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もう夜も明けようかという時。

トボトボと居住スペースを歩くミスラは、完全に酔いも冷めていた。


躁病患者の常で、脳髄の極楽天国を通過したら、待っているのは汚泥のような地獄である。
果たして自分はなにをやっているのか、ランチキ三昧を振り返るに、あーあー叫びながら走りだしたような気分に駆られる。

水人間も治してもらった。エルエルエは節度をわきまえていて、今日はもう休みたまえという一言がなんだかうれしかった。


でもまだ約束がある。ミスラは携帯コテージのドアをノックした。


「あっ!ミッスラー!!」
「ごめんユリン、遅くなった」

円柱状の仮住居は、防弾防音。面積に換算すれば10畳程度はあるだろうか。
トイレ・バスつき。寝台がだいたい、スペースのの3分の1を締めている。
机には飲み物がのっていて、それをとろうとしていたグリオーがビクリとはねた。

酔った末の悪行とはいえ、2人の女子をその手で弄んだミスラは、改めてキッチリマジメなねっとりサービスを提供するよう、ユリンに約束させられたのだ。
律儀に守りにくるのがミスラというものか、約束といえばもう一つ……

「なあグリオー、ドンクルさん、なんかいってこなかった?」
「あ…ああ、か、彼女は…なんだか時間がきたとかいっていた」
「そうか、もう旅にでちゃったか」

「ミッスラー、お風呂はいろー」

ユリンがぎゅうぎゅうと腰に抱きつく。ちなみにミスラは現状、マントみたいな布をはおっているぐらいの姿。
腹をさするユリンの手が、いかにも性器に触れるのを我慢しているようで、くすぐったい。

「グリオーは?」
「ふぇ…!?」
「風呂」
「あ…あう…わ、わたしは…あとで」
「…?そっか」

なにをいまさら恥ずかしがることがあるのか、酔った自分ならその辺のところを粘着質に追求できただろうが、今のミスラにそんな度胸はない。
ユリンに浴室へと押し込まれ、少女がぱんつを脱ぎ棄てるのを、ため息交じりに下から見つめる。

「なっに見てんのさー」
「…いや、かわいいなって」
「やだもー正直者ー!!」

ぺちぺちと、じゃれっ気たっぷりのチョップ。
ドアが閉まって、すぐに湯気が2人を包んだ。

酔っていようが覚めていようが、脳みそが性器の一部であることに変わりはないミスラ。
すぐに抱きしめてくちびるを奪おうとするのだが、それはするりとかわされる。

「ダーメっ、ちゃんと洗ってから」
「うん」
「へへ、素直でよろしい」

いーこいーこと、おとなしくされるがままのミスラ。イスに座らされ、頭を洗われ、尻だけは撫でることを許される。
その形のいい尻はミスラのヒザの上、反り返った性器が、ユリンの腹にくにくに当たる。
乳首が眼と鼻の先にあった。鼻の方でいじると、抱え込まれた頭を締めつけられて阻まれる。

「んっ…!だめだってばー」

しゃべったら口に泡が入る。ミスラは応えず、抱きしめられたまま手探りで石鹸を掴みとる。
そのままユリンの背中に塗り、わき腹、腰部、尻へと手を這わす。耳にお湯が入った。石鹸のにおいが、少女の肌から立ちのぼる。

さすがに少女も、尻の穴に石鹸を塗られたときはきゃぁきゃぁいって逃げようとしたが、お返しとばかりに抱きとめて逃がさない。
塗るついた少女を抱きとめるのは至難の業。それが可能だったのは、ソコを嬲られるのが実はたいしてイヤではないということを意味する。

