GM
夕方にもまだなっておらず、冬ですが青空が広がっていますね。
あんりちゃんの口から白い息がふわっと漏れ出る。
そして、きみたちは……魔女にしっかり戻りかたを聞いたいつかちゃんのもとに集まりましょうか。
いつか みなさーん
詩玲音 「危険は覚悟してますが……」 見上げながら
あんり どーーーーーーん……
里奈 「なかなか……なかなかだね……」
いつか かくしかで説明しましょう。「……という感じに、神崎先輩の想いを発散させてあげる必要がありそうです」
詩玲音 「……魔女はくっつけババアか?」
朋美 「いつもとは違った、なかなか厳しい仕事になりそうですが……やるしかありませんね」
いつか 「お節介な事は間違いないですね……」
詩玲音
「……ボクはどう応じるべきなんでしょうね?」
なんか……一旦時間を置いたらそれ系の覚悟があやふやになってしまった
里奈 里奈は炎が武器ですが、炎を用いて温めて、ぽかぽかにすることで安心させるという方法で攻撃していいですか?
GM
いいですよ 今回はどれだけ攻撃しても、あんりちゃんに位置を知らせるぐらいしか効果がないと思ってくれていいです
部位ダメージも、受けた瞬間にあんりちゃんの想いが解き放たれ、満たされる(かもしれない)……という形になります。
あ、狩人は普通に受けてもらいます。
里奈 がんばって温めます お腹とかを
いつか 「兎洞先輩……」誰が兎洞先輩にアドバイスすべきかというと、私じゃない気はするんですよね
朋美 わたくしは全然わからない……
里奈
私か。
「キミが思ったように答えればいい」
詩玲音
汝のなすべきことをなせ(Byファリス)
「含蓄のあるように見えていまいちアドバイスになってないアドバイスっす!」
里奈
「どんな答えでも、多分きっとそれを受けとめる覚悟はある」
「その覚悟をして、彼女はきっと、キミに言葉を届けようとした」
「というか、あれだ。最近ようやくわかってきたんだけど、恋心に含蓄もなにもないよ……」
詩玲音
「まあ色事って個人差大きそうっすからね」
「しかしボク、あんま自分の気持ちってやつがよくわかってないんですよ~」
「そんなこと言ってる場合じゃないってのはわかってますけど」
いつか
「あの……私もそう思います。含蓄っていうか、理屈っていうか、そういうのではなくて……」
「自分で自分の気持ちを言葉に……なんて、誰にでもできる事じゃないと思うんです」
「ただ、それでも素直に、真摯に、まっすぐ向き合ってみて……それで結果がついてくる、みたいな」
詩玲音
「あ~やだやだ 自分の気持を素直に言葉にとか 真剣喋り場10代かっつ~の」
(全身をかきむしっている)
里奈 「私も自分の気持ちに折り合いがつくのに結構かかったし……まあ頑張れってくらいしかアドバイスはないよね」
いつか 「う、すみません……」嫌いですよねこういう話
里奈 「まあ、そういうダサくてカッコ悪いキミが見れるのを楽しみにしてるよ」
朋美 なるほど……という表情しかできなくなりつつある
詩玲音 「くそがよぉ~」
里奈 「悪態をついてるときが一番らしいっちゃらしいよね」
GM では、真剣喋り場10代に花を咲かせている最中に……「おーい!」と少年の声が。未檻ですね。
いつか 「わ、私達も全力でサポートしますから……あ、海野さん」
未檻 「みんな、生きてるな! 周囲の住民は軒並み避難させたぞ!」
詩玲音 有能すぎる
里奈 「どうもありがとう。助かった」
朋美 「ありがとうございます!……もしまだ残っている人を見つけたら……それはこちらがその場でなんとかするしかありませんね」
未檻 「ああ。把握してないやつらもいるからな……」 住所のない人とかさ。支配力相当。
いつか 「兎洞先輩は、神崎先輩との対話に集中してください。その他の事は私達で」
里奈 「まかせてくれ」
詩玲音
「こじらせた関係をどうにかするために手厚いサポートされるのあまりにも苦しいっすね」
なに…… そんなにボクが悪いの?
