ポケモン戦隊コンティションレンジャー第1話「アラタナル デンセツ ココニア
リ」 

 [609]: ライチュウマスター 
                                                                                             2003/02/09(日) 06:51:23 
 ウララは、10歳。読書とかっこいい正義の味方が大好き。
 ある日、ウララが読書室を掃除していると、本棚の奥から、
 「デンセツノ センシ」と書かれた本が出てきました。ウララの学校の読書室の本には、シールがはってあるのですが、この本に
 は、シールがはられていません。ウララは不思議に思い、ドーブル先生に聞いてみました。
 「先生、この本には、しるしがないです。どうしてですか?」
 「あぁ、これはずいぶん昔の本だ。これは珍種だ。昔の読書室の本は、しるしがなかったのかもしれないね」
 「じゃあ、どこにしまっておけば。。。」
 「持って帰ってもいいよ」
 「本当にいいのですか?」
 「あぁ。持って帰ってすきなだけよみなさい」
 「ありがとうございます!」
 ウララは早速その本を家に持ち帰りました。
 「さぁ、どんなことがかかれているかな〜」
 ウララが本を開くと。。。。。
 わぁぁぁぁっ!本から光がとびだし、しばらく何も見えなくなりました。
 「う、うぅぅぅーん」
 ウララが起きると。。。。
 なんてことでしょう!
 ウララはいつのまにか、白い服に赤いズボンになっていました。
 それだけではありません。目の前にはピチューのようせいがいました。
 「き、き、きみはだれ?」
 「ぼくはアルカーダっていうんだ。きみは?」
 「ぼくはウララ。ところで、このふくそうになったのとアルカーダがでてきたのはなぜ?」
 「あはは、それはね。本には、デンセツノ センシ ってかいてあったろ。ウララは、その戦士の一人なんだ」
 「えぇぇーーー!」
 ウララは、びっくりぎょうてん。思わず叫んでしまいました。
 「うふふ、そんなにびっくりしなくても。で、のこりの4人の戦士を探して、キョアック帝軍をやっつけてほしいんだ」
 「どうしてそんなことをぼくが?」
 「そんなにくわしく知りたいなら本を読んでごらんよ」
 ウララはちょっとカチンときました。でもかっこいい正義の味方になれると思うと、いてもたってもいられません。ウララは本を
 読み始めました。
 「ナカマヲ アツメ キョアック テイグンヲ タオス コト ガ モクテキダ。アラタナル デンセツヲ ウンダモノハ テキ
 ヲ タオシ レキシヲ ノコサネバ ナラヌ。。。。。
 ふーん、そんなことするんだー」
 「どう?よーくわかったでしょ」
 「うん。あ、あれ〜!」
 なんと、ズボンのポケットから、赤いタンバリンが出てきたのです。
 「そのタンバリンは、変身するときに使うよ。下から上にふると今のすがたに変身して、上から下にふるとふつうのかっこうにも
 どるよ。よし、これで戦士の説明はバッチリだね。あとは、敵を倒しつつ、仲間を集めるのみ!」
 「うん、よーし、がんばるぞ!」
 「そうそう。そのいきおい!」


                      <つづく>