□人生最大の茶番劇□

7月25日


茶番発生



おはようございます。


ただいま家に帰りました。


現在、午前6時30分です。


こんな時間まで何をしていたかと言うと、




警察をも巻き込んだ、


人生最大とも言える茶番が起きてしまったのです。





事の始まりは昨日の夜です。


俺は、一人暮らしをしている同じクラスのT海林というヤツの家で、


O野、Y野、S籐さん、そしてW崎とM岡という女子と、


飲むとハイな気分になれる、


未成年には何故か売ってくれない魔法の炭酸水を、


皆で楽しく飲んでいました。


しかしこの男4人、女3人という組み合わせ、


万が一超えてはいけない一線を越えた過ちが起こった場合、



確実に誰か一人が余る組み合わせです!



そしてその一人が俺であることは容易に予想ができます。






ちなみにW崎という女子はO野の彼女でもあります。


そんなW崎に、ベランベランに酔っていたM岡が言った一言から、


楽しかったはずの宴が修羅場へと一変します!





「ねえ、W崎ちゃん。知ってた?


O野ってW崎ちゃんの他に










2人の女の子と付き合ってるよ!」













いやあぁぁぁぁ!!!





この一言から、警察をも巻き込む茶番が展開される!続く。







7月26日


修羅場



M岡の放った一言によって、


一瞬にして場は凍りつき、修羅場と化しました。


O野が三股をしていたという事実を既に知っていた、


俺、T海林、Y野、S籐さんは、


一瞬で酔いが醒めたように凍りつき、


M岡さんも回りのあまりの凍りついた反応から、


自分の言ったことの重大さを、


ベランベランになりながらも理解し始めました。


当のO野はと言うと、


今にも泣きそうな顔をしながら三股の事実を問い詰めているW崎に、


顔面蒼白になりながら「そんなことねーべ!」などと言い、


三股の事実を必死で否定しています。


そんな二人を俺達は最初、


見てみぬフリをしていたのですが、



そうは言っていられない事態が起こったのです!










「もういい!帰る!」










そう言ってW崎はT海林の家を出て行ってしまいました。


O野は呆気に取られ、ただその後姿を呆然と眺めているだけでした。


しかしそれがいけなかったのです!





10分後、O野の携帯が鳴りました。


その液晶には、W崎の名前が映し出されていました。


O野はすぐさま携帯を取り、メールを読むと一瞬固まりました。


そしてそのメールを声に出して読み始めたのです。










「今までありがとう。











もう生きていける自信がない。















死にます。」









・・・・・・・・・・・・・・・・











・・・・・・・・











・・・・











・・



























なんだって!?





久々にフォント弄り全開です。まだまだ続きます。







7月30日


お別れのメール



W崎から死の香り漂うメールが送られてきたため、


俺たちの間に一瞬にして緊張が走りました。





おそらくこれを読んでいる人の中には、


「本当に死のうなんて思ってるわけがない」


などと思っている人もいるでしょう。





しかし甘い!


実は過去にこのW崎、

















飛び降りようとしたり、

















睡眠薬を大量に飲んだり、



















手首を切り裂いたりした、



















自殺の常習犯です!








しかもパニック障害鬱病で、



精神科への通院歴まであります!



はっきり言って冗談では済ませられないのです。





そのことを知っていた俺たち全員は、


すぐさまW崎の携帯に電話をしました。


しかし電源が入っていないのか、


何度かけても電波が届かないとの


アナウンスが心寂しく聞こえてきます。





そうして全員がパニくってる時のことでした。


突然S籐さんの携帯が鳴り出し、


次にT海林の携帯が鳴り出したのです。


どうやらW崎からのメールです。


そして今度は俺の携帯がW崎からのメールの受信を知らせました。


そこにはこう書いてありました。





シンジくん、いつも優しくしてくれてありがとう。


いつも私の話を聞いてくれて本当に感謝してるよ。


一緒に遊んでてもすごく楽しかったから、


ありがとうを言い切れない。


最後に迷惑かけてごめんなさい。


さようなら。






なんと律儀なことに、


ひとりひとりに対してお別れのメールを送っています!