里奈 「まあまあ」にこにこ
いつか これまでサポートし続けてくれたお返しですよ
詩玲音 やかましいわ
里奈 「まあ運命が追いついてしまったってことで」
未檻 「えーと……勝算はあるのか?」 いまいちこれからどうなるか分かっていないが……
詩玲音 「ないっすけど」 ない……
未檻 「ないか~」
朋美 「無くてもやらざるを得ない。いつものことですが、ともあれ条件は分かったという感じで……」
里奈 「まあ、二人の頑張り次第ってところかな」
詩玲音 「これまでになく厳しい戦いになりそうっすね」
いつか 「もっと前向きになりましょう!?」
里奈 「キミの背に未来がかかってる」
詩玲音 ボクはセンパイに好感度を教えるぐらいの役でよかったのに・・・
里奈 「いやー頼もしいね」棒
詩玲音 やだよぉ~主人公になりたくないよぉ~
未檻 「俺はどうすればいい? このまま外から人が入ってこないように見ていればいいか?」
朋美 「そうですね。あまり近寄りすぎず、可能な限り誘導を続けてください」
いつか 「ええ。少々込み入った話になるかもしれませんし、きっとそのほうが」
未檻
「わかった!」
「何とかなったら、とびっきり美味しいチョコ菓子振舞ってやるからさ……頑張れよ!」 未檻は再び持ち場につきに行きます。
いつか そっかぁ、今日バレンタインかぁ
未檻 正直これどうにかなるのか不安で仕方ないんだけど、お前らのこと信じて責務を果たそう!
朋美 「……はい!そちらも期待しておいてくださいね!」いってらっしゃーい
詩玲音 「骨は拾わなくていいっすよ」トボ……
里奈
「どうにかなると信じてるよ。というか、信じる他ない」
「今回ばかりは、本当にそれしかなさそうだ」
詩玲音 ボクが死んだら……狩人の骨として使ってください
未檻 里奈しか使えるやつがいねえ
GM
………………。
大空に聳え立つあんりちゃん。
今、狩人たちを見下ろし、胸を強くおさえながら問う。
あんり
「お……おもいきり……」
「うごいて、い、いいんだよ……ね…… 誰かいて、死んだり……」
「そうでなくとも、み、みんなが、つぶれちゃったりしたら……わたし……」
今、落下していった詩玲音ちゃんがフラッシュバックしています。
里奈
「大丈夫だ!」
「我々はまだ……一度も死んだことがないからな!」
朋美 「ええ、御心配には及びません!思いっきりでなくてはいけませんからね!」
いつか 「もし何かあっても……みんなでごめんなさいすれば大丈夫なぐらいには、私達でなんとかします!」
里奈
「身体が大きくなったとしても、キミはまだ高校一年生の一人の女の子だ。
だから……我慢しなきゃいけない理由はそんなにない!」
「ほら、詩玲音ちゃんも、なんか!」
尻を叩く
詩玲音
ええ~
戦う前になんか言うキャラじゃないんですが……
里奈 でもあんりちゃんめっちゃみてるよ!
いつか え、じゃあ里奈先輩が好き勝手代弁しましょう
詩玲音
よせ……!
「はぁ……」
「だいたいあんりちゃんごときが動いた程度で誰か死ぬとか……ちゃんちゃらおかしいんですよ」
「大きくなって頭に血が回らなくなったんすか?」
あんり
「……っっ」 グラウンドのほうに避けていてアンバランスになっていた足が、緩やかに持ち上がる。
それは、本当に緩やかに見えた。が、実際は人が走るよりも車よりもはやく——
GM
ドォォォ—————……ン……
住宅地に落とされる。轟音と共に、地面が揺れる。家々はぺしゃんこだ。
詩玲音 (あれ避難住んでるんすか?)
里奈 (そのはず)
いつか (多分……海野さんを信じましょう)
朋美 住宅地なら……大丈夫でしょう!
あんり 「…………ここまできたら……もう、ぜったいやるしかないっ!!」
詩玲音 「立場の違いってものをわからせてあげましょう」
あんり
「神埼あんり!!全力でいきますッッッッ!!!!」
息を吸って、大きく叫ぶ。
里奈 「純潔騎士団、三ヶ月里奈。その想いの行く先を照らそう!」
いつか 「どうか、あなたの想いが届きますように」
朋美 「なんという音圧……しかし、負けません!せめてその願いの一助に!」
GM 戦闘開始!……と共にどこからともなくすやぴとウサチャンがポップします。
詩玲音 邪魔くせえ!
GM
†始祖の祝福†によりテンション上限が16、余裕が16点増加します。今まで縮こまっていたあんりちゃんがいよいよ動くぞ!
では、先制判定!!
先制判定指定特技表(5) → 《退路/環境11》
退路を確保せよ!
詩玲音 判定:這う/2D6>=7 → 4[1,3] → 4 → 失敗
いつか 判定:伏せる/2D6>=6 → 6[3,3] → 6 → 成功
里奈 判定:開ける/2D6>=7 → 6[1,5] → 6 → 失敗
朋美 判定:蹴る/2D6>=13 → 3[1,2] → 3 → 失敗
GM こうなりました
いつか
【鉄の処女】【聖歌】で。
あんりちゃんを攻撃します
あんり うおおおおおおおおおおおおおお
いつか
判定:人脈/2D6+3>=6 → 11[5,6]+3 → 14 → 成功
ダメージ/3d6+3 → 9[2,3,4]+3 → 12
指定特技は仕掛けるです。
あんり
避けます!
