ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[197] 総合・伝説ポケモン!

緑角 #1☆2004.02/17(火)17:27
プロローグ
 こにゃにゃちは〜…
あ、ごめんごめん。私はさなり。私は幼い頃、ポケモンの言葉がわかるように、手術され、その能力が人々に恐れられたがために、私は、無人島・有ポケモン島に、流されつづけ、流れついたの。
ここには、ポケモンはいたけど、たったの2匹だけ。
それに、本名はわからないし、私がつける始末。
1匹は鬼のように怖いため「シニガミ」。
1匹はぼっと頭にうかんだ「シツ」。
でも、私の前では、とても良く慣れた子犬なの。
しかも、まだ言えない秘めたる力を持ってるのよ♪
そろそろ、物語にはいろうかな。
…ん、私の運命を変えることになる、「伝説」。
私の家族、葉家では、先祖代々、1人につき、1匹の伝説ポケモンを守らなくちゃいけない。
私の守る伝説ポケモンは…。さっき言った「シツ」なの。
シツは、色の神とか…。
「シツ、シニガミ、ごはんだよ。」
いつものごはんの時間。無人島にゃ時計がないけど、いつも日の角度で時刻がわかるのよ。
いつも通り、かけよるシツ&シニガミ。ふんも、いつも通り。
無人島には、春夏秋冬で食べ物が変わるけど、人の食べ物もちゃんとあったわ。
無人島にも、名がないから、私がつけたの。
「センゴク」って言うの。素敵じゃない?
シツとシニガミと遊んでいると、人が来たわ。
「シツ!シニガミ!」
合図で2匹を隠れさせる。
人は、ずいと私に問いかかってきたわ。
「お前、さっきポケモンといなかったか?」
人は、私の襟首をガシッとつかみ、口をわろうとしたの。
「嫌よ。はなして!」
でも、人ははなさない。
「シツ!」
また、合図でシツを呼び、私は命令を降したわ。
「シツ、はかいこうせんッ!」
ついでに、人の乗ってきた船の帆を、全て得意の弓矢で射抜き、なんとか危機を脱出したのよ。
シニガミも呼び、いつもどおり、遊び相手をして、
今日はいい1日を過ごせたの。
でも、未だ私の家族の秘密は謎。
これからも、これを読んでくれたアナタと、家族の秘密を暴こうね♪
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緑角 #2☆2004.02/18(水)17:18
第1話 帰ってきた?あの人・ポケモン達
 「良い朝だねぇ…ってぎゃぁぁ!?」
「フォウ?」
「ギャウグ?」
さなりが目をさますと、いやぁ、驚くほどの人とポケモンが眠っていた。
シニガミが、皆をつんとつついて、人とポケモンをおこした。
「あ…あれ!?今までマボロシトンネル出てないか調査してたんじゃ!?」
「あ…れ?僕のジラーチはどれだ?」
さなりは少しびっくりした。
「あうぅ…。まだ終わってねぇぜ…。ダーナン…!」
「あ?え?ぬぁんじゃこりゃぁ!」
「あんお…?ここ天国じゃ…」
そこには、金色の髪の人・銀色の髪の人・銅色の髪の人・4人の女の人・普通の男の子・ジラーチ×3・あの例のポケモン×3・たくさんのフライゴン・たくさんの伝説のポケモン・変なポケモン達が砂浜にいた。
「どこ、ここ。すみません、そこの人、教えてください。」
「あ…はい。ここはセンゴクです。あなた達の名前は…?」
いきなりの事に、さなりはたじたじ。
「…つーかよ…。俺らの出番終わったはずだぜ?それよりおめぇの名前は?」
「私はさなり。こっちはシツで、こっちはシニガミ。私がつけた名前よ。それより、そちらの名前は…?」
「さなりしゃん、良く読んでりゃわかるでしょ?あ…ほら、この本。」
1匹のフライゴンが、5冊の本を出した。
「どれどれ…。あ、わかった。ほら、あの人達でしょ?」
「そーだ。あの人達だ。最初っからきずけよな。ってお?ぎゃぁ!」
「くぉら!だめでしょ!すみません、さなりさん。突然ですが、いきなりのおわびに、皆であなたのてだすけしようという事です。」
さなりは、顔を輝かせた。
「本当ですか!?是非是非是非!よろしくお願いします!」
「その前に…なぁ。さなりの実力を見せてもらおうか」
「ふ…なめないでよ、皆。まずは私の技。」
さなりは、弓に矢をつがえ、一本の木に実った実のついている枝に向けた。
矢は、見事命中した。
落ちてきた実をシツが飛んでいって拾い、さなりにさしだした。
「うん、ざっとこんなもんよ。じゃ、次はシツとシニガミの番。2匹共。準備は良い?」
さなりが、実をかじりながら言った。
2匹はうなずいた。
「じゃ…用意…スタート!」
シツとシニガミの力が、ためされるとき。
シツは、天を目指し、シニガミは、地を目指した。
さて、どんな力だろう?