もうダメかもしれない。





ミ・アミーゴ







まだまだ続きます。今までのテキストとは比べ物にならないほど長い。







8月1日


絶体絶命



W崎から来たメールを見て、


O野は苦笑いしてるわ、


M岡は自分のせいだと泣き出すわ、


T海林とY野は現実逃避してるわで、


もうどうすればいいのか分からないといった雰囲気になりました。





そんな中、俺はというと、S籐さんと、


これからどうするべきなのかを話し合っていました。


「W崎ちゃん本当に死んじゃうよ・・・」




「うん、やべえな・・・」





「どうしようか・・・」





「そういやA坂ってW崎と家近かったよな?」





「あ、そういえば」





「とりあえずあいつにW崎の家見に行ってもらおう。


んで俺たちもW崎の家に行こう」




A坂はW崎の家から10分ほどの所に住んでいるので、


それが一番無難な策でした。





そうS籐さんに告げるや否や、


俺はA坂の携帯に電話をしました。


プルルルル・・・カチャッ・・・







「はい、松尾芭蕉です」






「いや、そんなコントやってる場合じゃないんだ」





「なんかあったの?」





「実はかくかくしかじか・・・」





「うわ、マジかよ!


あの子ならホントにやりかねねーって!」




「ああ、だからあせってんだよ。


そこでなんだけど、


A坂、お前、W崎の家見てきてくれない?


家近かっただろ?」




「・・・いや、それがさ」




「どうした?」





「言いにくいんだけど・・・」





「うん」









「俺、W崎の家知らないぞ」












神様、もうダメです。





続く。







8月3日


人身事故



W崎の家を知らないというA坂。


しかし困ったことに、


俺も、O野ですらも、W崎の家を知りません。


以前に一度、O野と一緒に行ったことがあるのですが、


その周辺には姿かたが全く同じマンションが3棟ほど並んでいるため、


かろうじてだいたいの場所が分かる程度です。


そのだいたいの場所をA坂に伝え、


「とりあえず全ての家にピンポン押せ!」という、


下手な鉄砲数打ちゃ当たる的な無茶苦茶な指令を出し、


俺たちもW崎の家、


正確にはW崎の家があると思われる辺りへ向かうため、


T海林の家を出ました。


そこへは電車を乗り継いで1時間半ほどです。





T海林の家の最寄駅へ向かっている途中、


今までほとんど口を開かなかったY野が口を開きました。



「なあ、俺思うんだけどさ・・・




W崎もう死んでるんじゃないの?」




すると今度はT海林が言いました。




「だよな、それ俺も思ったわ」




「ああ、マジどうすんだよ・・・」






「7割の確立で死んでるな!千円かける!」





「縁起でもないこと言うなって・・・」





「ていうかむしろ駅のホームからダイヴとかしてそうじゃない?


その影響で電車遅延してたりしてな!」




T海林は他人事のように話してます!


W崎を心配している様子が全く感じられません。


「こんなハプニング味わえるとか今日来てよかった」などと言っていて、


もはや彼はこの状況を楽しんでいるようです!


ひどい奴です。





そんなことを話していると、駅に着きました。


そしてその直後、アナウンスが入りました。




『ただいま、電車が遅延しております。』











・・・・・・・・・・・・





















まさかW崎が!?





続く。






8月7日


振り出しへ



電車が遅延していると知り、


もしやW崎の仕業なのではないかと思った俺たちは


駅員に確認へ行きましたが、


幸い人身事故ではありませんでした。





その後俺たちは電車へ乗り込み、


車内で長井秀和に誰が似ているか対決をし、


W崎の地元である目的の駅へつき、


A坂と合流しました。





彼の話を聞くと、


なんとマンション密集地帯のW崎の家周辺の、


W崎が住んでいると思われる家全てを訪ねて回ったそうです。



その数なんと500!



