今日はノストラード社の健康診断である。
「これで全員受付されましたか〜?」
看護婦のシズクが呼びかけるとセンリツが
「あっ、ごめんなさい。1人遅れてて…もう着くと思うんですけど」
そう言ってる矢先にパタパタとスリッパの音がした。
「あ〜来た来た。クラピカー受付こっちだよ」
マチが手招きをする。彼女は受付に辿り着くと
「遅くなりまして大変申し訳ありませんでした」
と誤り受付を済ますと、クルリと振り向き
「センリツ先輩、先程のお客様なのですが…また明日いらっしゃるそうです」
「ええ!?さっきのって…ゼンジ専務でしょ?社長にお話があると怒鳴ってらした」
「あのエロオヤジ!すぐ社長にイチャモンつけるからね」
「シ!マチ。そんな事言うもんじゃないの!」
「ホントの事じゃないですかぁ?クラピカもさぁ、あんなのをバカ丁寧に相手するから、ますます
エロオヤジが逆上すんだよ。テキトーにあしらいなよ!」
「…ですが、マチ先輩。あの方は適当にあしらう事が私には出来ないのですが」
「まぁ、あんたには無理かもね。は〜、ヤな客にも愛想振り撒かなきゃならないなんてヤダヤダ」
クラピカとセンリツは苦笑している。
そうこうしていると最後のクラピカの番になったので身体測定後診察室に入った。
「上着をはだけてソコのベッドに横たわってなさい」
女医のヴェーゼが指示したのでクラピカはその通りにベッドに横たわった。
「さぁ〜て、あなたで最後ね?新入社員なの〜?」
「えっ?はい」
「ん・ふふ、調べがいのある身体のようだわ」
ヴェーゼはニヤリと笑うとジェルをクラピカのお腹にニュル〜と出し塗り始めた。クラピカは
ビックリして「ひゃっ」と声を出しそうになったが身体をピクンとさせただけで我慢した。
「これはエコーって器具なの。うちの病院のは最新式なのよ〜。こ〜んなに薄っぺらくて
掌にくっつけて身体に当てればいいんだから〜」
言いながら掌にその器具を取付けジェルをぬるぬると伸ばしていく。
「くすぐったいかもしれないけど我慢しなさいよ」
ヴェーゼの手は下腹部、胃、ワキの辺りまで滑らせてくる。クラピカはくすぐったいが
「ん……んん…」と声を漏らしながら耐えている。
「ふぅ〜ん…異常ないみたいね。ちょっとバンザイして」
「あ…はっ、はい」
クラピカは素直にバンザイするとヴェーゼはブラの中に手を入れて胸を触りだした。
「あ…!?え…!!?」
「動かないの。わかんなくなるじゃないの」
「すっ…済みません」
クラピカが素直に従ってるのをいい事にヴェーゼは乳房を揉み解し乳首を指で挟み刺激して
いく。
「あうっ…ぅぅん」
「あらあ?おかしいんじゃないの?コリコリしてきたわよ〜?ふふふ」
「え…あ、あの…」
「あなた…検診に来て感じちゃってるのね」
クラピカは顔から火が上がりそうだった。ヴェーゼはなおも乳首を刺激していく。
「ちょっと実際に見てみようかしらね?」
ブラをたくし上げると小さな胸がぷるんと出た。
「小ぶりだけど…いい形してるわ。ココも薄桃色で誰にも触らせた事ないのね?」
ヴェーゼは更に親指と人差し指でクリクリといじっている。
「あっ、あの…これも診察なのですか?」
「うふふ。バカねぇ、こんなの診察じゃないに決まってるじゃない」
「なっ…!!!」
クラピカが声をあげようとすると
「おっ…と、大きな声を出したらあなたの恥ずかしい姿をみんなにみられるわよ?いいのかしら?」
「そんな…!」
半ば泣きそうな顔をしてうな垂れるとヴェーゼは白衣を脱ぎ捨てブラを外しクラピカとは比べ物に
ならない程大きな乳房をポロリと出しクラピカにまたがる。
「ふふ…あなた私の好みなのよね〜、堅物でスマしてて…。あんたみたいなタイプがよがったり
喘いだりするのを見るのが好きなのよ」
