日本人民党に関して
この政党は1946年から1984年まで存在した。
実際には只野直三郎の個人政党(ただし、衆議院に議席を保有した)ではあったが、他の候補者(兄であり、村長経験のある只野直助など)を擁立したこともあった。
この政党の主張としては、
天皇主権
内閣総理大臣の公選制
州郡制度(県よりも大きな単位で統括する)
などがあげられる。
ちなみにわが党の主張とは天皇主権に関しては逆である上、首相公選制も「衆愚政治」につながる恐れがあるため、取り入れたくはない制度である。
沖縄人民党に関して
この政党は、アメリカ軍占領時の沖縄に1947年成立した政党である。
当初は広範な人物が所属していたが、日本共産党、ならびに沖縄共産党の影響を強く受けていた。
そのため、そのころすでに共産党を非としていたアメリカ、および琉球政府から激しい弾圧を受けた。
一例としてはこの政党から市長になったものの、法令により狙い撃ち的に追放されたことなどである。
沖縄の日本復帰後も一時この政党は存在し、衆議院議員も輩出したが、日本共産党二合流する形でその生涯を終えた。
なお、わが党の主張としては日本共産党のように「スタイルとしての護憲」ではなく、
「共和制移行のための改憲」を目指しているため、まったく逆のスタンスであり、
さらにわが党のように「外交における強攻策」を欧米諸国にしかとらないため、異なる政党である。。