーン!下で悲鳴が飛び交う。
「詩玲音ちゃんのことがッッ」 しかし、160mの人間はあまりに強大だった。その吐息だけで——
「す」 小さな身体はコロリッ
…………。あまりに顔を近づけすぎたせいもあるのでしょう。

詩玲音 コロリで済ませていい描写ではない……!

あんり 「あ」

里奈 「あっ」

いつか 「!!!」下

GM 詩玲音、空へ——!

詩玲音 よぎる走馬灯——
日野子……はじまりの魔女……テールメール……ツインテール……
(……)
「もうちょっとあるでしょ……なんか!」マシな死に方が!

あんり 「あ、あああぁぁぁあああああっっアアーーーッッ!!!」 慌てて掬おうとするんだけど、無理ですね。

詩玲音 最期までボクこれ言い続ける人生?

あんり 辞世の句——!!

「使い魔の」ウサチャン 「ククク……この高さからは生きてはおるまい」

クール・ブリゼ 「やったか!?」

詩玲音 「やられね——よ!!」
でもこれどうすんの?

いつか 「もっと急いで! 右右右! 右です!!」超巨大マットを広げてる人たちに指示

あんり 突如始まるミニゲーム!

いつか 一応援護してるの私なので、なんとかしましょう

詩玲音 NASUみたいに上手くキャッチしてくれ

里奈 「いや、間に合わないぞ、これ」

いつか 「こ、こうなったら……ええーい!」

詩玲音 もっとがんばって!

ヒナ 「変身!!!」

GM ここで使ったか~~~~~~ッ

里奈 「いつか……いやヒナ!?」

ヒナ 魔法の力ならなんとかなるはず!! ミニサバトで……
「お願い、ファンのみんな……ヒナに力を貸して!」 えーと、バーチャルな空間のファンたちが実体化してクッションになります。

詩玲音 それクッションにして大丈夫なんですか?

ヒナ バーチャル空間のアバターたち、なんか柔らかい感じのフワフワの姿なんですよ。豆腐みたいな

詩玲音 なるほど~~~

GM ぽぽぽぽんっ

里奈 マルバスの袖みたいな感じだ

詩玲音 じゃあそのクッションに顔面から落下します 「んべら!」

ヒナ 「兎洞先輩! お願い、間に合ってて……」

あんり 「あ……あ、あ……」

里奈 「なんとか……なったかな?」

あんり 顔面蒼白
しんだ ? えっ?

いつか シュンッと変身を解く。兎洞先輩を残して、クッションたちも消滅します。

詩玲音 「…………」

里奈 「ドンマイ!!」予備の拡声器で

詩玲音 うるせえ!

いつか 駆け寄りましょう。

詩玲音 「……生きてます。生きててよかった~」全然よくなさそうな表情

あんり 「す……すみ……すみませ……」

里奈 「よく頑張った!!!!」

詩玲音 「うるせえ……」

あんり 「わ、わたし……貝になります……」 海の底で物言わぬ貝に……
導入とあわせれば二度目。これ、もう、伝えるなっていう啓示だよね……?

いつか 「ふぅ~~~……一旦落ち着きましょう、神崎先輩も兎洞先輩も」

詩玲音 「やっぱボクはダメ狩人なんすね……頑張るべきところで頑張れなかった……」
(あの縦線)

いつか 「ね! 作戦を変えましょう。やっぱりあの高さに正攻法は……無茶です!!!」

里奈 「常識が通用しない高さだったね……」

詩玲音 「そっすね」

あんり 「もう……もうだめだ……」

いつか だいぶ疲れたのでテンションを3上げます

詩玲音 (もうだめだ……)

GM 詩玲音ちゃんは常識で狂気を3点積みました。


メインフェイズ/2サイクル目(GM)

GM シーンは固定で。あんりちゃんに視点をうつしましょう。

あんり えぐえぐしています。
「やっぱりわたしじゃだめなんだ……」

GM 下のほうで詩玲音ちゃんが手当てを受けている最中も、身動きひとつできないあんりちゃん。
ときたま零れる涙が勢いよく落下し、周囲に集まってる車をずぶぬれにします。
びじょびじょ……
と、そこに……

