タンタン | #1★2004.10/03(日)16:48 |
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紹介&登場人物 「自然の国」のポケモン達 ルーキー(新人) 1班 ヒロ(ピカチュウ) ツバサ(スバメ) {タタミ(サンドパン)担当 ポリプ(プラスル) 2班 エリ(マイナン) グレイ(ポチエナ){アオイ(コータス)担当 ポック(マクノシタ) 3班 ループ(キノココ) マリン(イーブイ){エメラルド(エネコロロ)担当 ロウ(ツチニン) その他いろいろ(これから出でくるよ 昨年のルーキー(新人) キル(ブラッキー) スー(エビワラー){ゴウ(サワムラー)担当 ルンルン(パッチール) その他いろいろ(これから出てくるよ 先生 ラルス(ジュプトル) ☆物語☆ 第1話 ヒロ「うっひょー!上手そー!いっただきまーす!」 ガツガツガツガツ… ラスル「コラコラ、もっとゆっくり食べろよ。のどにつっかえるぞ。」 ヒロ「いいの!俺は、噛むスピードもすッげー速いから大丈夫!」 ラルス「それよりお前…明日からは、学校を卒業して、りっぱなポケモンになったポケモン達が集まる説明会があるんだぞ。お前も行くんだろ?」 ヒロ「あたり前だって!俺は、ポケモン学校を卒業したりっぱなポケモンだからな!」 ラルス「ああ、教師の俺が認める。」 ヒロ「あとさァ、ラルス先生〜…」 ラルス「ん?なんだ?」 ヒロ「おかわりしてもいいかなぁって…」 ラルス「まったく…しょうがないな。あと一杯だけだぞ。」 ヒロ「やったー!じゃ、おっちゃん、おかわり!」 店のポケモン「あいかわらずいい食いっぷりだな!はいよ!」 ヒロ「うっひょ〜!上手そう!いっただっきまーす!」 ガツガツガツガツ… ラルス「いいか!俺がココでお前に奢ってやってるのは、お前がりっぱなポケモンになったことを祝って奢ってやっている訳だぞ!」 ヒロ「プハァ!」 ラルス「コラ!聞いてるのか!?」 ヒロ「大丈夫だって!俺は、もう一人前のポケモンだから!」 ヒロ「おかわり!」 ラルス「ったく…お前は、どれだけ食えば気がすむんだ…俺の話もまともに聞かずに…」 ガツガツガツガツ… ヒロ「おかわり!」 ラルス「あのなぁ、ヒロ…そうゆーのは一杯じゃなくて、いっぱいって言うんだよ…。」 ラルス「今日はもう遅い。明日は、説明会があるし俺は、もう帰るぞ。金はココに置いておくからな。」 ヒロ「あ!待ってよー!」 店のポケモン「まいどありー!!」 次の日… ヒロ「ん…朝だ…」 ヒロ「ヤバッ!もうこんな時間だ!早く行かないと…」 …ダッ ポケモン学校に着いて… ガラッ… ポリプ「ヒロ!」 ヒロ「あっ…ポリプちゃん!」 ヒロ(この可愛い女の子は、ポリプちゃん。俺の大好きな女の子。) ヒロ「何?ポリプちゃん?まさか俺に大事な告白があるとか…?」 ポリプ「ちょっと!退きなさい!」 バキィッ! ヒロ「グホッ!!」 ポリプ「ツバサくーん♪隣座っても良い?」 ツバサ「…」 ポリプ(ヨッシャァ!今日こそツバサくんをゲット!!) エリ「ちょっとポリプ!ツバサくんは、あたしのものよ!」 エリ「ネー♪ツバサくん♪こんなのより、あたしの方が可愛いわよねー♪」 ポリプ「ムムムムムッ…んだとコラァ!ドケー!!」 ヒロ「イテテ…」 エリ「何よ!私よりブスのクセに!」 ポリプ「とにかく!ツバサくんは、私のものよー!」 ヒロ「ポリプちゃん!俺だったら良いよ!」 ポリプ「うるさい!だまれヒロ!」 ヒロ「ぇえ〜…」…ガラッ ラルス「ホラー!皆静かにしなさい!!」 続く♪ |
タンタン | #2★2004.03/06(土)16:09 |
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第2話 エリ「今回は、ツバサくんをアンタにあげるわよ。」 ポリプ(っしゃぁー!!ゲットォ!!) ヒロ(このカッコつけた男は、ツバサ。女の子に人気がある俺の大嫌いな奴!) ラルス「このポケモン学校を、りっぱに卒業した君達は、これから3人1組で、任務をやってもらう。任務は、いろいろな国から沢山の依頼が来る。その、来た依頼を君達がやったりする。依頼は、君達のレベルで決められる。例えば…10レベルのポケモン達だったら、そのレベルにあった任務をやってもらう。10レベルの任務をきちんとやったのなら…君達に依頼した人からお金が貰える。10レベルの依頼は、だいたい1万円位だな。100レベルの依頼をきちんとやったのなら、十万円以上貰えるって訳だ。」 ヒロ(やってやる!やってやる!100レベルの任務をやってやる〜!!) ラルス「それから…今の君達は、30レベル以上成長しない。」 エリ「えぇっ!」 ポリプ「な…何で?」 ラルス「30レベル以上成長するには、あるものを手に入れなければならない。その、あるものと言うのは、年に3度、君達に試験がある。その試験には、いろいろな国から来るポケモン達と、戦って、いかにも強かったものだけ手に入れることができる。 レベルには、くぎりがあって、1レベルから30レベル、31レベルから50レベル、51レベルから80レベル、81レベルから、100レベルとなっている。くぎりの1つ1つに、あるものを手に入れなければならないのさ。」 ポリプ「先生、任務の班って、3人1組でしたよね。」 ラルス「ああ、そうだが。」 ポリプ「その、3人1組の班は、どうやって決めるのですか?」 ラルス「班は、バランスがただよらないために、こっちで決めてある。」 エリ「フフフ…誰がツバサくんと一緒になるのかしらねぇ…」 ポリプ「絶対ツバサくんは、私のものよ!」 ポリプ&エリ「ムムムムムムムム…」 ヒロ(まずは、ポリプちゃんに…他は、ツバサ以外なら誰でもいっか。) マリン(ヒロくんと一緒になれるかなぁ…) ラルス「では、発表する!」 ドキドキ… ラルス「1班…ヒロ、ポリプ…」 ヒロ「やったー!!」 ポリプ(ガクッ) ラルス「そして、ツバサ。」 ポリプ「やったぁー!!」 ヒロ(ガクッ) ポリプ「どうよエリ!ツバサくんは、私のものよ♪」 エリ「ムキィ〜…クヤシイ!!」 グレイ「あんな奴のどこが良いんだ?」 エリ「そんなことも分かんないのぉ!?」 グレイ「俺は女じゃねーし。」 エリ「まったく…だからモテないのよー。アンタみたいな奴とは、一緒になりたくないもんねー。」 ラルス「続いて、2班…エリ、グレイ…」 エリ「あっ…」 グレイ「組むことになっちまったみてーだぞ。」 ラルス「…ポック…」 エリ「ハァ!?おまけにアイツかよー…」 ポック「ムッ」 マリン(ヒロくんとは、別の班かぁ…) ラルス「3班…マリン、ループ、ロウ…」 ラルス「4班何々、5班何々、6班何々、7班何々、8班何々、9班何々、10班何々だ!」 ラルス「午後からは、担当の先生を紹介するぞ!それまで解散だ!」 続く♪ |
タンタン | #3★2004.06/12(土)15:51 |
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第3話 ポリプ「ツバサくん!お昼一緒に…」 エリ「ツバサくーん!こんなのとじゃなくて、あたしと一緒に食べようw」 ポリプ「コンチキショー!邪魔!どけ!エリ!ツバサくんは、あたしのものよ!」 エリ「うるさいわね!あたしのものに決まってるでしょ!」 ツバサ(…ウザイ) ヒロ「ポリプちゃん!そんな奴と食べないで、俺と一緒に食べよー!」 ポリプ「なんでアンタと一緒に食べなきゃならないのよ!」 グレイ「ったくめんどくせーな。皆で食えばいいだろ。」 ポック「そうだよ!その方が美味しいもん!」 エリ「わ、分かったわよ。」 エリ(ポックってご飯のことばっかり…。) ポック「わーい!ご飯♪ご飯♪ご飯〜♪」 ポリプ「ウルサイ!」 グレイ(ったくめんどくせーな。) ポック「ガツガツがツガツガツがツ…」 ヒロ「ガツガツガツガツガツガツ…」 ヒロ(ポックより早く食うぞ!) エリ(ヒロとポック食うの早ッ) ポリプ「2人とも、もっとゆっくり食べたら?」 ヒロ「ぐはぁ!ごちそうさま!」 ポック「ムッ」 ポック「ごちそうさま〜」 エリ「2人とも早すぎよ〜」 ツバサ「おい、早く食え。さっさとしねーと午後になるぞ。」 ポリプ&エリ「は〜い♪」 ポリプ&エリ(ツバサくんも早ッ) ガツガツガツガツ… グレイ「ごちそうさま」 エリ「ポ〜リ〜プ〜!アンタには負けないからね〜!」 ガツガツ… ポリプ「あたしだって負けるもんですか!」 ガツガツ… ポリプ&エリ「ごちそうさま!!」 ポリプ&エリ「ムムッ!」 ツバサ「フン、食い終わったなら早く行くぞ。」 …ガラッ… エリ「さて、どんな先生かしらね〜♪」 ガラッ… ポック「誰か来たよ。」 エメラルド「あたしは、3班の担当のエメラルドなんだど…3班の子達っているかしら?」 ループ「やっほ〜!俺達だぜ!」 マリン「よ、よろしくお願いします。」 ロウ「…」 エメラルド「さ、任務やりに行くわよ。」 ガラッ… ヒロ「早く来ないかな〜」 …20分後… ガラッ… エリ「あっ!」 ポリプ「誰か来たわね…」 アオイ「俺は、2班担当のアオイだ。2班の奴ら、居るか?」 エリ「はい!あたし達が2班です!」 ポック「今度なんか奢ってねー!」 グレイ「やっと来やがった…」 エリ「ツバサくん♪まったね〜♪」 ガラッ… ヒロ「あー遅セェ!いったいどれだけ待たせりゃ気がすむんだ!他の班は先生と一緒に度どっかいっちまったし!」 ポプリ「そうね…さすがに待ちくたびれたわね…」 …1時間後…ガラァッ… ポリプ「来た!」 続く♪ |
