クラピカはある進学校に通う高校生だ。
成績は学年でトップを争うものだった。
「先生・・・体調が悪いので・・・保健室へ行ってもいいでしょうか」
最近クラピカは保健室へ行くといって授業をぬけ出す。
「分かった。行ってきなさい」
普通の生徒ならば止められるのだろうが、クラピカは授業を抜け出すようになってからも成績が良かったので止められなかった。
保健室のドアを開ける。
「あれ・・・?」
いつもいるはずのレオリオがいない。
レオリオはこの学校の保険医で、大学を卒業したばかりで若いという事もあり生徒にしたわれていた。
「あ、あの、レオリオ、じゃないレオリオ先生はどこに?」
中にいた教師に聞いてみる。
「ああ、今日は出張。私がかわりなんだけど」
なんだ・・・いないのか
がっかり。
「どうしたの?」
「少し頭が痛いので寝てもいいですか?」
低いベットに横になる。
「ちょっと私は職員室にもどるから。大丈夫よね」
「はい」
カーテンを引く。
『最近学校に来たくないんだ』
少し前そういったら、レオリオは苦笑した。
『なんで?』
『授業がつまらない』
『じゃあ、どうしてもつまらなかったら保健室来いよ。』
くしゃくしゃとクラピカの頭を撫でた。
「あ・・・」
一瞬レオリオの香がよみがえる。
うすくついた香水のにおい。
クラピカはベットの上で体を起こした。
体が熱い。
「だ、だめだ」
ここは学校だと自分に言い聞かせる。
そっとスカートをめくり、中を確認すると、案の定ぬれていた。
「・・・」
誰かが来るかもしれない。
でも・・・少しくらいなら・・・。
「ん・・・」
「あ、レオリオ先生」
職員室に帰ってきたレオリオを先ほどの教師が引き止める。
「生徒が保健室にいますよ。ええと、あの頭のいいコ」
「あぁ、クラピカですね」
「レオリオ先生がいないって聞いてがっかりしてました。」
「そ、そっすか」
「ん、ん、はぁ、・・・」
もう“少しくらい”ということばは頭の隅に追いやられていた。
パンツをひざまで下ろし、秘所をさする。
「♪〜〜」
レオリオは嬉々として保健室へ向かう。
ああ、寝てるかもしれないからそっと入ろう。
カラカラ・・・
「・・・っ・・・、・・・」
「・・・?」
ベットの周りのカーテンが閉まっている。
そこから息苦しいような吐息が聞こえてきていた。
まさか、熱を出しているんだろうか。
シャッ
カーテンを開けた。
「は・・・」
「・・・」
「「わあああああああああ!!!」」
「すすすすすすまんクラピカ!!」
とっさにレオリオはカーテンを閉める。
目と顔が赤く染まったクラピカの顔と、ぬれてヒクついているかわいいソコが脳裏に焼きついて離れない。
―どうしよう・・・バカだ、私は!どうして学校で・・・レオリオに・・・レオリオに見られてしまった・・・!!!―
「く、クラピカ??入っても、いいか?」
「・・・う、・・うむ」
「・・・」
椅子を引いてきてベットのそばに腰掛ける。
「な、泣くなよ」
クラピカはベットの上に座ってぽろぽろ涙をこぼしている。
「誰でもすることだし」
クラピカは走って逃げ出したいくらいだった。
涙が止まらない。
「あー、俺だってするし」
クラピカの赤く潤んだ目がこちらを見る。
―はッ!?ば、バカか俺はー!!!毎日クラピカをオカズにしてんのに・・・―
うしろめたい。
「ま、まあそれは実際に手を出さないために・・・」
「?手を・・・出す??」
―あああ!!!手を出すって表現は“先生が生徒に”ってニュアンス強いじゃねえかーーー!!!なんて馬鹿なんだ俺!!―
墓穴を掘りまくっている。
「レオリオには・・・好きな人がいるのだな」
悲しそうな表情になる。
ドキンッ!!!