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緑角 #3☆2004.02/19(木)15:44
第2話 アクア・マグマ・ロケット団、参上!&撃退!(おい
 「と!言う訳で!何をしてほしい?」
「そーだな…。できんとは思うが森と泉を創れ」
「ようし!森と泉だ!」
さなりが声を2匹にかけると、不思議な光がセンゴクをつつむ。
「おにょ?何でできたんだ?」
「不思議っすねぇ〜。ジラーチどんちゃっちゃ」
「なんですって!?」
ジラーチは、みずのはどう(エ!?をつかった。
カリュウは、倒れた。
「をいをい」
「「何それ」」
「そうだな、『をいをい』って。普通『おいおい』だよな、シツ、シニガミ…て、どうしておまえらここにいるんだよ!しかも、森!?泉!?何故!?さっきまでなかったのに!?」
「君が注文したから、2匹が創ってくれたのよ」
さなりが、そういって、実をかじり終えた。
一同が、くぁっはっはっはっは!とかゲホッゲホッとかそう言った。
「フフ、皆の者、安心する間もないぞ。このアオギリ様と、マツボックリと酒場がおまえ達を捕まえる!」
「俺はマツボックリじゃない!俺はマツブサだ!」
「俺も酒場じゃない!俺はサカキだ!」
と、言うか、誰も間違えないはずだっちゅーの。
でも、わざという人もいるかも。
「俺は幹部!」
「俺はしたっぱだぁ!でも強いぞぉ!」
「あっそう。んじゃ、くらえ。」
さなりが、弓矢で撃退。その後、さなりは、空中になにか書いた。
「なにかいたの?」
「ふふ、ひ・み・つ♪」
「いじわるぅ〜。」
そういって、みんなが笑っていると、黄色いポケモンが飛んで来た。
「この子は、ラティアスね。しかも色違いの。」
「きゅうきゅう!きゅ、きゅきゅきゅうきゅう!」
なんて言ってるのかねぇ。
「ひどいけがしてるから、助けて!助けてくれたら、命令に背かず、あなたのポケモンになるわ、て言ってるわ。助けてあげたら?」
「そうね。それじゃ、ここでゆっくりしてね。…このラティアスちゃん、じこさいせいできないんだ…。」
ラティアスは元気になった。そして、さなりのポケモンになった。
「んじゃ、ニックネームは…。フィリュウだよ。覚えてね♪」
そして、新たな仲間を手に入れて、さなりは、また空中になにか書いた。
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緑角 #4☆2004.02/21(土)18:00
第3話 フィリュウ(ラティアス)逃亡防止戦・捕獲機破壊戦
 気持ちのよいセンゴクの夕方。センゴクは南にあるので、この時間にみんなうとうとする。
その中で、さなりはぐーぐーと寝ていた。夢の中では…
アクア・マグマ・ロケット団がうろついていた。団員がなにかをかこんでいた。かこんでいたのは、伝説ポケモン達だった。
でも、ラティアスだけ、団員と同じようにかこんでいた。
ラティアスはフィリュウのように黄色く、とても似ていた。
「フィリュウ?」
さなりは言った。
ラティアスは、みむきはしたが、無視して伝説ポケモンのところへ行って、サイコキネシスでポケモンを襲った。
団員のポケモンも後を行った。
「やめろ、かわいそうだろ!」
さなりはとめにかかった。
「きゅうきゅう…。」
ラティアスは言った。フィリュウととても似た声だった。
さなりは立ち止まった。ラティアスの「きゅうきゅう…。」を日本語にして、さなりの心の中を、つたった。
(きえろ…)
そう、言っているようだった。
すると、目の前に、おおきな扉がばたん!と大きな音をたてて閉まった。
「フィリュウ?フィリュウー!」
夢からさめた。
フィリュウは、そうっと島から抜け出そうとしていた。
「まちな!」
さなりは言って、一瞬の間で2本の矢をはなった。
矢は、フィリュウの両翼にささり、フィリュウは飛べずどさっと落ちた。
「どういうことだ?それに、あの夢が本当なら…。」
「どういう夢だったんだ?」
「あのな…それでな…それが本当なら、フィリュウは逃げるはずだ。」
そこに、変な機会が来た。その中に、ヘリコプターがあり、フィリュウはヘリコプターまで飛ぼうとした。
シツは、フィリュウが逃げないように、縄を腹に巻きつけ、縄のもう片方を木にまきつけた。
「シツ、はかいこうせんッ!」
機械は壊れたが、ヘリコプターが不思議な光をフィリュウにあてると、フィリュウは消え、ボス達の側にいた。
「かわいそうに…フィリュウなんて10級品のニックネームをつけられて。なぁ、クライドウ。」
「フィリュウはクライドウじゃない!おまえ、あの夢の計画が…あの夢は真実だ!」
「なら、後でその夢をしっかり聞かしてもらおう…だが、言ったんこれで退く!」
ボスたちはヘリコプターの中に入り、ヘリコプターは飛んでいった。
「くっそぉ、やはりあの夢は真実だ!」
さて、フィリュウ(クライドウ?)はどちらのみかたなのか?
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緑角 #5☆2004.02/22(日)14:46
第4話 クロスガナシャルゥ?
 翌日、さなりはフィリュウの事なんてそっちのけで鼻歌を歌いながらごろんと寝転がっていた。
「ふ、君の力では、当分君の家族の血は守れないな。」
「な、なんですと!?誰だ、そんな事言った奴は!」
さなりはぱっと起き出した。見たことのない奴が、3匹島に上陸していたからだ。
「どうだ、我らと一緒に悪を滅ぼそうではないか!」
「なにものさあーた!」
「動物だ!」
…(汗)
「じゃなくて。」
さなりははぁ…とためいきをついた。
「わかっておる。俺はウィノス。ウィノス・クロスガナシャルゥだ。」
「わかっているなら、先に言えよ…。」
女のくせに、作者と似て男らしい言葉づかいのさなり。
「私はシーシャ。ウィノスと同じくシーシャ・クロスガナシャルゥです。」
「あんたも、心がけな。」
ちょび、かわいそう。
「我は、スェピェノ。ウィノスと同じくスェピェノ・クロスガナシャルゥである。」
「はいはい、貴方達動物ですね、いないけど聞いた事はあるわ。ウィノスは魚、シーシャは鳥、スェピェノが馬だね。」
内心では「けったいな名前だな」。
「ごめいとう!」
「そうそう、主人のクロスガナシャルゥが、君と一緒に悪を滅ぼせ、だとさ。」
え、クロスガナシャルゥ?聞いたことある人はいないはず…だ…が…?