タンタン | #4★2004.03/21(日)12:30 |
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第4話 タタミ「やあ。もしかして、待った?」 ヒロ「遅っせーってんの!いったいどんだけ待たせれば気がすむんだ!!」 タタミ「ま、それはおいといて…」 ヒロ(あっさり無視しやがった!) タタミ「まずは、皆の名前を教えてもらえないかな?」 ヒロ「それより先生自分の名前言ってくれよ!遅れて来たし!」 タタミ「あ、俺か?俺は、タタミって名前だが?」 ポリプ「じゃあ、これからは、タタミ先生って呼んで良いかな?」 タタミ「ああ良いぞ。」 ヒロ「俺は、ヒロって言うんだ!」 ツバサ「俺はツバサ。」 ポリプ「あたしはポリプ。」 タタミ「えっと…ヒロにツバサにポリプか…」 タタミ「よし、今日から任務やるぞー」 ヒロ「は!どんな任務でありますか!」 タタミ「町の掃除だ。」 ポリプ「えぇっ…!?」 ヒロ「なっ…!?」 ツバサ「…」 ヒロ「に、任務ってそんなに地味なのカァ…?」 ポリプ「いったい依頼人は誰なんですか?」 タタミ「えっと、依頼人は、町長さんだ。」 タタミ「ハガキには、私はこの町を大切にしていきたいと思うのですが、いっつも子供達が沢山ゴミを捨てている。この国の自慢は、きれいで自然が沢山あると言うのが自慢なのですが、子供達が沢山ゴミを捨てると、外国から来たもの達に、この国は汚いと思われてしまうかもしれない。私も一生懸命毎日掃除をしているのですが、あまりにもゴミが多すぎて、掃除しきれません。私に出来ることがあれば何でもやりますので、どうか、町をきれいにして、子供達にゴミを捨ててはいけないということを伝えて下さい。…だってさ。」 ポリプ「ふ〜ん…」 ヒロ「っしゃあ!やってやるぜ!」 ツバサ「口出しはもういい。早くその依頼と一緒に掃除をしに行くぞ。」 ガラァッ… ヒロ「んっ…?」 ヒロ「あ!ラルス先生!そんなトコロで何してんの!?」 ラルス「な、何って…受付の仕事をしているんだよ。」 ヒロ「ふ〜ん…」 ポリプ「ホラ!さっさと行くわよ!」 ヒロ「あ、待ってよ〜!」 ダッ…… ラルス「ったく!ヒロの奴!」 …そして… ポリプ「ここが町長さんの家ね…」 ピンポーン… …ガチャッ… 町長「あ、どうぞ。あがってください。」 ポリプ「おじゃましまーす。」 続く♪ |
タンタン | #5★2004.03/13(土)10:34 |
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第5話 タタミ「んで、僕達は、町の掃除をするのですが…それで良いのですね?」 町長「ええ、その他、町の壁に「ゴミを捨ててはいけない」などのポスターを貼ったりして…」 タタミ「うんうん…」 タタミ「じゃ、ポリプと町長さんは、ポスターを作って貼ってくれるかな?」 ポリプ「はい。分かりました。」 タタミ「俺と、ツバサと、ヒロは、町の掃除をするぞ。」 ヒロ「よぉ〜しィ!ツバサには負けねーぞ!」 ポリプ(ツバサくんと一緒が良かったのに〜ィ!) タタミ「じゃ、俺達は町に行ってきます。」 ダッ… ヒロ「掃除って言っても、どんな所を掃除するんだァ?」 タタミ「そんなのゴミがあるところに決ってるだろ。」 ツバサ「さっそくゴミを見つけたぜ。」 ヒロ「ナヌ」 タタミ「じゃ、ゴミ袋の中に入れてくれ。」…ポイ… タタミ「ゴミって言ったら、子供がよく遊ぶ所に沢山ありそうだな。」 タタミ「だとしたら、公園や学校の校庭なんか沢山ありそうだね。」 タタミ「そして、最後に目立たない所を掃除するんだな。」 ヒロ「よし!ぜってーツバサには負けねーぞ!」 ツバサ「口出しはもういい。さっさと町の掃除をするぞ。」 …そして、5時間後… ヒロ「ふう、やっと終わった〜…」 ポリプ「ヒロ〜!!」 ヒロ「あ、ポリプちゃん!!」 ポリプ「タタミ先生!ポスターできました!」 タタミ「ハイ。ご苦労さま。」 町長「今日は本当に有難うございました。きっと子供達も分かってくれたことでしょう。では、おわびのお金です。」 ヒロ「よっしゃー!!」 ポリプ「はぁ…疲れた〜」 タタミ「よし。じゃあ、1班の今日の任務は終わり!」 ツバサ「フン…」 ヒロ「イェ〜イ!!」 ポリプ「相変わらず元気ね…ヒロは。」 タタミ「じゃ、解散。」 続く♪ |
タンタン | #6★2004.03/17(水)16:56 |
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第6話 …翌朝… ヒロ「ふぁぁ〜…」 ヒロ「今日の任務は何かな〜?」 ヒロ「さっさと用意するか!」 …しばらくして… ヒロ「よしっ!行くか!」 ダッ… ガラァッ… ヒロ「おっはよ〜!!」 ポリプ「うん。オハヨ。」 ヒロ「先生!今日の任務は何?」 タタミ「ん?今日の任務か…」 タタミ「今日の任務はスペシャル任務だ。」 ポリプ「えぇ?まだこれで2回目なのに?」 タタミ「ま、いろいろと事情があってね。」 ヒロ「よっしゃ!何?何?」 タタミ「まあそうあわてるな。あ、ちょっとこちらに入ってもらえますか?」 …ガラァ… ダナル「あ?ガキしかいねーじゃねーかよ。」 ダナル「しかもその真ん中にいる変な奴!お前で本とに大丈夫なのか?」 ポリプ「それって…」 ツバサ「お前だな。ヒロ。」 ヒロ「…ジジィぶっ殺す!!」 タタミ「これから依頼するじぃさんを殺してどうする。アホ。」 ダナル「ワシは海の国から来たダナルだ!お前達はワシについて来ーい!!これから海の国に出発じゃー!!」 ポリプ「えっ…海の国って…」 タタミ「そ!これからお前達は国の外に出てもらうことになる!」 ヒロ「よっしゃー!!そうときたら海の国に出発!!」 ガラァッ… ラルス「ルギ様!本当にヒロ達にこんな任務をやらせてしまって大丈夫なのですか!?」 ルギ「心配はいらん。なんせタタミがついている。」 ルギ「それに、ヒロだって難しい任務もやってみたいだろうし、ポリプは小学校卒業生の中で一番頭が良い。ツバサは、小学校卒業生の中で、最も優秀な成績で卒業したし、ヒロだってそう馬鹿ではないだろう。」 ラルス「ハイ。そうですよね!」 続く♪ |
タンタン | #7★2004.03/17(水)17:18 |
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第7話 ヒロ「よーしィ!出発だー!!」 ダナル「オイ…本当にこんなガキで大丈夫なのかよ…?」 タタミ「まあまあ、安心してください。私もいることだし…」 ヒロ(うっせーな!ジジィ!ッたく…俺達最悪の依頼人に当たってしまったな!) ダナル「それにしても…本当にこのガキアホ丸出しだな。」 ヒロ(あー!ムカツク!こんなジジィは無視が一番だッ!) ポリプ「フフッ確かにそうね!」 ヒロ(ポリプちゃんまで!!) ツバサ「確かに…いつもアホだな。小学校卒業生の中のドベだしな。」 ヒロ(クソッ!ツバサのヤローまで!クッソー!こんな奴ら完全に無視!) タタミ「コラ!お前達!調子にのるんじゃない!」 ポリプ「あっ…ごめんなさい!」 ポリプ(ヒロ…なんで言い返さないのかしら?) ツバサ「フン…」 ポリプ「言いすぎちゃってゴメンね!ヒロ!許してね!」 ヒロ「ん?ああ…」 ダナル「まあ、気にするな!アホ!」 ヒロ「…」 ダナル「ハハハ!冗談じゃよ!アホ!」 ポリプ「ちょっと!ダナルさんも反省してください!」 ダナル「あっ…すまなかった!」 ポリプ「ところでタタミ先生…」 タタミ「ん?何だ?」 ポリプ「海の国では、戦いとかってするの?」 タタミ「心配はいらないよ。ポリプ。」 タタミ「海の国には戦う技術を身に付けているポケモンや、バトルについて教えている学校とかは無いからな。」 ポリプ「ホッ…良かった〜。」 ダナル「…」 ザッ…! タタミ「んっ?」 ドカッ!グサァッ!ザクッ!バラバラァッ!! ヒロ「うわっ!」 ポリプ「えっ!」 ツバサ「!?」 ヒロ「タ…タタミ先生がバラバラになった!」 ポリプ「うっそー!!そ…そんな!」 ???「1匹目!」 続く♪ |
