「愛の告白」
        

                +一目連×爽太編+


あい:爽太、これ・・・(一枚の紙を差しだし)

爽太:え・・・?お嬢、これは?(紙を受け取りながら尋ね)

あい:今回の「お題」・・・。「愛の告白をして下さい」って・・・。

爽太:はぁっ!?(ぼっと真っ赤に頬を染め)なんなんだよ、このお題は!

輪入道:そりゃあ・・・、人間の世界でいうあれだ。「バレンタイン」とかいうやつが近いからじゃねぇのか?

爽太:バ・・・ッ!!た・・・確かに近いけど。ってあれ・・?連は?(ふと気がつきあたりを見回し)

骨女:それがねぇ。今回は一目連が藁人形になってるんだよ(苦笑いを浮かべながら答え)だから、ここにはいないってことさ。

爽太:そう・・なんだ。じゃあこのお題はパスってことで・・・(そういうと紙をくしゃっと丸めようとして)

あい:・・・一目連からの伝言。「愛してる」って。

爽太:っ!?連、お嬢に伝言頼んだのかよ!!(真っ赤になりながらもあいを見て)

きくり:愛してる〜、愛してる〜!(爽太の周りをぐるぐるとまわりながらいい)

骨女:こら、おやめ!(きくりを押さえ)あ、なんだったら私が伝言承ろうかい?

爽太:・・・っ・・いいよ(恥ずかしそうに俯いていたがやがて顔を上げにこりと微笑み)俺がちゃんと、連の顔みて言いたいからさ。

輪入道:そうかい・・・。爽太もすっかり一目連に飼い慣らされちまったな(にやにやと笑いながら煙草を取り出し)

骨女:本当だねぇ。おかげでこっちはあんたたちの間に入りづらくてしょうがないよ(軽く肩をすくめ)

爽太:なっ!?////(よけいに頬を染め黙り)

あい:・・・今度・・・一目連、シメる・・・?

輪入道:・・・お嬢!?

骨女:いいねぇ。爽太を1人占めしてるんだから、少しくらい何か無いとね。

爽太:・・・え、ちょ、ちょっとお嬢!骨女〜〜〜〜!!!!



一目連:(帰ってきたんだけど・・・今は入らない方がいいよな)・・・(ドアの前で躊躇していて)