「クロスガナシャルゥは、仙人だ!わかったら行くぞ!」
「え…あ、ちょっと待って!」
さなりはどこかにつれられてしまった(笑)
「ふおおう!」
「ぎゃうぎゃーう!」
ついて来れたのは、シツとシニガミだけだった…。
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緑角 #6☆2004.02/23(月)20:53
第4話 クロスガナシャルゥ(?)登場!
 ええ。3匹につれられるうちにポケモンの世界を抜けてしまったようです(汗)…。
「おい、君名前なんちゅーの?」
「あ…。私はさなり…。」
びくびくしてる間に返事が返ってきた。
「そーか。さなりちゃんゆーんか。もうすぐクロスガナシャルゥが来る…。」
な〜んてごちゃごちゃ言っていたら、おおきな岩が見えた。
「や・こんにちは。じゃなくてこんばんは。君が…えーっと。えーっと。さなりだね。」
「何よ!年上にむかって、何様のつもり!?」
さなりは言い返した。
「仙人様のつもり。それに俺・12歳。」
さなりは10歳。
「あっそう。って、仙人って…。ひょっとして…。でもまさか、12歳で仙人なんて…。」
「おん?俺は正真証明『仙人』だ。」
『仙人』って…そこまで言うか、ムカツク…。
「じゃ、仙人て、なんていう仙人?」
「おめ、頭イカれてんじゃねぇの?俺こそがクロスガナシャルゥだ。」
く、クロスガナシャルゥ…?こいつが?意味わかんねー…。
「とにかく、行くぞ!」
「行くって、どこに?」
まだ意味がわかんないまま、服の袖を捕まられてそんな事言われても…ってカンジ。
「決まってんだろ、悪を滅ぼしにだよ!」
「はうっ!いきなり悪だか滅ぼしにだか…。意味わかんないけど…。」
クロスガナシャルゥの足が止まって、さなりはこけた。
「は!?まだこのじょうきょうでわかってないのか!?おまえがつかまえたはず…のフィリュウは、フィリュウじゃなくて…ええと、ええと、クライドウなんだぞ!おまえの夢は、現実だってこと…。」
仕方なく、つきあってやった。
「その前に…。」
「ぎゃっ。急に立ち止まらないでよ、クロスガナシャルゥ!」
ガナ(長いので略)の足が止まった。
「俺のことはガナで良い。いちいちクロスガナシャルゥなんて長い名前で呼ばれたくねぇからな!」
とか言いながら、さなりの胸にぽん、と手をおいた。
「ぎ、ぎえ、スケベ!」
「叫ぶな。…ふ〜ん。なるほどな。さっきの夢、ちゃんと胸にきざんどきなよ!」
ガナは、たっと走って行った。
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緑角 #7☆2004.02/24(火)17:58
第5話 第1門突破戦・門番撃破戦
 あー…まってー…とか言いながら洞窟をたかたか走っておりました。
「あ、出た出た。」
洞窟を抜けて、広い野原にきたようだ。しかしここも敵のアジトらしい。
「ここはな。アクアの奴がのっとっている元・城だ。やつらはここを悪悪・第1門と呼んでいる。なかなかの強さだが、まだおまえの夢は現実にならない。」
「なんだ、おまえ達!どこから入った?」
あ…アクア団のしたっぱ軍団に見つかった。
「おい、あいつ森林仙人・クロスガナシャルゥだぞ。あいつを倒せば、アクア団の名があがる!」
「じゃ、行くぜ!キバニア!メノクラゲ!等々。」
たくさんの水タイプ・悪タイプが出てきた。キバニア・サメハダー・ジザリガーがメインに組み立ててあるパーティ。
「シツ、こいつらをりゅうのいぶきで撃退せよ。」
シツは、りゅうのいぶきをつかいまくり、したっぱたちのポケモンを倒した。ドサクサにまぎれた幹部のポケモンも一緒に倒したらしい。
「くぬぅ、幹部殿がやられては、ここはやばい。ゆけ、ドククラゲ、ギャラドス・ジザリガー、サメハダー!」
「シニガミ、かいりきでこいつらを撃退せよ。」
シニガミの力強いかいりきで、皆倒れた。
「雑魚相手に手間かかっちまったな。」
男らしさを隠せない人約一名。
「どっちだよ。」
とにかく、こういうわけで第1門を突破した。
「次はマグマ団。気を抜くな、さらに強くなってるからな!」
「アクア団は強くなかったよ。」
…(汗)。
「全く世話の焼けるやつめ。」
「かっこつけんなやワレ!」
すばらしいマッハパンチがガナを襲う。
「だいたいガナはなにもやってねーだろが!」
「すみまちぇ〜ん。じゃなくて。行くぞ!」
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緑角 #8☆2004.02/24(火)21:06
第6話 第2門突破戦・謎の書類
 なんとか第1門を抜けられた2人と2匹。いや、なんとかはいらない。
「第2門・はっけーん。ここはマグマだな。ロケットが最後というわけだが、ボス戦はまだらしい。」
のんきに野原を歩いているが、ここも敵のアジトのど真ん中。
「おまえら、そこで何をしている!?」
「アジトをどうどうと歩くなど、大した度胸だ、相手をしてやる。行け、ドンメル、バクーダ、コータス!」
マグマ団のしたっぱに見つかっちゃった。でも、アクアとはあまり変わらないだろう…と思いきや!