タンタン | #8★2004.03/21(日)12:36 |
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第8話 ヒロ「タタミ先生!!」 ツバサ「何だ!?こいつら!?タタミをこんなにするとは!」 ???「我々の名前は兄がシュウ!弟がショウ!我らと戦って生き残ったものなどいない!」 ポリプ「どうしよう!!」 ツバサ「こいつら…雪の国の40レベルのポケモンだ!」 ポリプ「え!?」 ツバサ「レベルが違いすぎる!俺達がこんな奴らに勝てるハズが無い!!」 ヒロ「うっせー!やってみないと分かんねーだろ!」 ダァッ!!… ツバサ「ヤメロ!ヒロ!死ぬぞ!!」 ポリプ「ヤメテェー!!」 ツバサ「…しかたねぇ…行くぞ!ポリプ」 ポリプ「え!…分かったわ!」 ダッ!ダッ! ヒロ「行くぞ!影分身だー!!」 ズラァッ!! ショウ「何だこれは?馬鹿が増えてるだけじゃねーか。」 バキッ!…ボンッ! ショウ「何!?ニセモノだと!?」 ヒロ「バーカ!本物はこっちだ!」 ヒロ「くらえ!10万ボルト!!」 ビリリ!バキキ!!… ショウ「フッ!甘いな!」 ヒロ「何!きいてねぇ!」 ショウ「オラァ!」 バキィッ!! ヒロ「うわッ!!」 ポリプ「ヒロー!!」 シュウ「ウルセェんだよ小娘!そこをどけよ!俺の狙いはジジイだ!」 ポリプ「ハッ!…」 ポリプ(来るッ…!) ポリプ「おじさん!さがってェ!!」 ポリプ(おじさんは…私が守らなきゃ!!) シュウ「ぐあぁぁーッ!!」 ポリプ「えっ!?…つばさくん…!?」 ツバサ「ポリプ…さがってろ!」 シュウ「クソ!このガキー!!」 ポリプ「ツバサくん!危ない!!」 ボンッ!! タタミ「よくやったな…お前ら…」 ヒロ「タタミ先生ー!!」 ポリプ「生きてたァ…!」 ツバサ「フン…心配かけやがって…」 ショウ「クソッ!はなせ!!」 タタミ「こいつら…雪の国の40レベルのポケモンか…」 ダナル「…!!」 続く♪ |
タンタン | #9★2004.03/22(月)22:20 |
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第9話 タタミ「お前ら、これ以上やるなら俺が本気で相手をするぞ。」 シュウ「…今日のところは見逃してくれ!たのむ!」 ショウ「チッ…」 タタミ「ん?ま、いっか。」 ダダッ!! タタミ「それとダナルさん、ちょっとお話があるのですが…」 ダナル「な…なんじゃ?」 タタミ「ハガキには、こういった戦闘が行われるなどの内容は書いていませんでしたよね…ま、敵が我々を追っている気配がしたので分かってましたけど。」 ダナル「そうと分かっていて、何故あのガキ達にやらせた?」 タタミ「もちろん、あんな奴ぐらい、私が本気を出せば倒せます。しかし、気になったことがあったのですよ…あの敵のターゲットが…」 ダナル「…」 タタミ「さっき、シュウとか言う奴が言っていましたが、奴らの狙いはあなた…」 ダナル「…」 タタミ「依頼で嘘をつかれると困ります。この任務は50レベル以上の高レベルの任務になってしまいます。」 ポリプ「先生!やっぱりこの任務は辞めましょうよ!」 タタミ「ん〜…そうだな。」 ダナル「確かにそれはそうだが…実はワシ、超恐ろしい奴に狙われておる…。」 タタミ「誰ですか?」 ダナル「あんたも名前ぐらいは聞いたことあるじゃろう。海運会社の大富豪カルムと言う男じゃ!」 タタミ「え?カルムって…あのカルムカンパニーの?世界有数の大金持ちと言われる…!?」 ツバサ(カルム…誰だ?カルムって…?) ダナル「そう…表向きは海運会社として活動しているが、裏ではギャングやポケモンを使い、麻薬や禁制品の密売…果ては企業や国ののっとりと言った悪どい商売を業としている男じゃ…」 ダナル「1年位前…奴が海の国を見つけたのは、財力と暴力をタテに入り込んできた奴はあっという間に国の全ての海上交通・運搬を牛耳ってしまったのじゃ!」 ダナル「島国国家の要である交通を独占するカルム…そんなカルムが唯一恐れているのがかねてから建設中の…あの橋の完成なのじゃ!」 ポリプ「なるほど…それで橋を作っているダナルさんが邪魔になったって訳ね…」 ツバサ「じゃあ…あのポケモン達はカルムの手下…」 ヒロ(なんだか意味がさっぱり分からん!) タタミ「しかし分かりませんね…相手はポケモンすら使う危険な相手…何故それを隠して依頼されたのですか?」 ダナル「海の国は超貧しい国で、大名ですら金を持ってない。もちろんワシらにもそんな金はない!高レベルな50レベル以上の依頼をするようなな…」 タタミ「…」 ダナル「まあ…お前らがこの任務を辞めればワシは確実に殺されるじゃろう…」 ツバサ「…」 タタミ「が…」 ダナル「なーに!お前らが気にすることはない!ワシが死んでもワシのかわいい孫が一年中泣くだけじゃ!!」 ポリプ「…」 ヒロ「…」 ダナル「あ!それにワシの娘も自然の国のポケモンを一生恨んで寂しく生きていくだけじゃ!」 タタミ「…あの〜…」 ダナル「いやなにお前達のせいじゃない!」 タタミ「ま!…仕方ないですね。国に帰る間だけでも護衛を続けましょう!」 タタミ(まさに最悪の依頼人だ…) ダナル(勝った…!) 続く♪ |
タンタン | #10☆2004.06/12(土)15:51 |
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第10話 ガコン…ガコン… ポリプ「凄い霧ね…」 ヒロ「前が全然見えねえよォ!」 ポリプ「ヒロ!しょうがないでしょ!ツバサ君は大丈夫?」 ツバサ「…少し黙ってろ。お前らさっきからウルサイぞ。」 ポリプ「あ…ご、ごめん!」 ヒロ「あん?何だとォー!!」 ポリプ「ちょっとヒロ!やめなさいよ!」 ヒロ「ぁ、すいません…」 タタミ(まったく…こいつらときたら…) ポリプ「あら?だいぶ霧がなくなってきたわね。」 ダナル「そろそろ海の国に着くぞ。橋が見えるだろ。」 ポリプ「うわぁー!大きい!!」 ヒロ「スゲ〜!!」 ポリプ「もしかして、あれがダナルさんの作っている橋!?」 ダナル「お、するどいのぉ。そうじゃ。ワシが作っている橋じゃよ。」 ガコン…ガコン… ダナル「よし!海の国に着いたぞ。じゃ、ワシの家まで送ってくれ!」 タタミ(次敵が出てくるとしたら、俺位のレベルの奴だろう…あーやだやだ。) ヒロ「ん!?そこかァ!!」 ビリビリ!! ポリプ&タタミ&ダナル「!!」 ヒロ「フッ…ただのネズミか。」 ポリプ「ってかっこつけてんじゃねー!!そんなの初めから何もいないわよ!馬鹿!」 タタミ「お、おいヒロ。むやみに電撃するな。マ、マジで危ない!」 ヒロ(ん?さっきあそこに人影が見えたような…) タタミ「!」 ヒロ「そこだァ!!」 ビリビリ… ポリプ「だからやーめーろ!」 ドカッ!! ヒロ「グガァッ!!」 ヒロ「で…でも本とにあそこで誰かが俺達を狙ってたんだよォ!」 ポリプ「はいウソ!!」 ガサッ… ヒロ&ポリプ「んっ…?」 ダナル「なんだ…うさぎか!」 ポリプ「ヒロ!何てことすんのよォ!」 ヒロ「そ、そんなつもりはなかったんだ!ごめんようさこう!」 タタミ(あれはユキウサギだ…今は春…あの毛色はなんだ!?ユキウサギは太陽の光を受ける時間の長さによって毛の色が変わる。白色は日没が早くなる冬の色だ。これは光があまり当たらない室内で飼われたユキウサギ…さっそくおでましか…)続く♪ |
タンタン | #11★2005.07/30(土)21:02 |