クラピカはあまりの展開に思考がついて行けずポカンとしているとヴェーゼは自分の豊満な胸を
掴みクラピカの口元に持っていく。
「ほら…舐めなさい…」
「え?」クラピカがビックリして答えると
「さあ、乳首を舐めなさい。舌を出して丁寧に舐めるのよ」
「や…、イヤだ!何で私がそんな事をしなくてはならないのだ!」
「あらぁ?その喋り方、男の子みたいよ?ますます気に入ったわ。ほら!舐めるのよ!」
グイと乳房を口に押し当てられた時、奥から男の声がしドアが開いた。
「オイ!ヴェーゼいい加減にしねぇか!!」
「レオリオ!あんた何!?ノックもしないで入って来てんのよ!」
「なかなか最後が来ね〜からもしやと思ったらやっぱりだ。その娘を離しな。院長に今までの事を
バラされてーか?」
するとヴェーゼは「チッ」と舌打しながらクラピカから離れ白衣を着て診察室から出た。
クラピカはたくし上げられた下着もそのままに、はだけていたブラウスでサッと胸元を隠して
膝を抱え身体を小刻みに震わせている。
レオリオはベッドに腰掛けクラピカの肩に手を置くと彼女は肩をビクッと震わせた。
「ワリかったな。恐かったろ?」
レオリオに優しく声を掛けられホッと安心した。
「今からは俺の診察だ。まぁ、ちぃとばかし裸を見せてもらわなくちゃなんねーが、俺はヴェーゼ
とは違うから安心しな」
……。この男性医師の前で肌を出さなければならないのか…恥ずかしいな。しかし相手は医者だ。
女の裸なんか沢山見てるのだから平気だろう。そう思いコクンと頷いた。
「どこまでやってんのかな?ヴェーゼの奴」
レオリオはブツブツ独り言を言っている。
「よし、それじゃ場所を変えるからな」
別室へ移動している途中
「クラピカーお先に帰ってるからね〜」
「あたしらもう終わったから。受付もパクだけじゃ心配だしねー」
「申し訳ありません。お願いします」
クラピカはセンリツとマチに挨拶をするとレオリオに着いていった。
「心電図を取るから足首と胸を出してベッドに横たわってくれ。あっ!上着は着てていいからな。」
レオリオはカーテンを閉めて出ていった。クラピカは彼の心遣いを嬉しく思いながらブラを取り、
ストッキングを脱ぎベッドに横たわった。
「もう入っていいか?」
レオリオはカーテンを潜って入りクラピカの傍に来た。
「ありゃ、ブラウスは着ててもいいがボタンは外しててほしかったんだが」
「すっ、済まない」
慌てて起き上がりボタンに手をかけようとしたが、
「あ〜、いーいー、俺が外してやるから横たわって手足真っ直ぐ伸ばしてろ」
クラピカは素直に指示に従った。レオリオの手でボタンが外され白い肌が露わになっていく。
“恥ずかしい…”クラピカは頬を赤く染め顔を彼側とは反対の方向に背けた。
「おいおい、そんなに恥ずかしがられたら、こっちまでテレるだろうが」
そんな事言われても男性の前で肌を露わにしたことの無いクラピカには到底無理な話だった。
それをレオリオも察して
「しゃーねーな。オイ、胸を触るが心電図を取る為だからな!変な事するんじゃねーからな!」
「わっわかったから早くしてくれ」
顔を真っ赤にしてクラピカは目を瞑っている。
足首、手首と何かを取り付け、そのあと左胸の周りを冷たいものがペタペタくっついた。
「ひぁっ」思わず目を開けたらレオリオと目が合ってしまった。
「い…今のは??」
「ああ、今のは吸盤をくっ付けたんだよ」
「そ、そうか…」
そう言いまた顔を背けようとした時、
「なあ、クラピカだっけ?」
「あ?ああ…」
「女の子だし男の前で裸を見せるのは恥ずかしいのはわかるんだが…そんな態度をとられると、
こっちも何か悪いことをしてるようでやりにくいぜ?俺は医者だ、もーちっと信用して身を