「ドンメル、マグニチュード!バクーダ、じしん!コータス、ふんか!」
マグニチュード10+じしん+ふんかの攻撃は地獄だった。
危うくシツとシーシャに乗らなければ助からないところだった。
「チィ、弱いと思えば強い。電柱にぶつけるつもりで石をけると当たらなく、ぶつけないつもりでけると当たるという法則か。」
かっこつけマン、約一名。ちなみにマンだから男。
「シツ、はかいこうせん!」
頼れぬ男、頼れる女…いや、男女差別は行けなかった。すみません。
シツのはかいこうせんで、敵の第2手を防いだ。
「したっぱでこれか。よし、シーシャ、天空に潜め、ウィノス、海底に潜め。あとは良い…というか、名前忘れた…。」
「スェピェノだ、クロス…。」
まぁ、名前がわかっても潜む場所がないからほっとかれたようだ。
「スェピェノはガナのことクロスって呼ぶの?」
「クロスは本当はクロス=ガナシャルゥだからな、一応。」
ガナはガナシャルゥ家のようだ。スェピェノは話し始めた。
「クロスは、ガナシャルゥ家で一番力が強かった。しかし、その力が大きすぎたため、クロスは家族からも忌み嫌われた。」
「かわいそ…。」
家族からも愛されないようじゃ、不自然な訳…。
「いいにくいがな、ガナシャルゥ家では、少しも売るものも金もなかったから、服もなく、そこらに落ちていた布地をクロスは腰から巻いていたそうだ。」
おいおい…。
「そこで、とうとうクロスは家族が作った家から追放された。最後の夜、近くの岩で泣いたそうだ。」
「スェピェノ…。(怒)」
そこまでいうと、流石にガナが怒った。
「最後になにか書いたらしい。」
すると、そこを凄い殺気が襲った。
「スェピェノのばか!(ブルブル)…おまえは…おまえは…消えろ!」
ガナは、凄い殺気を放ち、スェピェノを…。
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緑角 #9☆2004.02/25(水)21:40
第5話 第2門突破戦・謎の書類2 −夢、現実になる時−
 しゅっ。すばやく糸をを周りの木にまきつける。
ガナが糸をくいっとひっぱると、スェピェノは…。
…恐ろしくてこれ以上書けません。
スェピェノはどこかに消えた。
「と…とりあえず、倒そうか。」
「んだな。シーシャ、ウィノス、作戦開始!」
凄い急降下or急上昇に、マグマ団はたえられなかった。
マグマ団のポケモンはひるんで、次の命令に従えなかった。
「くっ、どうした!ドンメル、かえんほうしゃ、バクーダ、じわれ、コータス、オーバーヒートだ!」
ポケモンは言うことを聞かず、ちりぢりに逃げて行った。
足の遅いポケモン達ばかりだったが、ものすごく速かった。
「あ、まてぇ。仕方ない、撤収だ!」
「ああ、ボスに怒られる…。」
マグマ団したっぱは逃げて行った。
「ふ、したっぱを倒したくらいでつかれていては、まだまだだな。俺は幹部だ、ポケモンの強さも虫ではない、行くぞ!バクフーン、かえんぐるま!」
「バクフーン!」
ものすごい速さのかえんぐるま。そのバクフーンはひとまわり重いらしく、道がへこんでいる。
ここは野原なので、バクフーンがこちらの周りをぐるぐると回って、炎で逃げ道をなくした。
「く、これが奴の狙いか。なら、ウィノス、なみのれ!」
凄い水が炎を押し消す。
バクフーンはぎりちょんセーフな顔をして立ち上がったが、倒れた。
「やはり…強い!だがな、この門を抜けるためにはこの書類を解読しないと通れないぜ!」
書類の中は、なんとアルトマーレの伝説のレリーフを絵にしただけだった。
「これって…。あれだよな。」
「そだね…。『昔、昔おじいさんとおばあさんがおりました。ある日2人が海岸で2人の兄妹が…』だよね。」
2人はさっさかさーと行ってしまいました。
全然書類は謎ではなかったな…。
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緑角 #10☆2004.02/27(金)18:05
第6話 謎のポケモン救出戦
 謎の書類は全然謎ではなかった。だから、第2門を抜けたところ。
「だるいなぁ。休んでいこう。」
マグマだんが以外に強かったので、つかれて休んでいるらしい。
「おまえ!セレビィ様に手を出すな!」
「ポ…ポケモン!?」
声がした方を向くと、ポケモンがヨルノズクを退治している。
「兄さん、手だすけを頼む!セレビィ様守護精霊召喚!」
兄さん?誰のこと…と思ったら、ポケモンの白いのが出てきた。
あと、おおきな竜が出てきた。
「守護精霊・アナガリュ!奴らを崩壊せよ!」
「リョクヨウ父さん!ユキナ母さん!見ていてくだされ!」
アナガリュと呼ばれた竜は、ヨルノズク目掛けて突進した。
「アナガリュ、とどめだ!アナガモリ!」
ア…アナガモリ?なんじゃそれ。
ヨルノズクは逃げて行った。
しかし、さっきのポケモンは倒れた。
「だ…大丈夫?」
「誰だ…!離せ、く、だめか。こうなったら!」
ポケモンは弱っているくせにまだ切札があると言う顔をしている。
「だめよ!怪我しているんだから!」
「怪我なんかしてないっ!余計なおせっかい、するな!それに、勝手に草の国へ入って、何が楽しい!?アナガリュ、…行け!」
竜は、エネルギーをため始めた。
「今だ!セレビィ様、申し訳御座いません…。」
ポケモン達は消えた。
「ビィ。」
「え…今のセレビィ?」
突然目の前に、黄緑色の小さいポケモンが現れた。
「ビビビィ。ビーィ!」
小さいポケモンは、姿を消した。
すると、その時野原がぐわんぐわんと光りだした。
「これは、時渡り!」
「これが。」
あの白・黒いポケモンと、小さいポケモンはなんだったんだろう?