頭の洗剤をお湯で流された。顔を上げると、キスが待っていた。



ちゅぐ…ちゅ。…ちゅぷ。
ちぅ…ちゅっ。ちゅぅ…。

「んっ…。へへ。ミスラ…ん。…大好き…」
「…うん」
「ミスラ…舌、だして…ん」
「…ん」

ちゅ……ちゅぶ。
ちろ…。つぷ。ちゅ。ちゅぷ。

「…オレも」
「ん、ん……ぁ……んーふ?」
「オレも好きだよ、ユリン」
「ぁぅ…ミスラ…」


考えようによっては、酔っ払っている時よりタチの悪い通常ミスラ。
その言葉に偽りはなく、この場では心底ユリンを愛しているから始末に終えない。


ユリンの指が、背中を這う。その手には膨れたシャボンがついている。
既に2人は泡まみれで、すべすべ過ぎる二の腕やふとももを、何度も何度も擦らせては互いの熱に溺れて呻く。

肉茎の根元に、少女の蕾が触れている。へその周囲の柔らかい肉が、亀頭の橋梁に押付けられて、ミスラが腰を引いても追いかけてくる。
ユリンは完全に、自分で自分の身体を支えることを放棄していた。仕方ないからミスラがちゃんと抱きとめる。
そんなミスラに甘えるように、少女の下腹部だけは好き勝手に前後。ミスラも動いた。丁度2人ともが、絶妙に気持ちのいいポイントがあった。

「ん…ぁっ、これいい…」
「ん……うん」
「あっ!!…ぁん…、ふぁ…ぁぁん!!」
「あ、こ、こら」


びゅぅ、びゅぶぶ。びゅる

既にギリギリのところで我慢していたのに、不意にぎゅうぎゅうと押付けられた果肉のせいで、ミスラは達した。
達した肉茎の上で、なおも果肉は圧迫を強める。ミスラの頭は乱暴に抱きしめられて、伝わってくる振動から、少女の感じている快楽がわかった。

「ん…きもちぃよー」

トロンとしたユリンに、ちまちまとキス。
自分で動こうとしないから、全部洗い流してやって、ついでに髪も洗ってやった。子猫様は上機嫌である。

「みすらー、ここでしようよー」
「グリオーがまってんだろ」
「もー!お風呂でしたいんだもん。グリオー!!アンタもこっちおいでよー!!」

ユリンはのそのそとドアをあけ、びったびたのままでて行った。すぐにむずがるグリオーを連れて、帰還。
ミスラは心の中で、よくぞやったとユリンを褒めた。

「ほっらグリオー、脱いで脱いでっ」
「や……、じ、自分でできる…」

開けっ放しのドアの向こう、グリオーがスルスルとタイツなんかを脱いだりする。
たまらなくそのにおいをかぎたかったが、自重。代わりに、浴室に踏み入れられたその足にキスをする。

「ひゃくっ、み、ミスラ君…」
「ん、プールの味」
「だ、だめ…まだ…洗ってない」

ミスラはそのまま、つけ根の茂みをかきわける。舌で吸う。そこをくちびるだと思って、丹念に愛撫する。
腰を引こうとしたグリオーを、ユリンが阻んだ。

「やっだー、グリオーってば、すべすべ」
「も、もう…!お、お前まで…」

ミスラちょっとイジワルめに、刺激の強いところをいきなり責める。
ざらついた舌で包皮を剥いて、そのまま放置、なおすになおせない少女の困った顔が、ミスラの性癖を直撃する。

「洗ったげるねーぐりおー」
「ちょ…ちょっとユリン…」
「ミスラ、もちっと奥いってよ」
「ん…」
洗い場は3人では狭いから、ミスラは湯船に浸かって2人を眺める。
ちんこは隠れてしごいていた。ひょっとしたら酔ってない時の方が変態なのかもしれないと、ミスラ自分がなさけなくなる。

すすがれていく2人の裸身。照明のせいか、ヤケにきらきらして見える。
ミスラは惚けていた。たまに忘れそうになるが、どう考えても目の前にいるのは美のつく少女である。

そんな2人が、なんの警戒心もなく目の前で戯れていることの、幸福の再確認。
ミスラのぼーっとしたような表情の意味を勘違いしたのか、グリオーが口を開いた。



「ごめんなミスラ君」
「ん?」
「今日はもう疲れてるだろう?…それを無理いって」
「なにいってんだグリオー」

丁度オケをもちあげたところの、無防備な乳首を指でつっつくミスラ。つっつかれた方のグリオーは、なんとかお湯をぶちまけることは防いだものの、急に動いたから足がつるところだった。

