「俺さ、お前の誕生日に…家族をプレゼントしたいんだけど?」

レオリオはそういうと
「え?っ…」
ととまどっているクラピカをそっと
ベッドへ座らせた。

ハンター試験中から
クラピカが女だという事に気付いていたレオリオ。

そして恋に落ちた二人。

でも復讐の為、まだ早い、まず医大に入れなどと
なにかと言い訳をつけられ
気持ちは通いあっているものの
軽いキスからはステップアップできないでいた。

そんな4月4日ーーーーーーーーーーーーーーー

どうしても誕生日に送りたいものがある、と
食い下がり時間を作らせ
ハンターライセンスを振りかざし
ヨークシン随一の高級ホテル。

すとん、とベッドに腰掛けつつもきょとんとしたまま
「え…レオリオ、どういう意味だ??」
と見上げて来るクラピカ。

「んー、俺はお前に家族をプレゼントしたいんだ。
 まず、俺がお前と家族になるのはもちろんだけど…」
ここでクラピカの下腹に手をそえながら
「俺とお前の家族をさずかりたいんだ」
と優しくいうと
意味を理解したクラピカの顔が一気にゆであがる。
「え、わたしと…お前が、か」
「そうだよ、他に誰がいるんだよ?」

そっとクラピカの手をとり薬指に口づけながら
「結婚してほしいんだ、そして俺の子供を生んでほしい」
と伝える。

クラピカはきゅっとレオリオの手を握りかえし
「わ、わたしでよければ…しかし、わたしは
 女性としては未成熟なのは知っていると思うが
 …その、子を成す方法も文献で見知っているだけだ
 正直、こわくない…とは言えないんだ」

真っ赤に顔を染めながら緋がともる瞳をうるませ
レオリオを見上げながら
ひとことずつ、思いを正直に伝える。

「うん、お前がこれまでクルタ族のほこりにかけて
 純潔を守って来た事もわかってる。
 俺に任せてくれないか…?」
レオリオはそう優しく伝えるとクラピカの両耳をふさぐように手をそえ
顔を上向かせ唇を重ねる。

軽い口づけは今までもしてきたが
今夜は違う。
クラピカのカラダを開く為の大切なステップだ。

軽く唇をよせたまま耳にそえた親指で耳の裏から首筋にかけて
ゆっくり指を上下させる

くちもとがゆるんだクラピカの口内に舌を差し込む。
ちょっと驚いたようだが上あごを縦にゆっくり舌で
なぞってやると次第にとろんとしてきたので
そのまま舌をすってやった
「んっ・・・っレオり、お・・・」
緋色の瞳で俺をみあげてくる。

焦って怖がらせてはいけない。
このプライドの高いクラピカが俺にカラダをまかせてくれるのだから
たとえはじめてでもサイコーにきもちよくしてやりたい。

口びるを離したあとは
ゆっくり顔のラインから首筋、鎖骨あたりまでをなでてやる
敏感になってきたのか少しピクンと動くのがたまらなくかわいい。

「こわがらなくて、だいじょうぶだ・・・」
瞳を見つめたままマントに手をかけ
長袖をぬがし
黒のタンクトップだけにする。
「あ・・・」
ほとんど肌をさらすことのないクラピカだから
この格好だけでも十分恥ずかしいのが手に取ってわかる。
早く恥ずかしさなんて忘れて快楽に酔わせてやりたい。

