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ホシ計画第92回「殉教」


参加者のお名前 採点

☆グラフ

ウィルさん 40 ☆☆+
にゅる兄さん 80 ☆☆☆☆
ほしつるさん 80 ☆☆☆☆
さすらいびとさん 80 ☆☆☆☆
つぼさん 49 ☆☆+
ホシヅルさん 65 ☆☆☆+
九条ゆやさん 90 ☆☆☆☆+
トメハルさん 50 ☆☆☆
プヨ氏さん 61 ☆☆☆
   
合計点

595

 
最高点 90 ☆☆☆☆+
おすすめ度(平均点) 66 ☆☆☆+



投票参加者 9名。

殉教 66 ポイント  に決定!

チカちか星賞は、 1ポイント差で

ホシヅルさん  

まろゲット!

です。

おめでとうございます。

 

採点理由


ウィルさん

40点

正直、好きになれない作品・・・。



にゅる兄さん

80点

 生者の言うことは信じなくても、死者の言うことは疑いもせず信じるとこがおもしろい。
 だってあやしいやん。死んだ警官が言った「たとえ、その瞬間は苦しくても、苦あれば……、おっと、やはり苦しい。まったく、いやな所です」というセリフがめっさ引っかかるもん。

 人間は死の恐怖だけで生きてるもんかな? ほかの動物はどうなんだろう。人間の言葉がわかれば安心して死を選ぶんだろうか?
 逆に、死んだペットの楽しそうな鳴き声をきいた飼い主は「いまそっちに行くよ〜」とあっさり死を選びそうだけど、、、。

「ゆっくりとした将棋だおし」というイメージが最高。ブルドーザーでの死がい掃除もいい。

【おまけ】

・機械の順番が自分にまわってくるまで、とりあえずは食って生きていかなきゃいけないど、それまでの食料はどうするんかな? 買いたくても店はやってないだろうし。
・まさか「家庭用の無線電話機」がポケットサイズになって、いたるところにいきわたるようになるなんて、星さんもびっくりだろうな〜。



ほしつるさん

80点

まだ『死への恐怖』など微塵も持っていなかった頃に読んだので,あまりピンと来なかったけど,今では『処刑』と並んでこの本のベスト2になってます。かと言って,別に「死ぬのが怖い」から死なないわけじゃないよ。って気持ちもあります。どっちかと言えば,ブルドーザーの後ろについていく方かもしれない。
僕なら誰を呼び出すかなあ。ジョン・レノンとかジミ・ヘンドリックスとか?英会話教室に通わなきゃだめかな。
ジョン・F・ケネディとかオズワルドなんか呼び出して暗殺の真相を聞き出せば,落合信彦以上の本が書けそうだけど。なんだ,こういう風に使えば良いじゃん,この機械。



さすらいびとさん

80点

うーん、死の恐怖がなくなったらどうするか・・・。
たとえ死後の世界が楽園だとわかっていても、
病気とかでよっぽど苦しまない限り、自殺はできないような気がします。
もうちょっとこっちの世界を楽しみたいし(笑)

しかし、死んだら楽園に行けるとわかっただけで、あらゆる社会的価値が
崩壊してしまうんですねえ。
自分自身も家族も宗教も科学も信じられない人たちの築く社会も見てみたいです。
結婚して子どもが生まれ、その子が機械としゃべってあの世へ行ったとしても、
まだこっちの世界にいるのかなあ。



つぼさん

49点

いくら死への恐怖がなくなったからといって
こんなに次から次へと人は死んでいくのかな?
と思っていたら,この結末。
何者も信ずることのできないものたちの作る社会,
というのはどうなんでしょう。
妙にからっとしてて生きやすいかもしれませんね。
ところで死体の山を片付ける人たちがいましたが,
そのにおいはたいへんなことになってるんでは…
もちろん見た目も…そして病気がはやって結果としてみんな死んでしまったりして…



ホシヅルさん

65点

読んでいるときは面白いけど、読み終えたら、なんだかよくわからない。不思議な作品ですなぁ。



九条ゆやさん

90点

星ファンは全員、殉教しないんじゃないかと思うけど(笑)
いきなり魂が増えて、神様とか天使は何もしなかったのかな〜
また作ればいいか?と思ったとかね



トメハルさん

50点

人がどんどん死んでいく話っすねぇ・・・。
人がどんどん死んでいく別パターンの話で半村良さんの「収穫」を思い出しました。
自発的にか、何かに動かされて、というところが相違点でしょうか。



プヨ氏さん

61点

何とも不思議な物語だと思いました。最終的には誰か生き残るだろうと思っていましたが、意外な人達が生き残りました。でも「信ずる能力が欠けている」という人々の今後の生活は一体どういったふうになるのかな?あ、だから最後にブルドーザーの運転手は「わかるものか」と言ったのですね。




近況など


ウィルさん

昨日、久しぶりに本棚の整理をしました。
整理しながら読んじゃうから、全然進まない。
それに「ショートショートの広場12」がなぜかない。
どこにいったのやら。
全部そろえていたのに(/_;)