クール・ブリゼ 「それがあなたの運命なのかもしれないね」

GM 魔女が現れます。魔女のように矛にまたがって空を飛んでいる。

あんり 「魔女……」

クール・ブリゼ 「ねえ、知ってる? 叶わない恋のお約束……」
「お互いに想いあってるはずなのに、告白しようと頑張っても、妙な運命に遮られちゃう……」
「告白の言葉が聞こえなかったり、事故でうやむやになったり……」

あんり 「………………」

クール・ブリゼ 「そうしてるうちにね、あなたの好きな人は、新しく登場した女の子と心を通わせちゃうのよ」

あんり 「……るさい……」

クール・ブリゼ 「わたしが魔法を使ってあげても、結局はこうなっちゃうのかな」
「かなしいね」

あんり 「……うるさい、うるさいうるさいっ!」

GM あんりちゃんは思わず手をのばし、魔女を掴もうとする。
が、ひらりと避ける魔女。
その手はすかされ……真後ろにあったビルを直撃する!!
ズゥウウ————ン…………
ビルの一部が粉々に砕け、落下していく。

人々 「うわああーーーーーーー!!!?」
「みんな、逃げるんだ!!ビルが砕けて落下してきたぞ!!」

GM 偶然ここに人はいませんでしたが……このままだと『虐殺』が行われてしまいますね。

あんり 「魔女……おまえを、おまえをたおす……っ!!」 心からの叫びが、ビルの窓を破壊していく。

GM 超女の子なので、自動成功です。血量を耐久力まで回復しようね~
このままでは低空飛行した魔女をおさえようとしたあんりちゃんが、間違えて無辜の民を次々と踏み潰してしまいます。
うおーーーーぐしゃ!どしゃ!どしーーーん!ばきばき!うわー!

いつか 2回とめに行く→テンション6+6~5増加
サバトのみ止めにいく→テンション12~11増加するうえに-6ペナがつき犯罪者で振り直し

GM テンション上限+16。戦闘開始時、余裕が16点増加。アビリティ枠に数えない。

朋美 行きましょう。妨害します!

GM 虐殺、許されないか~ 特技だしますよ……
ランダム全特技表(5,5) → 脚部5:利き脚

いつか 援護します!

朋美 ありがとうございます!やったらぁ!
判定:蹴る/2D6+3+1>=6 → 10[5,5]+3+1 → 14 → 成功

あんり うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおお

詩玲音 何?

里奈 あんりちゃんじゃなくてアザラシの叫びでしょこれ

あんり 利き脚で……踏みつけ……ッ!!

朋美 じゃあ……そうですわね……さっきまでの間に、わたくしは下で人々を先に避難させていました。そこから……
「破ーっ!」ババーン!法力で足を止めます

あんり 「———!!!」 TERAUMARE!!!!

詩玲音 寺生まれってすごい。本当にそう思った

いつか 「朋美さん、私も援護します……!」法力を放射します

里奈 寺生まれのTさん

朋美 「ありがとうございます!」はあぁ……!数珠を構えて念仏を唱え……ながら、あんりさんの心に直接訴えかけます。惑わされてはなりません……!

あんり 「……あ……っ」 何かが心に働きかけてきました……このままでは、わたしは、なんの罪もない人々を踏み潰してしまう……
あんりちゃんはぴたり、と足をとめて……そっと、人のいない公共のグラウンドに足を落ち着けます。

朋美 「……ギリギリで通じたようですわね」ふう
力は持っているだけで危うい物……そこで踏み込ませることで、魔女は壁を壊そうとしていたのです……

クール・ブリゼ 「……ふぅん、それでもガマンしちゃうのね」
ビルの上に降り立つ。
「でもそのままじゃ、あなたはずぅっと元に戻れないままよ」

朋美 「仮にそうだとしても、その対象を無辜の人々に向けさせようとするのが魔女の邪悪……」
「その思いが届くよう支えるのは我々なのです!これ以上あなたに邪魔はさせません!」
ビルの下からなので大分叫んでいます

クール・ブリゼ 「今のあなたたちに、できるかしら」 目を細め、穏やかに笑う。
そうしてまた矛に跨って去っていきます。バーイ!