任せろよ」
クラピカはレオリオを見た。彼は怒っているのかと思ったら優しく笑っていた。
「あ……済まない…」
「いい子だ」
レオリオはクラピカの頭をクシャッとして診察を続けた。
「次は…と、これで最後か。乳がん検査だな」
レオリオは独り言のように言うとクラピカの顔を見てニヤッと笑った。
「…何だ?」
レオリオのニヤケ顔に不安を覚える。
「いやっ、この病院なー最新機器を取り揃えてあるんだが、結構アナログな所もあるんだよなぁ」
ニヤニヤしながら何かいい訳をしているようにも聞こえる。
「何を訳解らない事を言ってるのだ?医療器具の事など私にはサッパリだし関係の無い事だろう?」
「関係無くはねーぜ?じゃあ今から始めるが覚悟は出来てるか?」
「覚悟…とは?」
「触診だ。クラピカちゃんのおっぱいをモミモミさせてもらうからな〜♪」
と、手をワキワキさせている。クラピカは真顔だが少し呆れたような顔をして、
「レオリオ…エロオヤジみたいな顔になってるぞ…」
「お前っ!レオリオって…先生と呼べよ。…。まぁ、別にいいが」
「今のお前の顔では先生と呼ぶに値しない」
クラピカは眉ひとつ動かさずに答えた。
「そんな悪態つくくらいだから大丈夫だな。イクぜ〜?」
「ああ、信用してる」
クラピカは目を閉じた。するとレオリオの大きな掌が自分の両胸の横からグッと押さえつけながら
中心に寄せていく。
「ハッ…!」
始めての事にビックリしてクラピカは小さく悲鳴をあげた。強く押さえ付けられているので痛い。
レオリオはクラピカの乳房の場所を変えながら生地をこねる様に触っている。それが終わると胸の
周りをつまみながら触診を続けている。
「ん…」
クラピカの声がまた漏れた。
その姿を見たレオリオは悪戯をしたくなって乳房を揉み解しだした。ゆっくりと両手で円を描く
ように揉みながら時々指で薄桃色の突起を刺激していくと指がそこに当たる度にクラピカは
身体をピクッとさせ、そこも硬くなっていく。
「んっ…んぅ…っ」
口をキュッと結び声を出さないように我慢しているようだ。
レオリオはクラピカの小さな胸をギュウと掴み親指だけ動かし乳首をクリクリと弄り時々
彼女の漏らす声や身体の反応を楽しんでいる。
クラピカは彼に乳首を触られる度に自分の秘所がムズムズする感覚が耐えられなかった。
下半身に力が入る…どうしていいのかわからない。
「クラピカ」
レオリオが耳元で囁く。
「気持ちいいんなら声を出してもいいんだぜ?誰も居ね〜んだから」
「…っ何…?」
「今からお前の性感帯を調べてやるよ」
「?…え?…そ…」
それは何か?と尋ねようと開いた唇にレオリオは吸い付き舌を入れ絡め身体をグイッと自分の方に
引き寄せる。
「!!!!」
クラピカは彼から離れようと必死に抵抗すが頭も押さえ付けられているので逃げる事が出来ない。
レオリオの舌が口内で生き物のように動く。顔も密着しているので息をするのが苦しい。彼が
顔の向きを変えるとき少しだけ唇が離れるのその一瞬で息継ぎをしなくてはならない。
「んはあっ…んっ…ん」
レオリオは口付けたまま自分の上着を脱ぎクラピカと肌を合わせる。
手を背中、うなじ、首筋と摩りながら彼女の感じる部分を弄っている。
「んう……ん、ん」
クラピカに吸い付いていた唇を離し首筋や鎖骨に痕を付けながら唇を下へと下ろす。
「ああ…はあ…」
レオリオはクラピカの乳房を揉みながらその先端をベロリと舐めた。
「はあっ…ぁあんん」
クラピカの身体が大きく反りあがった。もう片方の乳首をキュッとつまんで刺激していき硬く
なった乳首をぺろぺろと舐めあげる。
「ううん…ァァァ……んん」
先程より大きく反った身体をレオリオは舌を這わせて身体中舐め回している。