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第11話 ガサガサ…ササッ! タタミ「!皆ふせろ!!」 ヒロ「え?どういうこと??」 ポリプ「馬鹿!早くしなさい!」 ドカッ!! ヒロ「アガァ!」 ビュン!グルン!サッ! ヒロ「え?誰だよ…あれ?」 ??「ったく…」 タタミ「君は…雪の国の…」 ??「俺の名は、雪の国のハヤブサだ。」 タタミ「チッ…やはりか…」 ハヤブサ「紅眼のタタミと見受ける。今日は沢山のガキを連れまわって歩いてるようだな。」 ヒロ「んだとコラ!!」 ポリプ「ヒロ。今は少し静かにして…」 ツバサ(紅眼だと!?…これは、俺達あかし一族だけの特殊な目だぞ!?なのに、何故アイツが…) ヒロ「…それよりポリプちゃん、紅眼って何?」 ポリプ「私も分からないわ…」 ハヤブサ「さて…まずはそこのジジイを渡してもらうか。」 ヒロ「何!?テメェ!さっきから自己中なことばっかり言いやがって!この爺さんに近づいてみろ!テメェをぶっ飛ばすぞ!」 ポリプ「ヒロ!馬鹿!アンタ何ケンカ売ってんのよ!殺されるわよ!」 タタミ「待て!ヒロ!お前らは戦いに参加するな!」 ポリプ「え!ちょっと待ってよタタミ先生!もしかして、コイツを先生1人で…」 タタミ「そうだ…それがここでのチームワークだ。」 ポリプ「でも!いくらなんでもそんなこと…!」 タタミ「安心しろ。俺の仲間を殺させやしないよ。」 ヒロ&ツバサ&ポリプ&ダナル「!!」 タタミ「まずはハヤブサ…俺と戦え!!」 ヒロ&ツバサ&ポリプ&ダナル「!!」 ヒロ「…何だ!?あの目は!?」 ハヤブサ「ほー…噂に聞く紅眼を早速見せてくれるとはね…」 タタミ「ハヤブサ!行くぞ!」 ザッ! ハヤブサ「フン!あんまり俺を甘く見ない方が良いぜ…」 ザッ! タタミ&ハヤブサ「ウオォォオォォオォォ!!」 続く♪ |
タンタン | #12★2004.07/18(日)16:37 |
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第12話 ドカッ!バキッ! ハヤブサ「くらえ!バブルこうせん!!」 タタミ(まずい!こいつは水タイプのカメックスだった!俺は地面タイプだ!こうなったら…) ハヤブサ「何!?…タタミが消えたぞ…」 タタミ(よし!今だ!!) ドカァッ!! ハヤブサ「ぐあぁ!!」 ポリプ「やったぁ!!」 ヒロ「タタミ先生のあなをほる攻撃が決まったァ!」 ヒロ「よォーしィ!良いぞー!タタミ先生!その調子だー!!」 ハヤブサ(フン!ウルサイガキだ!) ハヤブサ「ならば…これでどうだ!!」 …ポツンッ…ザァーッ! タタミ「何!?あまごいだと!?」 タタミ「グッ…」 ハヤブサ「くらえ!ロケットずつき!」 バコォッ!! タタミ「くっ…!」 ヒロ「何ィ!?」 ポリプ「タタミ先生が吹っ飛ばされた!?」 ツバサ「いや…それを利用してあなにもぐったみたいだ。」 ハヤブサ「甘いんだよ…」 ツバサ「何!!」 ポリプ「危ない!」 ヒロ「タタミ先生!危ない!地震がくるぞ!!」 タタミ(な!何だって!これはまずい!早く陸につかないと通常のダメージの2倍食らってしまう!) ダダッ!! ハヤブサ「遅い!食らえ!地震攻撃!!」 ポリプ「キャー!!」 ヒロ「タタミ先生ー!!」 ドッカーン!! ポリプ「…タタミ先生!!」 ハヤブサ「地震はコイツが地中から出た瞬間のジャンプで交わされたが、交わされても大丈夫のようにれいとうビームをするつもりでしたら凍っちまったよ…」 ヒロ「タタミ先生が…」 ツバサ「この教師が…凍っただと!?」 続く♪ |
タンタン | #13☆2004.07/22(木)21:27 |
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第13話 ヒロ「タタミ先生ー!!」 タタミ「俺のことは気にするな…お前らはダナルさんを連れて早く逃げろ…」 ポリプ「でも!先生が!!」 タタミ「安心しろ。コイツは俺がどうにかする。」 ポリプ「凍って言うのにそんなことじゃあタタミ先生が殺されちゃうわよ!」 タタミ「俺のことはどうでも良い…だから…」 ヒロ「どうでも良いワケねえよ!」 ヒロ「だって先生がいなかったらダナルのじいちゃんは…」 ポリプ「ヒロ…」 ツバサ「そうだ。これはジジイを守るための任務だ。このジジイがいなければ海の国の希望の橋はできない。この国の平和のためにも俺達はコイツと戦うぞ!!」 ポリプ「ツ、ツバサくん…」 ヒロ「へッ!かっこつけやがって…」 ダナル「元はと言えばワシの責任じゃ…すまん。お前ら、思う存分に戦ってくれ。」 ヒロ「よォーしィ!暴れるぜェ!!」 ダッ! ツバサ「ポリプ!行くぞ!!」 ポリプ「ええ!」 ダッ!ダッ! タタミ「馬鹿!お前らよせ!!」 ヒロ「相性的にはこっちの方が有利だぜ!!」 ハヤブサ「フン!はしゃいでんじゃねーぞガキ!」 ヒロ「まずは影分身!」 ハヤブサ「チッ…どいつだ…?」 ヒロ「今だ!10まんボルト!!」 ビリビリッ!! ハヤブサ「フン!甘いな!」 ザッ! ポリプ「甘いわね!まだ私がいるのよ!!スパーク攻撃!!」 バリッビリィッ!! ハヤブサ「グッ…!」 ザザァッ!! ハヤブサ「威力が無いな!あんまりビリビリこなかったしな!」 ビュビュウゥッ!! ハヤブサ「なっ…何だ!?」 ツバサ「なら、これはどうだ?」 ハヤブサ「…!?」 ツバサ「くらえ!」 ビュウゥゥ!! ツバサ「かまいたち!!」 ザザァッ!ババッ!! ハヤブサ「ぐあぁぁあぁぁ!!」 続く♪ |
タンタン | #14☆2004.07/22(木)22:10 |
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第14話 ザザァーッ!! ハヤブサ「フン!やるじゃねえか!」 ダッ! ポリプ「えっ…?何?」 ハヤブサ「普通のカメックスじゃあ覚えない技だよ…」 ヒロ「クソッ!どこにいんだァ!?」 ポリプ「何よ…?普通のカメックスじゃ覚えない技って?」 ハヤブサ「しろいきりだ。俺の手下から教わった技だ。」 ポリプ(手下から教わってどーすんだよ。) ツバサ「気をつけろ…奴は何かたくらんでいるぞ。」 ポリプ「ええ。慎重に…」 ハヤブサ「フン!やっぱガキは甘いな!」 ザッ! ツバサ「何!?」 ヒロ「ポリプちゃん!危ない!!」 ポリプ「いやあぁぁー!!」 ツバサ「チィッ…!」 ザッ! ハヤブサ「もらったァ!!」 ドカッ!! ハヤブサ「何!?いないぞ!?」 ビュッ!! ツバサ「いくぞ!でんこうせっかだァ!!」 ハヤブサ(早い!しかもあの女を乗せているというのに…!) ドッカァーン!! ハヤブサ「うがあぁぁあぁぁ!!」 ドサァッ!! ヒロ「よっしゃぁー!!」 ポリプ「あのハヤブサを倒したわ!!」 タタミ「よくやったな!お前ら!」 ダナル「見直したわい。」 タタミ「俺もやっと氷が溶けたところだ。」 タタミ「それにツバサ、お前は凄かったよ。」 ツバサ「俺だけではない。ポリプとヒロもだ。」 タタミ「皆、よくやったよ!」 ヒロ「へっへーん!あったりまえだよ!」 ポリプ「全く…私なんて殺されるかと思ったわよ…」 ザザッ… ヒロ「ん?今…」 ポリプ「私も見たわ…今誰かがハヤブサを持っていったわよね…」 続く♪ |
タンタン | #15☆2004.07/26(月)11:22 |
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第15話 タタミ「あの大きさとあの体形…おそらくあのポケモンはミニリュウだな。」 ヒロ「タタミ先生〜」 タタミ「なんだ?」 ヒロ「ミニリュウって強いのォ?」 タタミ「ん〜…そだな…強いといえば強いけど、いろんな技を覚えるからな…」 ヒロ「例えば?」 タタミ「かみなりとか…ふぶきとか…」 ヒロ「げっ!」 ツバサ(俺の苦手な技ばっかりじゃねーか…) タタミ「ま!ツバサ!安心しろ!俺は俺の命に変えてもお前らを守るからな!」 ツバサ(本とに平気か…?さっきまで凍ってたクセによ。) ダナル「よし、この森をぬけたらワシの家じゃ!」 ヒロ「っしゃー!頑張るぞォー!」 …そして、ダナルの家に着いた… ヒロ&ポリプ&タタミ「おじゃましまーす。」 ウミ「あら?この方々は…?」 ダナル「ワシ達を護衛する者じゃ!!」 ウミ「へぇ〜…若いのにえらいねぇ…」 ポリプ「宜しくお願いします。」 タタミ「よし、今日はもう晩い。そろそろ寝るぞ。」 ヒロ「ねえねえ!タタミ先生!修業は明日ってやんの?」 タタミ「ああ、やるぞ。」 ヒロ「よっしゃァー!!」 タタミ「んなワケで、ねぼうすんなよ。」 ツバサ(お前の方が心配だっつーの。) ポリプ「じゃ、ヒロ、ツバサくん、おやすみ!」 ヒロ「ポリプちゃんおやすみ!それと…」 ツバサ「フン。早く寝るぞ。」 ヒロ「ンなこと分かってるって!おやすみ!」 続く♪ |
タンタン | #16☆2004.10/02(土)14:08 |
