つぼさん

69点

こんな世の中いやだよな。
必要のないものは徹底的に処分する，異質なものを排除する。
何ともやりきれないような話ですね。
先生が「例年のようにまた…」といってるということは，
毎年こうやって子供達を島に送り込んでは始末してるのか。
「社会の進歩に役立つ健康的で建設的な人間，
社会という巨大な機械の歯車，規格に正確にあう…」
といったあたり，このお話が書かれた頃の世の中の
雰囲気を極端に表されているのでしょうか。
じゃあ，星さんが，今の世の中を描かれたら…というのを読んでみたい気がします。

ほしつるさん

68点

怖い怖い怖い世の中のお話。でもある意味近づきつつある世の中のお話。科学的に説明の出来ない事は存在しないかのように否定するどこかの教授みたいな人間に支配された世の中のお話。
『お花のなかには，小さな子供が住んでいるのね。』
そう話す子供たちを気ちがい扱いするお前らの方が狂っとるわ！
今の世の中，島ごと吹っ飛ばさないといけない奴等はもっと他にいる。少なくとも私の生きている間はこんな世の中がやって来ないことをただ祈るのみ。

にゅる兄さん

86点

　星さんのエッセイ『きまぐれ博物誌』から「ピーターパンの島」にふれた一文を引用。
「かつて私は、合理性だけが世を支配し、夢が一掃された未来の悲劇を短編に書いた。『お花のなかには小さな妖精がいるのね』などとつぶやく子供は、好ましからざる性格の主とみとめられ、連行されてしまうのである」

　しかし、こういう子供たちがいたからといって、社会にどういう不都合があるんだろうね？　それに、素質がない他の子供に伝染するとは思えないけどな〜。
　そもそも、大量破壊兵器って、科学による究極の不合理だと思うぞ。そんなのが「合理性だけの世界」にすんなり受けいれられてるのが解（げ）せない。

　この作品。描写のつみかさねが最上の1つだよ。ただし、海に大ダコ（大イカ）が出てこないのが不満かな〜。あと「あれはみんなうそなんだね」「そうさ。なにかのまちがいさ」ってセリフ、好きだな〜（爆）。

☆おまけ☆

　＞ピッチをぬりこんだ甲板。

【ピッチ】防水、防腐作用のある、ねちねちした油。

　＞普通の学校のシネラマ室で、原子炉の種類が教えられている時間に、

【シネラマ】↓わん曲した大スクリーンに映画をうつして、映像につつまれるような気分にさせる映写方式。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/1228/p21crama.html

　＞カラー・スクリーンの上にひろがるアブストラクトの動きをバックに、

【アブストラクト】抽象芸術。

　＞新エネルギーの威力によると、一瞬のうちに消えてしまうのだ

【新エネルギー】2008年7の月に、地球を壊滅させる超磁力兵器のこと（かもね〜（爆））。

さすらいびとさん

80点

妖精や妖怪や怪物は、無力な子どもの願望や不安が
生み出したもうひとつの現実なのかもしれませんね。
水木しげるさんの妖怪本を何冊も持っていた身と
しては、なかなかこわいお話であります。

本の妖精の話もありましたね。好きだなあ。
（タイトル忘れた）

プヨ氏さん

37点

タイトルからはメルヘンチックな印象を受けました。
内容も、それっぽい話しでこれからネバーランドに行くんだろうな
と思いきや、何と最後に待っていたものは・・・
タイトルとは逆に怖いラストでした。
ちょっと酷い話だなぁ〜

ホシヅルさん

71点

昔、昭和40年代に少年マガジンに漫画化されて載っていたような気
が。
妖怪や怪物が出てくるお話が大好きな私なども、そのうちに隔離され
るような時代になるかも。そうしたら、そんなお話をすべて暗記して
お互いに朗読するグループが、あちこちに誕生して・・・。
あ、これはブラッドベリの「華氏451度」か。

トメハルさん

75点

近未来の想像力を否定する世界。
誰も教えないのに、生まれつき、想像する楽しさを知った子供たち。
現実に馬車を見ていても、「あれはうそ」と否定する科学主義の子供
たち。
想像力のある子供たちが、心ゆくまで楽しめる場所、かと思いきや、
例年の行事でこんなことになるとは・・・。