タンクトップの上からかすかに膨らんでいる胸元、
おそらく尖りがここにあるであろう位置に手をそっとそえてやる。
本人が未成熟だと気にするがBカップ程度だろうか
じゅうぶんなふくらみである。
手をそえたまま
「お前とはじめてあった時はこんな事になるとは思わなかったなぁ…
 あの時のお前はナマイキで、っていうか最初はオトコだと思ったしな…」
なんて昔話をしてやると
「あ…あぁ、わたしもまさか、おまえとっ…っ」
話しているうちに俺の手が触れている事になじんだんだろう
カラダがピクンとふるえタンクトップの上からかすかに
乳首の隆起を感じられる状態になった。
よかった。最初から乳首で感じてくれて。
「あの後も試験中は一緒にいたけどずっと意見の相違で
 もめてばっかりだったな?」
話しをつづけつつタンクトップを脱がせる。
サラシにつつまれた真っ白な胸。
乳首が固くなってきてサラシをもちあげている。
ズレているサラシだけズラしてやり
チクビだけぷるっとサラシから出してやる。
「っ・・・レオりおっ・・・・や、だ・・・」
視覚的にあまりに卑猥なので嫌がられてしまった
調子にのってゴメン。

サラシをはずしてやると白くお椀のように膨らんだ乳房と
中央よりやや下の方にぷくっとした乳輪、そして乳首。
愛おしくて愛おしくて丁寧に丁寧にさわってやった。
「あっ・・・はっんっ」
薄いピンクの乳首が空気がふれるのも感じる程に
立ち上がったところでこんどは
乳房ごとゆっくりゆすってやる。
「えっ・・・なんだ・・・こっ・・・れ」
こんな事に快感があるとは思っていなかったクラピカが
息を荒げながらとまどっている。
「どうだ?気持ち、いいか?俺はお前を気持ちよくさせられているか?」
ただ気持ちいいか?などと問えばスケベおやじのようだが
このように聞いてやれば素直に答えてくれるだろう。

「・・・・んっ よい、よ・・・レオリオ」
人差し指をくわえてあえぎを押さえつつ
内股をもじもじさせながら答えるクラピカ。

たまらない。

ここでズボンをおろしてやり
ベッドに横になるように導いてやる。
仰向けで見上げて来るクラピカ。
たまらない。はやる気持ちをぐっとこらえ。
まずはコイツを気持ちよくさせてからだ。

膝をゆるくおりまげ間に入れるくらい足を開く。
うす水色のクラピカの下着は足の付け根の中央の部分が
小舟の形に濃いブルーに変わっていた。
濡れてくれていた。
まず一安心だ。
はじめてでまったく濡れねー女の子はかわいそうだからな。

中指をそっと濃いブルーにはわす。
そこでクラピカ自身が下半身の状態に気付いたみたいで
「あっ・・・・わたしはっ・・・す、すまない・・・」
起き上がろうとする
「どうした?」
緋の目に羞恥の涙をためながら
「すまない・・・不衛生だ、そんなところは触らないでほしい…」
と訴えて来た。
「は?なにが不衛生なんだよ?」
縦に指を動かしながら問うと
「んっ・・・やめて、くれ。下着が、汚れているんだ
 そんな風に触らないでほしい・・・んっ?!」
「ばーか。お前、ココがぬるぬるになってる事言ってんの?
 これは俺がお前と繋がりたいからこうなるようにさっきから
 努力してんだよ」
鼻をきゅっとつねりながら言ってやると
「えっ・・・そ、そうなのか??」
ときょとんとしている。
「た、たまにお前と口づけをした後や久しぶりに会った後など
 こうなる事をがあってどうしたものかと思っていたんだが・・・」
なんて嬉しい事を告白してくれた。
「ホントか・・・俺を思って濡れる事があったんだな!嬉しいぜ・・・」
「いいか?俺はお前が好きだ。愛している。わかるな?」
「ああ…わたしもだ」
「そんでお前の事を考えると胸がきゅ〜んとなったり」
「ああ」
「お前を俺だけのものにしたい、なんて思って
 ココがアツくなったりするんだよ。わかるか?」
といいながらクラピカの手を俺の股間へ導いてやる。
手にふれたアツさと堅さに一瞬手がビクっと動いたが
そのまま俺の股間に手をそえたまま続ける
「お前もココがぬるぬるになるのは、そういう時だな?」
「・・・ああ」
「お互いの思いが一致した上で俺のココが固くなる、
 お前のココがぬるぬるになる、あとはわかるか?」
「・・・・コレが性交か!」
「そうだ。だからお前が俺を思ってココを濡らすのは恥ずかしい事じゃない
 俺の事を好きだって事だろ?」
・・・コクン。
よしいいこだ。頭をなでてやる。
そして下着に手をかける。
髪の毛と同じサラサラの金糸が濡れて光っている。