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第16話 翌日… ヒロ「よっしゃァー!修業だァ!今日もバリバリ元気に行くぞォー!」 ポリプ「アンタ、テンション高すぎ…」 ヒロ「ところでさァ、タタミ先生ェ!今日の修業は何?」 タタミ「あ?修業か。今日の修業は…」 ヒロ「今日の修業は…?」 タタミ「魔力のコントロールの仕方って奴だな。」 ヒロ「は?魔力って何?」 ポリプ「馬鹿!学校で勉強したでしょ!」 ヒロ「そうだっけ?」 ポリプ「もう…しょうがないわね…魔力って言うのはポケモンが技を出すときに使われるのが魔力。私達はこの魔力がないと技を使うことができないの。例えば、ヒロだったら10万ボルト。魔力がないと10万ボルトが出来ないってこと。でも、魔力を使うのは特殊攻撃やその他多数あるわ。打撃攻撃には魔力は必要ないのよ。その他多数って言うのは、高速移動なんかで使われるスピードよりさらに早く走ることができる。それは、魔力を地面に弾いて早く走ったりできるとても私達には必要なものってことよ!」 ヒロ「ふーん…」 タタミ「とりあえず今日はポリプの言ってた早く走るってのをやろう。」 ヒロ「えぇ!それだけじゃつまんない!」 タタミ「あのねぇ、これだけでも凄く苦労すんの。」 ヒロ「だって、どっからどう見たって簡単そうじゃん!」 タタミ「そんなことないぞ。強すぎれば転んだりひどけりゃ吹っ飛ばされる。逆に弱くても早く走れず魔力のコントロールが上手くいかなくなって転ぶってワケ。」 ヒロ「なるほどー。」 タタミ「ま、実践あるのみだ。お前ら、準備はいいか?」 ツバサ「ああ」 ヒロ「バッチリ!」 ポリプ「オッケー」 タタミ「それじゃ、始めろ!」 ダダッ!! ヒロ「うぎゃあぁー!!」 ドカッ! ツバサ「おい…気をつけろ。」 ヒロ「うっさいなぁ!そう言うお前はできんのかよ!」 ツバサ「つーかどけ。重いんだよ。」 ヒロ「ったく!ツバサのヤロー!!」 ツバサ「フン…」 ダダッ!! ツバサ「何!?」 ドカッ! ツバサ「クソォ…案外難しいな…」 ヒロ「ほらな!ほらな!」 ツバサ「ああ、だがコツさえつかめばなんとかなるだろう…」 続く♪ |
タンタン | #17☆2004.10/02(土)19:07 |
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第17話 ヒロ「おらぁぁあぁぁ!!」 ダダッ!! …ドカッ!! ヒロ「イッテェー…」 ツバサ「うおぉぉっ!!」 ダダッ!! …ドカッ!! ツバサ「グォッ!!」 ヒロ「くっそォ!全然できねえじゃねーかよォ!!」 ポリプ「そぉ?案外簡単じゃない!!」 ツバサ「何!?」 タタミ「ん?」 ヒロ「えぇ!」 ポリプ「いい?見ててね。。」 ダダッ!!ビュッビュッビュゥッ!! ポリプ「ふぅ…どぉ?」 ヒロ「すっげぇー!ポリプちゃん!さっすがぁ!」 ツバサ「クソォ…上回れたか…」 ポリプ「はぁ…何でいつもこうなるのかしら…私はツバサ君に認められたいのに…」 ヒロ「ヨォーシィ!俺も負けないぞォー!!」 ダダッ!! …ドカァーン!! ヒロ「いってェェエェェ!!」 ポリプ「もう…力が強すぎるから吹っ飛ばされるのよ!」 ヒロ「ねぇ、ポリプちゃぁん…」 ポリプ「な、何よ…」 ヒロ「何かコツ教えて!!」 ポリプ「え!?しょうがないわね…あのね、魔力を頭の中で想像して回転させてみて。そのときに、ただひたすら回すだけじゃなくて、真ん中に集中させるようにして回すの。そうすればきっと上手に回るはずよ!」 ヒロ「ふーん…有難う!ポリプちゃん!」 ヒロ「よぉーシィ!早速やってみるぞっ…!」 ヒロ(集中…集中…よしっ!) ツバサ「おい、ヒロ。」 ヒロ「だァァッー!!」 ドカッ!! ヒロ「何だよ!せっかくいいところだったのに!邪魔すんな!」 ツバサ「その…何だだ…」 ヒロ(こいつが俺に話しかけるなんて珍しいな…) ツバサ「ポリプ、お前に何て言ってたか?」 ヒロ「えぇ!うへへw教えなーいw」 ツバサ「;;」 ヒロ(よっしゃ!よっしゃぁー!!) 続く♪ |
タンタン | #18☆2004.10/02(土)19:38 |
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第18話 ツバサ「フン…帰るぞ…」 ポリプ「あ、待ってよぉー!」 ヒロ(っしゃー!ハハハ!やっとツバサに…ww) タタミ「よし、今日の修業終了!明日もあるから寝坊すんなよ。」 ツバサ(アンタもな) ヒロ「よっし!明日も修業頑張っちゃお!!」 家に着いて… ヒロ「たっだいまァ!じいちゃんに姉ちゃん!」 ウミ「お帰りなさい。」 ダナル「おお、帰ったか。どうだ?修業の方は?」 ヒロ「大丈夫だぜィェィ!」 ポリプ「あのねー。私が教えてあげたんでしょ!」 ヒロ「ナハハバレた?」 ポリプ「バレバレ…」 ウミ「まぁ…今日は色々と頑張ったからご飯食べてね。」 ヒロ「イェーイ!いただきまーす!!」 ガツガツ… ツバサ(負けてられるか!!) ガツガツ… ヒロ(ん?ツバサのヤロー、なかなかやるな!) ガツガツ… ヒロ&ツバサ「お、おかわり!!…う、うぷっ…」 ポリプ「あらら!大丈夫!?」 ヒロ「…多分大丈夫」 ツバサ「平気だ」 タタミ「食いすぎにも注意しないとね。」 ウミ「いいのよw食べたかったらどんどん食べてね!」 ダナル「元気がいいノォ…」 ヒロ「明日の修業のためにパワーつけるから沢山食べるぞー!」 ??「無駄だと思うな…」 ヒロ「あん?」 ダナル「おぉ!ジュンか!」 ジュン「じいちゃん…こいつらカルムに殺される…」 ヒロ「あんだと!コノヤロー!!」 ジュン「やられたくないなら早く帰った方がいいよ…」 ヒロ「…!!クソ!何だアイツは!」 タタミ「ま…おさえておさえて…明日に備えて今日は寝るぞ!」 ヒロ「よし!明日でアイツがビックリするほど強くなってやるぞ!」 ポリプ「それは多分無理」 ツバサ「無駄話はどうでもいいからもう寝るぞ。」 ポリプ「うん!おやすみ!」 ヒロ「おぉ…おやすみ!」 続く♪ |
タンタン | #19☆2004.10/03(日)13:05 |
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第19話 翌日… ヒロ「Good morning!ポーリプちゃぁん!!」 ポリプ「アンタ、相変らず元気ね…」 ツバサ「おい、遅いぞ。寝坊しときながら何堂々と出てきてんだよ。」 ヒロ「ムッ!ツバサ〜!!」 ポリプ「ちょっと!2人とも!!」 タタミ「ま、早く修業に行くぞ。」 ヒロ「ヨォーシィ!行ってきまァーす!!」 ウミ「行ってらっしゃい!」 ダナル「気をつけるんだぞ」 ジュン「フン。無駄だって言っているのに。」 …そして… ヒロ「よし!着いたぞっ!!」 タタミ「お昼になったら弁当があるから。」 ヒロ「え!ホント!?」 ポリプ「実はね、今日の朝にウミさんが作ってくれたのよ。」 ヒロ「よっしゃァ!!やる気が出てきたぞォー!!」 ヒロ(よしっ…集中…集中…) ダダッ!! ポリプ「えっ!?」 ビュッ!ビュッ!ビュゥゥッ!ビュビュッ!! ポリプ「ヒロ!凄いじゃない!!」 ヒロ「へっへーん!俺だってやれば出来る!!」 タタミ「!!」 ポリプ「ヒロ!前!」 ヒロ「え?」 ポリプ「キャー!!崖から落ちるわー!!」 タタミ(クソッ…このままでは俺でも間に合わない!!) ヒロ「…!!」 ツバサ「フン…手間をとらせやがって…」 ヒロ「ツバサ!!」 ポリプ「ツバサ君!!」 タタミ「ふぅ…」 ツバサ「危ないだろ…もっと前をよく見ろ。」 ヒロ「…へッ!とりあえず…ありがと…」 ツバサ「フッ。」 タタミ(いいチームワークしてんなぁ…コイツらw) 続く♪ |
タンタン | #20☆2004.10/03(日)16:09 |
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第20話 ポリプ「ツバサ君カッコイイ☆」 ヒロ「でもちっとムカつくな!」 ツバサ「どうでもいい」 ヒロ「それよりツバサ!昨日は全然出来なかったくせに何でだよ!」 ツバサ「徹夜だ。俺一人でな。」 ヒロ「え?」 ポリプ「じゃあ、昨日の夜は全然寝てないのね…」 ツバサ「気にするな…」 タタミ「そうか…なら少し町に出かけて行くか」 ヒロ「え!ホント!?タタミ先生!」 タタミ「ああ、お前ら頑張ったからな。」 ヒロ「イェーイ!!」 ダダッ!! ポリプ「ちょっとヒロ!」 ツバサ「ったく…」 タタミ「よし、俺も行くか。」 ダダッ!! …そして、町に着いて… ヒロ「タタミ先生ェ〜…コレ買ってェ!!」 タタミ「自分で買え。」 ヒロ「えぇ!俺金持ってきてないぞ!」 ポリプ「先生〜…コレはどう?」 ツバサ「俺はコレだ。」 タタミ「仕方ないなぁ…今日だけは買ってやろう。」 ヒロ「おぉ!さすがタタミ先生!」 ポリプ「あのねぇ」 ヒロ「お昼どこで食べんの?」 タタミ「そだな…そこの公園の噴水のワキで食べるか。」 ヒロ「よっしゃー!行くぞー!!」 ダッ!! ポリプ「もう…待ちなさいって!」 ツバサ「フン」 タタミ「やれやれ…」 ダッダッダッ! ポリプ「はい。ツバサ君。お弁当。あとヒロのと先生のはコレね。」 ヒロ「いっただっきまーす!!」 ガツガツ… ポリプ「美味しいわね。」 ヒロ「うんうん!凄く美味い!」 ガツガツ… ヒロ「ごちそーさま」 ポリプ「早いわねぇ…」 ヒロ「ポリプちゃん。もうお腹いっぱい?」 ポリプ「何で?」 ヒロ「食えなかったらちーだいw」 ポリプ「え?しょうがないわね…少しだけよ。」 ヒロ「やったー!有難うポリプちゃん!」 ガツガツ…そして… タタミ「よし、食い終わったな。一応家に帰るか!」 続く♪ |
