エレメンタル | #1☆2008.08/02(土)15:30 |
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プロローグ 嵐の日に 大きな嵐のあった日、 嵐の中で、一人の少年と、一匹のポケモンが、いた。 少年「がんばれ。もう少しだ。」 少年は、ポケモンと手をつなぎ、はなれまいともがいていた。 すると、大きな衝撃が少年におそいかかった。 少年「うわー!」 少年は、はるか遠くまでとばされてしまった。 |
エレメンタル | #2☆2008.08/02(土)16:57 |
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第一話 出会い それから二日たった朝、一匹のワニノコが大きな建物の前に立っていた。 ワニノコ「きょ…今日こそ。」 ワニノコは、一歩踏み出そうとしてもなぜか前に進んでくれない。 どうしようか、まよっていると、木の上にいたぺラップが、言ってきた。 ぺラップ「ふん。入る自信がないんなら、来るんじゃないよ。」 ぺラップにおもいきりいわれたので、ワニノコは、寂しく帰っていった。寂しくなった時、いつも海辺にいく。そこにいくと、泡をクラブやキングラーが、たくさんだしているのでとてもキレイだ。今日もそこにいったのだが、海辺に一匹のキモリが、倒れていた。 ???「ーぃ・・おーい。大丈夫か。」 キモリは、おどろいていた。なぜなら目の前のワニノコが、自分にはなしかけてきたからだ。 キモリ「ぽ・ポケモンがしゃべってる!」 ワニノコ「なんだよ、きみもポケモンじゃないか。」 キモリ「えっ?ほんとうだ。俺ポケモンになってる!」 ワニノコ「なんか怪しいな。君名前は?」 キモリ「俺?俺の名前は、ハルトって言うんだ。」 ワニノコ「そうか。僕の名前はワニッチ。よろしく。」 そう話をしていたら後から何かがぶつかってきた。 ワニッチ「いったー。」 ワニッチから何かが落ちてぶつかってきたポケモンがそれおとった。 ワニッチ「あー!」 ドガース「ふん。とりかえしにくるかとおもったのに、拍子ぬけだな。」 ズバット「まったくだ。この弱虫。」 ワニッチ「かえしてよ。」 ドガース「かえしてほしけりゃとりかえすんだな。」 ドガースはそういうと、ズバットと一緒ににげていった。 ワニッチ「どうしよう。あれはとても大切な物なのに。」 ハルト「ならとりにいくだけだ。いくぞワニッチ。」 ハルトとワニッチは、ドガースたちの後を追った。 |
エレメンタル | #3☆2008.08/19(火)11:47 |
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第二話 冒険 ハルト「ここか、ドガースたちが入っていった所は。」 ハルトとワニッチは、ドガース達の後を追って海岸の洞窟にきていた。 ワニッチ「なんか、ぶきみだよう。いくの、やめようよう。」 ハルト「でもあれは、ワニッチの大切な物なんだろ。」 ワニッチ「それは…そうだけど。」 ハルト「じゃあなおさら取り返しにいかなくちゃ。」 海岸の洞窟F1 ハルト「ん、なんだこれ?」 ハルトは青い木の実が落ちていた。 ワニッチ「あ、それはオレンの実だよ。」 ハルト「へえ、これがそうなのか。まあ、ドガースたちと戦うときのために、もっておこう。」 海岸の洞窟F2 ハルト「うわ、カラナクシがたくさんいるね。」 ワニッチ「うん、そうだね。ここは、にげよう。」 このときは、ハルトも同意見だった。だがそれを見ていたドガースとズバットが『超音波』でカラナクシをハルト達の方にいかせた。 ハルト「?何か近づいてきてない?」 ワニッチ「えっ?」 ハルト達が振向くとカラナクシ達がこっちへ、迫ってきていた。 ハルト「くそっ、戦うしかないようだな。『はたく』!」 ワニッチ「『体当たり』」 ハルト達は、近くのつうろに逃げ込んだ。 カラナクシ達は、それに気付かずそのままとうりすぎていった。 ハルト「なんで、俺たちに気付いたんだ?」 ワニッチ「さあ?」 ハルト達は、不思議がりながら次の階にいった。 海岸の洞窟F3 ワニッチ「や・・やっとみつけたぞドガース、ズバット」 ドガース「おやおや、だれかと思ったら弱虫君じゃないか。」 ワニッチ「う・うるさい!