「いつも大変なのはグリオーの方だろ?これのことなんか気にせずもっとオレをこき使えばいいんだよ、カリンザみたく。どうせオレはち○こくらいしか使い道がないんだから……」
「そ…そんなことはない!!」
「それにグリオーにお願いされて嫌がるヤツがどこにいるんだよ。頼まれてなかったらこっちから夜這いにだな……」
「ふぇ…?ぁ、…ぅぁ、…そんな」


そんなやりとりを、ユリンはため息混じりに眺めている。
彼女はまだ、ミスラという人間の悪癖をわかった上で関係を楽しんでいるが、はてさてグリオーは真に受けやしないだろうか、受けるかもしれない、いや受けてる。

このままいったらその他の純真な乙女達とほっぺたのつねりあいに発展するのではあるまいか、そんな不安は


「…私は何番目でもいいんだミスラ君」


一瞬で杞憂となって湯気に溶けた。

「私はスタイルだって良くないし色気もない…他にかわいい子や綺麗な娘はいくらでもいる。わ、私は魔法しかとりえがないから…ボクは…ああ!!いってるそばからこんな……」

舌はもつれる、言葉は詰まる。それでもグリオーは、自身がいかにさえないオタク女で、ミスラがいかに王子様であるか、とつとつと語るのである。だからいいんだ、たまにこうして話ができるだけでもいいんだ。ユリンは歯が浮いた。ああやっぱダメだこの娘、境遇や才能は自分と似てるけど、根本的なところで天然だ。

グリオーは追い炊きみたくヒートアップ。聞かれてもない己の心情を、ここぞとばかりにぶちまける。やれミスラ君のどこがステキだここがステキだ。なぜ誰もそれを褒めないのか、おかしいじゃないか。

「……こうしてボクはミスラ君のことが好きになりました!!笑ってくれても結構!!だがみんなミスラ君を過小評価しすぎている!団長も団長だ、自分がミスラ君に依存しているのを分かっているくせにミスラ君を奴隷扱いして!!」
「ぐ、グリオー…」

これにはミスラも感銘を受けた。そうか、自分ってそんなにすごい男だったのか。

そのままはっしとばかりにグリオーを抱き寄せ、奪い去るようなキスで少女の口腔を蹂躙、グリオーはミスラになら何をされるのも光栄といわんばかりに身をよじり、そのいたいけな様がさらにミスラを調子に乗せる。

ミスラももうなにがなんだかわからないくらい目の前の少女が愛おしくなり、ついには

「結婚しようグリオー…」
「み…ミスラ君……」

なんていいだすから、しょうがなくユリンが2人まとめてドロップキックをかました。



どっぽーん、と。

湯船に沈んだミスラは、飛まつの向こうに不機嫌な阿修羅を見る。

「ちょっとミスラっ!2人だけの世界に浸りこむ時は2人だけのときにしてよね」
「うーん、うーん」
「み、ミスラ君!!大丈夫か!!」
「グリオー!アンタも!!」

やいのやいの
あーだこーだ

たわいもない罵りあいは、結局めんどくさくなったミスラが、両名の口をキスで塞いだことで終結した。
明らかに1人用の浴槽に3人でぎゅうぎゅう詰め。グリオーの肘に文句をいうユリンの口を封じ、性器に当たるミスラのヒザから、腰を引こうとするグリオーを押し留める。

きゃーとかわーとかいった叫び声は、次第に気だるい感情に押し殺されていった。

ミスラがグリオーの小さなあごをもちあげ、舌を流す。手の空いたユリンが、グリオーの耳を舐る。
抗議をしようとしたグリオーのくちびるを、今度は待構えていたユリンが奪い。のけ者にされたミスラは、ユリンのほほに鼻を寄せる。