「ビィビィ。」(貴方の幸運を祈って…)
時渡りは終わった。
あのポケモンは…きっと、セレビィだよね。
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緑角 #11☆2004.02/28(土)16:23
第7話 ラティアス救出戦
 ゆっくり歩いていると、村が見えた。村の立て札には…。
「今日、村でラティアス祭を行います。是非来てください。」
と、書いてあった。
「楽しそうじゃん、夜までここにたむろしてよう。」
そして、夜…。
「あ、あ、これからラティアス祭を始めます。クナ様が捕まえたラティアスで思いっきり遊びましょう。」
「え?ラティアスで?」
ラティアスで遊んでどーする…。ポケモンだぞ。
「では…セット!」
ラティアスの首にきつく縄がしめられた。縄のもう片方を木にきつくまきつけて、ラティアスは逃げられなくなった。
そして…さなりの予想以上の恐ろしい事をした。
何をしたかは恐ろしいので書けません。
「か…可哀相じゃないの!ポケモンに!」
「仕方ねーじゃん、ラティアス狩り族なんだから…。」
…?ガナは以外とポケモンの愛情が…。
「やめなさいよ!いくらなんでも可哀相すぎる!」
「くく、おもいしったか、ラティアス。おまえへの恨み、晴らせてくれよう!」
恨み…?クナとか言う人は、さなりの事なんてそっちのけ、ラティアスの苦しんでいる姿を見て笑っている。
「ははは!おまえへの恨み。そう、アレは3年前のことだった…。」
ラティアスは地へ落下した。
「我らが1番大切にしていた秘宝…ラティアスはそれを奪った。我らの生きて行く道を…奪った!」
ラティアスは、ぐったりして動かない。真赤に染まったラティアスは、見るに見れない。
「おもいしれ!そして今、ラティアスへの盛大な処刑法を思いついた!」
「処刑なんて…酷すぎる!」
ガナは、立ち尽くしたまま。恨みとラティアスの処刑は、ガナにとっては五分五分らしい。
「ラティアス、見よ!これがおまえの処刑道具!」
「きゅうう!きゅううう!(涙)」
ラティアスの鳴き声が、静かに響く夜だった。
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緑角 #12☆2004.03/01(月)20:55
今日は何故か短いです。
第8話 ラティアス救出戦2
 「ふははは!我々の苦しみ、味わうがよい!」
「ちぃ…こっちから行くと、ラティアスが人質にされる…。どう行くかな、よし、1気押しでどうだ。シツ、はかいこうせん。シニガミ、コメットパンチ!」
強烈な技が村を襲う。その中でぼうっとその有様をのぞくもの約1名。
「ってどうしておまえだけぼぅっとしてんだぁぁ!?」
「喧嘩売ってんのか、おみゃーさん。ここは1つ、沈着冷静に攻めた方が良い。とことん攻めると、返り討ちに会うから…。」
敵のポケモンの総攻撃が飛んで来る。
「先に言えよ!(怒)」
「…ほらね(汗)…。仕方ない、取っておきのポケモンで行くとするか。行け、クレニアス(チルット)!」
チルットは色違いだったが、力は普通のチルットと一緒だろうが…。
「クレニアス、れいとうビーム(え)!」
「強ッ!1発かよ!」
今のうちに、ラティアスを救出。
「ふぅ、救出成功。ほら、ラティアス、まんたんのくすり。じゃぁね。」
ラティアスは無事飛んでいった。
「さてと、マグマ団。」
「チルット、れいとうビーム。」
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緑角 #13☆2004.03/03(水)21:03
あ、すみません。時間がないので。
第9話 ガナシャルゥの野望
 「…おまえなんて。」
ダレ?
「おまえなんて、どうして…どうして運命なんて言葉を信じる?」
シラナイヨ。シッテドウスル。シッテナニニナル?
「いつまでも。ぼんやりして。わかる訳がない。」
イイジャナイカ、ヨイ イエノコニ ナレタンダロウ?
「わかるか。おまえなんて。自由に生けて行けるから…。うらやましいよ。」
ドウイウイミダ。ガナシャルゥケハ ダイダイセンゾニツグ デンセツノ ポケモンニ デアエルデハナイカ。
「どうして…。(なにかいっている)」
なにか悪い夢からさめたようだ。
ガナは、それ以来変わってしまった。
ロケット団なんて、1回睨みつけるだけで逃げていく。ボスも、一目見るだけで、退散して行く。
タノシクナイ。
ガナの野望は治まらない。
ふふふ…。地へ…その力、ねじ伏せて、ねじ伏せて…。
永遠に、永遠に、苦しみ続けるが良い…。
はたして、ガナの野望を止めることはできるのか?
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緑角 #14☆2004.03/04(木)17:53
第10話 なんですと!こんな時に?
 「スバー!」
1羽のスバメが飛んできた。凄い大荷物を背負っている。
「あ、ありがとう。手紙とポケモンだ。え、父さんから?どれどれ…」
スバメは、飛んでいった。
手紙には、こう書いてあった。
【さなりへ。
久しぶりです、さなり。ついさっき、カナズミシティの学校から電話が来てな、学校に入学しないかって話なんだ。】
ここで1回切って、二枚目へ行った。
【その学校さ、入れば凄い成績が収められるから、父さんからもお勧めだぞ。3匹のポケモンをやるから、是非入学してくれ。
父さんより。】
と、書いてあった。
「なんていうポケモンだろ。」
さなりが3匹共出すと…。
「いきなりカイオーガ色違い、グラードン色違い、レックウザ色違いと来ますかぁ!?私はまだ未熟者で伝説のポケモン扱えないよ…。しかも、色違いなんて。嬉しいけどさ。んお、手紙に続きが…」
その手紙は、めちゃくちゃ薄い紙に書いてあった。
【よく見つけられたな、さなり。さなり…ええと、たしかクロスガナシャルゥとか言うやつを元通りにしたいんだろ?入学はその後でいい。とにかく、もうすぐ来るオオスバメの手紙を読んでくれ、治し方が載ってるから。】
その時!
