「ええと・・・じゃあこの問題」
「・・・・」
クラピカはペンを動かし始める。
「・・・できた」
「はぁ!!?こんなに早く解けるような問題じゃ・・・」
答えはあっている。
「・・・何度も思うけどさ、お前家庭教師なんていらないじゃん」
「そうだな」
レオリオは近所に住んでいる大学生で、3歳年上である。
「しかし私の両親が家庭教師はいたほうが言いというのだ。しかたないだろう」
クラピカはぷいと横を向いた。
「俺なんて要らないのね」
クラピカは素直ではなかった。
レオリオがふいに立ち上がる。
「あ・・・」
その腕をつかんでひきとめた。
「なに?」
「べ、別になんでもないのだよ」
手をはなして、床にひざを抱えて座り込む。
「なんだよ」
レオリオも床に座った。
・・・帰ってほしくないなんて言える訳ないだろう・・・
セーラー服のスカートの中から、細くてしなやかな足がはえている。
ひざを抱えているので当然真っ白いパンツが見えていた。
そのへんのアイドルなんかよりよっぽどかわいくて、よっぽどなまめかしい。
クラピカは、レオリオはだいぶ年上で、自分の事を子供としてしか見ていないと思っていた。
だからパンツが見えていても彼はそんなに気にしないと思っていた。
しかし・・・・
「普通の教科はもう教える事ないから・・・実技教科教えてやるよ」
「は・・・?実技??」
「俺の得意な保健体育」
カチャカチャ
「れ、レオリオ??」
「んー?」
ジーーーーー
「何を・・・」
パサ。
「う・・・うあああああーーーー!!」
「な、な、な、何故ズボンを下げる!!?」
ずるずると壁際に下がっていくクラピカ。
「何故、って・・・。実技だよじ・つ・ぎ」
パサ・・・
トランクスが足首の高さまで落ちる。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
クラピカはりんごのように赤くなった。
「な、なに・・・それ」
「なにって・・・ナニだけど・・・」
「だって教科書と全然違う!!!」
さらにずるずると下がって、背中が壁に当たった。
もう逃げられない。
「クラピカ」
見ていてわかるほどビクッとする。
「ほら、触ってみ?」
クラピカは顔をそむけ、目をぎゅっとつぶっている。
白い手を掴み、指先をそっと半立ちのモノに触れさせた。
「い、嫌・・・・あっ・・・」
柔らかい指が先端に触れる。
「熱い・・・」
「興奮してっから」
おそるおそる目を開いた。
指が震えている。
かわいいなぁ・・・。
「うっ動いてる!!!?」
「そりゃ生き物ですから」
恐怖心より好奇心の方が勝ったのか、クラピカはモノをそおっと撫で始めた。
「・・・先端が一番・・・太い、のだな」
「亀頭、っての」
「・・・・」
ぎゅっ!!!
「いッ・・・!!?」
「あ、す、すまない」
「ソコは敏感だから優しく触って下サイ・・・」
「痛かったか?」
「びっくりしただけだよ」
本当に・・・優しくいたわるように撫でる。
やっぱ普通の娘とは少し違う。
「じゃあ次は口に入れてみようか」
「口に入れる???・・・こ、コレをか!!!?」
「そうだよ。かかっちゃうといけないから制服脱いどけよ」
「かかる????」
お嬢様。
箱入り娘。
疎すぎる。
「俺の精液がかかちゃうといけないから」
「せ・・・・」
露骨な言葉にクラピカは固まった。
「なかなか取れないと困るだろ」
セーラー服のりぼんを外す。
「れ、レオリオ」
バンザイして制服を脱がされる。
「あ、・・・」
白いキャミソールに白いブラジャー。
スカートのフックを外そうとすると、クラピカがそれを制した。
「・・・お前な・・・いまさらパンツくらいなんだっつの」
「しかし、そ、その」
「・・・さっき見せてただろ」
「!!!!」
「お前がパンツ見せてっから俺・・・興奮しちまったんだ」
フックを外し、スカートを落とす。
「〜〜〜〜」
透けるほど濡れている。
「お前、学校でもあんな座り方してるのか?マジで襲われるぞ」
「していない!・・・レオリオは大人だから・・・下着が見えても気にしないと思ったのだよ」
「・・・気づいてなかったのか・・・俺が、お前を好きな事」
「え・・・・・?」
「・・・だからこんな事させようとしてんだよ」
再度目の前にペニスが来る。
「・・・・」
・・・口に入れたら・・・レオリオは喜んでくれるのだろうか・・・
そぉっと、先端を舐めてみた。
ぴくん、とレオリオの指先が動いた。
・・・あ・・・
子猫がミルクを飲むように、小さな舌を先端に這わせる。
「・・・れ、れお・・・りお・・・何か・・・出てきた」
「我慢汁だよ・・・正式な名前は・・・カウパー氏腺液、だったかな」
クラピカは興味深そうに、少しはにかみながらそれを眺めていた。
ちゅっ・・・
