「痛っ!!」
クラピカは小さな悲鳴を上げた。
呼び鈴を押そうとして手を上げた時、かばんの紐がずれて、
胸を微かに擦っていったのだ。
ほんの少し、物が当たっただけで身を捩る様な痛みがはしる。
だが、これでも昨日よりは幾分かマシになっている。
昨日は腕を動かす事も儘ならなかった。
これでは、ハンターの仕事などとても出来ない。
膨らみ始めた自分の胸を眺めて、溜息をついた。
痛みが、否が応でも、自身が女なのだと、克明に告げてくる。

2週間ほど前から、体調はおかしかった。
なんでもない所でつまづいたり、ぼんやりしたり。
集中力がなく、処構わず睡魔にみまわれる。
思い当たる節はあった。だが、
何故今更?

『何から話せばいいのだろう?』
そんな事を考えていたら、ドアが開き、中から懐かしい顔が現れた。
「!」
見たとたん、体の内がざわざわと疼き出した。
腰から背中に、何かが上ってくるかのような錯覚に見舞われる。
息が苦しい。
心臓がどきどきと激しい動悸を繰り出す。
体温が上昇する。
下腹から足先に向かって、
じんわりとした細かな痺れのような感覚が広がり、足に力が入らない。
堪らずその場にへたり込んでしまった。
一気に波が押し寄せてきたのだ。

「おい?どうしたんだよ?」

自分を支えようと手を伸ばす彼の顔は、とても慌てていた。

それはそうだろう、
再開を楽しみにしていた友人が、玄関先で倒れてしまったのだから。
とにかく、友人を担ぎ上げ、部屋に入る。
一人暮らしだから誰にも気兼ねは要らない
ベッドに寝かし、声をかける。
「水、持ってこようか?」
返事はない、気を失ってしまったようだ。
楽にさせようと衣服を緩める、が、
しっかりと着込まれた服に手間取り、
「こいつはどうしてこうも必要以上に厚着なんだ?」
ぶつぶつと文句を言いつつ、上着を剥ぎ、ズボンを緩めて服のすそを出した。
体温が高い。
わきの下も冷やした方がいいかとシャツをまくる、
ふと、レオリオの手が止まる。


裾から覗いた腰は細く、思っていたよりも更に華奢な体だった。
肌は、熱があるためか、白さの内からほんのりとピンク色が浮かびでるような
えもいわれぬ色合いだ。肌理細かく柔らかそうで、思わず触ってしまった。
ビクビクッと、彼女の体が震えた。
知らず、生唾を飲み込む。
シャツを上まで捲くったのはほとんど無意識だった。

そこには、
かすかなふくらみが二つ。
先端にはピンク色の小さな頂があり、少し荒い呼吸にあわせて上下し震えている。


別に溜まっていたという訳じゃない。
そもそも、レオリオの好みからは逸脱している。
彼は、もっと、乳房も尻も大きい
メリハリの利いた「大人」な体の方が好みなのだ。
今、目の前にあるのは正反対、
しなやかだが、まだ、成長しきっていないほんの子供の体。
それなのに、
吸い寄せられるように、そのささやかなふくらみに手を這わせていた。

「んっ」鼻にかかった声が洩れる。
気を失っていたのではなく、眠っているだけのようだ。
少し眉根を寄せて痛がっている様なクラピカの貌。
だがその表情は彼の欲望にスイッチを入れてしまった。
力を入れすぎないよう柔らかく手のひら全体で乳房をつつむ。
そうして暫くはただじっと、呼吸に合わせて上下する動きに任せていた。
別に揉みしだいた訳でもないのに暫くすると手のひらに
硬い小さなモノが立ち上がってくる感触が感じられる。
手を開くと可愛らしい、ピンク色の小さな突起が
 ツンッ と上を向いて微かに震えている。舌で舐め上げる。
「ふ・・んぅ・・・ん」胸元に俯いていた彼の耳に
彼女の吐息が掠めていった。ゾクゾクッ。彼の背に快感が走る。
何も考えられなった。
己のシャツの前をはだけ、彼女に馬乗りになった。

