「ん・・・ぅぁ・・やぁ・・」
薄暗い部屋の中で艶かしい声が響いていた。
13・4歳の少女だが赤く染まった瞳はすでに快楽を知っていた。
家族を失い仲間達を惨殺されたクラピカは生きるため体を売ることを選んだ。
「凄いよ。もうグチョグチョだ・・・。見た目と違ってずいぶん淫乱なんだね・・・。」
小太りな男が汗ばみながら興奮したように囁いた。
「やっ・・違っ・・う・・・」
クラピカはそう答えたが行為を止めて欲しい様子はない。
「駄目だ・・・我慢できない・・もういれるよ。こんなに感じてるんだ・・処女じゃないよね」
そういうと男は強引に秘所に突き入れた。
「ああ!あぁん!痛い・・そ・・んな・動・・かな・・い・・で」
目いっぱい涙を溜めて訴えるが男はそんな言葉なんて聞き入れない。
何度も男は突き上げた。奥まで入れながらクラピカの小さくピンク色の乳首にしゃぶりついた。
「ぁん!」
「いい声で反応するねぇ。そんなに気持ちいい?」
いいながら息を吹きかけ舌で転がし時折強く噛む。
そのたびかわいらしい声で反応が返ってくる。男を限界まで持っていくにはそれだけで十分だった。
「イイ!イクよ!君も一緒に!!・・・うぅ・はぁ・・」
男は頂点に達した。
だがクラピカはそれを快楽と同時にむなしくやるせない気持ちで見ているだけだった。
「はぁ・・はぁ・・よかったよ・・また今度頼みたいなぁ。」
「ありがとうございます・・・では・・・」
「あぁ、5万でいいんだよね。・・・はい。」
5万Jを渡すと男は足早に去っていった。
その5万を握り締め彼女は声を殺して泣いた。
「なんで・・・こんな・・ヒック・・・汚い・・・」
何度見知らぬ男に抱かれても決してそれに慣れることはなかった。
むしろ段々快楽を感じるようになっていく自分が嫌で嫌でしょうがなくなっていた。
「幻影旅団・・・あいつらのせいで・・・!絶対やつらを捕らえて見せる!」
ふと部屋の中に男が置いていった新聞を見つけた。
『凶悪犯プロハンターによってつかまる!!』
『プロハンター』この言葉が目に焼きついた。
「ハンター・・・ハンターになれば奴らの情報も入るし、金だって・・・よし・・!」
彼女はハンターになる決意を固めた。だが難関のハンター試験を受けるには彼女はまだ弱かった。
あと数年の修行はいるだろう。それまではこの生活を続けるしかない。
汚い金を手に入れながらそれでも彼女は幻影旅団への憎悪を抱き続ける。