それより僕の宝物かえしてよ。」 ドガース「ふん。返して欲しけりゃ力ずくでやるんだな。」 ハルト「やってやろうじゃねえか。いくぞ、ワニッチ!」 ワニッチ「えっ、ええっ!」 ハルト「『はたく』」 ドガース「ぐぁ!」 ハルト「次はお前だ、ズバット!『はたく』」 だが、ハルトは、ちがう場所を攻撃していた。 ズバット「ケケ、あいつ俺がさっき使った『超音波』に気付いてねえぜ。」 ドガース「さて、どうする弱虫君?」 ワニッチ「(まだ会ったばかりなのに一生懸命助けてくれるのに、僕が助けないでどうする)」 ワニッチ「わあー。」 ワニッチの『水鉄砲』がドガースとズバットに直撃した。 ドガース・ズバット「うわー。」 ドガース達が吹き飛ばされた瞬間ワニッチの宝物が落ちてきてドガース達がこういった。 ドガース「今日はこのへんにしといてやる。」 そういうとはるかかなたへ、とんでいった。」 ワニッチ「ありがとう、たすかったよ。」 ハルト「いやー、でも最終的にはワニッチが取り戻したんだし。」 ワニッチ「それは・・そうだけど。あっ!そうだ、ねえ僕と探検隊を結成しない?」 ハルト「探検隊?」 ワニッチ「うん、探検隊って言うのは、困っている人を助けたり未知のダンジョンを冒険したりする人たちの事だよ。僕の夢なんだあ。」 ハルト「(そうだな、俺がポケモンになった理由もわかるかもしれないし)」 ハルト「うん、いいよ。」 ワニッチ「やったー。じゃあさっそくギルドにいかなくちゃね。」 ハルト「うん。」 ハルトは、心の中でちょっぴりたのしみと思いながら、ワニッチの後をおいかけた。 |
エレメンタル | #4☆2008.09/15(月)11:12 |
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第三話ギルド入門 パチパチ… ハルト達は、ある建物についた時には、もう夜になっていた。 ワニッチ「ついたよ。ここがプクリンのギルド。」 ハルト「へー、ここが…。」 ワニッチ「そうだよ。ここでね…」 ワニッチがそう言いながら木で造られたあみの上にのったとたん下からポケモンの声がした。 ???「ポケモン発見!ポケモン発見!誰の足型?誰の足型?・足型はワニノコ、足型はワニノコ!」 ワニッチ「わわっ!」 ワニッチもハルトもびっくりしたがワニッチはガマンをしてた。 ???「……よし、いいだろう。おい!そこのお前も乗れ。」 ハルト「?」 ワニッチ「たぶんハルトのことだとおもうよ。」 ハルトはそう言われるとワニッチにかわった。 ???「ポケモン発見!ポケモン発見!誰の足型?誰の足型?・足型は…、足型は……………」 ???「どうした?ディグダ」 ディグダ「だって・・この足型みたことがないよ、ドゴーム。」 ドゴーム「まあいっか…おい、いちおOKだ。はいりな。」 ワニッチ「良かったね。」 ハルト「ああ。(あんがい簡単にはいれたな)」 そう思いながらなかに入っていった。 ギルド一階 ワニッチ「うわー。」 そこには、たくさんの探検隊がいた。 ぺラップ「ちょっと。」 うしろからぺラップに呼ばれたのでびっくりした。 ぺラップ「ここは取材はお断りだよ。」 ワニッチ「ちがうよ。僕たちプクリンのギルドに入門したいんだ。」 ぺラップ「えっ!いまどき珍しいな。」 ワニッチ「えっ今何か言った?」 ぺラップ「ううん、なんでもない。しかしねー♪探検隊かー♪そんなことはやくいてねー♪ついてきなさい。」 ハルト・ワニッチ「(態度かわってるー)」 とはおもいつつ、ついていった。 ぺラップ「親方様ー、親方様ー、入門希望者がきました。」 プクリン「やあ。僕はプクリンここの親方だよ。君達が入門希望者?」 ワニッチ「はい!」 プクリン「うん、わかった。じゃあこれをうけとって。」 ワニッチ「これは・・探検隊セット。」 プクリン「そう、探検隊のあかし探検隊バッチもはいってるよ。じゃあチーム名を登録するよ。」 ワニッチ「ハルトがきめていいよ。」 ハルト「俺!そうだな……俺が草タイプだからチーム『リーフィン』なんてどうだ?」 ワニッチ「いいね。じゃあそれでお願いします。」 プクリン「わかった、じゃあいくよ。はー!」 部屋中にプクリンの声が響き渡った。 プクリン「はい、登録完了。明日から頑張ってね。」 ぺラップ「いっておくが、明日からビシバシはたらいてもらうから今日は、もう寝なさい。」 ワニッチ達の部屋は、もう用意されていた。 夜 ワニッチ「はあー、明日からかー、ワクワクするなー、明日も頑張ろうね。」 そう言ってワニッチは、寝た。 ハルトもワクワクしながらしらないうちに寝ていた。 ここからハルト達の物語が始まろうとしていた。 |
