[1107]: 鋼鳥
2003/05/06(火) 20:36:32
さあ、最後だエンディング!
<第4話 双子の絆>
フウ「…ずいぶん長い通路だな。…怪しい!」
フウは戦った地下4階の扉の先へと進んでいた。しかし、フウの心の中には、安心と不安という2つの気持ちが同居していた。こ
の通路の広さと長さ、それが怪しいと思っていたのだ。
さらにフウの心に心配の矢を突きつけることが起こった。
道が2つに分かれているのだ。
フウ「まあいい。どっちかにいるんだから…」
フウは軽い決心で道を決めた。その先には…
フウ「!!」
テッセン「き、君は…?すまんが、縄を解いてくれないか…?」
なんと予想外、テッセンとナギの姿があったのだ。
フウ「2人とも、なぜここに…?」
フウはそういいながら、縄を解いてやった。
ナギ「それが…わからないの。」
フウ「ランは…ランはいないのか?」
テッセン「いや…来てないがなあ…」
フウ「じゃあ、隣の部屋にいる!2人とも着いてきてください!」
そういってフウは隣の部屋に移動した。
「ギイイイイイ…」
しかし、そこにランの姿はない。
ナギ「フウ、あそこ!」
ナギが指差した場所で、ダンボールがもぞもぞ動いている。
フウはそれを開けた。
「ガサ。」
フウ「ああっ!」
フウはついにランの姿を発見!フウはすぐナイフで縄を解いた。二人はそこで抱擁した。そして、ランの頬に涙が伝わっていく。
フウはランにこういった。
「ラン、ずっとこの狭い箱の中で…苦しかったろう?お互いが気持ちを一緒に味わうこと…それが双子の絆!最高のところ!僕も
君のようなつらさに打ち勝ったよ…!」
★THE END★
長くなってすいません。ただいま2作目制作中…