形のいい唇が、その液体に口づける。
「少しだけ・・・苦い」
黒っぽく醜いペニスと、白くてきめの細かい少女の肌が対比されて、なんとも美しい。
「クラピカ・・・」
「ん・・・む・・・」
小さい口を必死にあけて、口の中に収めた。
緋い目を涙で潤ませている。
「ん・・・いいよ・・・クラピカ、そこすげぇいい・・・」
金色の髪を撫でる。
「こういうことも飲み込みが早いんだな、クラピカ」
「そ、な・・・こと・・・」
大きくなりすぎて、もう全部は口に入らない。
・・・レオリオ、ひざが震えている・・・
気持ちがいいと思ってくれているのだろうか。
口を離した。
「レオリオ・・・?」
「ックラピカっ!!」
ズビュッビュッ
「あ、!!!?」
クラピカは精液まみれになってしまった。
「クラピカ・・・」
「ん」
欲望で汚れてしまったクラピカの顔を指でぬぐい、キスをする。
「れ、レオリオ」
「今度は俺の番、だろ?」
キャミソールをたくし上げると、飾り気のないブラに包まれた胸があらわになった。
背中に手を回してフックを外すとやわらかそうにふくらみがゆれる。
乳首は桜色で、しゃぶりつきたい衝動に駆られた。
わきの下に手を滑り込ませて、全体に触れる。
マシュマロのようにやわらかい。
「あ、ん、レオリオ・・」
ぷくんと膨らんだ乳首を口に含んで舌先で愛撫する。
クラピカは無意識のうちに自分の下半身に手を伸ばしていた。
「あっ」
伸ばそうとした手をつかまれ、両手首をベットに繋ぎとめられてしまう。
触れられないとわかったとたんに、切ないような、我慢できない疼きを下半身に感じる。
「どうしたのかな?」
手首から手を離し、レオリオが力を入れて硬く閉じた脚をひらかせた。
パンツを脱がせる。
「れ、レオリオ」
初めて人に見られるのだ。
クラピカは恥ずかしさでなみだ目になった。
「こんなに濡らして・・・気持ちよかったんだな、クラピカ」
「〜〜〜〜」
・・・触れて欲しい・・・
どこに、と言われたとしても、クラピカには説明できない。
自分で触れた事さえないのだから。
「クラピカが触りたかったのはココだろ?」
レオリオは秘所を指で広げ、ぷくんと膨らんだかわいいクリトリスをつまんだ。
「ひぅ・・・!!!」
「はぁ・・・はぁ・・・」
レオリオは指にクラピカの愛液を絡ませると見えるように舐めとった。
「コレは、クラピカの膣が俺のモノを入れやすくするために出す液なんだぜ」
「俺が・・・欲しいんだよな、クラピカ」
「そ・・・」
偽証は恥ずべき行為だ。
・・・言わなくては・・・
「れ、レオリオ、その」
まっ緋になった目がまっすぐにレオリオを見つめる。
「本当は、・・・毎週君が来るの・・・楽しみだったんだ」
「クラピカ・・・」
「・・・好き、だ・・・レオリオ」
いじらしい告白はレオリオの理性を焼ききった。
「あっ・・・!!」
「あ、ああ・・・・っ!!!」
レオリオはすべてを入れ終えるとからだをおこす。
「クラピカ・・・痛いか?」
目を緋色にして泣きながら、それでも顔を横に振る。
優しくほっぺたにキスをした。
「動くぞ」
「は、ぁ、あっぅ」
「き・・・つ・・・」
痛いほどにきつくクラピカがしめつけてくる。
初めてのクラピカの中はまだ幼さがのこっていて、狭い。
「クラピカ・・・クラピカ、目を開けろ」
「・・・っ・・・」
一度目を開け、びくりとつぶった。
目の前が赤いセロファンを張ったように真赤だったから。
「クラピカ・・・俺を見ろ」
「・・・?」
レオリオがいつになく真剣な目でこちらを見ていた。
心臓がドクンと音を立てたのがわかる。
「綺麗な色してる・・・俺が・・・この色にさせたんだな・・・」
もう限界だ。
レオリオの肌が離れる感覚。
「い、嫌だ!」
「!?おい」
レオリオの首に手を回した。
「離れるな」
「でもお前、もし・・・」
「いいから・・・お願いだ・・・ッレオリオ!!!!」
「っくぅッ・・・・・!!!!」
首に抱きついていたクラピカの力が少しずつ抜けていく。
「・・・抜くぞ」
「・・・・ん」
こぽっという音をたてて、血液と精液の交じり合ったものがレオリオのモノを追うようにあふれてくる。
「お前・・・本当に初めてだったんだな」
髪を撫でる。
「痛かっただろ?」
「大丈夫、だ・・・」
クラピカはうつぶせになると小さな声でなにか言った。
「これからも・・・よろしくたのむ」
耳真赤ですけど。
テレながらそんな事言われたら。
「背中もかなりそそるなぁ」
「!!?」
「おしりいい形してんだな。・・・知ってるか?犬みたいな体位」
「な、な、何を言っているのだ!!!」
「だってよー、これからもよろしくって・・・」
「それはそういう意味ではない!!私はただ・・・」
2人の痴話げんかは夕焼けの空に響いたのだった。
完!