エレメンタル | #5☆2008.11/29(土)17:50 |
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第四話依頼 その一 チュン チュン 今日もすがすがしい朝。ギルドの皆はもう起きて今日の仕事の準備にとりかかっている。ただ、この二匹をのぞいては。 ハルト「す〜、ぐ〜」 ワニッチ「すか〜、ぴ〜」 この二匹は昨日ギルドに入門したばかりで、気持ちよく寝ている所悪いけどうるさ〜い一匹がきた。 ???「・きろ〜」 ハルト「ぐ〜」 ???「おきろー!」 ハルト「うわ!(頭が〜)」 起きるとドゴームがいた。 ワニッチはまだ寝てる。ずぶといなとハルトは思った。 ドゴーム「いつまでねてんだー!早く起きろー!」 ワニッチ「わー」 ワニッチも起きた。 ワニッチ「きみは?」 ドゴーム「俺は、ドゴーム。弟子の一匹だ。いそげ!集合に遅れると」 ハルト・ワニッチ「(おびえてる〜。)」 ドゴーム「もしもプクリン親方を怒らせて、そのげきりんにふれたひにゃ・あの親方の、たあー!をくらったひにゃ・。ああ考えただけでも恐ろしい・ブルブル・」 ドゴーム「とにか〜く!」 ハルト「(態度変わった!?)」 ワニッチ「(いやたんにふりはらいたいだけだろ)」 そう言うあんたらも以心伝心?とは思いつつ、ドゴームが叫んだ。 ドゴーム「オマエらおくれたせいでこっちもとばっちりをくらうのはごめんだからな!はやくしたくしろよな!」 と言い、ドゴームはハルト達の部屋を出て行った。 ワニッチ「なんかしたくがどうとかいってたような?」 まだとぼけてる。 ハルト「ギルドだと思う」 ワニッチ「あっ!そうか。僕達プクリンのギルドに弟子入りしたんだったよね」 ハルト「と、いうことは」 ワニッチ「やばい!ねぼうしちゃった。いそごう。ハルト!」 二匹はいそいでドゴームのいったほうへ走っていった。 |
エレメンタル | #6☆2008.12/05(金)21:03 |
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第四話依頼 その二 ギルドの広場に行くと、皆もう集まっていた。 ドゴーム「遅いぞ!新入り!」 ぺラップ「おだまり!オマエの声はあいかわらずうるさい!」 ドゴーム「う〜」 すげ〜、ドゴームを黙らせたとおもうのはさておき、 ぺラップ「よし、全員集まったようだな。よろしい♪ではこれから朝礼をおこなう。親方様ー♪全員そろいました♪それでは親方様♪一言おねがいします。」 シーン ぺラップ「?親方様?親方様?」 プクリン「ぐうぐう、ぐうぐう、ぐーう、ぐうぐう」 弟子たち「ヒソヒソ(プクリン親方ってあいかわらずすごいよな)」 弟子たち「ザワザワ(ああ。ほんとだよな)」 弟子たち「ヒソヒソ(ああやって朝は起きてるようにみえて)」 弟子たち「ザワザワ(実は目を開けながら寝てるもんな)」 ぺラップ「ありがたいお言葉、ありがとうございましたぁ♪さぁ皆♪親方様の忠告をきもにめいじるんだよ♪」 いや、まだ何も言ってねーだろ、とみんなおもいつつ、 ぺラップ「最後に♪朝の誓いの言葉!はじめッ♪」 皆「せ〜のっ!」 皆「ひとーつ!仕事は絶対サボらなーい!」 皆「ふたーつ!脱走したらおしおきだ!」 皆「みっつー!皆笑顔で楽しいギルド!」 ぺラップ「さぁ皆♪仕事にかかるよ♪」 皆「おぉー!」 今日も皆仕事に取り掛かる。 |
エレメンタル | #7☆2008.12/14(日)10:25 |
