予備校生活
お久しぶりです、シンジです。
もはや日記じゃなくて月記だろうとツッコミを入れています。
俺は当初、予備校に一人も知り合いがいないという状況だったのですが、
運良く友人を作ることができ、そこから輪が広がり、
現在は男女合わせて予備校での友人が20人ほどいます。
まさかこんなに多くの人と知り合えるとは思っていなかったので、嬉しい限りです。
そんな中でも頻繁に交流があるうちの1人を今日は紹介しようと思います。
それは古文の授業のことです。
俺は集中して授業を受けたいので、
友人と近くの席に座るということを基本的にはしないのですが、
その日は座った席の右側に、
偶然にも俺の友人であるS名がいたため、
一緒に授業を受けました。
「一条天皇と定子、彰子は三角関係だったんですね。
しかし定子はこのとき、20代でしたが、彰子はまだ子供。
綺麗な女子大生とランドセルしょった小学生と言えば、
一条天皇がどちらを深く愛したかは言うまでもないですよね」
そう先生が説明すると、S名がボソッとつぶやきました。
「そりゃ小学生だろうね」
犯罪者予備軍発見。
噂には聞いていましたが、
こんなに身近にいるとは思いもしませんでした。
そして彼は、明らかに引いている俺に対してこう言ったのです。
「いやだってお前、本音と建前があるから公言してないだけで、
結構みんな小学生の方が良いって言うと思うぞ?」
お前だけだド変態が!
俺の周りにはなぜか変人しかいないのは、
どうやら高校時代と変わっていません。
|
|