にゅる兄さん

「ようこそ地球さん」もついに終了か〜。文庫はさんざん読みたおして、もうボロボロだよ。カバーの折り返し(?)の一つがやぶけちゃった(泣)。

 裏表紙に「文明の亀裂をこじあけて宇宙時代をのぞいてみたら、人工冬眠の流行で地上は静まりかえり、自殺は信仰にまで昇華し、宇宙植民地では大暴動が惹起(じゃっき)している」と内容の紹介がかかれてあるけど「惹起」なんて読めないって。ぶらっくじゃっき、なんつて。

 あ〜、上のオヤジギャグで思い出した。新しい「BSマンガ夜話」やるよ〜。

4月1日(月) 24:05〜 (4月2日 午前0:05〜)
「メトロポリス」作:手塚治虫
ゲスト:水野英子(マンガ家) 大林宣彦(映画監督)

4月2日(火) 24:10〜 (4月3日 午前0:10〜)
「W3 (ワンダースリー)」作:手塚治虫
ゲスト:林 海象(映画監督) しりあがり寿(マンガ家)

4月3日(水) 24:00〜 (4月4日 午前0:00〜)
「ブラック・ジャック」作:手塚治虫
ゲスト:夢枕 獏(作家) 江口寿史(マンガ家)

 わしにとって「ブラックジャック」は怪奇マンガよのさ。うむ。ピノコの話題は出るな。



ほしつるさん

すっかり春ですなあ。この強風じゃあ,桜ももう終わりですなあ。昨年の日記を見ると,3月末に東京行った時は雪が降ってんですよ。雪が。日本は,いや地球は一体どうなってしまうんだ?
明日から4月。景気もまだまだ悪そうだし,今月から来月にかけてはバタバタしそう。さし当たって明日はウソつきまくろうか。



さすらいびとさん

転職でバタバタしてたら、父親が肺炎で入院しました。
高熱を出して仕事を休んでいた日のお昼に、
「もう大丈夫!」と言って趣味の野菜作りをやってこじらせた様子。
バツの悪そうな顔で白状しました(-_-;)

「肺に影が・・・」というお医者さんの説明を聞いて、
「肺ガン?!あんなにタバコやめろと言ったのに・・・」と一瞬思いましたが、
「肺炎です。10日ほど入院した方がいいですね」とのこと。

高熱が出たり、食べ物をもどしたりしてるのでちょっと心配ですが、
この際、完全に治してもらおうと思っております。
「スイカ植えたかった・・・タバコ吸いたいなあ・・・」とか、
ベッドから小さな声が(笑)

入院して3日後、知り合いのおじさんが、椎茸の種ゴマを打ち込んだホダ木を
30本ほど持ってきてくれました。
「オヤジさんに頼まれてたので」と。
椎茸まで栽培するつもりだったのね(-_-;)



つぼさん

ときどききこえる「クケケケケケェー,ケー」という声
いつまでも上手に鳴けないニワトリだな,
と思っていたら,実は近所で飼っているキジの鳴き声でした。



ホシヅルさん

家内が台湾へ観光旅行に行ってきた。
土産は何がいいかと聞かれたので、レイ・ブラットベリが星さんの中国語版の本を頼んだのです。
ブラッドベリはなかったけど星さんは見つけたと本を買ってきてくれたのですが、ちょっと変。星新一等となっているのです。
目次を見たら、江戸川乱歩から赤川次郎まで日本のショートショート集のアンソロジーでした。星さんの作品は「迷路犬(さまよう犬)」が抄録。」小松左京さんや筒井康隆さんのショートショートも収録されているし、ま、お買い得でしょうか。



九条ゆやさん

バッテリリフレッシュつーものをやってみたです。
取説には自然に電源オフになるってあったのにあったのに・・・・
バッテリ切れの警告音がピーピーなってやむなく、中止。

バッテリ切れの警告音のチェックをはずしても同じだった・・・・
ピーピーなるのをがまんしてれば自動で切れたんだろうか?
しかし、夜中に鳴らし続ける度胸はない(笑)

結局リフレッシュされたんかね?バッテリー・・・謎だ。



トメハルさん

「天は赤い河のほとり」という篠原千絵さんのコミックスが発売。
これ集めてるんですけど、古代ヒッタイト帝国舞台の話で。
コミックスでしか読んでないので27巻で完結したのかどうなのかわからない自分がイヤや(爆)



プヨ氏さん

先日ラジオで面白い事をやってました。ある福岡出身の女性の話なんですが、ある日、東京に行く事になりました。そこである会議の進行役をする事になり、その女性は標準語、発音ともばっちりにし当日を迎えました。進行は順調に進み、最後にまとめの言葉でその女性は「では、机の上にある物をなおして下さい」と言いました。すると突然会場はしんと静まりかえったそうです。本人は何故?と思ったそうです。後で聞くと会場にいた人達は「なおす」という意味を「壊れた物を直す」という意味でとっていたそうです。ですから会場の人達も「何を直すの?」と思ったそうです。正式には「机にある物を片付ける」ですが・・・やっぱり日本語は難しいですね。






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