判定:踏む/2D6>=7 → 2[1,1] → 2 → ファンブル(【余裕】が 0 に)
なんか0になったんですけど?
里奈 一歩で結構すっきりしたです?
あんり いいですよ、恐慌もします
いつか
ダメージが入ったあと、恐慌&捕縛が入ります
「とりあえず、市街地を離れましょう。ここでは家屋が倒壊して私達も危険です!」
「神崎さん!! 兎洞先輩はこっちです……!」 ただ、あんまり高速で移動されると困るので足止めを仕掛けます。
経典を使ったワイヤー法力トラップです。これに引っかかると足をすくわれます。
あんり
「し、しれっっ…………あっ、あっ?」 では、いつかちゃんも予想だにしないドジっ子が発動するんですね。
そこでバランスを整えることもできず……
「あーーーーーーっ!!!!!」 ズシャアアアアッ!!
いつか 「あっ!? そ、そこまでしたつもりは……!」
里奈 「あー、派手にいったねえ」
あんり
前のめりに転び、その衝撃で住宅地が次々と崩壊していく!!
人の形をした崩壊跡が完成しちゃった……
いつか テンション8点上昇しておきます。
朋美 「……わ、わぁ……」スケール大きすぎて唖然
詩玲音 「うわ~」
あんり 人の棲む家がぐしゃぐしゃにつぶれたミルフィーユのよう。
いつか 「だ、大丈夫ですか~~~!?」
里奈 「地震で足元がおぼつかないな……」
あんり
「あああああっ!!!」 恐慌します
余裕もなくなります
詩玲音 そっすね
里奈 破壊された水道管から水がじゃばじゃばあふれたりしてる。
あんり 「………………ま……負けないッ!!」 立ち上がります。
里奈 「えらいぞ!」
いつか ほっ……
あんり
「こんなの……大災害だけど……障害じゃないんだからっ!!」
でも住民のみなさんには謝らなきゃ……
朋美 「体勢を立て直した……来ますよ!」
いつか
「見た目以上に頑丈そうです。結構思いっきりやっても大丈夫ですよ」
こっちも
すやぴ
退路を確保しようとする狩人たちをすやぴがじゃましまーす
なんか路上で障害物とかになってる。
朋美 ぶにっとしてる!!
すやぴ
朋美ちゃんを狙うすや
命中判定/2d>=7 → 2[1,1] → 2 → ファンブル(【余裕】が 0 に)
しにました
ころころ……
朋美 何もしてないのに潰れた……
すやぴ ぶちゅっ……
あんり
そのあとを追うあんりちゃんにも踏まれる。
ドシイイイイイイイイン…………
「使い魔の」ウサチャン
命中判定/2d>=9 朋美ちゃん狙います → 7[2,5] → 7 → 失敗
普通に失敗
朋美 まさか……ファンブルしないなんて……!?
あんり
わたしは……
大角+針山で朋美ちゃんを攻撃します。
判定:現れる/2D6>=4 → 3[1,2] → 3 → 失敗
いいや!
怪力つかいます
ダメージ/5d+5+6 これの半分 → 23[2,5,5,5,6]+5+6 → 34
里奈 超女の子だから当然の怪力
あんり 半減して17点だよ
朋美 17か~~~
あんり 「んんんんんんんああーーーっ!!」
いつか -6ですね
あんり どっちにしろかわらないので、先にテンション17にしておくね
詩玲音
判定:跳ぶ/2D6+2>=6 ブロックします → 10[4,6]+2 → 12 → 成功
肩代わり/1d6 → 3
朋美
ありがたい……
受けます
あんり
では、そのまま受けますね。とはいえ、直撃はしてないのでだいじょうぶ
あんりちゃんの手が、朋美ちゃん目掛けて伸びる。
華奢な女の子の指先ですが……10倍となると話は別!!
100倍だったわ
100倍サイズの女の子の指が、大角のように地面を抉っていきます。
朋美 「こ……れは……近づく程に威圧感が……っ!」必死で逃げ回りますが、あと少しで跳ね飛ばされそう!
詩玲音 じゃあ指と爪の間めがけて注射器を投擲します
あんり 「み、見えない……っ あ!!」ちくっ
詩玲音 痛みで一瞬動きが遅れろ!
あんり 「はあ、はっ…… び、びっくりした……」
朋美 「……ふう、あと少しで…… ……助かりました!」抉られた地面を見るとぞっとします。気を入れ直しましょう
あんり では、後手のみなさまどーぞ!
詩玲音 「砂場遊びってこんな感じなんすかね……」
朋美
里奈さんの方に連携しましょう。粘液管!
