彩香 | #1☆2007.08/12(日)15:40 |
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―プロローグ― 失恋が怖いから... 勇気をだせない... 愛したい... 初めての恋... 初 恋 ―第1話― 初恋 私ははじめて恋をした。 恋ってこんなに素晴らしいものなの。 と、初めてサーナイトは思ったのだった。 サーナイトの名前は、ゆう。 これは、初めて恋をしたあるサーナイトのお話。 「おはよう。ゆうちゃん」 と、店長が言った。店長はミミロップ。 ゆうは、“ファンリーズ”と言う オシャレなお店で働いている。 「おはようございます!」 ゆうは元気よく答える。笑顔で。 このお店は、♀を中心にしたお店。 とてもかわいいグッズがおいてある。 だから女の子たちは人気。 仕事が終わって帰る頃。 もう外は夜になっている。 「ちょっと寄り道しよっか」 ゆうはこう思ったのだ。 そして、ちょっと行ったとこにあるお店で、 かばんなどを買った。 「ちょ、ちょっと買いすぎたかな」 そのとき、バランスをくずしてから... 「キャッ!」 ... 「大丈夫?」 バランスをくずし、川にはまりそうになったとこを、 あるルカリオが助けてくれた。 「あ、ありがとうございます」 そのとき、ゆうの心はきゅぅんとなった。 「よかった。じゃあ僕はこれで」 「ちょ、ちょっと待って!」 ゆうは呼び止めた。 「ん?何?」 「名前は何ですか?」 勇気をだして言ってみた。 「僕はじゅん。君は?」 「私はゆうです」 い、言えた!? 「じゃ、さよなら」 と行ってどこかに行ってしまった。 (私...私...恋を...してしまったぁ〜!!) ―続く― |
彩香 | #2☆2007.08/12(日)18:08 |
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―第2話― 恋 初恋をした次の日から、ゆうは人が変わったみたい。 じゅんのことばかり考えるようになりました。 「もう一度会いたいな...」 この言葉を繰り返すばかり。だって、恋をしたときがなかったから。 (恋ってとっても素晴らしいんだなぁ) とゆうは思った。 (...相談してみよう。リサに...) リサとは、ゆうの親友のラプラス。とってもひかえめで優しい。 服を作る仕事をしている。ゆうはリサに電話をかけた。 「もしもし?ゆうだよ」 「ゆう?久しぶり!どうしたの?」 「今日時間ある?」 「あるよ」 「ファンリーズの前で待ってて」 「は〜い」 「じゃ!」 (リサの優しい声、聞けてよかったぁ) リサとはこの頃会ってなかった。会う機会がなくなって... 早速ファンリーズに向かった。リサが待ってた。 「リサぁ〜!!」 「ゆう!」 久しぶりのこ声。ゆうはなんだか嬉しい。 「待たせてごめん」 「ううん。さっき来たとこ」 「ホント?よかった」 「(笑)」 「じゃ、あそこのカフェ行こ」 「うん」 そこのカフェはとてもゴージャスだった。 「あの、相談があるんだ」 「ん?何?」 ―続く― |
彩香 | #3☆2007.08/12(日)19:24 |
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―第3話― 奇跡!? リサに相談してみた。 リサは、 「勇気を出して、告白する事が大切。わかった?」 このアドバイスを感じて、ゆうは勇気が出るようになった。 でも、まず最初にじゅんさんを探さなくては! それをすっかり忘れていた。 ゆうはそんなことを忘れて、CD売り場へ向かった。 ゆうの好きな歌。 “恋する仔の想い” 初恋したときに見つけた。 CD売り場をうろちょろしてたら!! ルカリオの尻尾!? これは、じゅんなのか!? ゆうは向かった。 「あのぉ...じゅんさんですか?」 つ、つい言葉が出てしまった! 「そうだけど、君はゆうさん?」 「は、はい!!」 「お久しぶり(笑)」 「あのぉ...会社とか、教えてくださいませんか?」 (また勝手にことばが〜!) 「僕は“ラニー”と言う店で働いてるよ」 (ラニーってもしかして...私の店のとなり〜!?) 「わ、私は...ファンリーズ。ファンリーズという店で働いてます」 「ファンリーズ...もしかして僕の店のとなり?毎日会えるね」 (やっぱり〜嬉しい♪) 「う、嬉しいです」 「僕もだよ」 「え」 「じゃあ僕はこれで!」 (僕もだよって...どう言う意味で言ったんだろう...) ―続く― |
彩香 | #4☆2007.08/14(火)10:57 |