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第四話依頼 その三 皆が仕事に取り掛かり始めたとき、ワニッチが ワニッチ「そういえば、ぼくたちはなにをすればいいんだろう?」 ハルト「う〜ん、そうだなあ」 ハルトが話そうとしたときぺラップがハルト達を呼んだ。 ぺラップ「おい!そんなところをウロウロするんじゃない。君達はこっちだ。ついてきなさい。」 ぺラップが上へのぼっていったのでハルト達はあとをおっていった。うえへいくともうたくさんの探検隊が集まっていた。 ぺラップ「こっちだ、こっち。」 ぺラップのいるところにおおきく張り紙がたくさんされていた。 ぺラップ「これは、掲示板。各地のポケモン達からの依頼がここにあてまるんだ。最近、悪いポケモンがふえているのはしっているな?」 ワニッチ「うん。なんでも、時がくるいはじめた影響で、悪いポケモンもふえてるんでしょ?」 ハルト「時がくるい始めてる!?」 ぺラップ「そうなんだよ。それにこれも時がくるいはじめた影響かわからんが、最近各地に広がってきているのが、不思議のダンジョンだ。」 ハルト「不思議のダンジョン?」 ワニッチ「ハルト。昨日僕達が行ったところも不思議のダンジョンだよ。不思議のダンジョンは、入るたびに地形がかわるし落ちている道具も変わる。途中で倒れるとお金がなくなるし、道具も半分くらいなくなることもあって、ダンジョンの外にだされるっていうホント不思議な場所なんだけど、でも!いくたびに新しい発見があるから、探検するには本当に魅力的な場所なんだよ。」 ぺラップ「なんだ、よく知ってるじゃないか♪それなら話ははやい♪依頼の場所は全て不思議のダンジョンだからな。さて、どれをやってもらおうか。うん、これがいいな。」 ワニッチ「どれどれ」 はじめまして。バネブーともうします。ある日ワタシの宝物が悪者にぬすまれたんです。どうやら岩場に捨てられたらしんですが、ワタシあんな怖い所いけませーん!ですのでお願いワタシの代わりにとってきてください。 ワニッチ「ってこれ、ただの落し物ひろってくろだけじゃないか!?それより僕、冒険したいな。お宝を探したり、知らない場所を探検したりさあ」 ぺラップ「おだまり!」 ワニッチ「ひゃー」 ぺラップ「新入りはしたずみがたいせつなんだよ。さあ!わかったらがんばって仕事にいってくるんだよ♪」 ワニッチ「う〜」 ハルト「まあ、そうなるわな。」 ハルト達はぺラップに教えてもらった道をはしっていった。 |
エレメンタル | #8☆2009.01/05(月)15:58 |
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第四話依頼 その四 ワニッチ「たしかぺラップに教えてもらった道だとここなんだけど…」 二匹はいまぺラップにおしえてもらった『しめった岩場』へきていた。 ハルト「よし、いくか」 ワニッチ「うん」 二匹が行こうとしたとき、上から声がした。 ???「うわー、どいてくれ〜」 ワニッチ「え?うわー!」 ゴロゴロゴロ ドッシャーン! ???「いてて…」 ワニッチ「ホントになんだよもう〜」 ???「!ひょっとしてお前たちは昨日ギルドに入門したチーム『リーフィン』じゃないか?」 ワニッチ「そうだけど…」 ???「やっぱりな。ここであったが百年目!俺たちと勝負しろ!」 ワニッチ・ハルト「…誰…?」 ???「何!俺たちのなまえをしらない?そりゃあふてえやろうだ!」 ワニッチ「そんなこといわれても…だいたいなんで…」 ???「いいか!耳の穴かっぽじってよ〜く聞け!」 ハルト「(人の話はきかねえのかよ)」 ???「俺様の名はヒコザルのゴウカ!そしてこいつがパートナーのミズゴロウのラージだ!ラージ!お前もあいさつしろ!」 ラージ「…ども」 ゴウカ「ああもう!なんでお前は、こうウジウジしてんだー!」 ラージ「そうゆうゴウカこそ…毎回…なんで…そんなに…」 ゴウカ「うるせえ!俺様は人のはなしはめんどくさいから聞かん!」 ハルト・ワニッチ「(自己中心的だー)」 ゴウカ「まあいい。それで俺たちのチーム名は…なんだっけ?」 ゴウカが紙きれをだしてよもうとしたときハルトは紙をすかして見た。 『キョウジャク』 ハルト「(いやっ、漢字でかけよ)」 ワニッチ「いこっか。依頼やらなきゃいけないし」 ハルト「そうだな…」 二匹はこっそり入っていった。 ゴウカ「そうだ!俺たちのチーム名は『キョウジャク』だ!っていねー」 ラージ「もういったよ」 ゴウカ「何、おうぞ」 ラージ「やれやれ」 さてこのあとどうなるのだろうか。 |
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