ダメージは+4点!
伝心符あるんだった!+6点になります
里奈
判定:測る/2D6+2>=5 熱風 炭化! → 4[1,3]+2 → 6 → 成功
ダメージ/1d6+13+6 → 5[5]+13+6 → 24
当たると炎上 重傷 妨害
あんり
外殻でダメージが-2になって、22になります。
あんりちゃんはクロウラーでした
そのまま受けましょう!
部位どーぞ
里奈
身体部位決定表(3) → 《利き腕》
ともみちゃんの放った粘液を蒸発させて、蒸気で身体を温める!
あんり
では、先に再起判定をしますね
2d → 9[3,6] → 9
弱点じゃないよ!
朋美 じゃあ普通の水でした
あんり 「あっ……」 震えていた利き腕が、少しずつ落ち着きを取り戻します。
里奈
ものすごい火力なので、流石に温かい
22点相当の熱なので、東京ドーム一個分くらいです
あんり
「ありがとう、先輩……」 立ち上がる!
「わたし……敗れても挫けないから!!」
やる気!生命力が発動します。
里奈 「それでいい!
あんり 巨体が詩玲音ちゃんのほうへ向きます。
詩玲音 大暴力+魔薬(流血)で攻撃します
あんり きて!!!!!
詩玲音 判定:這う/2D6+2>=5 → 9[4,5]+2 → 11 → 成功
あんり ダメージをどうぞう
詩玲音 ダメージ+流血/2d6+3+3+5 → 5[2,3]+3+3+5 → 16
あんり でてないですね でかいので
詩玲音 注射器を破壊してダメージ+1!
あんり
ちょうど部位ダメージ!!
いいですよ!受けましょう!
詩玲音 身体部位決定表(6) → 《感覚器》
あんり 殴るがつぶれちゃった
詩玲音 これどこに攻撃すればいっすか?
あんり 感覚器に訴えてきてくれたらいいんじゃないかな
詩玲音
「だいたいねぇ、あんりちゃん……」
毒でふらつかせて、頭が低くなったところに呼びかける
あんり くらくらっ……
詩玲音
「ボクはそういう関係の相手なんて欲しくはなかったんですよ、別に」
「だってそうじゃないですか? ボクは井上家の狩人ですよ」
「魔女狩り以外に回すリソースなんてないんですよ」
あんり
「……う、うう、うううっ!」 直球を受け止めッッ
「わたしだってそういうの……いらないんだろうな……作らないのが狩人なんだろうなって…… わかってたよ!!!」
「わかってたよぉ!!!!」 叫
《叫ぶ》
詩玲音 「く……!」 吹き飛ばされそうになるのをこらえる
里奈 音圧でビルのガラスが割れて、日差しがキラキラと照り返す。
あんり
2d → 4[2,2] → 4
セーフです
「でも……わたしはねぇ……っ」 追加行動、炎上でテンションが更にアップ!
押し潰し+排出口でこうげきしますね
判定:落ちる/2D6>=5 → 3[1,2] → 3 → 失敗
怪力で成功します
ダメージ/4d+11 半減です → 16[3,3,4,6]+11 → 27
14てん!
ずいっと手をのばし、詩玲音ちゃんの小さな身体を掴もうとします。
朋美
金剛杵!
「……今です!」ヴァジュラチョコを投擲!あんりさんの口の中に入ると……
ヴァジュラに宿ったエネルギーによってチョコの風味が口中に拡散されます
あんり
「わたっ……!!!」 とろけるハート、とっておきの想いをあなたに~ヴァジュラチョコ~
「わたしはでもそういうそっけないのが、きゅんってきちゃってドキドキしちゃってそれはごまかせなくってぇぇ……」 チョコででろでろになります
里奈 「あ、あまあまだ!」
朋美 「効いていますね……まだ直撃を受けるには早すぎる……!」
あんり 「ふああ……っ」 緩んだ手は詩玲音ちゃんの身体をすかして背後のビルに抉りこみます。
詩玲音
「えっ、えええ」
「初めて聞いた情報っすよ……」 そしてふああはビルを破壊しながら上げていい鳴き声ではない
あんり
次のラウンド!
先制判定指定特技表(4) → 《人脈/環境9》
詩玲音 判定:跳ぶ/2D6>=7 → 3[1,2] → 3 → 失敗
いつか 判定:人脈/2D6>=5 → 7[1,6] → 7 → 成功
朋美 判定:掴む/2D6>=14 → 7[3,4] → 7 → 失敗
里奈 判定:開ける/2D6>=7 → 6[3,3] → 6 → 失敗
あんり
ででん!
行動をどうぞ!
想いを吐きつくしてちょっとすっきりしてしまいました
いつか
【鉄の処女】単品で。
判定:人脈/2D6+3>=6 → 3[1,2]+3 → 6 → 成功
ダメージ/1d6+3 → 6[6]+3 → 9
あんり
6以上。う~ん
回避!