右の乳を、左の手のひらでつつみ指の又で先端を絞るように揉む。
左乳は、乳首に吸い付き舌先で転がしたり、ときおり歯を立てたりして刺激する。
そうして、彼は右手で、わき腹や背中を柔らかく弧を描くように撫でまわす。
「はぁ・・・ん・・・はぁ・・・」柔らかい吐息が返る。
今まで聞いたことのない彼女の声。
煽られる様に手は激しさを増して撫で回しつつ下がっていく。
スッと、わき腹からズボンの中に手を滑らした。
細いウエストの下、腰骨に沿って手を回すと
ポイントを掠めたらしくビクンと腰が跳ねる。
「ンゥ〜〜〜んっ・アッ・・・ァアッ」
今までよりも少し大きな声が上がり、嫌々をするように頭をゆるく振る。
つられて胸も小刻みに震える。組敷かれて震える小さな身体。
レオリオは欲望の赴くまま、彼女の秘められた繁みへと指を滑らせ、
閉じられた入り口をノックする。と、そこはほのかに湿り気を帯びていた。
「んっ!」
少し急いて指を入れようとしたら、彼女の身体が強張る。ゆるく開かれていた膝が閉じられる。
だが、クラピカの太腿は脚を閉じてなお、彼の手が動かせる位の隙間は十分にあり、
彼の指を阻むに至らない。だがもう少し時間を掛けた方がよさそうだ。
はやる気持ちを抑え、
指を触れるか触れないか位に、軽く前後に滑らせる。
「っ!・・・・ぁっは・・んんぅ・・・〜〜〜〜んっ!!」
おおきな吐息が洩れ、逃げるように腰を振る。
逃れられぬよう身体で押さえ込む。
数度繰り返すと
「ちゅっくちゅ」・・・濡れた音が返って来るようになった。

「くちゅくちゅ・・ぴちゃっくちゅ。」
はっきりと聞こえる濡れた音。
「あっ・・はぁっ・・あんっはぁ・・・は・・はっ・あんっ・・んぅっ!」
はっきりと聞こえる喘ぎ声。
ゆるく空を掻く脚、振られる腰、くねる体。乱れるクラピカの姿態。
肉襞を開くように動く指、身体を嘗め回す舌、きつく吸い上げ跡を付ける口。
怒張してズボンを押し上げているレオリオのソレはどくどくと脈打っている。
そろそろ本格的にヤリタイ。
花弁を弄っていた手を返し一気に彼女の下着ごとズボンを下げ下ろす。
「あっ」
急に外気に晒され熱を帯びていた彼女のソコは、ひんやりとした感触に脚を閉じようとする。
彼は身体を足の間に移し、脚を閉じさせない。そうして、立てた舌先で舐めながら腹を下がっていく。
「!・・アッ・・ンンッ・・ァァア〜〜〜」
刺激に身体の力が抜ける。レオリオは彼女の太腿を肩に抱え舐めやすいよう、持ち上げた。
ちょうど肋骨の切れ目ぐらいが支点となり持ち上げられた下半身。
この体制なら、クラピカからも見えるだろう。 
顔を埋め、口付け、綻びかけた蜜壺へ舌を差し入れ掻き回す。
「ぴちゅ。くちゅくちゅくちゅ・・・」
「あぁっ・・あっあっあっ・・あぁぁぁ〜〜っンあっ」
不自然な体勢に自由を奪われ、頭を抱えてよがる位しか出来ない
「ズズッ!ビチュウ〜〜!」「ぁあっ」
思い切り吸い上げられ、彼女は小さく震えて大量の愛液を吐き出した。