ちまちまちまちま愛撫の交換が続く。全員が熱気のせいでぽーっとしていた。

「ねぇミスラっ。そろそろ…」
「ん?…うん」

ユリンが眼で合図。ミスラは名残惜しげなグリオーのくちびるから舌を抜き、少女の温まっただ液を飲み下す。
そのまま壁にもたれ、浴槽のヘリに腰をかけたら、狭かった湯船に少しはスペースができた。

そりかえった肉物に、そろそろと2人のくちびるが近づく。

ユリンの舌が、亀頭のヘリをずるずるとなぞった。グリオーが、反対側の肉崖をくちびるで吸う。
力の加減は丁度良かった。ミスラの粘膜を思いやるような愛撫。2人の濡れた頭を撫で、指に残った匂いをかぐ。

ユリンが、舌先を硬めに尖らせて、尿道の方へとゆっくりまわった。どくどくと溢れでる先端の汁を、グリオーが控えめにすすっている。


――んふ…ぁふ。…ん
ちゅ…ちゅぅ。…ちゅこ…ちゅ。
ちゅぅ、ぢゅぷ。…ちゅ。ちゅぷ。ぢぷ。
きゅぅぅ。
――ん、ふぁ…あむ……ふぁ
ちゅぼ…っちゅぽ…つぽ。
ちぅ、…ぢぅ……。ぢゅぅ。つぷぶ。
ちゅぽっちゅぽっちゅぽっ…つぷ。


ユリンがノド奥まで、一息に肉物を飲み込んだ。
粘膜で満遍なく肉をそそり、尖兵のような舌が、チロチロと局所的な刺激を残していく。

すぐに交代。今度はグリオーが、同じようにする。
彼女の舌は、ミスラの肉物がヒクリと跳ねるのを楽しんでいるかのよう。
激しい動きはないが、彼女がちゅぅちゅぅと肉物を吸うたびに、尿道から精の雫が溢れてでる。

肉物は2人の口腔を何度も往復。その度にとろとろと量を増す少女のだ液を、幾重にも重なる指が絡めとって、やさしく絞め殺すような愛撫を、肉茎に加える。

「ん…もうでそうだねミスラ…」
「ぁ、…あむ。……ふ、ぁむ」

2人の少女が、ほっぺたをひっつけあいながらゆっくりと口を広げた。
ミスラは自分でしごいて、少女らの顔を満遍なく汚すように、だらだらと精を放った。


・・・・・・。


「ふぁ…!…ぁっ!!…ぁ、ぁ…ふ」

ミスラの肉物を、相変わらずきちきちと、グリオーの膣が包んでいる。
激しい動きはない。絶頂を目的とするよりは、時間を塗りつぶすことを主眼においた、愛撫の連続。
ユリンは時間を確かめる。もう1時間も、ミスラの舌に膣内をくすぐられている計算になる。

「どうしたユリン?つかれたか?」
「ん…ゼンゼン…。まだできるなぁ…って…ぁん!!」

3人は浴室からベッドの上にと場所を移していた。寝っころがって、お互いをだらだらむさぼりたかったからだ。
ミスラはユリンへの愛撫を指に切り替え、空いた口でグリオーにキスをする。彼女はずっと絶頂の手前をうろうろしていて、なにをするにも受身。ピリピリとした快楽が、頭蓋に帯電しているのが目に見えて分かる。