「スバスバ!」
オオスバメが来て、手紙を置いて飛んでいった。内容は…
【伝説のポケモン全種類に会え。クロスガナシャルゥの野望は、恐ろしいから、後は伝説のポケモンに頼るがいい。その中の3匹は、受け取ってくれた3匹、カイオーガ、グラードン、レックウザだ。あ、後伝説のポケモンでも色違いだから。】
と、書いてあった。もちろんさなりは大激怒。
「なにぃ!ただでさえ伝説のポケモンは珍しいのに!その色違いだぁ?意味不明だっつーの!」
その後、さなりは怒りすぎて危うく血管がぶち切れそうになったと聞く。
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緑角 #15☆2004.03/05(金)18:05
第11話 っめんどくせ〜
 「っにしてもめんどくせ〜」
と言う訳で、さなりは旅のしたくをしていた。
「ん〜と。きずぐすり、きずぐすり…あ!大切なもの忘れてた!センゴクの秘宝、盗まれたらいけないから、持ってこ♪」
やけにごきげん。秘宝って、なんだろう?
「世界に1つだけの、謎の化石♪この形のポケモン、よ〜く探したんだけど、ミュウに当てはまるんだけど…んな訳ないよね…」
が、こっそりミュウのイラストの多い本をリュックに入れてたりして。
「まずだな、カントーから探そう。グレンじまに行ったら、化石を復元してもらおう。シツ、頼むよ!」
シツは、カントーに向かって元気に飛び出した…だが!
「フォオオウ?」
はりきりすぎたのか、雲の上に出ていた。雲がじゃまで、良く見えない。
「ありゃりゃ…ま、空気も冷たいから、シツ、下に少し行って。」
なんとか体勢を取り戻した。
「おら!まてぇ!」
「あ…弱いロケット団だ。」
そのまま無視して突っ切った。だが、霧が深くなって、ほぼ視界0になった。
「行け、ニドキング!サイドン!ニドクイン!あいつらを捕まえて来い!」
「あいつがロケット団の頭か…ボソ…レックウザ、行って来て。倒したらしんそくでついてきてよ!」
負けずに命令を降す。
レックウザには、地面タイプの技は効かない。それほど有利な訳だ。だが…。
「グアァギャギャギャア!」
レックウザに多数のいわなだれ・いわおとしが炸裂。
レックウザは逃げてきた。
「はいはい…カイオーガ、れいとうビーム!」
効果は抜群だ!
「グレン島、見えてきた。って、どういう道行ってたんだ、自分…。」
タウンマップを見ると…
「げ!こっちから行った方が行きやすかったのか!」
後から近道を発見して後悔してたリして(笑)
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緑角 #16☆2004.03/06(土)17:53
またまた短い話。
第12話 力の限り
 まずは研究所にダッシュしたさなりであったり(笑)
「あの!この化石復元して下さい!」
「は…はい…」
いきなり化石ポケモン目当てカイ
「はい、ポケモンです。」
「は?」
さなりはポケモンを渡されたがどうもそれがポケモンに見えない。
「これは、この化石から復活できましたが、未だに発見例のないポケモンです。これはレアですよ。」
「ど…どーも…」
ど○も君じゃないです。
「じゃ、名前つけとくわ。君の名前は…「シアル」!どう、気にいった?」
「…」
なんとも無口なポケモンよ…。
「ちょっと!聞いてるじゃないの!」
「…知っている。お前の未来、過去、これからどうすればいいか…私は知っている。お前の夢をかなえるには…時の問題と、星の光る数だ。」
いきなり喋り出した。
さなりはとまどった。
「は?なんのこと?もう…駄目なポケモンねぇ。」
「お前の力、庭の草の数で決まる。我、何も語らず。」

「もういいわ。ポケモン探そう。」
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緑角 #17☆2004.03/07(日)15:55
第12話 フリーザー
 「先ず、フリーザーから探すのだぁ〜!」
しーん…
ぴゅうぅぅ〜
冷たい風が吹いてちまっと悲しいさなりでした。
「しまったぁ!なみのりつかえるポケモン、おいてきて…ない。カイオーガ、なみのり!」
ざっぷーん。
「カントーではダイビングつかえないから楽しみダウン…。まぁ、仕方ないから、張り切ってふたごじまへGO!GO!」
数分後…。
「さ、さびー…。ああ、ジュゴンやパウワウのこおりタイプって良いねー…。こんな所もへっちゃらだから…。うわ、ふぶき強くなった…。」
張り切りはどこへ行った。
「あー…ここに岩おとすの忘れてたー…。これで良いや…ってうわー!ジュゴンの大群!」
流されたり襲われたりして大変なさなりでした。
そしてついに、フリーザーの立つ陸地へ…!
