会津の三泣き

遅ればせながら、2020年3月末の会津を。

通算の献血回数が150回を越えた頃から、決めていました。記念すべき200回は会津献血ルーム(福島県赤十字血液センター会津出張所)で迎えようと。
年3回の全血も含めつつ、順調にいけば2021年の秋頃。退屈な50回の歩みも、その先に会津があると自らを励ませ、モチベーションとしてきました。

なぜ会津か?
単純に「まだ行ったことがないから」もあるし、日帰りが可能で旅情感のある街だし。
なにより2年前、会津田島まで全血献血に行ったものの思いがけぬアクシデントで果たせなかったことへのリベンジをずっと願っていたのです(当サイト内エントリ「俺の出番…?」公開日時:2018年4月6日)。

ところが、2021年を待たずに、会津献血ルームが閉所してしまうことになりました。
会津献血ルーム閉所のお知らせ(会津若松市)
最終日の2020年3月30日(※)は地元の皆さんに譲って、私は水曜日の25日に行ってきました。惜しくも180回目。
※通常の開所日は月水土曜日なので30日(月)となりましたが、問い合わせが多かったのでしょうか前日29日(日)も臨時で開所したそうです。

まずは七日町からバスに飛び乗り、吉田類さんも訪れている店で景気づけに馬肉を堪能。

御薬園。滞在時間30分にも満たない駆け足ですが、お茶とともに供されたごま羊羹がベラボウに美味かったのでお土産に。

バス停からの道すがらに。
故郷を離れ避難している大熊町立大熊中学校の仮設校舎。

到着。3月末の頃はすでに手指消毒とマスク着用が必須となっていました。

近時「カフェ風」だのなんだのとコンセプト志向のルームが多いなか、会津献血ルームは質実剛健のストロングスタイル。こうでなくちゃね。
お邪魔にならない程度に看護師さんとお喋りしつつ、これからソースカツ丼を食べに行くんだと言えばいくつかのお店を紹介していただきました。しかし私には意中の一店があったのです。

初めてのルームではありますが、これが最期かと思えば離れがたい。
とはいえ、16時半頃の列車で帰る予定。リベンジは果たしたと胸に刻みつつパナップ一気食い。

再度バスに飛び乗り、会津若松駅を経由して七日町へ。

もうひとつのミッション。会津田島からこの地に移転してきた御食事処まり(旧ラーメンまりちゃん)でソースカツ丼。
敢えて言えば…抜群に美味いとか、盛りやコスパが良いとか、そういうのではないです。まりちゃんの笑顔に会いに来たのです。

まりちゃんありがとう。

まさに心温かく、離れがたき会津(「会津の三泣き」についてはこちらご参照を)。

処遇品は豪華。
マジカはポイントの返礼品だったかな。私の住所を見てこっそり足してくれたのでは?なものも。

またいつか、会津。
献血バスは定期的に回って来ているようですし。今度はエフエム会津のオープンスタジオを見学したいね。

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