その中央には濃いピンクのかわいらしいクリトリスと
よほど前技に感じたのか透明な蜜をとろとろと出しつづけている。
いきなり指を入れるのも怖がらせてしまうだろう
まずはクリトリスに指をそえ
「ココ・・・気持ちいいだろう?」
と聞いてやると
「んっ・・・ソコっは・・・あっ・・・・」
またじゅわあ、と蜜が出てきた。
こいつ、かなり濡れやすいんだな。
クリトリスを直接いじるのは刺激が強すぎるだろう
まずは上の包皮した部分に指をそえ
皮の上からゆっくり、ゆっくりクリトリスを刺激してやった
「あっ・・・んっ・・はっ・・・・レオっり、お・・・」
「どうした?」
指を止めて聞いてやると
「おま、お前はっ・・・いいのか?わたしもっ・・・お前になにか・・・」
こう言ってる間にもクラピカの膣からはじゅぷっ・・・と蜜が出る。
ゆっくり頬をなでてやりながら
「だいじょうぶだよ。俺がお前にこうしてやりたいんだ
 はじめてのセックスは気持ちのいいものだった、って思い出を
 作ってやりたいんだ」
口づけをしたまま人差し指はクリトリスの皮の上だが
親指で直接くいっと軽く刺激するとそのまま
「っん・・・・・あっ・・・あっ・・・あっ・・・・!」
クラピカのカラダが電流が走ったかのように震え果てた。

浅く息をついてる顔をのぞきこんでやり
「どうだ?はじめてイった感想は?」
と聞いてやると
「・・・知らん!」
真っ赤になって枕に顔をおしつけ隠してしまったのでちょっとイジワルをする
「おまえ、かなり感じやすいカラダだよ
 開発しておいてなんだけどコレからは気をつけてくれよ」
「え・・・?気をつけるとは?」
「ちょっと俺の事を思い出したりしたダケで外でこんなふうに
 乳首が固くなってたら服の上からでもわかるぜ?」
指でつんつんともてあそんでやる
「ココだって…」
秘部に手をそわせながら
「すんごい、濡れやすい。ふとした時に下着を濡らしちゃうかもしれねーぞ?
 お前、そんなんでこの先、女だって隠していけんの?」
「・・・・・」
思い上がるフシが無いでもないのか黙るクラピカ

「だから、結婚したら仕事も辞めてほしいんだけど?」
「・・・・っ」
「な?」
目をみつめお伺いをたてつつ
俺はズボンをさげ待ちきれないペニスを取り出し
クラピカのぬるぬるにこすりつける
「あっ・・・・レオ、リオ・・・・」
状況に気付き目が釘付けになっている
「いやん、あんまり見つめるなよ!」
茶化してやると真っ赤になり
「ばっ・・・・お前こそ!!!!先ほどから私のカラダをっ・・・」
そのままぬるぬるにそって亀頭をクラピカのクリトリスに擦りつけ
「っ・・・・」
「な?仕事、辞めてほしい。」
ぬらぬら続けながら
「ダメか・・・?」
「・・・・・わ、わかった・・・わかったからソレ、やめてくれ!」
クリトリスを擦られ思考回路がままならないのか
仕事を辞める、と承諾してくれた。
あとで撤回はさせない。



「よかった、これで安心して家族が作れるぞ・・・」
俺はクラピカの中へゆっくりとペニスを埋めた。


end