レオリオは顔を上げた。
痙攣にあわせコプッコプと溢れだす
クラピカの尽きない泉をじっと眺めていた。
口の周りをペロリと嘗める。
溢れる泉を堰きとめようと、指をたてた。
一本。
「ずぷぷッ」人差し指が埋まる、「きゃっ」小さな悲鳴と、もがく様に揺れる腰。
二本。
「にゅちッ」わきを滑らし中指を込める、「ああッ」逃れようと大きく動く腰が、煽る。
三本。
「ぴちちッ」先の二本との隙間に少し強引に捻り込む。
「んァあぁああ〜〜〜〜っ!」
狭い穴を押し広げようと三本の指が蠢く。ぬめぬめと濡れた指はスムーズに動くが、
痛いのか快感なのか、
クラピカの腰は大きく振られ、全身はガクガクとわなないた。

目覚めていたのかもしれない。
けれど繰り返される快感に意識はくらみこれが現実なのか認識出来なくなっていた。
白い火花が幾つもはじける。
頭の芯がしびれていく。
声を出している事もクラピカは気付いてはいない。
今、自分の目の前で展開されている光景も、
涙をぽろぽろと零す彼女の瞳には、映っていないも同然だった。
ただ、身体を翻弄する嵐のような快感に意識の隅々まで、侵されていく。

荒い息とよがる身体の振動で小さな白い乳房が揺れる。
頂のピンク色が誘うように震える。
涙を零しながら振られる頭。
甲高く、鼻にかかったくぐもった甘い嬌声
堪らない。
指を抜いた。
レオリオは下ろしたズボンから覗くいきりたった男の象徴を
膝立ちになって彼女の濡れた秘所へと押し付けた。
熱く硬いソレが脈打つ感じがダイレクトに伝わる。
それだけで、更に濡れてくるのがわかる。
その液体を擦り付ける様にレオリオは大きく腰を動かす。
だがまだ中には射れない、秘裂に添うように大きく動かされるペニスのカリが、
クリトリスを引っ掻けるように刺激する。その度に悲鳴にも似た嬌声が上がる。
もう少し、もう少しだ。
赤黒く大きく張ったソレが愛液を纏いぬめぬめと光る。
もういいだろう。

少し腰を引いて狙いを定め、
「ぬぷっ・・ずぷっ・・・・」
進入を始める。

「ぬるり」とソコは受け入れる。
「ニュルっ・・・ピチッ・・ぴちちッ」
レオリオはゆっくりと腰を進める。
壊れ物を扱うかのごとく、慎重に
入り口で彼を遮るはずだったモノは、執拗な愛撫ですっかり綻んでしまい
伸縮豊かに彼の進入を許してしまった。
それでも、未通だった内部は狭く、
押し広げる刺激に敏感に反応する。
「ぬぷっ・・ぬぷぷ・・・」
奥へ、奥へとゆっくりと進む。
「あぁっあっあっあっぁア〜〜〜〜〜ッ!!」
狭い膣内を抉じ開けて進むペニス。
押し広げられる痛みは感じているのだろう。クラピカはシーツをつかみ小刻みに震えている。
だが充分に濡れて潤った秘所は、刺激を徐々に痛みではないものに変換していく。
「ぅんっ・・・ぁ・・ぁあっ・・ン・・あぁん・・」
上がる嬌声もイロを含んだモノに変わってきていた。
纏わりつく様に締め上げてくる膣壁。
その暖かく絡み付いてくる感触に、レオリオの怒張はより激しさを増す。
どくどくと脈打ち存在を主張する。
最奥に到達したのか、カリの返しが子宮口をひっかけた。
「きゃっ!!」
一際甲高く叫び、大きく腰が跳ねた。
それを合図にレオリオは、律動を開始する。

大きく腰をスライドさせ、
奥深くまで穿たれたソレを入り口付近まで引き戻す。
最初はゆっくりと。
咥え込んでいたモノを抜き取られまいとしてか、膣が収縮する。
するとまた、
奥に向けてソレを捩じ込むのだ。
何度も何度も繰り返す。
はじめはゆっくりと、そしてどんどん速く。
最後には身体を打付けるかの如く激しく、打ち込んでいた。