「ああ・・・いるよ」
―もういい・・・言っちまえ!!!―
「そいつはすっげぇ生意気でさ。生意気っつうか・・・恥ずかしがり屋なんだな。
頭良くて、薀蓄を俺に言って聞かせるくせに変な所で天然だったりするし。めちゃくちゃかわいいんだ。」
金髪でショートカットの頭を自分の胸に引き寄せる。
「そうだろ?クラピカ」
「え・・・?」
冗談かと、顔を上げる。
しかし、目に入ったのは真剣なレオリオの目だった。
また涙が止まらなくなる。
―伝えなくては・・・―
「わ、私の好きな人は・・・グランドに入ってきた中学生(ゴンとキルア)とドッヂボールして鼻血出すし・・・
保険の授業でも字を間違えるし・・・遅刻も多い・・・でも、とても優しくて、みんなに好かれている。」
「・・・よく覚えてんな。」
大きな手が頭を撫でる。
クラピカはレオリオに頭を撫でられるのが好きだ。
大きな安心感があるから。
「良かった。もしお前が俺のことなんとも思ってなかったら新聞に載っちゃうとこだった」
クラピカをベットに押し倒す。
「あのさ・・・怒るなよ?・・・してもらいたいことが・・・」
「?なんだ??」
「パ・・・パイズリしてほしいなーなんて」
「・・・」
「い、いや、やっぱいいです!!」
殴られる〜〜!!
「ぱいずり・・・とはなんだ???」
「はひ!?」
予想外だった。
「分かった。じゃあおとなしくしててくれよ」
セーラー服と薄ピンク色のかわいいブラジャーを脱がせると、ぷるんと胸があらわになった。
―ああ、これだよコレ!!!俺は毎日コレを想像しながら・・・想像してたのよりちょっと大きいかな?―
「レオリオ・・・それは?」
顔を胸を見られている羞恥で赤く染めながら、クラピカは尋ねた。
「これ?ハチミツ。パンに塗るんだよ。お前が言ってたように俺は遅刻常習犯だからさ、よく朝飯保健室で食べるんだ。」
「保健室での飲食は禁止のはずだ」
「ばれなきゃOK」
レオリオはハチミツのふたを開けると、指にからめとった。
「それ・・・どうす・・・・?ひゃあっ!!!」
クラピカの桜色の乳首にハチミツを塗りこめる。
「ひぁ・・・」
「じゃあちょっとアジミを・・・。」
「あ、やぁ・・・」
ちゅぱ・・・ちゅぷちゅぷ
にゅるにゅるした感覚が体を痙攣させる。
「んん・・・甘いな。やぁらかくていい感じ♪」
今度は胸全体にハチミツをたらす。
やわらかいふくらみにハチミツをたっぷりかけた。
「あ・・・!?」
仰向けで寝ているクラピカの胸の谷間にペニスを置く。
「パイズリってのはこうやって・・・」
わきの下から手を入れ、胸を持ち上げる。
ぐにゅうっ
「や、レオリオ」
熱くて硬いモノが胸に擦れる。
「はぁぁ〜・・・すっげえやわらけぇよ・・・天国〜〜〜」
レオリオの手のひらは大きく、クラピカの乳房を支えるには十分だ。
ずちゅ・・・
「んっ!??」
ペニスが胸の間で動く。
ハチミツのせいで動きはスムーズになっていた。
四本の指で乳房を支え、親指で乳首を撫でまわす。
「あ、そ、そんな、っ」
すぐに乳首は硬くなり、存在を主張するようになる。
ずぷ、にゅちゅっ・・・
ペニスが動くと、やわらかい胸の肉はそれに引っ張られるように動く。
その度に乳首も大きく揺さぶられる。
「クラピカ・・・俺のべとべとになってきた」
「え?・・・あ、ふむ」
「舐めてきれーにしてくんないかなー」
「ええ!!?」
谷間からにゅるーと口に向かってペニスが近づいてくる。
「や、やぁ・・・ん」
先端が唇についた。
「わ、わかったから!体を起こすのだよ!!」
「・・・」
初めてのクラピカは体を起こしたものの、どうして良いか分からない。
つうっと先端にあったハチミツが落ちそうになる。
「あー、クリーニングに出しても落ちないかもなーこんなことしてたのがばれちゃうなー」
「え、あ・・・はむっ」
あわててクラピカはレオリオの亀頭を口に含んだ。
「いい子だな〜クラピカは」
「・・・んん」
ハチミツと香水の甘いにおいに混じって、男のにおいがする。