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―第4話― “恋”のライバル!? 次の日、ゆうは会社へ行った。 (じゅんさんに会えるかな…) そう思った。 「じゅぅーん」 若い声。じゅんってルカリオのこと? (だれ?) 振り向いたら、あるエーフィが…じゅんにくっついてた。 ずっと見てたらゆうはエーフィににらまれた。 (このエーフィって...ファンリーズで働いてた...ハズ) ゆうの感はあたっていた。ファンリーズのバッチをしていた。 いつのまにか、あの二人は別れて、エーフィはこっちに向かってきた。 「いったい貴方何なの?ずっと見て」 ゆうはいきなり言われてドキッとした。 何を言えばいいかわからなくて黙ってしまった。 「貴方ゆうって言ったっけ?知ってるよ。じゅんのこと好きなんでしょ」 「え、いや...」 「大丈夫。あたし、まだ彼とは恋人同士じゃないし」 ゆうは安心した。でも不安もあった。それは。ライバル(?)が出来たから... 「あたしたち、ライバルね。よろしく。あたし、フィリ。貴方は?」 「え、わ、私ゆうです。よ、よろしく」 ゆうはとても緊張。でもそれを堪え、話した。 「じゃあ、仕事に入りましょ」 「は、はい...」 フィリは笑顔で返した。 (フィリさんってキレイ...私、勝てるのかな...?) ゆうはあまり自身がなかった。じゅんを振り向かせるのに... (でも、頑張らないとね) ゆうはそう思ったのだった。 ―続く― |
彩香 | #5☆2007.12/06(木)19:45 |
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―弟5話― 初めてのおさそい サーナイトはライバルが出来てとっても不安になった。 (ライバル…か) 不安でいっぱいだ。 仕事が終わって帰るとき、フィリがこっちに来て、 「あら、ゆうちゃん。あたしね、明日カレをさそうの。 貴方もさそったら?ちょっとは距離が縮まるわ」 「カレ…ってじゅんさんのことですか…?」 フィリは何も言わず、笑顔で手を振りながら、どっかへいった。 (じゅんさんとデート?…さそいたい) 「おーい。ゆうさん!」 そこに誰かが自分の名前を呼ぶ。 (だれ?) 振り向くと、じゅんが手を振っていた。 「あ!じゅんさん!!」 「ちょっといい?」 「は、はい!」 ゆうはちょっと嬉しかった。 「明日、予定ある?」 (明日は、休日!) 「ないですけど…」 「明日二人で食べに行かない?ゆうさんのこと、もっと知りたいから」 (ゆうさんのこと、もっと知りたいから!?あたしに言ったの!?) 「…い、いいですよ」 「じゃあ!」 じゅんはそれを言い終わると、すぐに去っていった。 ゆうはさっきの言葉にびっくりして、ちょっとの間、固まってた。 …ゆうさんのこと、もっとしりたいから... (どう言う意味で言ったのかな…この前もこんなことが…) … 「ファンリーズ...もしかして僕の店のとなり?毎日会えるね」 (やっぱり〜嬉しい♪) 「う、嬉しいです」 「僕もだよ」 「え」 「じゃあ僕はこれで!」 (僕もだよって...どう言う意味で言ったんだろう...) … ―続く |
彩香 | #6☆2007.12/06(木)21:18 |
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―第6話― 初めてのデート 次の日の朝、ファンリーズに向かった。 じゅんに会うためだ。 ファンリーズの手前にじゅんが立っていた。 「ゆうさん!」 「あ、こんにちは」 「お気に入りのお店あるから、行こう」 緊張していたのか、黙ってじゅんについていった。 「ここだよ」 「わぁ。キレイ」 思わず本音が出てしまった。 「僕たち気が合うね」 「…そうですね」 「あの…」 「何ですか?」 「…やっぱいいや」 「はい…」 (じゅんさん、なにを言おうとしたんだろう) いろいろと話しながら、時間はすぐ過ぎていった。 「さよなら、ゆうさん」 「さよなら」 別れると、ゆうは自分の家へ向かった。 (あぁ。緊張した!でもいえだとスッキリするな) ―続く |
彩香 | #7☆2007.12/08(土)18:06 |
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―第7話― 私がすきなの!? (あの時じゅんさんは何を言おうとしたんだろう) そういう事を考えながら、ゆうはファンリーズへ行った。 「あらゆうちゃん、昨日のデート、どうだった?」 フィリがこっちに向かってきて言った。 「え?」 「とぼけても無駄。ぜーんぶ知ってるもの。」 「…」 「…」 フィリは、こそこそ何かを言ってた。 (今、なんかいってたような…) 「仕事に入りましょ」 「は、はい」 ゆうは、さっきのことがとても気になった。 仕事が終わって帰る頃、なんだかしゃべり声が聞こえてきた。 声がする方に行くと、じゅんとフィリがしゃべっていた。 「え?告らなかった?どういうことなの!せっかく手伝ってあげたのに…」 「ごめんフィリ…恥ずかしくて、緊張して…」 「まぁ、次に頑張ったらいいんだわ。気を取り直しなさい♪」 「そうだね!フィリ」 (どう言うこと?告る?だれに!?…) 「え!!」 ゆうは、びっくりして声が出てしまった。 「だれ?」 フィリは振り向いた。 でも、ゆうがスッと隠れたので危機一髪だった。 「気のせいだよ」 「そうね。でも、さっきしたゆうちゃんとの昨日のデートの話、ゆうちゃんにでも聞かれてたら…」 「聞いてないって!」 「そうね。あたしったら変な事ばっかり考える」 (え?昨日の私とのデートの話? じゃあ、私に告白!?…じゅんさんは、私のことが… しかも、じゅんさんのことが好きなフィリさんが… 私をにくくないのかな…?) ゆうは、頭がおかしくなったかのように、さっきのことばかり考えていた。 (いったい、どう言う意味なの!?) ―続く |
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