タンタン | #21☆2005.03/20(日)20:54 |
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第21話 ヒロ「たっだいまァーっ!!」 ウミ「おかいりなさい。修業の方はどう?」 ヒロ「俺はバッチリっ!!」 ツバサ(崖から落ちそうになったのはどこのどいつだよ) ポリプ「もうヒロ!あんまり調子のっちゃ駄目よ!」 ヒロ「へへ…分かってるって!」 ウミ「今ご飯ができたわよ。食べて食べて!」 ヒロ「イェーイ!!いっただっきまーす!!」 ポリプ「いただきまーす」 ガツガツ… ヒロ「おかわり!」 ポリプ「また昨日みたいにならないでよ」 ヒロ「今日は大丈夫だって!」 ツバサ「食いすぎには注意しろ」 ヒロ「何っ!?ツバサー!!お前も人のこと言えねェだろォ!」 ツバサ「俺は普段はあまり食わない」 ヒロ「まあいい!俺はお前以上に食ってそして沢山修業して頑張るんだぜっ!」 ジュン「…そんなに頑張ったって無駄なのに…なんでそこまで頑張る必要がある?どうせお前ら全員カルムに殺されるのに頑張る必要もないだろ?」 ヒロ「は?」 ジュン「何も知らないクセにでしゃばりやがって…そうやってでしゃばってる奴に限って殺されるんだよ…」 ヒロ「…確かにでしゃばってたら殺されるかもしれねぇ…」 ジュン「じゃあ何故頑張る必要がある?」 ヒロ「でもなァ…そうやって何もしないでいたって何も変んねェだろ?」 ジュン「!!」 ヒロ「何もやんねェより、何かやった方が変われるかもしれねェだろ?」 ジュン「…」 ヒロ「だってよ、この国を救うために俺達ここに来てんだよ。それはきっと俺達ならなんとかなると信じたから依頼されたんだよ。」 ジュン「…どうにもならないよ…」 ヒロ「バーカ!そうやってお前マイナスに考えていくのかよ?それじゃあ何も始まんねェだろ!」 ジュン「え?」 ヒロ「人生ってのはなァ…マイナスに考えるよりプラスに考えた方が楽しくやっていけるしまた新たなことが始まるんだよ!」 ポリプ「もうやめなさいよ…!ヒロ…!」 タタミ「…とりあえず今日はもう遅い。お前ら修業やってきて疲れがたまってるからもう寝ろ。」 ヒロ「…」 ポリプ「は…はーい。」 続く♪ |
タンタン | #22☆2005.03/21(月)15:26 |
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第22話 翌日… ポリプ「ちょっと!ヒロ!」 ヒロ「あと5分…」 ツバサ「さっさと起きやがれ。ドベ。」 ヒロ「何ィ!?ツバサのヤロォ!今なんて言ったか!?」 ツバサ「ドベ」 ヒロ「ンだとォ!?ツバサのヤロォがっ!!」 タタミ「おいお前らやめろ。朝っぱらからケンカなんてすんな。」 ツバサ「フン」 ポリプ「タタミ先生。今日の修業は?」 タタミ「今日の修業は橋へ行く!」 ヒロ「え?」 ポリプ「どう言うこと?」 タタミ「今日は橋作りの手伝いだ。」 ヒロ「先生!それじゃ修業じゃねーよっ!」 タタミ「修業ならもう沢山やったでしょ。だからそろそろ橋もやらないとね。」 ヒロ「へーイ…」 タタミ「じゃあダナルさん。橋まで俺達を案内してやって下さい。」 ダナル「おぉ!出発じゃー!」 ガララッ!! ポリプ「ダナルさん。橋はあとどのくらいで完成するんですか?」 ダナル「橋か?橋はあともうちょいじゃな」 ヒロ「そのカルムって奴はどうなんだよ?」 ダナル「カルムか…カルムは来ておらんがカルムの手下が最近しょっちゅうのように来て、なかなか橋が作れないんじゃよ…」 ヒロ「ふ〜ん…」 ダナル「その手下にワシと一緒に橋作りをしておった仲間はもう結構殺されてるんじゃ…」 ポリプ「えっ!?もしかして…手下って…??」 ダナル「大体がハヤブサとそのもう一人の奴じゃ。」 ヒロ「この前俺達が戦った雪の国の奴らは…??」 ダナル「あいつらも数人殺していったな…雪の国は今ブッソウじゃからな…」 ヒロ「ブッソウ?」 ダナル「雪の国の一部の31レベルから91レベルの奴はカルムの手下なんじゃよ。その中でこの前戦ったシュウとショウは40レベルでハヤブサは91レベルじゃ。」 ツバサ「なっ!?」 ヒロ「えぇっ!?」 ポリプ「きっ…91レベルって…!!」 続く♪ |
タンタン | #23☆2005.03/21(月)16:08 |
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第23話 タタミ「お前ら知ってたか?ハヤブサは俺と同じレベルだ。」 ポリプ「ってことは…タタミ先生は91レベル?」 タタミ「ああ。そう言うことだ。」 ヒロ「つっ…強っ!!」 タタミ「自然の国の一番強いルギ様は100レベルだぞ。」 ヒロ「えっ!?じいちゃんってあんなに凄かったんだ!!」 ポリプ「ルギ様に失礼でしょ!」 ツバサ「それじゃあそのハヤブサって奴はカルムの手下の中で一番強いと言うワケか?」 ダナル「あぁ…そうなんじゃ…」 ポリプ「ところでダナルさん。ハヤブサのもう一人の奴ってさっき言ってたわよね?」 ダナル「言ってたぞい」 ポリプ「そのポケモンって一体何なの?」 ダナル「そいつはハヤブサなどと同じ雪の国出身のハヤブサの手下みたいなもんじゃ。」 ヒロ「あのさっ!あのさっ!そいつって強いっ??」 ダナル「今は最近久しぶりに見たんでよく分からんがシュウとショウよりかなり強い。ハヤブサよりは落ちるがな」 ツバサ「久しぶりに見た!?もしかして俺達も一瞬見た奴か?」 ダナル「そうじゃ。あのミニリュウじゃよ。」 ツバサ「…!!」 ポリプ「そう言えばハヤブサ手下から技を教わったって言ってたわよね…」 ヒロ「ってことはハヤブサはそのミニリュウから技のしろいきりを教わったのか!」 ダナル「ああ。そう言うことになるな…」 …ザザッ!!… タタミ「!!」 ツバサ「!!」 ポリプ「ヒロ!!後ろ!!」 ヒロ「え?」 ドッボーン!! ツバサ「ヒロ!!」 ポリプ「きゃー!!海にヒロが…!海にヒロが落ちちゃったわっ!!」 タタミ「助けにいかないと…!ヒロが危ない!!」 ツバサ「クソッ!一体誰がどっからやりやがった!?」 ???「クク…見つけた…」 ツバサ「まさか…!?」 続く♪ |
タンタン | #24★2005.08/04(木)17:11 |
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第24話 ???「そのまさかだな」 ツバサ&ポリプ&タタミ&ダナル「ハヤブサ!!」 ツバサ「死んだはずじゃなかったのか…」 ハヤブサ「死にかけたがこいつに治療してもらったのさ」 ポリプ「…!!」 ネール「初めまして。僕の名前はネールです。」 ポリプ「貴方はあの時のミニリュウですね…!?」 ネール「そうです。あの時ハヤブサがとどめのでんこうせっかをくらって死にかけたとき、持っていったのも僕です。」 ツバサ「…やはりコイツだったのか…」 ネール「ハヤブサにしろいきりを教えたのも僕ですよ。」 ツバサ「おしゃべりはもういい。それよりヒロを助けに行く。」 ネール「フフ…そうはさせないよ…」 バシャバシャッ!! ヒロ「うわぁぁあぁぁっ!!」 ポリプ「ヒロ!!」 ネール「さあ、彼を助けに行くのは僕と戦って勝ってからですよ!ツバサ君!!」 ダダッ!! ツバサ「チッ!やってやるぜ…!!」 ダダッ!! ポリプ「アタシも戦うわ!!」 タタミ「まてポリプ!お前はダナルさんを守っているんだ!」 ポリプ「えっ…えぇ!分かったわ!!」 タタミ「ハヤブサ!お前は俺と戦え!!」 ハヤブサ「お前ら全員ここで死ぬんだな!!」 タタミ「お前じゃ俺を殺せないよ…!!」 ダダッ!! ツバサ「早速だが使わせてもらうぜ!」 ネール「…君も紅眼を持っていたのか…ヤイバと同じの紅眼を…」 ツバサ「黙れ!その名をだすな!」 ネール「ヤイバは強いよ。雪の国でいま乱闘を起こしているよ」 ツバサ「うるさい!おしゃべりはおしまいだ!!」 ツバサ「くらえ!かまいたち!!」 バヒュッ!ビュビュゥッ!!バコッ!ビュンッ!! ネール「…やるね…さすがヤイバの弟ですね。」 ネール「でも…僕は君よりもっと良い技をもっている」 ツバサ「何っ!?」 続く♪ |
