最終更新 2003 10/07
サンプルのダウンロード → BCB_SelectDirectory.lzh(43k)
全ソースコード
VC++ で API を使ってフォルダ選択ダイアログを表示すると少々面倒なのですが
Boland C++ Builder なら簡単に扱うことができます。
BCBの場合、ディレクトリ(フォルダ)選択ダイアログは2タイプ用意されて
います。
呼び出す関数はどちらも SelectDirectory() で、指定する引数が違うだけです。
戻り値も同じです。
キャプション、ルートディレクトリ、選択されたディレクトリを指定すると
スクリーンショット1のダイアログが表示されます。
ダイアログのOKボタンを押すと、選択されているフォルダのパスが
選択されたディレクトリに格納されて返って来ます。
この時、SelectDirectory() 関数は true を返します。
キャンセルボタンか×ボタンを押されると、SelectDirectory() 関数は
false を返します。
選択されたディレクトリ、オプション、ヘルプコンテキストのIDを
指定すると、スクリーンショット2のダイアログが表示されます。
オプションが少し特殊で、値は << で指定します。
TSelectDirOpts option;
// sdAllowCreate を指定する
option << sdAllowCreate;
// sdPerformCreate を指定する
option << sdPerformCreate;
// sdPrompt を指定する。
option << sdPrompt;
|
一度に複数の値を指定することもできます。
TSelectDirOpts option;
option << sdAllowCreate << sdPerformCreate << sdPrompt;
|
ヘルプコンテキストIDはヘルプを呼び出す時に使う番号です。
詳しいことはここでは省略します。
サンプルではヘルプは使わないので0を指定しています。
|