最終更新 2003 12/01
DLLを使用する部分は、さらに少ないコードで実行できます。
前のページの「作ったら使わなきゃ(作成したDLLの使用方法)」から
変更する部分だけを書きます。
DLLを作成する部分には変更する箇所はありません。
前回作成したDLLはそのまま利用できます。
1.ソースコードを変更する
全ソースコード
コードは前回よりもずいぶん少なくなって WinMain() の中がたった
2行になってしまいました。
2.ワークスペースに DLL_Test.lib を追加する
プロジェクト(P) - プロジェクトへ追加(A) - ファイル(F) を選択
ファイルを選択するダイアログボックスで、ファイルの種類(T): を
ライブラリファイル(.lib) に変更して DLL_Test.lib を選択する。
そうするとワークスペースウィンドウに DLL_Test.lib が追加されます。
3.ビルドする
F7 か Ctrl+F5 を押してビルドします。
まちがいがなければ、これで前回とまったく同じように動くはずです。
前回と違う点は、ソースコードが違うことと、ライブラリファイルを
ワークスペースに追加する点です。
ライブラリファイル(DLL_Test.lib)はDLLを作成するときに
一緒に生成されるので、DLL_Test.dll と同じフォルダにあるはずです。
ビルドする前に DLL_Test.dll をコピーすることを忘れないようにして
下さい。(前回の手順8.)
安全性はどうか分かりませんが、こっちの方が実用的かもしれません。