結局見つからなかったものの、本当に彼は頑張ったと思います。





とりあえず一度行ったことのある俺とO野が加わればこっちのもの。


なんとなく覚えている道を辿り、


なんとなく見たことのある景色を通り過ぎ、


そして辿りついたのは、


マンション密集地帯にあるマンションのひとつの、


14階の3号室でした。




「ここで間違いないよな?」




O野にそう訪ねられた俺は肯きました。





やっと見つけたW崎の家と思われる部屋。


あとはこの部屋に入るだけです。


すぐさま俺たちは呼び鈴を何度も押し、


ドアをドンドンと何回も叩きましが、中からは何も反応がありません。


仕方がないので俺たちは、隣の家の人を訪ねました。





「夜分にすみません。


ちょっと事情があって、


ここの管理人さんに大至急連絡を取りたいんですけど、


連絡先教えて頂けませんか?」




「あー、ここは都営住宅だからね、


管理人が存在しないのよー」




「生死に関わることなんで鍵を開けたいんですけど、


どうにか方法はないんですかね?


家賃とか払ってる人に連絡とかしても無理なんでしょうか?」




「個人個人が家を管理してるからさー、



そういうのは無理なんだよー」

















・・・・・・・・・・・・・・・・














振り出しに戻る!?



続く







8月8日


最終手段



鍵を開ける方法がないと言われた俺たち。


結局は振り出しに戻ってしまい、


もはやW崎が今も生きているのかさえ分からない状態だったので、


とりあえず閉店間際のマックで緊急会議を開きました。





「ねえ、もうここはいっそのこと、


警察に行った方がいいんじゃない?」




S籐さんがそう言うと、T海林がこう言い返しました。




「もし生きてても死んでても、


事後処理が相当めんどいぞ・・・。


それにことを大事にしてもし生きてたとしたら、


W崎が近所の人たちと付き合いにくくなるだろ」




「じゃあどうするの?」





結局また振り出しに戻されました。


もう打つ手はないのでしょうか。


すると突然、A坂が叫びました。




「W崎からメールきてる!


しかも1時間も前にだ!


あー、何で気づかなかったんだよ・・・」




メールの内容にはこう書かれていました。





Y野くんからきたメールに書いてあったけど、


わざわざ家探してくれてるんだね。


お世話かけちゃって本当にごめんね。


だけど無駄な努力になるからやめなよ。


本当にごめんね。






このメールを見た直後、A坂の顔から笑顔が消え、


『すぐにメールに気づいていれば連絡が取れたかもしれない』と、


自分を責め始めました。


A坂のせいではないのですが、



確かにこの状況はかなりヤバいです!



明らかに死ぬ直前に打ったメールという感じです。


それを感じ取ったT海林が叫びました。




「早くしないとマジで間に合わなくなるぞ!










窓ガラスぶち破ろう!」


















マジでか!?





続く







8月12日


決行



窓ガラスを割るというT海林。


夜、6人がマンションの窓ガラスを割っている光景、


どっからどう見ても集団窃盗団です!


一歩間違えれば警察に捕まりかねません。


さすがにそれだけは避けなくてはと思い、


チキンで有名な俺とY野はT海林を説得し始めました。


しかしT海林、




「じゃあ他になんか案あるの?」




こいつの目はマジです!


超えてはいけない一線を、


今まさに踏み越えようとしている男の目です!




「こっちは命がかかってんだよ。


警察に捕まろうが関係ないだろ」




確かにもはや残された手段はこれだけでした。





俺たちはマックを出ると、


24時間営業で便利なSHOP99へ向かいました。


ここで窓ガラスを割る道具を買うのです。


店へ入るとT海林は迷うことなく、


ガムテープとちっちゃいハンマーのようなものを選び、


レジで会計を済ませました。


なぜか慣れた手つきです!


