第1話「イスズの旅立ち」 

 [382]: りーふぃんす 
                                                                                             2003/01/09(木) 18:31:07 
 水の都の島。
 ここには、秘密の花園があり、そこには
 ラティオスとラティアスがこの島を守っている。
 これは、そのおはなしです・・・・・・・。

 金谷水葉、12歳。
 ラティ兄妹を守る、「守り族」の女の子。
 ここには、ラティオスの「イスズ」と
 ラティアスの「アスカ」が住んでいた。
 あるとき、アスカの散歩の時。
 「わあ、きれいだきゅ〜。」
 アスカの目の前に、白と薄黄緑色の、きれいな花。
 「水葉さんに、おみやげだ♪♪」
 アスカは花に夢中で、後ろのキレイハナに
 気が付かなかった。
 「お守りを、どうするつもりなのハナ!」
 花は、とても大事ナゾノ族のお守りだったのです。
 とたんにアスカは、しびれごなを受けてしまいました。
 「ゆるせないわあ!」
 「アスカ、ほんとに何もしてないの。許して!」
 「にくたらしい子ね。フン、こうしてやるわっ。」
 今度はどくのこな。
 まひとどくをいっぺんに受けたら、死んでしまいます。
 「アスカ!」
 イスズがやってきました。
 どくのこなは、イスズにふりかかって、イスズは、
 倒れてしまいました。
 「お兄ちゃん!逃げよう。」
 倒れたイスズを乗せて、アスカは空を飛んでいきました。
 ーーーー夜ーーー。
 その夜イスズは、考えました。
 「オレは、アスカを助けたわけじゃない。
 逆に、オレのほうが助けられたんだ。

 そうだ、旅に出よう。オレがきちんとアスカを
 助けられるまで。」
 イスズは、置き手紙をおいて、1匹、旅立ちました。