タンタン | #25☆2005.03/21(月)17:18 |
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第25話 ネール「いきますよ…ふぶき!!」 ビュン!ビューンッ!!… ツバサ「甘いぜ!ふきとばし!!」 バッヒュンッ!! ネール「なっ!!…うあぁぁあぁぁっ!!」 ポリプ「いいわよ!ツバサ君っ!!その調子!頑張れっ!」 ドサァッ!! ツバサ「紅眼ってのはな…お前の動きも技も見切れるんだよ」 ネール「…僕としたことが…君を少し甘く見ていました…でも僕にはアレがあります…」 ツバサ「何だよ…アレって…」 ネール「まだそのアレを使うまでもないですね。」 ツバサ「フン!使う前に終わらせてやるよ!かまいたち!!」 バヒュウッ!バコベコッ!ビュンッ!!ビュウゥッ!!… ネール「ぐっ…この技はとてもやっかいですね…」 ツバサ「こんなものか?お前の力は?」 ネール「完全にナメてますね。僕を。」 ツバサ「無駄なおしゃべりはするな!かまいたち!!」 ビュヒュゥッ!スパッ!!ビュビュッ!!… ネール「そろそろ僕もやりますよ…かみなり!!」 ドッカーン!! ツバサ(ふきとばしでは無理がある…!これは避けるしかないな…!) ザッ!ザッ!! ネール「上手く避けますね…ツバサ君!!」 ツバサ「でんこうせっか!!」 ネール(そうきたか…) ネール「ならば僕はしんそく!!」 ツバサ「うぉぉおぉぉっ!!」 ネール「はぁぁあぁぁっ!!」 ドッカーン!! ポリプ「ツバサ君っ!!」 …もくもく… ツバサ&ネール「ぐっ…」 ネール(でんこうせっかもかなりの威力…ツバサ君はただ者じゃないですね…じゃあそろそろ…) ネール「ツバサ君…やっぱり君は僕が思った以上に強かった。」 ツバサ「ハァ…ハァ…だから…どうした…」 ネール「そろそろ…僕にもアレを使わせてもらいますよ。」 ツバサ「ぐっ…やってみろ…」 続く♪ |
タンタン | #26☆2005.03/22(火)20:46 |
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第26話 ネール「では行きます。しろいきり!!」 …もくもく… ツバサ「チィッ…何も見えねェ…」 ツバサ(目で見えない場合は奴の足音を聞き取ればいいんだ…) ネール(甘いものなのですね…ツバサ君も) …グサッ!!グサッ!! ツバサ「ぐあぁぁっ!!」 ツバサ(なんだ…今のは…??音など全然しなかったぞ…しかも氷で刃物を作るなんてな…) ネール「君では僕がどこにいるかも分からないですよ…」 ツバサ「!!そこかァっ!!」 ビュンッ!! ネール(フフ…やぱり甘い!) ツバサ「何!?確かにそこから奴の声がしたはずなのに奴がいないだと…!?」 ネール「さあ…何本刺さるでしょうかっ…??」 ビュビュッ!!ババッ!!…グサグサッ!!ブシュッ!!グサァッ!! ツバサ「ぐあぁぁあぁぁあぁぁ!!」 …ドサァッ!! ネール「最低でも20本は刺さりましたね…」 ツバサ「本数などどうでもいい!」 ツバサ(クソッ!コイツのいる場所が分からなければ…戦いにならない!!) ツバサ「ぐはっ!…血がとまらねェ…」 ネール「僕の氷で君の血液まで凍りつくがいい!!」 ツバサ「痛ェ…羽が動かない…これじゃしばらく何もできねェぜ…」 ネール「ふぶき!!」 ツバサ「…」 ビュンッ!!ビュゥーンッ!!… ???「ひかりのかべ!!」 パキッ!パキッ!!パリーンッ!!… ツバサ「…!!」 ネール「何っ!?誰だ!?」 ヒロ「へへっ!!助けにきたぜ!ツバサ!お前がコイツにかなりダメージをあたえたおかげで俺はうずしおから逃れることができたぜ!!…それよりツバサ!お前ちっと弱くなったんじゃねーの??こんなにボロボロにされてよォ!!」 ツバサ「フン…コイツの強さはハンパじゃねぇぜ…覚悟して戦えよ…!」 ヒロ「オウ!やってやるぜ!!」 続く♪ |
タンタン | #27☆2005.03/22(火)21:29 |
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第27話 ヒロ「ツバサ!お前は羽が動くようになるまで休んでろ!いくぜ!」 ネール「あのうずしおから抜け出すとは…君…やりますね…でもこの霧の中で僕を見つけることができますか…??」 ヒロ「かみなりでお前をすぐに見つけだしてやるぜ!!」 ビリビリッ!!バキッ!ドッカーン!!ドッカーン!!… ネール(…危ない危ない…あと少しでかみなりが直撃するところだった…でも僕としたことが少しくらってしまった…) …スゥッ… ヒロ「よっしゃ!!」 ツバサ「やっと霧が晴れたか…」 ネール「僕にはもう霧を出す魔力がなくなってしまいました…やはり君たち…なかなかやりますね…」 ヒロ「俺達を甘く見るなよ!!10まんボルト!!」 ビリバリッ!!ビリリッ!!… ネール「しんそく!!」 ビュッ!ビュッ!ビュッ!! ヒロ「早い!!」 ドカッ!! ヒロ「うわぁっ!!」 ネール「続いてれいとうビーム!!」 ビュフゥゥウゥゥ!!… ヒロ「うわぁぁあぁぁあぁぁ!!」 ツバサ&ポリプ「ヒロ!!」 ドサァッ!! ヒロ「ぐっ…いってェ…すげぇ威力だ…」 ネール「もっとこの痛みをくらいますか…??ふぶき!!」 ヒロ「ハン!もうくらいやしねーぜ!!こうそくいどう!!」 ビュッ!!ビュッ!!… ネール「いい動きをしますね…君も…それなら僕はたつまき!!」 ヒロ「何っ!?クソォッ!でんこうせっかをぶちかましてやる!」 ザザッ!!ザザッ!!ビュッビュッ!!ドッカーン!! ネール「ぐゥっ…!!」 ツバサ「俺もそろそろ復活してきたぜ!かぜおこし!!」 ババッ!!… ネール「うわあぁぁッ!!」 ドサッ!! ネール「ハァ…ハァ…」 ヒロ「ナイスタイミングだぜ!ツバサ!」 ツバサ「俺は回復力が早いからな」 ヒロ「よしっ!!もっとやってやるぜ!!」 ツバサ「ああ!!」 ポリプ「二人とも…凄いじゃない!!」 続く♪ |
タンタン | #28☆2005.03/23(水)16:03 |
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第28話 ネール「君達は強い…今まで僕とまともに戦えた相手などいませんでした…でも僕は攻撃力と素早さで君達に勝ちます」 ヒロ「は?」 ツバサ「攻撃力と素早さ…」 ネール「いきますよ…」 シュウゥッ… ヒロ「…消えた?」 ツバサ「…!!まさか…!?」 ヒロ「クソ!どこに消えやがった!?」 ツバサ「ヒロ!!これは消えたのではない!」 ヒロ「えっ!?じゃあ何なんだよ!?」 ツバサ「これが奴の言ってた素早さってやつだ。だから後から猛スピードで凄い攻撃をしてくるぜ…」 ヒロ「!!」 ツバサ「俺には奴の動きが見えている…この紅眼がある限り奴の動きを見切ることができる!」 ヒロ「お…俺には分かんねぇよ…!!またかみなりで探して…」 ツバサ「待て!ヒロ!!」 ヒロ「??」 ツバサ「奴が…こっちへむかっている!!」 ヒロ「何!?じゃあ俺はどうすればいいんだよ!?」 ツバサ「落ち着け…お前はひかりのかべで防御してろ!」 ヒロ「はぁ!?」 ツバサ「早くしろ!もう近い!」 ヒロ「お…おう!」 ピキーン!! ツバサ「来た!!」 ドッカァッ!! ネール「ぐふっ!!」 ツバサ「ぐあっ!!」 ドサドサッ!! ヒロ「ツバサ!!」 ネール「ハァ…ハァ…なぜです…なぜ僕の動きを…」 ツバサ「ハァ…ハァ…俺はこの紅眼で全てを見切ることができる」 ネール「…!!しかたない…もう僕はげきりんを使うぐらいしか魔力がない!!」 ドカドカッ!!ゴォゴォッ!! ツバサ「なんだ!?このハンパじゃないげきりんは!?」 ヒロ「ヘン!こんなの俺が止めてやるぜ!!」 ツバサ「やっ!やめろヒロ!!」 ドカァッ!! ヒロ「うわぁぁあぁぁっ!!」 ドサァッ!! ネール「さあ!もっと食らうのです!!」 ヒロ「…!!やってやるぜ…」 ツバサ「ヒロォ!!」 ポリプ「ヒロ!!やめて!!アンタ死ぬわよ!!」 タタミ「…??何だ…?あの凄い物音は…??」 ハヤブサ「オラァ!お前の相手は俺だ!!って…何!?」 ヒロ&タタミ&ポリプ&ダナル「!!」 続く♪ |