頭の芯がしびれるよう・・・
クラピカは下肢から全身に広がる熱の伝播に
時折混ざる、何かで殴られたような感覚にも
いつの間にか切ないまでの気持ちよさを感じていた。
まるで、そこから熔けてゆくようだ
加えられる律動に、上がる声も同調していた。
「アッ・アッ・アッ・アッ・アッ・」
「びちゃ・ぬちゃ・めちゃ・みちゃ・」
結合部から洩れるいやらしい水音も同じリズムを刻む
はじける花火も同じリズム。
白濁する意識。
先程までシーツをつかんでいた腕は
何かを求めて、空を彷徨っていた。
しがみ付きたいのに届かない・・・
「んッ・・レオ・リ・・オ・・レオ・・あっ・・んぁッ・・」
喘ぎ喘ぎ、名を呼ぶその様は、
半開きの口の端からは唾液が伝い、
視点の定まらぬトロンとした緋色の瞳でこちらを見ているその姿は、
発情した雌そのものだった。

レオリオは差し出された手を乱暴につかむと
腰を落としながら思い切り引付け、
彼女を起こして腕の中に収めた。
・・・繋がったまま。
「きゃっ」
その刺激に叫んだ彼女のあいた口を口でふさぎ、舌を絡めとる。
「んっ」
吸い尽くされるような口付けに、クラピカも腕を彼の首に回してしがみつく、
摺り付けられた柔らかい乳房の尖った乳首に、興奮する。
乳首を押しつぶす胸の筋肉のほどよい硬さが、心地いい。
クラピカの脚がレオリオの胴に絡みつく。
レオリオの手が彼女の背中を撫でながら下り柔らかい尻を揉みしだく。

互いの身体を求め合う。

絡む身体。絡む吐息。角度を変えて交わされる、深い口付け
やがて、
糸を引きながら唇が離れると、
彼はクラピカの腰をつかんで思い切り揺すり突き上げた。
「はァっン・・ぁあ〜〜〜〜〜ッ・アッ・・あっアァ〜〜〜ん・・はァっ・・っ!」
自分の体重もかかる為、先程よりも深く入り込んでくるレオリオ。
内部を擦り上げられ、最奥を貫かれ、その強い刺激に意識が眩む。

揺らされる身体。
加えられる振動に、互いの身体が擦れ合う。
・・・深く繋がっているのはたった一箇所。

「っ・・・・き・・・・・・っ・・くっ・」
彼女の耳元でレオリオも何か囁くが、彼女の耳には届かない。
ただ耳にかかる熱い吐息が、彼女の興奮に拍車をかける。
それは彼女の内部を収縮させ、より強い締め付けとしてレオリオに還される。

刹那、彼女の上体が思い切り反りかえり、身体が痙攣する。
「ぶるるっ」と、刺激がレオリオの背中を駆け上がる。
堪らず
熱いほとばしりを彼女の中に放った。

硬直する瞬間、
身体の内で何かが弾けた・・・。
ぼんやりとそんな事を思いながら、クラピカは意識を手放した。

二人は折り重なるようにベッドに沈んだ。
「はっ・・はぁっ・・はっ・・はっ・・はぁっ・・」
レオリオの荒い呼吸だけが、後に残されていた。

夢?
遠い意識を呼び戻されるようにゆっくりと意識が戻ってきた。
だが、体はいうことを利かない。
妙な圧迫感があり、重い。

ぼんやり目を開くと、間近に見知った男の
驚く顔があった。
「わ・悪い」
男は慌てて抱きしめていた手を放して、身を起こした。
だが、その姿といえばシャツを羽織っているだけ。、恐ろしくて確かめられなかったが、
下はどうやら穿いていないらしい。
慌てて自身を見遣ると、
脱がされたシャツが近くに置かれてはいるが、肌は外気に晒されている。
ズボンも下着ごと剥されて足元に転がっており、まったくの全裸だ。
身体のあちこちには、赤い痣があり、足の付け根辺りは拭い切れなかったらしく
粘ついた液体がこびりついている。
下腹には妙な拡張感があり、まだなにかが埋まっているかのようだ。
重くて、痛い。
・・・・ほんの少し、血の跡も見える。