「んぁぁ…あっ……も…ダメ…だ…」
「?…何がダメなんだ?」
「ハァッ…くすぐったいし…っ…ムズムズ…する」
レオリオはニヤッと笑って、
「ムズムズするのはここじゃね〜のか?」
と、クラピカの下着に手を入れ秘所を弄る。
「!!…あはぁ!!」
クラピカは声と一緒に息も大きく漏らした。
「もう濡れてるぜ…」
レオリオは指を使いクラピカの花弁をなぞりながら中へと進入させてクチュ…クチュ…と音を
たて他の指で一番敏感な所に触れる。
「あああっ……んっ」
ビクビクッと身体が動く。
“何なんだろう?この感じ…。全身に電流が走ってるみたいだ。身体に力が入らない…”
クラピカはトロンとした顔をして天井を見据えていた。
レオリオは指の動きを早めながらクラピカの中をかき回している。トロリと液が出だした。
「んぅ……ん…」
クラピカの下着をずり下ろしスカートを脱がせると足を少しだけ開かせ股の間に顔を突っ込み
舌を出しクリトリスを舐めだした。
「あぁっ…あっ……レオリオっ…何を…!!?…ああっ!」
クラピカは顔を紅潮させ起き上がろうとしたが刺激され敏感になっている所を舐められた
途端に電流が走ったように身体中が痺れて力が入らなくなった。
レオリオはクラピカの股間に顔をつけ熱い息を吐きながら舌を奥深く伸ばしぴちゃぴちゃと
愛液を舐めている。
「んうんっ…ハァ…ハァ……ア…」
身体が…熱い…ゾクゾクするし…熱が出たのだろうか…?息も熱い…。
クラピカの白い肌に薄っすらと汗が滲んでいる。
彼の舌はクラピカの陰部を深く浅く動き回っていた。生暖かい舌がクリトリスに当たる度にガクガク
震えるが声を殺しているのか「んっ」「んぁ…」といった息継ぎに近い声しか聞こえない。
レオリオは舐めるのを止め身体を起こし右手を秘所に持っていき花弁の中へ指を進入させていった。
ねっとりとした液が絡み付く。
「クラピカ、ガマンするなよ。恥ずかしがらずに声出せ」
クラピカは頬を紅潮させ息を荒く吐きながらレオリオを見て答えた。
「ハァッ…ガマン…など…んっ…していないっ…」
「嘘をつけ。ん?お前目が赤いぞ!?大丈夫か!?」
「大丈夫だ…気にするな…。私の家系は…気が高ぶると、眼が…緋の色になるのだ」
「ふぅ〜ん。家系ね…。て、やっぱり興奮してるんじゃないか!」
ニヤニヤ笑いながら左腕をクラピカの背中から前に回し乳首をつまみ乳房を揉む。
「アっ…」
「素直になれよ、クラピカ」
レオリオはクラピカに覆い被さり乳房にしゃぶりつく。乳首を舐め、転がし、舌先で突付く
そしてチュクチュクと音をたてて吸い付いたかと思うと次は強力な吸盤のように乳房を吸い
上げる。秘所にあてがっている右手もクリトリスを擦りつづけている。
ぐちょぐちょになった膣内に指を動かしながら深く入れていく。
「んっっはあぁ……ひっ!……ぃ…」
クラピカの身体は一段と大きくビクンと反りあがった。
レオリオは膣内をゆっくりと擦りながら奥へ、奥へと挿入させる。
「…ぃいっっ……!!」
クラピカに激痛が走る。かなりの痛さにお尻に力が入り膣内がキュッと締まりレオリオの
指を包み込む。
「すげぇ…締めつけられるぜ」
この中に自分のものを入れてみたい…そんな衝動に駆られたが焦りは禁物と、クラピカの
乳房と秘所を同時に責め身体が耐えられなくなり自分のものを欲するようになるのを待つ。
暫らくゆっくりと指を抜き差ししていたらクラピカも慣れてきたのか力を抜いてきた。
「んううん…ハァ…ア・ア…」
横たわってる診察台はクラピカの愛液で濡れている。しかし今の状況に必死の彼女はお尻の
辺りが冷たいなど構ってられないのだが…自分の秘所から伝い落ちている液の事を知らない