判定:踏む/2D6>=6 → 8[3,5] → 8 → 成功
成功!
いつか
恐慌します
「この調子でうまく誘導していけば……」
と、神崎先輩の足元で工作していたんですけど
あんり
そう発言するいつかちゃんのすぐ真横に足が降ってきます。
ズゥゥ…………ン
里奈 「いつかちゃん!」
いつか
「ひっ!?」
「だ、だだだ……大丈夫です!」
生きてます!
あんり ミシミシ……道路にひびが入る。
いつか すぐさまその場を離れます。作戦失敗!
あんり そして、わたしの手番……のまえに
里奈 電線が切れて周囲のビルが停電していく。
「使い魔の」ウサチャン
ウサ~
じゃあ、この恐慌した子供を潰すダス
詩玲音 ダスな
「使い魔の」ウサチャン とっとと死ぬダス~/2d>=9 → 8[2,6] → 8 → 失敗
いつか
ええー!
ふー
「使い魔の」ウサチャン 1足りないダス ロ(↑)ックマンは素早いダスな~
里奈 爆破するぞ
いつか 先輩! 安い挑発です!
あんり 出席番号8番!神埼あんり!いきます!
詩玲音 じゃあボクは6番ぐらいか……?
あんり
大角+分身で詩玲音ちゃんを狙う!
判定:現れる/2D6>=3 → 10[5,5] → 10 → 成功
ダメージ/5d+5 → 15[1,1,2,5,6]+5 → 20
20しかないよ~ どうする?
朋美 ブロック!
あんり がんばれ~!
朋美
判定:心臓/2D6+3>=8 → 10[4,6]+3 → 13 → 成功
1d6 → 4
激情。これは6です
あんり
はい、ダメージは14!
あんりちゃんの指が現れ、とうとう詩玲音ちゃんを掴む!掴む?ほとんど上に載ってるだけのようなものですが……
身体部位決定表(7) → 《攻撃したキャラクターの任意》
朋美 「……ぐっ、もう止めきれない……!」指を食い止めようとしますが糸がぶちぶちぃー!
あんり 利き脚がめきめき、と音を立てます。
詩玲音
「げ……!」
再起判定/1d6>2 → 6 → 成功
あんり 「わたしは!し、詩玲音ちゃんと!」
里奈 「頑張れ……!」
あんり 「腕組んで歩いたり、キスとかしたいんだもん!!!!」 メキメキ
いつか 「兎洞先輩!!!」
里奈 「あっ、足が変な方を!」
詩玲音 (今歩けなくなったが……?)
朋美 「ここまで止めてもあの……あの音……長くはもちませんね……!」
あんり
←気づいてない
気づいてない上に、追加行動を獲得します。
詩玲音 鎮痛剤を打って……なんとかこらえる。
あんり で、次の人々、どうぞ!
里奈 里奈は1d6+13 激情浮いてるからダメージに載せればOK
朋美
禹歩ー!
判定:退路/2D6+3>=7 → 6[2,4]+3 → 9 → 成功
追加行動減少!
「……はぁぁ……喝!」今回は人形で何やっても仕方ないので寺生まれのTになって法力でなんとかします。
口の中でさっきはじけたヴァジュラから、今度は法力エネルギーで全身の力を弛緩させます
あんり 「はっっっ!?」 我にかえり…… 「し、詩玲音ちゃああああああん!!」 歩けなくなってる!誰がこんなひどいことを!?
詩玲音 「このスカポンタン……!」
あんり 「ごめんなじゃいぃ~~っっ!!」
詩玲音 「うるせえ謝んな!」
里奈
じゃ、あっためまーす
判定:測る/2D6+2>=5 熱風 炭化! → 9[3,6]+2 → 11 → 成功
ダメージ/1d6+13 → 2[2]+13 → 15
これは6ですね。
あんり うーん、通しです!
里奈
里奈は半壊したビルを燃やします。
「流石に温まるだろう」
詩玲音 (鎮火大変そうだな~)
あんり 大炎上恋愛戦線!!~六分儀炎上~
里奈 「どうせ倒壊してるし……」
いつか 「ご、ごめんなさいで済まないかも……」
里奈
「事故だよ事故」
身体部位決定表(5) → 《消化器》
あんり
「はあ、はあ……あたたかい……」
落ちるーーー!!!
再起判定/2d → 6[3,3] → 6
セーフです
里奈 炎上、重傷がのります。
あんり
ビルの火が移り、ちょっとやけどをしますが寒いよりはマシ!
生命力!