絶対に、以前何度かやったことあるといった感じです。





そんなことを思っていると、


さっきも来た、W崎の家と思われる部屋に着きました。


よくあるマンションの部屋といった形の家で、


ドアの隣に人一人がなんとか通れる程度の窓があります。


その窓にガムテープを張り、


T海林がハンマーで思い切り叩きました。




ドスン!!!




辺りには大きな音が響き渡りました。


この時点で通報されてもおかしくありません!


手っ取り早く済ませなければ、本当に警察が来かねません。


しかし肝心の窓はというと、


少しヒビが入った程度で今の一撃がほとんど効いていませんでした。


思った以上によくできてます。




ドスンドスン!!!




今度は2回叩きましたが、やはりまた少しヒビが入った程度です。


これではかなりの時間がかかってしまいます。


ちなみに俺たち、




この時点で既に2人に見られました。




おそらくもう通報されています。




ドスンドスン!











バキッ!





やっとガラスが割れました!


しかし開いた穴は、親指程度の、本当に散っちゃな穴でした。


ですが一回穴が開いてしまえば脆いもので、


そこを中心に叩いていくと、


手がなんとか入る程度の穴を開けることができたのです!


早速T海林はその穴に手を突っ込み、


窓の鍵を探し当て、窓を開けました。


ちなみに手を抜くとき、


ガラスの破片で指をザックリ切ってしまったようで、


かなりの血が垂れてきています。


そんなT海林の手が犠牲になりながらも、やっと開いた窓。




「W崎!」




そう叫びましたが、中から返事がありません。


辺りは真っ暗で家の中も電気が消えてるので、


O野は携帯のライトを焚き、中を覗き込みました。




「なあ・・・」




「なに、もしかしてもうダメだった・・・?」





「いや、ここ・・・、















W崎の家じゃないぞ・・・」



























ザ・勘違い。





どうするよ俺。続く。







8月15日


そして・・・



全く知らない人の家の窓ガラスを、


W崎の家の物だと思って割ってしまった俺たち。


「この家で間違いない」と断言した、


俺とO野に対する視線が非常に痛いです。


この気まずい雰囲気を振り払うためか、


T海林が突然こう言いました。






「とりあえず記念写真撮ろうぜ」






空気を読まないこの発言!


もはやW崎を助けるという目的が、


どこか別のところへ行ってます!





しかしこんな機会、人生にもう二度となさそうだし、


せっかくなので皆で撮ることにしました。


もしW崎が自殺を決行してたら、




おそらくもう手遅れです。




ちなみにこのカシャリカシャリと撮ってる間、


やはり住民の人が何度か通りました。


きっともうすぐ警察が来ます。






「あっ!」








突然O野が大声で叫びました。








「そういや俺、













W崎の母親の携帯番号知ってる!」









超今更です!


窓ガラスを割って取り返しのつかないことをした後に思い出すとは、


さすがO野!


もはやこいつのこのバカさ加減には笑うしかありません!








プルルル・・・プルルルルル・・・カチャッ・・・







「あの、O野です!




W崎さん今いますか!?




はい、




はい、












えっ・・・・・

























家で寝てる!?」



























WHAT!?





続く。







8月19日


生存



家で寝ているというW崎、


そして目の前で粉々になっている窓。


もはや皆、唖然です。


とりあえずW崎の母親から住所を聞き、


彼女の家に向かうことになりました。





ちなみにW崎の家は、


窓ガラスを割った家と点対称の位置にある、


同じ号棟、同じ階の家でした。


入り口から見える景色から何まで全て一緒なので、


間違えても仕方がありません!





俺たちに非はない!


悪いのは全部W崎だ!





既に皆の心の中には、


W崎に対する怒りしかありませんでした。




W崎の家に着き、扉を開けた途端、


W崎の母親がいるにも関わらず、T海林が大声で叫びました。








「おいW崎!



てめえふざけんじゃねえぞ!



お前の勝手な一言で



周りにどれだけ迷惑かけたと思ってんだよ!!!



俺らがどんだけ心配したか分かってんのか!?



