ぴくの〜ほかんこ

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【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

連載[1152] ポケモンバトリオを極めよ!

たこやきくん #1☆2008.02/17(日)18:42
第1話 『勝ちたい!!』
僕はリオ。ポケモンバトリオのリオだ。
目標はポケモンバトリオで最強になることだ。
でも…
ユウタ「やった、きょうも俺が勝った。おいリオ、約束どおり100円おごってくれよ。」
リオ「ちくしょう。」
こいつはユウタ。僕の友達でありライバルである。
彼のポケモンはディアルガとパルキアとダークライ。
でも僕のデッキはブーバーとブースターとヒコザル。
運も悪いし、最後の100円は取られるし、今日もついてないなぁ。
周りの人「おぉ、あいつまた勝ったぞ。」
少年「こいつ強えぇ!」
少女「今度は私と勝負よ、私はこのたびのなかまコンボで負けたことがないのよ。」
ユウタ「ふーん、いいよ。でも98連勝の僕を倒せるかな?」
周りの人「なにぃ、98連勝だと!?」
リオ「はぁ、あいつはいいよな。家は金持ちで100円ぐらいいくらでも手に入るし、運がよくてマスターパックやハイパーパックがでるし、いいよな。」
ユウタ「おっ、レジギガスじゃん。でももう持ってるしな。」
周りの人「おぉすげぇ、俺にくれよ。」
2分後…
少女「あぁん、負けたぁ。くやしいわ。」
するとリオは音速のスピードで家に帰った。
周りの人「あいつ逃げたな。」
そして家についた。
リオ「お母さん、100円ちょうだい、またユウタにとられたんだ。ねぇお願い。」
お母さん「ダメよ。負けてもいいじゃない。パックがもらえるんだし。」
リオ「でもあいつに勝つにはマスターパックが必要なんだ。ディアルガ欲しいよ、ミューツー欲しいよ。それにユウタは100円が何枚でもあるんだぜ。」
お母さん「うちはうち、よそはよそ。それにユウタくんはお金持ちじゃない。」
リオ「ちくしょう、悔しい。この使えないパックめ!」
リオはパックを捨ててしまった。

その夜…
リオ「うわぁ、でぃあるがだぁ。ムニャ。」
「おい、起きろ。」
リオ「なにぃ?だーくらいかな。」
そこにいたのはヒコザルとブースターとブーバーだ。
ヒコザル「ヒドイよ、僕たちを捨てるなんて。」
ブースター「使えないとはなんだよ。」
ブーバー「僕たちじゃだめなのかよ。こんなトレーナーの所にいて損した。」
リオは怒った。
リオ「なんだよ、勝てないのはお前らのせいじゃん。」
ヒコザル「その言い方はないだろ。ノーマルパックでだって勝てるチャンスはあるんだ。」
ブースター「ユウタくんとやらには勝てないと思うけどまずは他の人から倒していけばいいじゃん。」
ブーバー「僕たちだって君のために頑張ってるんだ。それなのにデータ扱いをしやがって。」
リオは少しは納得したようだ。
リオ「ご、ごめん。僕はただ勝ちたいだけなんだ。」
ブースター「僕たちだって同じ気持ちだよ。いろんな人に勝って女にモテモテになりたいんだ。」
ヒコザル「おい。じゃあ明日またお店に行こうよ。」
リオ「分かったよ。」
しかしリオはまだ3匹のことを信じていない。
明日、どうなるのか。
つづく
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たこやきくん #2★2008.02/18(月)22:48
第2話 『可愛そうすぎる…』
リオは授業中ずっとポケモンバトリオのことを考えていた。
作戦やフォーメーションをずっとノートに書いていた。
先生「今日はノート集めるぞ。落書きがしてあったら成績さげるぞ。」
生徒「えーっ。」
うわぁ、やべぇ。早く消さないと。
それにノート写さないと。
先生「消すぞ、ちゃんと写したか?」
リオは急いで消してノートを写した。
リオ「何とか間に合ったけど、これなんて書いてあるんだろう。」
放課後
リオ「さぁ帰ろう。あいつらが待ってる。」
5分後、家に着いた。
お母さん「はい、今日の300円。いってらっしゃい。6時には帰ってくるのよ。」
リオ「いってきます。おいお前ら、負けたらタダじゃおかないぞ。」
ブーバー「その言い方はないだろ。僕たちの実力はそのうち分かるさ。」
リオ「じゃあさっさと行くぞ。」
リオはカバンにパックを入れた。そして風のように走った。
リオ「はぁはぁ、やっと着いた。」
ヒコザル「うひょー、並んでるな。この方が燃えるぜ。」
ブースター「早くバトルしたいな。」
ユウタ「大変だ、パックがない!」
周りの人「なんだと、おい、ちゃんと入れてきたのか?」
ユウタ「うん。家を出る前に確認したんだけど…。」
リオ「おい、どうしたんだよ。何の騒ぎだ?」
ユウタ「俺のパックがないんだ。もう人生のおわりだ。」
すると店員が来た。
店員「それは多分トレカ組に盗まれたんだ。あいつら不良なんだけどお金がないから子供のトレカを盗んでリサイクルショップで売ってるんだ。」
周りの人「なんて可愛そうな…。」
ユウタ「って、泣いてる暇なんてないよ。はやく可愛そうな不良から俺のパックを取り返さないと。」
リオ「でも何の手がかりもないよ。その可愛そうな不良もどこ行ったか分かんないし。」
店員「ハンカチが落ちてたんだけど。これ、手がかりにならないかな。」
ユウタ「こんなものが手がかりになるわけないだろ。犬じゃあるまいし。」
リオ「待ってよ。こいつならいけるかも。ブースター。」
ブースター「なんだ、バトルか。燃えてきたぜ。」
リオ「違うよ。このユウタって子のパックが盗まれたんだ。このハンカチのにおいで追うことができないかな。できないのなら別のパックに換えるぞ。」
ブースター「ひぃぃ。できるぞ、それぐらい。俺をなめないでくれ。」
ブースターはハンカチのにおいをかいでから後を追った。
するとリサイクルショップに着いた。
兄貴「おい、このパックすごくねぇか?」
子分「売るのがもったいないっスね。」

ちょっと待った!!
リオ「おい、勝負だ。」
兄貴「ふん、いいだろう。どうせパックなんてただのデータなんだから普通の喧嘩より安全だろう。」
子分「兄貴はただ喧嘩が弱いだけじゃん。」
リオ「そうなんだ、可愛そうに。グスン。」
兄貴「ありがとう。って、早くやるぞ。」
ユウタ「たのむぞリオ、買ったらハイパーパックのリザードンやるから。」
リオ「ホントに?レアで強いパックのためだ。がんばるぞ。」
ブーバー「あの、僕たちの実力分かってからそういうのは言ってください。結構傷つきます。」
リオ「じゃあ実力を今見せてくれよ。
可愛そうなトレカ組と一回も勝ったことのないリオ。
どっちが勝つのだろうか。
つづく
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