「な・何をした?」
震える声で、訊ねた・・言わずもがなの質問だが問わずにはいられない・・
「・・・すまん。」
それだけを言うのがやっとだった。彼自身自分が信じられないのだ。
裸の女を見ただけでいちいち欲情していたら
医者になんてなれっこない。
責任逃れをするつもりはないが、自分のしたことが信じられない。
呆然とした顔をクラピカに向ける。
そんな彼の顔をじっと見て、ため息を一つつくと
傍のシャツで身体を隠し、おもむろに語り始めた、
「お前の所為じゃない。・・・こんな状態で、訪ねて来た私が悪いのだ。」
女にそんな事を言わせては男の自分の立場がない。
「ちょっと待ってくれ!」
「いいや、お前は私にあてられただけだ。
 私の身体、さっきよりも幾分女っぽくなっているだろう?」
確かにそうだ。
レオリオが抱き始めた時、彼女の身体はもっと直線的な子供の身体だった様に思う。
それが今では滑らかな曲線で構成された少女の体つきをしている。
「男を知ったから」なんてレベルの話ではない。
まじまじと見詰ていると、頬を染め少し目線をそらして話を続ける、
「私にはこの前まで、確固とした性別はなかったんだ。」

この種族は、出生時には性別が未分化。
一定年齢に達すると、自然に性別が現れてくる。
そういう一族だ。
だが妙齢だというのに、体に変化はなく、
自身はそういう体質なのだと、諦めていた。
むしろ、復讐という生き方を選んだ自分にとって都合が良いのだと、
納得していた。
それなのに急に変化が始まった。
一般的に、二次性徴が時間を掛けて緩やかに訪れるのとは違い、
彼女の一族のそれは、劇的な変化として一気に訪れる。
それは、体にかなり負担を掛けるため、
安静にして過ごさねばならない。
その間、大体1週間から、10日。
昏睡状態に近い眠りに落ちる者もいる。
だが、自分は一人だ。
庇護してもらう家族は既にない。
しかし、誰に見守られる事もなく、無防備な眠りになどつけはしない。
しかたなく、最も信頼の置ける人物に頼るべく、
ここを訪れることにしたのだが・・・。


「私はすっかり忘れていた。」
予想外の話にレオリオは言葉も発せず
ただ間抜けな顔をして、聞き役に回っている。
「一気に女になるという事は、一気に発情するという事と同義なんだという事を」
恥ずかしそうに
「私はお前を見た途端、・・・欲情してしまったんだ。
 お前は、私の撒き散らすフェロモンに当たられただけだ。」
だから、気にせずとも良い。
クラピカの言い分はそんなところだった。
「幸い、私はよく覚えてはいない。
 だからお前も犬にでも咬まれたと思って、忘れてくれ!」
ちょとまて、いくらなんでもソレはないだろう?
もう、話す事は無いとでも言いたげにベッドから降りようとした
クラピカの腕を取って引き寄せた。
「なにをす・・・!」
文句を言おうとした口に蓋をする、口で。
「んっ・・・」
たっぷり時間をかけて彼女の口蓋を侵食する。
身体から力が抜けた頃を見計らって、唇を離し、
耳元に囁く。
「俺は忘れるつもりはねぇーよ。お前が覚えてないって
 言い張るなら、・・・・もう一度しっかりと記憶してもらうだけさ。」
耳朶を甘噛し、首筋を唇でなぞり鎖骨へと下る。
「・・ぁっ・・はぁッ・・ん・・」
そうしてゆっくりと、彼女をベッドに押し倒した。