□2007年1月□

01月27日

勉強会（前編） センター試験一日前の1月19日の午前1時、 一年間の努力が明日発揮されるという時に、 俺はなぜかカラオケにいました。 事の始まりは1月18日、 俺はＮ松という奴に勉強合宿をしようと誘われ、 所沢駅にいました。 俺の家から所沢駅まで、往復で3時間近くかかるので、 はっきりいって家で勉強した方が効率がいいのですが、 まあ一人で勉強するよりも、 楽しく集中してできるだろうということから、 誘いを受け入れやってきたのです。 17時、待ち合わせ場所には既に、 Ｎ松とＨ口という奴が到着していました。 ちなみにこのＨ口、 現在４浪中で、受験のプロです。 その後、俺とＨ口はＮ松に案内されながら、 Ｎ松が一人暮らしをしている家に向かっています。 その途中、Ｎ松が口を開きました。 「ちょっとコンビニに寄らせてもらっていい？」 別に断る理由もないので俺たちはコンビニに立ち寄りました。 ただ一つ疑問に思ったことがあるのです。 なあ、Ｎ松。なんで買い物カゴに、 そんなに大量の酒を入れてんだ？ 続く。

01月30日

勉強会（後編） コンビニで酒を買ったＮ松に案内され、 再び俺たちはＮ松の家に向かって歩き出しました。 皆で集まって勉強した場合、 少しは遊んでしまうことは予想済みでしたが、 酒まで飲むことになるとは正直想定外です。 そしてＮ松の家に到着しましたが、 片手には酒が入った袋を持っているため、 勉強する雰囲気が全くありません。 それどころかなぜかスマブラ大会が始まっています。 それから数時間後、 とうとう勉強やるか！といったような雰囲気が出てきた頃、 事態は起こったのです。 Ｎ松の家のドアがカチャリと開きました。 そこに立っていたのは過去の日記にも何度か出てきた、 早稲田生のＳ口でした！ 今更勉強する必要の無いＳ口を誘っている時点で、 もはやＮ松は最初から勉強する気がなかったようです。 そしてＳ口は部屋に入って来るや否や、こう言いました。 「カラオケ行こうぜ」 そして閉店時間である朝５時、 朝日を見つめ、 明日がセンターだということを思い出した俺とＨ口とＮ松の頬に、 一筋の涙が零れ落ちました。 そんな俺達を見てＳ口が一言。 「あはは！お前ら絶対落ちるよ！ 来年も頑張りな！」

01月21日

センター試験終了 ニュースなどを見て既にご存知の方もいるとは思いますが、 センター試験が終了しました。 二つの意味で。 来年も頑張ります(^O^)/

01月15日

カス人間 さすがにもう遊んでいられないと思い、 机に向かって勉強していたときのことです。 Ａ坂から電話がかかってきました。 「もしもし、オレオレ、俺だけどさあ、 ちょっと事故起こしちゃったから、 今から言う銀行口座に―――」 プツッツーッツーッツーッ あまりに意味が分からな過ぎたのでつい切ってしまいました。 そして3秒後、また奴から電話です。 「ちょっとした小ネタじゃん！ 切ることないじゃん！」 「今勉強してんだよ。 なんか用なの？」 すると奴の口からは驚くべき言葉が出てきました。 「俺さあ、親からもらった受験料7万、 全部使い果たしちゃった」 この親不孝者が！ 「うっわ！お前バカだろ！」 「どうせ落ちるし浪人しようって思って、 服買っちゃったんだけどさあ、 今すげえ後悔」 「・・・・・・・」 「つーわけでさあ、 1万円貸して下さい」 とりあえず俺は何も言わずに電話を切りました。

01月12日

お守り 後輩がわざわざ、受験祈願ということで、 お守りを俺にくれました。 ですがこれ、どう見ても 安産のお守りです。 俺に何を生めと？！ ギャグなのか素なのか・・・。 そういえばmixiを始めました。 以前にもやっていたことがあるのですが、 なんとなくまた興味を持ったので。 アカウント持っている方は是非絡んでやって下さい。

01月06日

誕生日（前編） 1月5日は誕生日でした！ 掲示板やメール、メッセージで祝ってくれた方々、 ありがとうございました！ なので今回は、 誕生日に起きた出来事を書こうと思います。 1月4日23時半、俺の携帯に一本の電話が入りました。 『あ、もしもし、Ｋ籐だけど。 ちょっと今から近所の公園来てくれない？』 「え、なにすんの？」 『いいから来いよ』 何をするのかよく分かりませんでしたが、 俺はとりあえず歩いて2分の近所の公園へ向かいました。 そこには既にＫ籐がいました。 「なんの用？」 「お前あと30分で18歳だろ？」 「え、祝ってくれんの？」 「いや、そういうわけじゃなくてさ、 俺、誕生日3月だから、 AV借りられないんだよ。 だから今からレンタルビデオ屋行くぞ」 そんなことのために呼びやがったのか。 そして近所のGEOに到着すると、 Ｋ籐は5分もかからず目的の商品を選びました。 「これ頼むわ」 俺はバースデイイヴに何をやっているのだろう、 18歳になったと同時になぜにAVを借りなければならなのだろう、 そんな疑問が頭を何度もよぎりましたが、 0時を過ぎ、18歳になったと同時に、 俺はＫ籐のAVをレジに持っていきました。 「レンタル証をお願いします」 ピッ 「あ、お客様、こちらの商品、 明日からお願いいたします」 恥ずッ！！！ 生き恥を晒され肩を落としGEOを出た俺とＫ籐でしたが、 突然、俺の携帯が鳴り出したのです。 液晶に映し出された名前は、 後輩の女の子の名前でした。 「お誕生日おめでとうございます！ ところで先輩って、 明日の予定とかあるんですか？」 「おー、さんきゅー。 予定は別にないよ」 「そうなんですかー、私も暇なんですよね、 明日何しようかなー」 フラグ発生？！ 続く。