あんり そして、残されたあんりちゃん。……。
「…………、くやしい……」
「……くやしい、よ…………」 高層ビルを壊してしまわないように気をつけて立ちながら、俯いて涙を流す。
言われたとおり想いは伝えられないし、元凶たる魔女には手も足も出ない。

朋美 「あんりさん……。しかし、先ほど詩玲音さんと話そうとした時……あなたは、確かに勇気を持って臨んでおりました!」
「……これを言うのはなんですが……わたくしは、まだ想いを自覚するという事すらよく出来ないのです」
「あなたは、その点で言えば先へ進んでおられます!先程のそれは、立派な姿でしたよ!」下から叫んでいます

あんり 「ううぅ……」 下のほう~~にいる小さな影をみとめて。
「ぐすっ……」 そして、涙を拭う。「……何が……ダメだったのかな……」

朋美 「それはわたくしにも分かりません。しかし……あなたに問題があることではないという事もあります」
「今のその状態であれば、一度二度、どうしようもない要因で失敗する事があるのは、むしろ当然!」

いつか 神崎先輩負けないで 感動した チャンスはある という幕を滅土軍団と一緒に掲げています
(援護2)

朋美 お父様!!

里奈 里奈はなんか建物に寄りかかって腕を組んで、うんうん、って頷いています。

あんり 「…………うん……」
幕を見るとちょっとびっくりしますが、素直に好意だと受け止めるよ。

詩玲音 ブクブク

朋美 「この人間界において、完全な存在などというものはあり得ません。目指すべきは、完全な存在ではなく……」
「……不完全でも、前へ進むこと!あなたにはもう、その心が芽生えているはずなのです!」
旗がばさっばさっと揺れる。応援団の応援も佳境へ入った

あんり 「……」 ぐしぐしっと、出っ放しの涙をきちんと止める!
「……もうすこしだけ……がんばってみる!」 それには、みんなにも頑張ってもらわなきゃいけないけど……!
「魔女の言う運命だとか、お約束だとか、そんなのには負けないから……!」

朋美 「もちろん、承りました。狩人とは……それ以上に人とは、その為にいるのですから……!」

里奈 「その意気だ、あんりちゃん。キミもまた、私のかわいい後輩だからね」

朋美 がんばって!最終回の告白シーンはもうすぐですわよ!

あんり うん……!

GM テンションあげておいてね あ~あ!血量!血量~~~!

朋美 20で激情!

いつか 11になって激情です


メインフェイズ/2サイクル目(いつか~GM)

いつか 狩猟します
クール・ブリゼですね

クール・ブリゼ いや~~!!シーン表をどうぞ

いつか シーン表/ざわめく木立。踊る影。
さっきのシーンで神崎先輩を応援したあと、飛んで去り行くクール・ブリゼを目視で追いかけてここまで来ました

クール・ブリゼ ふーーーん……じゃあ、ざわめく木立に水しぶきが混じっているわ。わたしという人魚姫が空を泳いでいる。

いつか 「あなたの言っていた事の意味、少し分かった気がします。神崎先輩の想いが伝われば、元に戻れる……」
クール・ブリゼに向かって言葉を投げかけます

クール・ブリゼ 「……ええ」
「そうよ。はっきりと気持ちを伝えること。そして……膨れ上がった想いを、きちんと落ち着かせること」

いつか 「今のあの姿が神崎先輩の想いそのものであるなら、確かにあのままにしておく事は……」
「もし、あなたが神崎先輩に魔法をかけていなかったとしても。いずれ、何かが起きていたかもしれない」
「もう少し分かりづらい、けれど、同じぐらいに致命的な形で」