「ぁぁ…いじわる…ふぁぁ…!!…み、みすら…君…の、いじわる…」
「イキそう?」
「ふぁ…ぁ、ぁぁ…っ」

涙目で、コクコクうなずくだけが精一杯の少女の腰を引き、腰の動きを少しだけ早めてやる。
汗で濡れたおでこにキスをし、頭を抱いたところで少女は達した。

「ん…んん!!…ん…ふぁ…ぁ、ぁ、あ」

つるりと抜けた肉物を、今度はユリンの果肉にあてがう。なんの抵抗もなく奥まではいった。腕の下で、少女が跳ねる。

「ぁぁっぅう!!…ん、ぁ、ぁん、…ゃ、ぁぁん!!!」

ちゃぷちゃぷと、戯れ程度の振動が、ユリンの体内で弾けていく。
ミスラは横でボンヤリとしているグリオーにキスをし、熱くなったほっぺたを舌でくすぐる。気だるげな声が上がった。

「ふぁ……ぁぁ…み、すら…君」
「ん?」
「す、吸っていぃ…?」
「ん?なにを?」
「ミスラ君の…べろ。…吸っていい?」

なんだかよく分からなかったが、いわれたとおりに舌をだすと、少女はチューチューと、音をだしてそれを吸う。変な感じだったか、別に拒むこともなかった。
そのままにさせていると、今度はガジガジと人のくちびるを噛み始め、その舌で鼻の穴まで舐めようとしてきたので、流石に止める。

「は、鼻の穴はよそうよグリオー…」
「ふぇ…?」

少女はすねたように悲しげな眼をする。
代わりに鼻梁をくちびるですすりはじめ、まぶたや目尻にキスを始める。

顔中が、少女のよだれのためにベトベトになった。

くすぐったくて身体をよじったりしていたら、痺れを切らしたらしい少女に、後頭部を固定されて逃げ場を奪われる。
多分、汗の味がしなくなるまで舐めているのだ。しなくなったら次へいく。変な気分だった。


「ミスラー…ん、サボんないでよ…」
「ごめんユリン、見えない」

顔の自由をグリオーに奪われたため、腰だけでユリンの尻に応えてやる。
交差位で交わった結合部に、ちゅぽちゅぽと白い泡が立つ。ミスラの事情を察したのか、ユリンがゆらゆらと腰を揺さぶり始め、粘膜の擦れる音が大きくなる。

ミスラは下腹部を、射精の欲求が満たした。それに気づいたのか、ユリンの動きが促すように茎の裏側を圧迫し、我慢の努力を無力化する。あえなく射精。
ユリンは膣口のすぼまりだけで、ゆっくりと尿道に残った汁を、己の膣に含ませていく。管の蠕動が終わると、ユリンの膣は何事もなかったかのように愛撫を再開した。

「どした、グリオー?」
「ん…、…ぅぅん」

顔への愛撫をやめたグリオーは、自分の指をしゃぶりながら、明らかに射精の終わった結合部を見ている。
さっきイったばっかりじゃん。そうささやくと、ううん、あのね、そう前置きしてからこんなことをいう。

「……欲しかった」
「ん?え?…え?」
「膣内に射精して欲しかった…」

一拍。

「あのねグリオー」
「うん」
「女の子がそういうこと口にするもんじゃありません」
「……う。……でもね」

ユリンばっかりうらやましい。

なんだか子供みたいなことをいうグリオー。欲しいもんは欲しい。そういう。
なんなら上目遣い。ちょっとほほが赤みを帯びて、振り絞った勇気の具合がうかがえる。

ミスラはちょっとキュンとなった。

少女は親の機嫌を伺う子供のような顔をしている。ミスラは少女がしゃぶっている細い指を奪って口に咥えると、ユリンの尻を撫でながら肉物を引き抜く。

「ちょっと強めにしてもいい?」
「…うん」

そのままグリオーの膣に挿入、達したばかりの肉物を荒めに震わせると、5分ほどで高ぶりが始まる。

ヒリつく尿道から、多くはない量の精液をひりだす。ゼェゼェいいながらグリオーを見ると、本当に幸せそうな顔で満ち足りている。こんなもんで喜んでもらえるなら、がんばったかいもあるというもの。

少しだけしょぼくれた肉物を、指でしごいて奮い立たせる。ユリンはおかえりーなどととぼけたことをいい、ミスラの性器を迎え入れた。


・・・・・・。



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