キルアがゾルディック家に帰って来た。
しかも友達なんか作って。
キルを反省させるために独房で罰を受けさせるのが俺の役目だから、今日もキルを鞭で叩いている。
どんなに叩いてもへこたれないキルが悔しい。
もう一発、と鞭を振りかざしたときに、俺の携帯電話が鳴った。
「もしもしママ?」
−−−−−−−−−−
「おいキル。おまえの友だち、とうとう執事室近くまで来たそうだぜ。どうする?なんならママに頼んで、3人とも殺し・・・ひぃっ!!」
鎖に繋がれていたキルアの腕がいとも簡単に鎖を逃れて、俺へと襲い掛かかってきた。
「ミルキ、3人に手を出したら・・・殺すぜ?」
弟のその表情に、俺は凍り付くような恐怖を感じた。
悔しいけど、俺はこいつに到底敵わない。
その後、ゼノじいちゃんに甘やかされて、キルは独房から出ていってしまった。
「じいちゃんはキルに甘すぎるんだ。あいつの才能は認めるけど、ムラッ気があって殺し屋には向いてないね。」
そうつぶやきながら俺も自分の部屋へと向かう。
「キルの友だちか・・・そうだ。暇だしちょっと見に行ってみよう。」
3人を勝手に殺したら俺がキルに殺される。
だから、殺さない程度に楽しんでやろう。
−−−−−−−−−−
外出は何年ぶりだろう。敷地内でさえ、家から出ることはしなかった。
いた。あれがキルの友だちか。
長身の男が1人、ツンツン頭の少年が1人、金髪の少年?が1人。
「あの金髪のやつ、男かな?」
ミルキは素朴な疑問を感じた。
気になる気になる。
絶妙なバランスの中性的なやつだ。
「でも男にしろ女にしろ、なかなかいいルックスしてるな・・・」
美しい。
「決めた。あいつから遊んでやろう。ぐふっ・・・」
−−−−−−−−−
「あれ、クラピカは?レオリオ、クラピカが居ないよ!」
「え?!ほんとだ、居ない。
おかしいな・・・さっきまで居たのに。」
「もう、どこ行っちゃったんだろう・・・」
「ゴン、探しに行こうぜ。」
「うん!」
−−−−−−−−−
一瞬の出来事だった。
蚊のようなものに刺されたかと思うと、急に視界が真っ暗になり、気が付けば太った男に捕まっていた。
ゴンとレオリオが遠ざかっていく。
私はここにいる、と叫びたかったのに、男によって口を塞がれてしまった。
いつの間にか手も縛られている。
「んー!!」
「静かにしろよ。おまえ、キルの友だちだろ?・・・俺キルの兄貴なんだよね。」
「!?」
キルアの兄貴。
キルアやギタラクルのような底知れぬ強さは感じられない。
だが、誰よりも非情で残酷なものを秘めたような顔をしている。
「さっきの蚊はさ、刺されると一瞬意識が飛ぶんだ。そのうえしばらくはいつも通りの力量が出なくなる。俺が考えたんだぜ、すごいだろ?」
息を荒くして話すキルアの兄。
たしかに、逃げようとしてもまったく力が出ない。
どうしよう。私は彼に殺されるのだろうか。
「で、おまえ男なの?女なの?」
−−−−−−−−−−
「確かめさせてもらうぜ」
そういってそいつの着ている服を無理矢理剥ぎ取った。
奴は暴れていたが力が出ないのでまったく意味がない。
そしてその小柄な体には、小さな胸の膨らみがあった。
「へぇ・・・やっぱり女の子なんだね。キルのやつ、女の子の友達もできたんだ。生意気だな。」
彼女はキッと俺を睨み付けている。
近くで見ると本当に綺麗な顔立ちをしているのがよくわかる。
俺のフィギュアの中にある、いちごぱんつの女の子に似ている気がした。
「本物の女の子・・・なかなか触れる機会ないからさぁ、ちょっと楽しませてもらうよ」
コフーコフーと、息が荒くなっているのが自分でもよくわかった。
縛った腕を近くの木にくくりつけ、剥ぎ取った服を彼女のしたに敷いた。
もう反抗するのは諦めたようだ。
フィギュアの女の子より何倍も小さいであろうその胸を揉む。
俺は初めての感触に心を震わせた。
彼女の体が小さく動いて反応する。
「あぁあ・・・柔らかいね・・・いいよ・・・」
息を荒くしながら揉みつづける。
右手は彼女の胸を、左手は脚や脇腹を何度も往復させた。
口を縛っているせいで、彼女の艶やかな表情がよく見えない。