詩玲音
大暴力で攻撃……コストは狂気で支払おう
判定:這う/2D6+2>=5 → 6[2,4]+2 → 8 → 成功
ダメージ/2d6+3+3+2 いけるか……? → 11[5,6]+3+3+2 → 19
あんり 避けません!
詩玲音
脚を折られながら指にすがりつく
(衝撃で注射器が全部壊れた。徒手空拳だけか……)
あんり 100倍サイズの女の子相手に徒手空拳
GM だけどきみの一挙一動は誰よりもこのでかい女の子に届くのである
詩玲音
「あんりちゃん……ボクは誰かを幸せにできるようなやつじゃないんですよ」
「ボクは今まで全部失敗してきた。はじまりの魔女のことも、カヤノのことも、あなたのことも……」
血に濡れた手で巨指の指紋をなぞる。
あんり
「わたしは……今ッ……失敗してこんなに大きくなっちゃったけど……」 つい、力が大きく、声が荒くなりそうなのを堪えて……
大きくなって!
「詩玲音ちゃんと過ごした生活が宝物なの!詩玲音ちゃんとなら、わたし、不幸になったっていい!!!」
「でもできれば幸せになりたい!!!!」
里奈 「本当にそうなんだよね……」わかる
朋美 「お、趣深い表情をしている……」戦闘中に
詩玲音
「ボクはもう誰も不幸になんて、したくない……」
「だから、ボクは、ここで…… あなたに…… ッ」 痛みが言葉を途中で止めさせた。
あんり 「——!」 部位ダメージをどうぞ!
詩玲音
身体部位決定表(7) → 《攻撃したキャラクターの任意》
まあ心臓っすよね
やっぱ心臓っしょ~ ノミの心臓とも言うしな!
あんり では、心臓がつぶれます。
詩玲音
軽度狂気表(4) → 【お守り中毒】(「幸運のお守り」を装備していない場合、全ての2d6判定にマイナス1の修正。)
ギャーーー
里奈 一番だめなヤツ
詩玲音 激情で記憶喪失にします 狂気6……!
あんり
はい では、再起判定ね!
ノミの心臓?とかわたし、よくわからないんですけど……
もっとシンプルなの、あるじゃないですか?
女の子のとっておき……恋するハート!!
1d → 1
激情で6!
「わたし、わたしね……っ」 ハートを打ち抜かれたあんりちゃん、それでも言葉を紡ぐ。
——が、追加行動でそこにチカラが入ってしまうのである!!
詩玲音 おう
あんり しかも、炎上でテンションが上がります。43。そして恐慌。
里奈 「温めすぎた」
詩玲音 のんきか……?
あんり
さっきの返しで、一瞬怖気づいてしまったんですね
……大角、針山で。わたしは、最大ダメージを出す!!!
対象はこれ、詩玲音ちゃんしかないです
詩玲音 はい
あんり 判定:現れる/2D6>=3 → 3[1,2] → 3 → 成功
詩玲音 フフフフ
あんり ダメージ/5d+11 → 13[1,1,2,3,6]+11 → 24
詩玲音 3部位
あんり 激情をひとつ使って、1を6にします 29点!
詩玲音 お……?
朋美
身代わり人形!
判定:笑う/2D6+3>=6 → 4[1,3]+3 → 7 → 成功
減少量/2d6 → 12[6,6] → 12
詩玲音 すげえ
いつか 完璧です
朋美 1d6 → 5
あんり (破裂して一機消える)
詩玲音 12点くらう!
朋美
一部位!
「ここで……あと一歩、少しだけ待って!」人形を手に……あ、いえ、そうですね
潜り込ませてわき腹をくすぐります
あんり
うにゅっ!!!
では、くすぐられた衝撃で脇をきゅっとしめて、人形がぶちん!
ですが、それで詩玲音ちゃんへの衝撃は見事に和らぎます。一部位。
朋美 こちょこちょ~ ぐしゃっ!でも無駄な力は少し緩んだはず!
あんり
身体部位決定表(6) → 《感覚器》
鼓膜が危うくなってきます。
詩玲音
再起判定/1d6>3 → 3 → 失敗
勝利!
あんり
「わたし……詩玲音ちゃんが……」
「……好き……」
「好き……大好き……大好きなの、恋してるの……詩玲音ちゃんのことで、頭がいっぱいなの……」
「詩玲音ちゃん、ねえ……詩玲音ちゃん…………好き、だよぉ…………っ」
心を射抜かれ、素直な想いがどろどろとあふれ出す。
詩玲音
(もう声が聞こえない…… でも、何を言っているのかはわかる……)
「この、グズ……」
這いずるように動いて……肌に歯を立てる。
「くそっ……!」
「ボクは……」
「…… 嫌い…… だ。」
「なんでわからない。ならハッキリ言ってやるよ! 何度でも! 嫌いだ!!」
「あなたのことなんて……」
「きらい…… だ。」
あんり
「う……ぅぅう、あ、あ、ああっ、あっ……」
あんりちゃんは、言葉にもならない呻き声をあげ、大粒の涙を流す。
身体は……まだ!元に戻らない……!
