同人イベント用コインシリンダーを作る

同人イベント用にコインシリンダー欲しいよねということで作った話。

何やったの?

同人イベントでは100円や500円を使うことが多いので、同人イベントに特化したコインケースが欲しくなった。ということで3Dモデルを作ってDMM.makeにぶん投げて作ってみた。

作ったやつ

3Dモデルデータ

実際に自分用に作ったときの諸々

製作過程

思い立って始めたのは2018/10/13頃。いくつか参考資料を集めた。

特に一番上のRomly氏のが欲しいやつに近かったので、それをもとに要件出し。

ver. 0(2018/10/27)

本格的に作る前に、DMM.makeの使い方を知りたいということでシンプルに500円だけのコインシリンダーを作成。

ポリゴン分割数をミスっていて、カクカクした柱になってる。ギリシャ感。材質は「ナイロン ナチュラル(磨き)」

3Dモデルの作成にはTinkercadを使用。この後もTinkercadを使っている。

底に蓋があって、下からコインを詰められる設計。だったが、ある程度コインを入れるとバネ圧で閉まらなくなるため、結局上からコインを詰めることになる・・・。

ver. 1(2018/11/27)

実際の要件に合わせた設計で作成。

なぜか底を蓋にするという設計をやめなかった上、ネジ山を切った蓋にしてしまった。(おそらく)そのせいで造形時に「磨き」を選択できなくなった。

材質は「ナイロン ナチュラル」。磨きがないので、ケバケバした感じの肌触りになった。紙やすりで磨いたがあまり変わらず・・・。

上部にストラップホールを開ける設計にはなっていたが、穴が小さすぎたため金具をねじ込んでいる。

ネジ山を切る設計のは失敗だった。モデル作成が面倒くさい上、無駄に造形精度が要求され(おそらく「磨き」が選択できなかったのもそのせい)、あげくうまく締まらなくて結局紙やすりで削って調整した(それでも完全に締まり切ってない状態・・・)。

冬コミで使ってみたところ、いろいろ知見が得られた。

ver. 2(2019/04/11)

現在のバージョン。ver. 1の不満点をいくつか潰した。

例大祭で使ってみたところ、割といい感じだった。

更新履歴

2019/06/30
公開