(どうか色違いでありますように どうか色違いでありますように…)
さなりの願い事はかなった。
「おぬしは誰じゃ?人間はここから早々に立ち去るが良い!」
フリーザーはテレパシーで喋った…と言うか人間の言葉を喋った。
「私はがなを元に戻すため、色違いの伝説のポケモンに会う旅をしているのです!今は、カイオーガとグラードン、レックウザの色違いを仲間にしています!」
「だからなんじゃ。私に何をして欲しいのかえ?」
フリーザーは鋭い目つきで睨みつけた。
「だから…貴方に協力して欲しいんです!」
「断る!おぬしら、人間はそうだまして我々を捕まえる…。いくら、熱心に頼んでも、私らは見方にならぬぞえ!」
フリーザーはなかなか受け入れてくれない。
「お願いです!」
「しぶといやつめ…。皆、こいつを私の牢屋に放り込め!」
フリーザーはとうとうきれかけた。
「お願いです!仲間になって下さい!」
「五月蝿い、早くしろ!それと、お前には動けぬようにれいとうビームだ!」
フリーザーのれいとうビームが唸りを上げて飛ぶ…!
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緑角 #18☆2004.03/10(水)20:57
第13話 逃げて逃げて…
 「くっ…ここまでか…」
さなりは夢じゃないか…とえーっと、あれだ、四字熟語の半信半疑とやらだ。
…と同時にどうしようかに無我夢中にかんがえている。
(ここは…1気にフリーザーを攻めるか…逃げるかの選択の時か…どうする?)
れいとうビームが、もう間近だ。
(駄目だ…ここはいちかばちか…)
れいとうビームは迫って迫る。
「行け、グラードン!」
グラードンのひでりで、れいとうビームは蒸発した。
水蒸気につつまれる中、さなりの命令がごうごうと響く。
「レックウザ、そらをとぶで逃げきれ!」
レックウザは、凄いスピードで飛んで行く。
(よし…作戦、成功…だ…ね…)
疲れたのか、レックウザに乗ったままうとうととさなりは夢の奥へ。
周りは、荒野で大変な有様だ。
「おまえは…何を求めて、ここに来た?帰れ、りゅうせいのたきまでなら送ってやるが」
いきなり後ろから少年に声をかけられて、ぎょっとした。
「なんでりゅうせいのたきなの?ここはカントー地方じゃないの?」
「確かにカントー地方だ…が、私は違う」
少年は、続ける。男なのに自分の事を『私』。
「私の名前は、…リュウセイ、だからな…」
目が覚めた。
「リュウセイ?って、ここどこ?」
近くの看板を見ると…
「このさき、りゅうせいのたき」
でも、これはあくまでゲームで、本当では…
「この先、流星の滝」
と、書いてあった。
「フリーザーは後回しだ…ラティオスを探そうっと。」
早速目的を変えるが…
「でも、あいつ、結構おもろかったから、流星の滝、入っとこう…」
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緑角 #19☆2004.03/11(木)21:01
第14話 暴走
 流星の滝では、無気味な音楽が聞こえるのはゲームだけで、普通ならゴルバットの笑う声が響き渡っている。
まあ、どちらにしても不気味なわけだ。
かたーん…かたーん…
歩く音で、滝は満たされる。
そして、流星の滝で、探検(?)をしている時…
「ぐっぎゃぎゃぐるぅー!」
!ゴルバッドの群だ。
「ち…無駄な事に時間は…。シツ、つばさでうつ!」
つばさでうつ…つばさでぅっ…
凄く響いた。
ばさばさばさ…
「ぅ、わ…。ゴルバットの影で前が見えない…。あと、ルナトーン…?あ、さいみんじゅつだ…」
うとうとと眠り込んでしまった。
さなりは良く夢を見る。また夢を見ている。夢の中は…
色違いのラティアスが、毛を逆立てて威嚇してる。
伝説のポケモン…それまた色違いっぽいポケモン達が、人間を突き飛ばしたりしてる。
人間の服の模様…それはRと、碇のマーク、火山のマーク。
人間は、ボールを1匹の伝説ポケモンに投げた。
投げられたポケモンは、レックウザだ。
あっけなく、レックウザは捕まってしまった。
「レックウザ…。まさか?」
人間は、レックウザをボールから出した。
皆、次々とボールを投げてく。皆、捕まる。
「皆、皆?伝説のポケモン…。う…う?」
さなりは混乱に陥った。
そして、大きな声で唸りを上げた。
「だ、誰だ!?」
人間に気付かれた。
「許せん…許せん!ふふふ…皆、消え去ってしまえ!」
さなりの手には剣が。
「ははははは!ははははは!」
大げさに笑いながら、残酷な表情で、剣をふりまわす。
さなりの目は、普通のこげ茶色だった。
だが、今は、今まで見たことのない緑色(え!?)に変わっている。
「くくく…」
無気味な笑いが、流星の滝を崩していった。
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緑角 #20☆2004.03/12(金)17:55
第15話 正体
 夢は、さめたようだ。
「ゆ、夢かあ…。よかった。あ…誰?」
さなりの前に、人がいっぱいいた。
「ふ、おまえを捕まえようとしているのに、誰と聞いているのか。俺はな、サカキ様だ。おまえに、この機械の中に入り、心の闇を全て引き出すのだ。」
「誰が、入るか?それにどうして私が捕まえられなきゃいけないの?」
さなりは、意味不明そうだ。
「あのなあ、機械に入らないと我々ロケット団のサイドンのつのドリル、マグマ団のバクーダのじわれ、アクア団のぜったいれいどが襲い…」
サカキは続ける。
「おまえを弱らせ、捕まえる。」
「なんで?それじゃ私はポケモンじゃん。しかもひんしするよ」
さなりは危機を知らない。
「あ、そういやそうだったな…まあ、いいか。何?気付かないのか。おまえは、正真証明色違いのジラーチじゃ、ないのか?」
サカキは、「色違いのジラーチ」に力をこめて言った。
(なに…ジラーチだと…?私は人間じゃ…え!?)
