やはり来世だな。
こんにちは。この記事はつらぽよ Advent Calendar 2013の5日目の記事です。昨日と一昨日の記事がまだ書かれて無くてつらぽよです。
今年は就活があったり現在修論の際中だったり割とつらぽよに恵まれているのですが、このAdvent Calendarに書かれた記事を見返した限りでは身体を蝕まないレベルのつらぽよについて書くのは趣旨が違うのかな、という気がしています。ということで今年の夏に気を失った時の話を書いておきます。
気を失ったのはおよそ半年前、7月半ばの頃です。夜、研究室で一人になった時に息抜きでゲーム(STG)を始めました。
集中力の低まりを感じるのでRefRainを始めたい所存。
いで@鍵 (@ide_an) 2013, 7月 18
このとき、ゲームに集中するために部屋の電灯は消してました。あと一人で冷房つけるのも勿体無いかな、と冷房を切っていました。
この後しばらくして気を失います。気を失う直前は眼の焦点が合わなくなり、ゲームやりづらいな、と思いながらプレイしていました。
起きた
いで@鍵 (@ide_an) 2013, 7月 18
起きました。正確な時間は分かりませんが、だいたい40〜50分程度気を失っていたと思われます。意識が戻ってすぐにやることがツイートというのも呆れたものですが、おかげで後で振り返るときの手がかりになって便利でした。
このとき全身が筋肉痛のような感覚になって、力が入りにくい感じになっていました。後の診断で気を失っていた間に痙攣を起こしていたのではないかと言われました。痙攣によって筋肉痛のような症状を起こしていたのではないかと思われます。ちなみにこの症状は何日か続きました。
意識を取り戻してから割とすぐに、吐き気におそわれました。トイレに駆け込んでしばらく嘔吐しました。部屋を汚さずに済んだので何よりです。
嘔吐が収まり、吐き気が引いたところで気を鎮めるためまったりお茶を飲んでいた結果、終電を逃しました。この日は研究室に泊まることになりました。ちなみにベッドがあるので突然のらぼ泊も安心です。
ここまでの時点で僕は今回の症状はてんかんの発症と似ているのでは、という素人診断をしていました。そのため神経内科など脳に関する診療科のある病院をあたろうと考え、翌日研究室から直接病院に行き、診断を仰ぐこととしました。
気を失った日の翌日に病院に行った際には問診とCTスキャン(頭)と血液検査を行いました。CTの結果は特に異常がなく、これによって脳血管まわりの症状という線は否定されました。この日の血液検査ではCKの値が高くなっていました。このCKは痙攣を起こしていた場合に高くなるそうで、気を失っていた間に痙攣を起こしていたのではないかと推測できます。
2週間後に追加の検査としてMRIと脳波測定、あと前回と同様の血液検査を行いました。
MRIの検査ではなんかうるさい音がする機械に15〜20分程度頭を突っ込みます(CTも似てるけど、MRIはもっとうるさいので遮音用のヘッドフォンをつけます)。こういう検査は初めてなものでMRIの検査はワクワクしました。うるさいにはうるさいけど音色が時々変わるのであまり飽きは来ない感じでした。
脳波測定は頭にいっぱい電極を貼った状態で1時間程度でベッドに横たわって測定します(頭以外にも耳たぶと腕に電極を貼ります)。基本的には測定の間目を開けてはいけません。この検査はほとんどの間無音空間で目をつむって横たわり続ける感じなので暇で暇で・・・。飽きます。ちなみに電極を貼る際には貼る箇所にクリームを塗るのですが、検査の後で頭を軽く洗うもクリームを落としきれず、微妙な異物感を感じながら帰宅することになって少しつらぽよでした。
血液検査は気を失った翌日の検査との比較といったところでしょう。この日の血液検査の結果ではCKが正常値に戻っており、CKが高かったのは一過的なものだったということが分かりました。
諸々の検査の結果、症状的にはてんかんと似ているが、てんかんと違って症状を繰り返していない以上、はっきりと病名は付かないという結論を頂きました。一過性な症状である以上は特に治療を行う必要もないのでとりあえず規則正しい生活を送るように、とのことでした。それから半年間規則正しい生活を送れてたかは怪しいです。ともあれ症状の再発はしてないのでこの診断で正しかっただろうなと思います。
正式な診断としてはてんかんっぽい症状の一過的ななんか、ということでしたが、もう少し掘り下げてみたいなと思うのが人の情け。ということで僕の想像の話などを。
医者の診断によるところでは脱水症状を起こしていたのではないか、という話がありました。発症時は冷房を切っていたのであり得る話ですね。
もう一つ気になるところとして、真っ暗な部屋でゲームをしていたという点。これってポリゴンショックのような症状が起きる条件ではないかと。
このような幾つかの原因が重なって今回の症状が起きたのかな、と僕は推測しています。
今回、脳みそまわりの検査を幾つか受けて脳みそ画像のスライスとか3D画像を取っているのですが、どうやらこういった検査結果のデータは言えば貰えるところもあるようです。で、それに思い至らずデータを貰い損ねたというのが今回のつらぽよでした。
だって脳のMRI3Dデータ貰ってうまいことCADデータに落とし込めれば3Dプリンタかなんかで自分の脳みそ作ったりできるじゃないですか。そんな面白いデータをみすみす逃すなんて・・・。とはいえ今からそんなことのためにデータの取り寄せをするほどやる気があるわけでもないので、まぁ、はい。
明日はwatildeさんです。
昨日のロ技研の研究報告会で発表した資料を置いておきます。以前発表した東方地霊殿のAIについての改良の話です。DLLインジェクションとAIのスクリプト化の二本立て。
技術的な話は研究報告書の方に書いてあって、スライドの方はなぜ今回の改良をやるに至ったかの動機がメインだったりします。
発表では述べてないですが、DLLインジェクションに乗り出そうと思った理由としてはもう一つ、夏休みにLinkers & Loadersを読んだ影響があります。DLLまわりの話について理解が進んで、DLLインジェクションに手を付けてもいいかなと思えるような気分になったというか。大学図書館はこういうマニアックな本があってありがたい。