あんり 先制判定指定特技表(3) → 《日常/環境3》
いつか 興奮剤です
朋美 興奮剤はないので素で!
詩玲音 興奮剤使います
いつか そして里奈先輩に援護
里奈 ありがとう!
いつか 正念場です!
里奈 判定:日常/2D6+2>=5 → 8[4,4]+2 → 10 → 成功
詩玲音
判定:走る▲/2D6+2>=7 興奮剤使用 → 2[1,1]+2 → 4 → ファンブル(【余裕】が 0 に)
げっ
あんり 追加行動で虐殺しなきゃ……
いつか 判定:迫る/2D6+2>=6 → 6[3,3]+2 → 8 → 成功
里奈 頑張ってていっぱいいっぱいだからこそのファンブルなんだよぉ~!
朋美
判定:蹴る/2D6>=7 → 5[2,3] → 5 → 失敗
法力!
判定:蹴る/2D6>=7 → 7[2,5] → 7 → 成功
里奈 寺生まれってすごい!
あんり では、どうぞ!
朋美 ふふっ!
いつか
3d6+8で激情2つ使えば20点ダメージは出ます
【鉄の処女】【聖歌】で。
あんり くるがいい……!
いつか
判定:人脈/2D6+3>=6 → 5[2,3]+3 → 8 → 成功
ダメージ/3d6+3+3+2 → 6[1,1,4]+3+3+2 → 14
激情で1を6にします。19点ですね
あんり よけれまてん
いつか じゃあ1部位持って行きます。環境か社会からそちらの任意ですね。
あんり 退路をたちます。休まないがつぶれます。
いつか 「神崎先輩……兎洞先輩……二人とも、頑張って」 囁くように歌います。
あんり
ちなみにね、恐慌が発生したので、《怯える》が使用できなくなってるんですよね。
怯えません!
いつか 囁くような、祈るような歌声が、神崎先輩の心を奮い立たせます。
あんり
再起判定/1d → 2
激情
朋美 続いて、組み合わせは無しで援護!里奈さんに!+3点です!
里奈
判定:測る/2D6+2>=5 熱風 炭化! → 9[3,6]+2 → 11 → 成功
ダメージ/1d6+13+3 → 2[2]+13+3 → 18
あんり
1ぶい……
狂気とかないんですか?モノビースト
そっか
里奈 身体部位決定表(10) → 《逆脚》
朋美
先程壊れた人形の破片から、お札がばらまかれます。伝心符!
存分に以心伝心告白してください!
里奈
これに+5
でしたね……
はは……
すまんね……
あんり
1d 7以上……これは出る……ッッ → 3
激情で6にします。6マン
詩玲音 六万円ください
里奈 里奈は……特になにもしてませんでした。ですが、ビルの炎が燃え移ってガソリンスタンドが爆発します。
あんり 巨大なわたしの後ろで、真っ赤な炎が燃え盛る!
里奈 「やば……」
詩玲音 (のんきか?)
いつか 大惨事!?
あんり
このままだと、ビルはもちろんのこと、わたしの巨体をも焼ききるかもしれません。
(もう……臆病はいやだ。もう少し……だから……)
詩玲音 (ボクもしにませんか?)
あんり
あんりちゃんは、顔を詩玲音ちゃんのちいさな身体へ寄せます。
「……詩玲音ちゃん……」
詩玲音 「なんですか」
あんり 「……わたしも。詩玲音ちゃんがだいすきだよ」
詩玲音 ……顔を上げる。あなたを見た。
里奈 燃えたぎる赤い炎が、数多くのミラービルに乱反射して、まるで世界の終わりのような光景を作り上げます。
詩玲音 (死ぬのか……?)
朋美 じゃあ伝心符が光を反射してスポットライトのように
里奈 遠くサイレンの音。
あんり 「……何度でも言うよ。……どれだけ身を、心を引き裂かれたって……何度でも……」 大きな唇が、小さな帽子に。
いつか 破壊的な状況を背景に、聖歌で演出します
詩玲音 (こいつら……)
あんり 「……あなたが好き。あなたといて……すごく幸せ」 トン、と触れます。
GM
その拍子に、帽子が転がり落ちます。不器用なこの子は、そうすることしかできなかったけれど。
すべての力を使い果たし、想いをぶつけきったのでした。
詩玲音
「…………。」
「…………まあ、」
「…………ちょっとは、頑張ったんじゃないですか。」
帽子の取れた頭をその唇に添わせた。
GM
………………。
身体は、少しずつ小さくなっていきます。ビルから一軒家のサイズへ。一軒家から、木のサイズへ。小さく、小さく、……、……。
…………やがて、あんりちゃんは、元の通り。
詩玲音ちゃんよりほんの少し大きな女の子となって、共に横たわるのでした。
GM
倒された直後から描写しましょう。魔女のことです。
あんりちゃんは暴れつくした勢いで、しばし眠りについています。
そして、きみたちがようやく一息つけたかと思いきや……ビルの陰からクール・ブリゼが現れます。
クール・ブリゼ こんにちわー
朋美 そういえばまだいましたわ!