科学第一主義（？）にたいする批判的な作品なんでしょうか？
結局見てても見えないものが、世界には多くある、ということか？

この作品を読んで、「白い服の男」を思い出しました。
厳重に禁止しても、どこからか戦争の情報を入手する子供たち。

九条ゆやさん

77点

星さんがまだ子供さんのいないときにかかれたのね。
しかし、両親は何故妖精の存在を知っていたのか？（笑）
１回くらい聞いとかんとわからんよね

かめきちさん

82点

いいですねぇ！この伏線、このオチ、この残酷さ･･･。
大多数の人たちが夢や空想を持てなくなった時代、
少数派となった子供たちのたどる結末は･･･。
文章もいいし（海賊船や古いお城のあたりの描写など
ワクワクします。私も行ってみたくなってしまいます！）
かなりお気に入り♪の作品です。

コラールさん

64点

　ブラックな話です。
　想像力という長所が逆に短所とされているのがよい。

つぼさん

部分日食がありましたね。
太陽に背を向ける方向に出勤するので，いつもより早く家を出ました。
厚めの黒のビニール袋を切り取って太陽をのぞくとほんとに欠けてました。
ちゃんと見たのは初めて。うれしかったですね。

って，のんびり書いてる場合じゃない！
今，先週のホシ計画の発表みてびっくり。
しめ切りが日曜の朝になったの？ということはこ，これはしめきりオーバー………
ぶちょ〜〜おおおおぉぉ…
一応送っときます。

ほしつるさん

締め切りは迫れどもなかなか進まない仕事に気ばかり焦るこの頃。会社のおネエちゃんの笑顔に癒される毎日。あぁ，もう１０年若くて体重が３０キロ少なかったらなあ．．．．．．．．。
ここ５年ほどで握力が１５キロ近く落ちている現実に愕然とした。一日のほとんどをパソコンの前で過ごして来たツケがこんな形でもまわってきている。それでいて視力は５年前と大して変わらない。これ以上悪くなれないってことかな？
ひょんなことからモールス信号で着メロを作ってみた。会社のおネエちゃんへのメッセージしてみたけど分かる人には分かってしまうから携帯が鳴る度にドキドキしそう。でも大丈夫。ボクの携帯は滅多に鳴らないのさ。

にゅる兄さん

　ふとベランダからとなりの月極駐車場をみると、スズメがわんさか地面にとまって羽を休めている。50羽以上いるかな〜？
　そこに空から1羽の大きな黒い鳥が来襲。カラス〜♪　その大きさを比べると、羽をひろげたカラスはまるでジャンボジェット機で、ズズメは小さなセスナ機のよう。
　
　で、そのカラス。なにをやらかすかと思ったら、やおらズズメの集団の中に舞いおり、羽をバタつかせながら「おじゃうさん〜♪」ってな感じで、てあたりしだいに尻を追いかけまわしてやがる。まじ？　からかって遊んでるよ〜（爆）。
　あ〜、ひとときマッタリした。

さすらいびとさん

地域の活性化にホームページ・インターネットを活用しようと
いう動きが多く、会合やら飲み会やらバタバタしてます。
忙しくなるばっかり(>_<)

プヨ氏さん

何で？と思った一週間でした。。
天気予報全然当たってないやん！！
一週間の天気予報では今週はずっと雨で、
「これで、ちょっと休めるな〜　ヘルニアの調子も悪いし・・・」。
が、今週はチョビット降っただけ。しかも夜に
・・・夜に降ったら、あんまり意味ないやん。
今週は結構疲れた一週間でした。
星さんの作品に天候を自由に操る装置誰か発明してなかったかな〜？

ホシヅルさん

　会議にひとつ出席するたびに、仕事がひとつ増えるという今日この頃です。で、部長に不平をこぼしたら「みんな仕事がないと困ってい
る。仕事が多くて毎晩遅くまで残るか、仕事がなくて毎朝早くからハ
ローワークに並ぶか、どっちが良い？」といわれました。
しかしこ、こんな究極の選択を迫られてもなぁ・・・。

トメハルさん

HPを作成したけど、手を入れずほかってあります（＾＾；
だって、HPで日記をつけようと思っただけだから（おい）
いいの。YahooのHPは手を入れなければ削除されるみたいだから。

と言ってる間に日記を簡単につけれるフリーソフトを発見したのです。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA017625/

最近、手塚治虫氏の「アドルフに告ぐ」を読みました。
これはじっくり読む漫画ですねぇ。

九条ゆやさん

う〜ん。特になし？
そうそう、おとんが退院しました。２日に退院する予定だったのが、急に痛いと言い出し、レントゲンとっても異常なし。でも、痛いっていうなら帰されんですしね〜と延びた（笑）

かめきちさん

なんだか最近ホシ計画の自分の点数が辛すぎるようで。
私には星作品の深さが読みとれていないのか？なんて
わが身を省みたり･･･。
まぁ今回高点数にしたのは、軌道修正したってわけでは
なくて純粋にこの作品がスキだからですが（笑）。

コラールさん

　ね、眠い…。