―・・・頭がくらくらしておかしくなりそうだ―
また、レオリオもクラピカからたちのぼるいいにおいを嗅いでいた。
クラピカは香水などの人工的な香りではなくクラピカ自身の甘い体臭。
「下から上に舐め上げて」
じゅる・・・れろ・・・
「れお・・・りお、上手く出来ない・・・」
「いや、きもちいいよ。
コレがクラピカの中に入るんだからな・・・よく舐めて濡らしとくんだぞ」
露骨な言葉にクラピカはぴくんと体をふるわせた。
やわらかい金色の髪を撫でる。
「クラピカ・・・いいにおいがする」
「え・・・?香水などはつけていないが・・・」
「ちがう・・・オンナが男を誘う香りだ・・・」
「濡れてるだろ?クラピカ・・・」
ふとそのことばで下半身が感覚を持つ。
そこはもうぐちょぐちょで、愛液が垂れてしまいそうだった。
―あ、足を閉じていればよかった・・・―
しかしもう遅い。
今足を閉じたら、こんどは太ももを伝って流れてしまう。
クラピカは動けなくなってしまった。
―どうしよう・・・―
「あ、・・・!」
レオリオの長い指がワレメをなぞり、クリトリスをかすめる。
ぐちゅ・・・くちゅっ・・・
濡れた水音にクラピカは思わず目をつぶった。
「ほら・・・とろとろだなクラピカ」
「ん・・・ぅ・・・」
ゆるゆると擦られる。
「あ、はぅ・・・」
―もっと・・・擦って欲しい・・・!―
クラピカは節くれだったレオリオの指に自分を擦りつけた。
腰を前後に動かす。
「いつもこんな風にオナニーすんの?」
「!!!そんな・・・」
「何考えてするんだ・・・?俺のこと、考えてくれたりしてんの・・・?」
目が真っ赤だ・・・。
やわらかなほっぺたも赤く染まっている。
「レオリオの・・・におい・・・思い出すと・・・止まらないんだ・・・」
恥ずかしそうに体を縮める。
「さっきも・・・」
さきほどのクラピカを思い出す。
「さっきも、俺の事思い出してたのか?」
「う・・・ぅむ・・・」
ワレメに指を浅く入れ、前後に激しくこすり付ける。
「ふぅ・・・あ・・・!!!」
「嬉しいな・・・マジで。感動してきた」
ぐりぐりとクリトリスを擦る。
「嫌!!、あ、うっ、ああ!!」
クラピカは背中をふるわせた。
「入れてもいいか・・・?」
耳元でささやかれる。
そういえば・・・ここは学校なのだ。
誰かが入ってくるかもしれない。
・・・・
しかしクラピカはゆっくりとうなづいた。
「んっ・・・!!」
さっき自分が舐めたモノが入ってくると思うと、とても興奮する。
「クラピカ・・・」
「ふぅ・・・ぅ、んっ、」
少しだけ、痛い。
「クラピカ・・・結婚しようか」
「え!!?」
さすがに驚いたのか、真っ赤な瞳がこちらを見る。
「お前がこの学校卒業したら、でいいんだ・・・」
「レオリオ、でも、その・・・
・・・・私なんかでいいのか?」
―・・・かわいいなぁ・・・―
「お前がいいんだよ」
レオリオのペニスが最奥を突いた。
「あっ!!!!」
体じゅうがジィンとしびれる。
「あっ、れ、レオリオ!!!」
動きが激しくなる。
クラピカは必死にレオリオにしがみついた。
「クラピカ・・・」
レオリオに目元をキスされて、泣いている事に気づく。
「今日お前、泣き虫だな」
細い体を抱きしめ、全力で突き上げる。
「あ、あぁっ!!!!」
「っくぅ・・・・!!!」
ドクドクと体の中に熱い液体が流れ込んでくる。
「眠い・・・」
「寝ていいぞ。下校時間になったら起こしてやるから。」
眠ってしまったクラピカの顔を眺める。
―あどけない・・・―
さっきまでセックスしていたなんて思えない寝顔だ。
泣いていたため少し目の周りが赤い。
指でほっぺたを撫でる。
―この口でシてくれたんだな〜・・・―
かわいい唇を指でなぞりながら一人ニヤついていると
赤ん坊が反応するようにクラピカが指先を含んだ。
くちゅ・・・ちゅ・・・
―〜〜〜〜〜〜!!!―
がたんっばきがしゃんっ
―い、いやダメだ!!相手は眠ってるしここは学校だし!!!・・・―
レオリオの苦悩は続くのだった。