01月07日

誕生日（中編） 明日の予定を聞かれ、 相手も予定がないと言っています。 ここで誘わなかったら男が泣きます！ 「暇なら俺の誕生日祝えよ（笑）」 「別にいいですよー」 よっしゃあああ！！！ 「じゃあ2時に新宿でいい？」 「わかりましたー。 それじゃあまた明日」 ほんの数分前にAVを借りるのを断られ、 負け組みの典型のようにロンリーな誕生日を迎えるはずの俺が、 誕生日に女の子と過ごすという勝ち組に、 いっきに登りつめました！ 少し時間が流れ午前10時、 俺はＳ籐さんからの電話で起こされました。 午後2時に待ち合わせなので、 起きる時間としてはちょうどいい頃です。 「誕生日おめでとう！」 「おー、わざわざサンキュー」 「今日ってＡ坂くんとかと集まるんでしょ？」 「いや、別に誘われてないけど？」 「え・・・。 だってシンジくんの誕生会しようって計画立ててたよ？ 予定的には空いてる？」 聞いてねえ！！！ 「いや、もう2時から新宿行く予定入ってるんだけど・・・」 「えー、そうなんだ。 まあとりあえずＡ坂くんに聞いてみるよ。 またね」 そして数分後、今度はＡ坂からの電話です。 「あー、シンジ？ 今日お前の誕生会する予定だったんだけど、 お前誘うの忘れてたわ」 メインゲストを忘れてどうする！ 「いやもう既に予定入ってるんだけど・・・」 「うん、Ｓ籐から聞いた。 新宿でだろ？ 俺らもそれに混じるわ」 世の中って上手くいかないように出来てるんですね。 続く。

01月11日

誕生日（後編） せっかくのデートが台無しになり、 めちゃくちゃ凹みながらも俺は待ち合わせ場所に行きました。 ちなみにＡ坂らは5時頃から合流するというので、 少なくとも3時間ほどはデートができます。 待ち合わせから5分ほど遅れて後輩が到着。 ちなみに後輩はＩ東と言います。 その後、俺達はとりあえずカラオケに行きました。 部屋に入るとＩ東が何かを差し出し話しかけてきました。 「あ、これプレゼントです」 なんとＩ東はプレゼントまで用意してくれていたのです！ 開けて見ると、 中身はなんとバーバリーの香水！ 本当にもう感謝の一言です。 そしてカラオケに入って約3時間後、 「楽しいな〜このまま時間が止まればいいのに」と思っていると、 邪魔者共が遂にやってきました。 Ａ坂、Ｔ海林、Ｙ野、Ｓ籐さんの到着です。 部屋に入るとすぐさまＴ海林は口を開きました。 「マンコから出てきておめでとうさん」 少しは空気を読め。 Ｉ東もＳ籐さんもドン引きです。 それから数時間カラオケで過ごした後、 俺達はモーパラへ向かいました。 席に通されると、Ｔ海林がこう言いました。 「そういや俺、お前にプレゼント持ってきたんだ」 それは予想外でした。 俺は素直にありがたいと思い、 彼に礼を言いました。 そして彼は、カバンから包装された物を取りだし、 俺に向かって信じられない一言を言いやがったのです。 「ほれ、オナホールだ」 だからお前は空気読め。 まさか冗談だと思い、 その場で包装紙を開けてみましたが、 それは正真正銘のオナホールでした。 どうやって処分しよう・・・。

01月01日

謹賀新年 明けましておめでとうございます！ 不束者ですが、今年も見守ってやって下さい。 大晦日から年明けにかけて、 俺は友人たちと地元で過ごしました。 「年越しは花火しようぜ」 Ｋ籐が言いました。 しかし花火が今の時期、 どこに売っているのか分かりません。 ドンキなどに行けば確実に売っているでしょうが、 地元にはそういった便利な店が少ないため、 俺たちはどうやって花火を調達するべきか悩んでいました。 するとＮ村が口を開きました。 「薬局で硫黄買って、 公園で砂鉄集めよう！」 自作かよ！ その後俺たちは数時間話し込んでいたファミレスを出て、 近所のSHOP99で磁石を買い、公園に向かいました。 最初は冗談だと思っていたんですが、 どうやらマジで砂鉄集めるっぽいです。 このメンバーのノリが分かりません。 そして公園の砂場で砂鉄を集めている瞬間、 年が明けました・・・。 高校最後の年越しを砂鉄集めで迎える、 センター試験まであと１ヶ月切ってる俺たち。 なぜか超虚しいです。

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