クール・ブリゼ 「伝わらない、伝えてはいけない想いを胸に秘めたまま、おとなになってしまった。……あなたにも、経験はあるのでしょう?」
あなたの持つ背徳よ。

いつか 「……ええ」
一拍置いて「ただ」
「いずれにしても、あなたのやり方が正しいとは思いません」
「朋美さんが言っていたように、神崎先輩を支えるのはきっと私達の役目」
「そして、神崎先輩だけでなく、その想いを受け止めるべき人を支えるのも」

クール・ブリゼ 「……今のあのこは、好きと伝えるだけじゃ満足できないほど、フラストレーションを抱えてて」
「そう……抑圧された子どものようなものね。身体を預けて、バカバカ、どうして伝わんないのって。胸をたたいて」
「それでようやく満足できる……」

里奈 ちっちゃかったから、ずっと誰よりも近くにいたのに何も伝えきれなかったからね

クール・ブリゼ でも、今それをすれば、一体どうなるかしらね。首をかしげて、目で問う。

里奈 何で大きくした?

クール・ブリゼ 想いを伝えるためよ!

いつか 「今の神崎先輩に必要な事であれば……私達が、全力でフォローしてみせます。それが友人というものでしょう?」
「というわけで、あなたのお節介はもう必要ありませんよ。というか、元々必要ありませんでしたけど」

クール・ブリゼ 「そう。あのこの感情に巻き込まれて、生き埋めになるというのね。それでもわたしは、べつにいいけど」

いつか 消えていただきますとばかりに武装を構えましょう。

クール・ブリゼ わたしも、矛を構えます。矛の周りに大量の水が渦を巻く。

いつか じゃ、判定しちゃいます。さくっと
判定:自信/2D6+3>=5 → 8[3,5]+3 → 11 → 成功

クール・ブリゼ はぁ~~~?
3以上だめ
3以上禁止

いつか 禁止できません

里奈 成功ですね

いつか では、武器を構えてお互いに駆け出すところでカメラが地面を映します。木立の影の間を、高速で踊る2つの影。
やがて、一つの影を、もう一つの影が捉え……
泡になって消えてください。

クール・ブリゼ では、バチッと叩かれ、泡……にはならず
膝をつきます。
「流石に、今のわたしじゃ厳しすぎるみたいね」 びりびり 水属性は電気属性に弱い

里奈 これがコッククロフト・ウォルトン回路 の力!

いつか 10まんボルト!

クール・ブリゼ 「……あなたは聞く耳を持ってくれないし。いじけちゃうな」

いつか 「そんな事はありませんよ。あなたの意図を理解したうえで、私達が引き継ぐと言っているだけです」

クール・ブリゼ 「わたしは、あなたたちの想いも届けてあげたいというのに……」 俯き、泡に混じって消えてゆき……

いつか 「……勘違いしないでください。狩人が魔女の言う事を一から十まで聞くはずないじゃないですか」

クール・ブリゼ 背後に回りこみます。そして矛で首を押さえつける。 「でも、あなた一人の声で納得するのははやいわね」

いつか 「!?」

クール・ブリゼ 基本人格を破壊するね
「だって……今のあなたは"本当のあなた"を覆ってるだけの存在だものね」

いつか 「……? 何を……」

クール・ブリゼ 「自覚はない?」
「あなたの中にいるもう一人のあなた……それが、本当のあなただと思ったことは一度もないのね?」

いつか 「……本当の、私? あれは、私の……煩悩で……」

クール・ブリゼ 「人間は、煩悩が服を着て歩いているようなもの……とは、誰が言ったかしら」
「あなたは服。とってつけただけの副人格。……といったら、どうする?」

いつか 「えっ……?」
「そ、そんな……話……」

クール・ブリゼ 「ね、きこえてるでしょ、本当のあなた」

いつか 「とってつけたような、言いがかり、です」

クール・ブリゼ 「わたしの声に返事して?」
「もう一人のあなたにおさえられて、身動きできないあなた」
「かわいそうな、愛されたがりのせつないあなた。あなたの本当の名前を、おしえて?」
ぎちぎちと押さえつけながら、耳元で囁く。心の中のもう一人の存在に語りかける。
超女の子なので、自動成功です。