里奈 すっ、っと点火
クール・ブリゼ
「……想いが届いたのね」 先程からずっと見ていましたから、全てを察しています。
クール・ブリゼは首を振ります。
詩玲音
(だるそうな顔)
だるそうな顔っていうか脚折れてるんじゃいこっちは
いつか 気を引き締めていきましょう
クール・ブリゼ
「『届かぬ想い』が届いた今、わたしの存在は矛盾し、消えていく」
「あなたたちが手を出すまでもないわ」
朋美 「……では、なぜ今姿を?」
クール・ブリゼ ふっと笑う。足元はすでに、少しずつ泡と化している。
詩玲音 バブ……
クール・ブリゼ 「わたしにとってもあり得ない『夢』を見せてくれたごほうびよ」
詩玲音 「ありえない夢? ここまで全部魔女の思惑どおりだと思ってたんすけどね……」
クール・ブリゼ
魔女の足元から出でた泡が、ふわふわと漂い、きみたちのほうに向かう。
泡が触れて、はじけた瞬間……
ザバ……ン……と
深く、深く潜るような音が聞こえ、目の前が真っ暗になります。
GM
…………。
少しずつ、視界が開けていく……。
気がつくと……この世のどこにもないような、不思議な場所でたゆたっていた。
天は昏く、地は輝き。
そこかしこで七色の泡がふわふわと現れ、かと思えばパチンとはじけて消えていく。
里奈 「ここは……?」
GM
ここは、物質界からかけ離れた、何時かの何処か。
はじまりの魔女の世界。
きみたち全員は今、はじまりの魔女と同じ視点に立っています。
意識はある。けれど、言葉が音となって発されることはありません。
はじまりの魔女 「———」
GM
詩玲音を魅了し、上手く逃げおおせたはじまりの魔女だが……。
井上日野子から受けた傷はあまりにも深く、物質界で実体を維持できないまでに至っていました。
今のままなら、魔女はこの空間で永遠に眠り続けることになってしまいます。
しかし…… 逃げるためにわざわざ『魅了』を施したわけではありません。
魔女が、片手をあげる。背後で、井上日野子をくしざしにした槍が持ち上がる。
遠景が巨大な時計に切り替わり、そして、槍がはめ込まれる。
最初は、逆まわりに。
高速で逆回転すると同時に、物質界での時間が巻き戻ります。
そして、魔女が見つけたのは……
長い夢
優しげなお姉さん。
弟妹を連れて歩く、人間だった頃の彼女。
GM
その頭上が歪み、巨大な槍が現れ……
——彼女をくしざしにした。
GM
……。
時は加速する。
冬の朝。捨てられた赤子。
人形遊びにふける幼女。
水族館でアザラシを眺める、車椅子の少女。
聖母の像。
恋に破れた女の子。
狩人にトドメを刺されようとしている……さきほどのお姉さん。
……それらすべての少女たちが、次々と槍に貫かれていきます。
……はじまりの魔女は、現世にて再び受肉するために、数十年前から今までにいたるあらゆる時代に「魔女の種」を撒きました。
生み出された魔女と接触し、背徳を叶えられ、魔女に限りなく近づいた者こそ、はじまりの魔女が現世にて憑依すべき器……
すなわち『魔女の器』となるのです。
あんりちゃんもまた、魔女の器の一人でした。
しかし、本当の大きさに戻った今なら、器から除外されたとみなされるでしょう。
このままであれば、誰も、魔女にとって最適な器にはなり得ないでしょう。
魔女が受肉することはありません。
代わりに、これから先、ずっと、はじまりの魔女につらなる魔女と戦い続けるだけ。
もしもここで終止符をうちたいのであれば……
『誰かが魔女の器になり、現世で魔女を討つ』……しかないでしょう。
……すべてを理解したきみたちは……ここで目覚めます。
GM
……クール・ブリゼは、いなくなっています。
更に、崩壊していたビル群も元通りになっています。
いつか 「今の……は……」
GM 魔女が最期に見せた善意のひとつです。
朋美 「……魔女の……」
GM もし誰かが命を落としていたなら、その運命をなかったことにはできませんでしたが……幸い、大丈夫そうですね。
里奈
「……」
「今は……病院に行こう」