全く関係ないA坂にも迷惑かけたんだぞ!!?



お前が言った死ぬって言葉は



そんだけ重い言葉なんだよ!



そんなことも分からねえ馬鹿が



自分に酔って使ってんじゃねえ!!!



俺はそういう自分に酔って



死ぬとか言ってる奴が一番嫌いなんだよ!



もし本当に死にてえなら



全く人に迷惑かけないで死ねや!!!!!」









多少口は悪いものの、


T海林の言ってることは最もです。


そんなT海林に対しW崎は、


ごめんなさい、ごめんなさいと、


ただ泣きながらずっと謝っているだけでした。




「まあ今度、皆に飯おごれよ。


それで許してやるわ。」




とりあえずはW崎が生きていて、皆は胸をなでおろしています。


これでひとまず一件落着。




「うちの子がご迷惑をおかけして本当にごめんなさい。


お詫びにピザでも取るんで食べていってください」




W崎の母親がそう言ってくれたので、


俺たちは彼女宅で慰労会をすることにしました。


ちなみにW崎の母親、


「名字じゃなくてKAZUEちゃんって呼んでよ!」などと言ってます。



この人妻、只者じゃありません。





そんなやり取りをしていると、


T海林はタバコが切れた
(*彼は未成年)ということで外へ出て行きました。


しかし2秒ほどしてからT海林が大慌てで戻ってきたのです。




「おい!
















警察来てんだけど!!!」











窓ガラスの存在、忘れてた!





あと少し続きます。







8月21日


予想外の展開



ついに警察が来てしまいました。


まあきちんと訳を話し、


(W崎が)きちんと弁償すればなんら問題ないはずです。


そのため、俺、T海林、O野、M岡、S籐さんは、


早速警察のところまで行きました。




「その窓割っちゃったんですけど」




「なんで割ったの?


通報があったんだけど」




するとT海林がまたまた、空気を読まずに、


純情じゃないほどの大失言をしたのでした!




「ちょっとむしゃくしゃしてて・・・」










なっ!





こいつ馬鹿です!


この状況がどういうことだか分かってるのでしょうか。


警察も、
「ちょっと詳しく聞かせてもらえる?」とか言っていて、


下手をすると本当に前科持ちになってしまいます。


そんなT海林の空気を読まない発言であたふたしていると、


W崎の母親がやってきて、警察に事情を話し始めました。




「あ、分かりました。


じゃあ、ここの家をおたくと間違えて、


娘さんが出てこなかったから、












むしゃくしゃして割ったってことですね?」










いや、違うよお巡りさん!





結局、何度も説明し、


T海林の一言のせいで時間はかかりましたが、


なんとか話が伝わりました。


どうやら相手の家の人と話をつけ弁償をすれば、


警察は関わらなくて済むということでした。





T海林の手がガラスで切れたり、


電車賃が合計5000円以上かかったりはしましたが、


これで本当に一件落着です。





この後は慰労会を開き、ピザを食うという予定なので、


すぐに俺たちはW崎の家に戻りドアを開けました


するとどういうことでしょう!


家に唯一残っていたY野とW崎が、



いい雰囲気になってます!



なぜか微妙にいちゃついてます!




「なんかね、Y野くんがね、


私のこと凄く心配してくれてたみたいなんだ。


メールもたくさん送ってきてくれてたし。


だからね、


















これから付き合うことにした」


















・・・・・・・・・・・・・・・














・・・・・・・・・


















・・・・・・・


















・・・















なんか納得いかねえ!













そんなこんなで、


本当に納得がいかない、


上手くオチがつかない状況で終わりを告げた自殺未遂事件。


この事件では、


今までの人生では経験したことのなかった体験をいくつもし、


ある意味本当に人生最大の茶番といえます。













俺の人生、もう全てネタです。






と、いうことで、




『人生最大の茶番劇』




完!!!







近いうちにあとがき的なものを書きます。


Y野とW崎がどうなったかや、


窓ガラスはいくらしたのかなど。







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