いつか 「……!」 魔女の声に呼応して、自らの内から何かがまろび出ようとしている事を感じ取ります。

クール・ブリゼ しかたないな~ 妨害させてあげますよ。

里奈 妨害します

クール・ブリゼ ランダム全特技表(2,9) → 頭部9:予感

里奈 判定:閃く/2D6+2+2>=6 興奮剤使います → 5[1,4]+2+2 → 9 → 成功

クール・ブリゼ すやぴ!

すやぴ ころころ……ふりなおぴ

里奈 判定:閃く/2D6+2+2>=6 → 3[1,2]+2+2 → 7 → 成功
ほら!!!!

クール・ブリゼ 3てでるのね~

里奈 ほら!!!!!!!!!!

クール・ブリゼ では、かっこよくでてきてください

いつか 組み伏せられて身動きできない状態でいます。

里奈 じゃあ、そうですね
歩いていって、クール・ブリゼを素手で殴ります。

クール・ブリゼ 美力が!!

里奈 「適当なことを抜かすな」

クール・ブリゼ でも、支配力は削れてないのでー、殴られた部分は泡になります。
そして、その拍子にいつかちゃんは解放されます。

いつか 「っ……」我にかえります

里奈 「お前の言葉は泡そのものだ。泡沫だ。何も残らない」

いつか 「り……里奈先輩! ごめんなさい、油断しました……」飛びのいて、里奈先輩に並びます

クール・ブリゼ 「……もう少しでこたえてくれたのに……」

里奈 「それに、だ」
「私たちが何故服を着ると思う? 純潔騎士のコートを纏って、あるいは化粧をして……」
「その全てが自分なんだ。何が裏で、何が表でという話はそもそも無駄なことだよ。私はこの手に持つたいまつそのものだ」
火を灯す。
「……中身が空っぽな魔女には、わからないだろうけどね」

クール・ブリゼ 「この胸に熱く広がる嫉妬の炎を空っぽだなんて、言ってくれるじゃない」
「それでは最後にひとつだけ」
「服は消耗品よ。いつかは擦り切れて、ボロボロになって捨てられちゃうの」
「結局最後に残るのは、生身の自分だけ。あなたは使えなくなった襤褸切れを、いつまで愛し続けるつもり?」

里奈 「的外れな問いかけだね」
「我々は生きている。いつだって変わる。今も、これからも」
「会うたびにかわいいなと思い直せるんだ。いつだって新しいままだよ」

クール・ブリゼ 「………………そう」 答えを聞き届けると、後ろを向き、静かに立ち去ります。その身は徐々に泡に変わる。
これ以上の追求はないようです。改めて、場には二人だけが残る。

里奈 「大丈夫? ケガはない?」

いつか 「はい……ありがとうございます、里奈先輩」
少し乱れた服を直して、心を落ち着けます。

里奈 「キミはキミだよ、いつか」

いつか 「はい。なんだか突然あんな事を言われて……私、動転しちゃって。どうかしてますよね」

里奈 「魔女の言葉は響く。抗えるものじゃない」
「だから私たちはみんなで戦っている。どれだけ強くなっても、一人じゃ意味が無いんだ」

いつか 頷きます。
「ただ……私も少し慢心していたかもしれません」
「魔女は、あの手この手で私達の心の隙を狙ってくるという事を再確認した気分です」

里奈 「ほんとね」
「人の心に、本当も偽物もない。仮にそれが後から生まれた想いであっても、偽物だったとしても、
 本来のものを上回って育つことはある。それは正しさも……あるいは欲望も」

いつか 「……」
「そうですね。きっと、そう……もし魔女の言っていた事が本当だったとしても」
「私は私。だから……大丈夫です、里奈先輩」

里奈 「うん」
「それじゃ、行こうか」

いつか 「はい!」