さなりの手は、ジラーチだ。
(しまった…。ジラーチでいるように心が和らげさせられたんだ!やばいぞ…早く、一刻でも早く人間に変身せねば!)
かあっ。きらきらきら
「どうだ。これでもジラーチといえようか?」
「言えない…。だが、おまえは何者なのだ?どうして…」
サカキは、半歩退く。
「気付かなかったのか?私の家は、ポケモン家だぞ。この髪の色で、わからんか」
さなりの髪は紫色(え!?)だった。
「さらば、サカキよ!私は忙しいからな!」
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緑角 #21☆2004.03/13(土)17:37
…短いです。いつもより。
第16話 夢幻神(謎)
 土煙で前が見えなくなったところ、レックウザが飛び出して爆風から避けてくれたようだ。
ミナモシティに、着地した。
「ミナモシティ…。いつ見てものどかだな〜」
そうしてさっきのことは気にせずに、町を歩いていたのだが…。
「おお!あなた様は!皆さん、夢幻神 チョッピィ様の御供だ!」
「おい、おまえ。いくら夢幻神とやらの奴でも、この町を使うのはやめてくれぇ。」
謎の会話。
「すみません…。では、これにて…。」
「では…このチルタリスにおのりください」
ぴゅ〜っとチルタリスは飛んでいった。
「何処、ここ…」
「秘密の島です。でも、ここの存在に気がついた時から、人がすんでいます。ここで行われる祭では、夢幻神 チョッピィ様を祭るのです。」
知らんよ、そんなの。と、レックウザでさえ思ったようだ。
「まだ、そのポケモンの正体が分からないんですが…とにかく、エスパータイプらしいです。」
「じゃ、なんで私が」
レックウザが自分からモンスターボールに戻った。
「それですよ、それ。あなたの持っている、色違いで伝説のポケモンがいるじゃないですか。」
「そのポケモン達をもっていると、夢幻新を祭る聖なる祠に入れます」
と言う訳だ。
「そして、そのポケモン達の持つ、凄い力で夢幻神を祭る事ができるのです」
「祭は今夜で、ぎりぎりセーフでした。では、こちらが聖なる祠です」
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緑角 #22★2004.03/14(日)17:38
第17話 終わりへ1
 人が集まってきた。
しかし、さなりはボールを投げて、レックウザを出す。
「断る。」
と、一言。
レックウザの手を、ぽんぽんとたたき、南東を指す。
南東に、何人ものの アクア団 がいたのだ。
「行けよ、レックウザ!」
レックウザにまたがり、アクア団をこえる。
「あ、まてー!」
アクア団のUターン.
「違。どこに向かってんの」
アクア団に向かって、平気に言う。
「おまえだっつってんだろ、今に捕らえてやる、ジラーチ!」
「あ、またジラーチに…。しかたないや。でも、どこに向かってんの、私は北東よ」
南東にいるはずのさなりは、北東を指す。
「…いねえじゃねえか」
「じゃあ、行くよ…」
南東のさなりが大爆発(え)。
アクア団は、
「ぎゃーおばけだー逃げろー」
下っ端・幹部は逃げて行った。
ボスは、一人ぼっち。
「ああ、行くな!おいてくでない!」
結構焦っているアオギリもお笑い者。
「ははは!とにかく、終わりに近づけないと。私の本当の目的は、これじゃないからね。レックウザ、ごにょごにょ」
レックウザは、飛んでいった。
「行け、手遅れになる前に。ハク・コク 列伝記を創らねば…ごにょ」
あと、次は最終回。ああ、「あと」が阿斗に…。
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緑角 #23☆2004.03/16(火)17:49
最終回 終わりへ2 エスパータイプ ここに集結せよ
 レックウザにまたがって、さなりの家、ヒワマキシティに向かう。
「あ、ここだ。」
「まっていたぞ、さな。なんとか間に合ったな、これから始めるとこ」
さなと呼ばれて家の居間に押される。
「これだ。これが、エスパータイプ全種の化石だ。」
「ケーシィからジラーチまで…。え、なにこれ、このポケモン。」
さなりはつんと化石に触れてみる。
「それはな…最近発見したポケモン、デオキシスと言うポケモンだ。」
「う…これを全部、カナズミまで持ってくの?」
なんたって、驚くほどの量の化石だ。
「さなは、デオだけでいいよ。」
「うん…。怖いけど、これらで私らはやっと…」
さなりは口を閉ざす。
「新しい世界を創れる。争いの無い、晴耕雨読の生活が出来る世界が。」
さなりの母がわりこむ。
「んじゃ、行くか。行け、フライゴン!」
「いってきま〜す。シツ…。」
フライゴンとシツは、飛んでいった。
10分後。
デボンコーポレーションの2階。
「すいません、この化石を復元してください…。」
「よいでしょう。では、しばらくお待ちください。」
ギギギ…ガガガ ピー…ガション!
「出来ました。どうぞ」
「スゴ…。」
たくさんのエスパータイプ。
「帰るぞ。」
10分後。
家の中。
「行け…。新しい世界を、創るのだ!」
目も眩むような光。
そして、全てがしいんと静まり返った。
「上手くいった…。」
目の前には、美しい世界が待ちうけていたからだ。
「では、この世界に名前を…。」
「んじゃね…。エスパータイプのポケモンのおかげだから…。」
なかなか決まらない。
「よしっ、エスパーの世界にしよう!」
前の世界は消滅(嘘)して、新しい世界が出来た。
 総合・伝説ポケモン! 完
あ、後からわかった事だけれど…。
シツの正体は、フライゴン、シニガミの正体は、メタグロスだったらしい。
r236171.ap.plala.or.jp
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ぴくの〜ほかんこ