彼女の口を縛っている布を外した。
その瞬間に、彼女の口から色っぽい吐息がこぼれた。
「んはぁっ・・・・・・やめ・・・ろ」
無視して胸に吸い付くと、彼女は背中を大きく反らせた。
「あっ・・・やぁぁ!」
ぴちゃぴちゃとわざといやらしい音を出しながら吸い付く。
「やめろといっ・・・て・・・あっ」
俺の手によって美しい少女が乱れていく光景は、なんともいえないほどよいものであった。
「ぁ・・・ぁん・・・ぅ、ぁっ」
脚を撫でていた手を、秘部へと移動させる。
「はぁっはぁっ、君・・・こんなに濡れてるじゃないか」
指を滑らせて濡れた部分を往復する。
「ゃあっ、あっあぁっ!やだ・・・っ」
彼女の体が大きく反応する。
汗で頬に張り付いた髪の毛が更に色っぽさを演出している。
俺は指で何度も何度も彼女の秘部を刺激した。
「やっ・・・あぁ、んっ、はああ・・・」
「指だけじゃ物足りないだろう?」そう言って彼女の足の間に割って入り、今度は秘部を舐め回す。
「ひぁっ?!やぁぁ、やぁ・・・だぁっ」
愛液がとめどなく溢れ出てくる。
「ああぁっ、ん・・・んぅ・・・はあっ」
彼女の腰がガクガクと震えた。
俺は舌で念入りに、しつこく、彼女の秘部を舐めまわした。
舌を中に挿れると、彼女は頭を振り回してヨガった。
−−−−−−−−
気持ち悪い・・・
こんな男に犯されるなんて。
クラピカの胸は恐怖と苦痛と怒りでいっぱいだったが、抵抗すらできず、ただ身を任せるしかなかった。
「?!」
やつのざらついた舌が私の中に入ってくる。
その感覚は鳥肌が立つほど気持ち悪く、嫌で嫌でたまらない。
うねうねと中を舐めまわす舌が気持ち悪い。
「やめっ・・・や、あぁっ!・・・っ」
首を振って意識をそちらに持っていかないようにしていたのだが
「はあ・・・はあ・・・君、嫌がってるわりには感じちゃってるよ・・・はぁ」
と、認めたくない言葉が聞こえてきた。
「そんなはずがない」と自分の下腹部を覗き込んでみたが、そこにはものすごい量の愛液が溢れ出ていた。
「ち・・・ちが、ぅんんっ!!」
−−−−−−−−−
「そろそろ挿れても・・・いいよね」
もう充分に濡れているはずだ。
俺はベルトを外してズボンをおろし、既にはちきれそうな己自身をだす。
彼女は恐怖でこちらを睨みつけている。
彼女の目から涙が零れた。
「大丈夫さ。痛くしないから。」
「ほんとにっ・・・もう、やめてっ・・・やめてくださっ・・・」
そう懇願する彼女を、俺は一気に突き上げた。
「やああああああああっ!!!」
彼女が泣きわめく。
「レオリオっ・・・ゴンっ・・・助けて・・・」
「そんな大きな声だすと、みんなに君の恥ずかしい姿見られちゃうよ。」
そう言った途端に、必死で声を抑えはじめる。
俺はゆっくりと腰を動かし始めた。
そのリズムに合わせて彼女から切ない声が漏れる。
「はっ・・・あ、んっ・・・あぁっ」
だんだんとスピードをあげていく。
彼女の声も一段と大きくなってきた。
「あっあっあぁ・・・ふぁっ!」
腰のぶつかり合う音と、水音、それから俺の息に彼女の嬌声。
それ以外はなにも耳に入らない。
なんて快楽なんだろう。
こんなにも美しい少女を俺の手によって乱れさせ、互いに快楽を味わう。
「あっ、ぁああっ・・・はぁっんっ」
俺も彼女もそろそろ限界だろう。
俺には焦らすなんていう余裕はなかった。
とにかく早く達したい。
欲の赴くままに腰を動かす。
「ああっあっあっあっあぁぁんっ!」
「だ・・・だすよ、はぁっ、君の、なか・・・にっ」
俺はもう我慢出来なかった。
「だめっ!やっ・・・あぁぁっ!やだやだやだぁっ!!!あぁっ」
「い・・・いく、よっ」
「やだやだやだぁっ!・・・っあぁぁっ」
俺はついに限界に達し、泣き叫ぶ彼女の中に白い液を吐き出した。
「ぃやああああああ!!!」
この美しい少女とこれっきりの関係で終わるのは勿体ない気がした。
そうだ、俺の部屋で飼えばいいんだ。
そして俺だけの玩具にしてしまおう。
まだ息の切れたままの少女を抱え、俺は自分の部屋へと向かった。
「ぐふっ・・・まだまだこれからだからね・・・はぁはぁ」