彼女はもしかして洩らしているのではないか?と思うと気が気ではない。
「あ…あの…。レ、レオリオ…私はもしかして」
「ん?何だ?お前は素直じゃねーが、身体は素直だな」
わざと膣内をグチャグチャかき回して大きな音をたてる。
クラピカは“やっぱり…”と思い顔を赤くして小さな声で、
「は…恥ずかしい…もう…やめてくれ、お願いだ」
「何言ってんだよ、もう少しだからガマンしな」
…レオリオは私を解放してくれないのか?男性の前で全裸にされ、身体中を触られまくれ
見られたくない所まで見られ…。醜態をさらされ、止めてほしいと懇願すれど聞き入れ
ないどころかまだ私に何かするのか?そう思うとクラピカは自分が女である事が悔しくて
涙を流していた。
だが反対に身体の方は指が唇が動く度にビクつかせ身をよじり敏感に反応している。しかも
情け無い事に全身の痺れやレオリオの行為が気持ちいいとさえ思っている。
膣内に入ってきた指も最初は痛かったが擦れる度にゾクゾクと鳥肌が立つくらい気持ちいい。
「ああぅうん……あぁ……ぅんぅーー…」
クラピカの秘部がヒクヒクしているのがレオリオの右手に伝わる。身体の方もビクッビクッ
と大きく震わせている。
「もうイキそうだな」
手の動きを早め更に奥側へと突き進みながらクリトリスを愛撫する。
クラピカは身体を大きく反らせガクガクガクと身体を震わせた。身体中に走る電流が一気に
頂点まで達したのだ。
「ああっ…んああ〜……はあぁ…」
声をあげるとハァハァ大きな息継ぎをしながらクタッと力尽きた。
レオリオは自分の指を膣内から出しクラピカの顔を見ると涙を流しているのに気付いた。
左手で涙を拭ってやりながら、
「どうした?痛かったのか?」
「……。自分の無力さと女である事に憤りを感じてるだけだ」
「なんでだよ」
「当り前じゃないか!私が男であれば…少なくともお前はあのような愚行などしなかった
だろう!?」
「愚行…って。そりゃクラピカからすれば、そうかもしれねーな。でもなぁ…俺はお前と
出会えて良かったと思ってるぜ?お前が可愛くて抱きたいと思ったから抱いた。…。
いい訳に取られても仕方ねぇけどな。」
「……」
クラピカはジッ…とレオリオを見ている。
「クラピカ、悪かったな。済まない」
レオリオが深々と頭をさげると、
「嘘をついてる訳ではなさそうだな」
クラピカは重い身体を起こしながら言うと膝を抱えて座った。
レオリオが自分のシャツを渡すとクラピカはそれを受け取り胸元を隠し俯くと自分の膣内
から溢れ出て診察台を濡らしている液体が目に付いた。触るとぬるぬるしている。
「これは…小水ではないのか…?」
独り言のようにつぶやく、
「膣液だよ。性的に気持良くなったら分泌する液だ、お前が気持良かったって証拠だ」
「そっそうか…」
クラピカは人前で洩らした訳ではない事にホッとしたが、あの醜態が快楽だと思うと複雑
な気分だった。
「さて…と」
レオリオは白衣をクラピカに覆い被せヒョイと抱き上げた。
「わっ…!な、何をするつもりだ!レオリオ」
「シャワー室まで連れてってやるんだよ。お前の身体中舐めまくったからな〜。俺の唾液
だらけで仕事出来ねーだろ?」
「…変な事したら今度こそ許さないからな」
「しねぇよ。次はちゃんと手順通りにするから安心しろ」
「つっ…次??いつ私がお前と次に会う約束をしたのだ!」
焦って反論するクラピカを余所に
「おっ、これも持って行かなきゃーな、証拠隠滅…と」
レオリオは診察台に被さってたシーツをズルリと引っ張りシャワー室の方へ歩き出した。
「レオリオ答えろ!私はお前と会う約束なんかしてないぞ!」
「オレも人の事(ヴェーゼ)言えねぇかなぁ」
二人はそれぞれブツブツと言いながらシャワー室へ向かった。
end