タンタン | #29☆2005.03/23(水)16:40 |
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第29話 ドカッ!グサッ!ブシュッ!バキィッ!! ネール「…なっ!?何っ!?」 ツバサ「ぐあぁぁあぁぁあぁぁ!!」 ヒロ&タタミ「ツバサ!!」 ポリプ「ツバサ君!!」 ダナル「!!」 …ドサァッ!!… ヒロ「おい…ツバサ…」 ツバサ「…」 ポリプ「ツバサ君…??」 ヒロ「…うそだろ…ツバサが…」 ポリプ「うわあぁぁあぁぁっ!!ツ…ツバサ君がっ…うわぁぁあぁぁ!!」 ヒロ「お…俺のせいで…ツバサが…」 タタミ「いや、ヒロのせいじゃないよ…誰のせいでもない…」 ヒロ「…そうか…でも…せめてツバサに勝ちたかったなぁ…ツバサァ…」 ポリプ「うっ…ツバサ君…死なないでェ!うわあぁぁあぁぁあぁぁ!!」 ネール「…やはり…君達では僕の力にはかなわなかったようですね。」 ヒロ「…うるせェ…」 ゴゴォォ… タタミ「…!!」 ハヤブサ「何だ…この殺気を感じる魔力は…!?」 ヒロ「…俺が死んでまでも…お前を殺してやる!!」 ネール「まずい…僕にはもう魔力を使い果たしてしまいました…こうなれば…ヒロ君の魔力が尽きるまで避け続けましょう…!!」 ヒロ「オラァッ!!」 ビュッ!!ビュッ!!ブンッ!!ブンッ!! ネール「ぐっ…早い!!」 ヒロ「オラァ!!」 ドカッ!! ネール「うわあ!!」 ドサァッ!! ネール(早すぎて避けきれない…) ボコッ!バキッ!ベコッ!! ネール「あぁぁあぁぁ!!」 ドサッ… ネール(も…もうだめだ…!!おさえきれないし避けきれない…!!) ヒロ「うぉらぁぁ!!」 ビュッ!! ドッカァッ!! ネール「ぐはっ!!」 ドサァッ!! ネール「…ま…まだ僕は死んでいませんよ…」 ヒロ「…」 ネール「どうしました?どうして攻撃しないのですか?」 ヒロ「…俺には…誰かを殺すと言うことができなかった…」 ネール「??」 ヒロ「誰かを殺すと…誰か一人でも減ると…すっげぇ悲しいもんなんだよなァ…」 ネール「…!!」 続く♪ |
タンタン | #30☆2005.07/30(土)21:01 |
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第30話 ポリプ「ヒロの馬鹿!こんな奴…ツバサ君をこんなにした奴なんかさっさと倒しちゃいなさいよ!」 ヒロ「…ごめん…ポリプちゃん…」 ポリプ「謝るぐらいならやりなさいよ!ツバサ君がいないなんて…あたし…どうすればいいのよ!」 ヒロ「…ちょっと待っててくれる…?」 ポリプ「…うん…」 ネール「…なんで君は僕を殺さないのです?」 ヒロ「…俺には両親がいないし兄弟もいない。本当は両親も兄弟もいた。でも…その俺にとって大切だった人が殺されて…自分がやられて嫌なことは、人にはぜってーやらねぇって決めたから…。」 ネール「…いや…僕はもう自分の役割を全てやりつくした。…もうこれ以上生きていても生きている意味がないし、まともに歩くことすらできやしない。」 ヒロ「…」 ネール「僕は今まで…ハヤブサさんのためだけに生きてきたのだから…。」 ヒロ「…何で…何であんな奴のために…!?」 ネール「僕は、寒いところで生まれたけれど、とても明るい所で生まれました。僕の一族で、ミニリュウがしろいきりを覚えるものは、本当は死刑となった差別の激しいところだった…。何故、しろいきりを覚えたミニリュウが差別されたかと言うと、明るい国を汚すような技を覚えたミニリュウなど生きる意味がないからです。でも…そんな僕をハヤブサさんは嫌がらずに一緒にいてくれて…やっと僕にも仲間ができた。嬉しかった。」 ヒロ(…コイツ…昔の俺と似てる…) ネール「この有名なあかし一族…そして紅眼を持つツバサ君もきっとその差別され続け、辛い思いをしてきたでしょう…。」 ヒロ「ツバサ…!?」 ネール「だから僕はハヤブサさんのために戦いました。たとえ僕が争いごとが嫌いでも戦いました。でも…もう僕の役割は終わりました。何も役に立てなかった。なので…早く僕を殺してください。」 ヒロ「…ツバサにもやりたかったことがまだまだ沢山あって、夢もあったんだ…!!」 ネール「覚悟はできてます…」 ヒロ「本当にいいんだな…?」 ネール「…はい…」 続く♪ |
タンタン | #31☆2005.07/31(日)22:40 |
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第31話 ヒロ「お前がそこまで言うなら分かった…」 ネール(ハヤブサさん…すいません…) ヒロ「うらぁぁあぁぁ!!」 ネール「…!!」 ビシャアァッ!! ネール「ぐふっ…!!」 ドサッ!! ハヤブサ「…チィッ…ネールの奴…あんなガキ共にやられるとはよ…!!」 タタミ(…ついにやったのか…!!あいつら…!!) ポリプ「…ツバサ君…」 ヒロ「…ツバサァ…すまねェ…!!」 ツバサ(グッ…俺は…俺は…あかし一族の生き残りの最後の一人だァ…こんなところで…死んでなんか…たまるか…だが…体に…力が…抜けていく…) ポリプ「ツバサ君…死なないでよ…お願いだから死なないでェ!!ツバサ君!!」 ツバサ(…ポリプ…?ポリプの声か…そうだ…!!俺がここで死んだらあかし一族が滅びてしまう…あんな…ミニリュウに…俺ら…あかし一族が…滅びるもんかァァアァァ!!) ツバサ「…いってェ…」 ポリプ「…!!」 ヒロ「…ツバサァ!!」 ポリプ「ツバサ君〜!!」 ツバサ「…あのネールって奴はどこに行った…?」 ヒロ「心配すんな!あいつは俺が倒したからよォ!!」 ツバサ「…そうか…ならいい」 タタミ(…よかったよかった…本当によかった…!) ハヤブサ「オイ!どっち向いてんだよコラ!まだ俺がいるんだぜタタミよォ…!」 タタミ「全く…!お前は厄介な奴だ…!!」 ハヤブサ「まぁ…お前を殺せば後は楽だからよ…!」 タタミ「俺の部下達を甘く見るな…!!」 ハヤブサ「ケッ!どうだかねぇ…!この前やったときにやたら早くて厄介だったお前の部下、ヤイバの弟は今は深い傷を負っていてとても戦える状態じゃねぇから後はザコだけだ!おまけにあの女の方はダナルを見張ってるからそう簡単にダナルから離れらんねぇからよ!」 タタミ「だから…甘く見るなと言っただろ…だったら何故ネールとか言う子はヒロにやられたんだろうね?」 ハヤブサ「…それは…アイツが弱かったからだ!」 タタミ「…ハァ…お前って本当に最悪な奴だよね。お前のために必死で戦ってくれた子にそんなこと言えるなんてね。」 ハヤブサ「本当のことを言ったまでだ!!」 タタミ「…そんなお前は俺の部下達が出てくる前に俺がさっさと殺さないとね。」 ハヤブサ「フン!やれるもんならやってみやがれ!」 タタミ「ああ!やってやるさ!食らったらイチコロのこの俺だけの秘密の技でね!!」 続く♪ |
タンタン | #32☆2005.07/31(日)23:08 |
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第32話 ハヤブサ「この!クッソがァァアァァ!!俺をなめんのもいい加減にしやがれ!」 タタミ「それはこっちのセリフだよ!ハヤブサ!俺の部下をなめんなよ!」 ハヤブサ「なんだとォ!?コノヤロォオォー!!」 タタミ「お前はこれで…死ぬんだな!!食らえ!!命中率100%逃げ場を一瞬でなくすこのスペシャルなじわれを!!」 ハヤブサ「…なっ!!」 タタミ「うおりゃぁぁあぁぁあぁぁ!!」 ドッ!!ドドドッ!!ドカッ!ドドドォーン!!ドッカァーン!! ツバサ「タタミのヤロォ…なんて凄い技を使いやがる…」 ヒロ「うわぁぁ!!すげぇぜ!!タタミ先生!!」 ポリプ「ってゆうか橋大丈夫なの!?」 ダナル「…やったか…!?」 …もくもく…もくもく… ポリプ「あ!!」 ヒロ「おぉ!!」 ツバサ「!!」 ダナル「おぉぉおぉぉ!!」 タタミ「ふぅ…何とか橋は無事です…。それに…ハヤブサもどうやら死んだみたいですし…」 ヒロ「すっげェー!!さっすが!タタミ先生ってかんじだな!!」 ポリプ「…よかったぁ…」 ツバサ「…フン…」 タタミ「おいおい…それより…ヒロにツバサ…よくあのネールを倒したね…!お前らにしては最高だったよ。大変だったろ?大丈夫だったか?」 ヒロ「えっ?…うん!まぁね!俺はだいじょーぶ!!」 タタミ「ツバサは?」 ツバサ「心配はない。」 タタミ「よし!みんな無事みたいだな!いやー…本当によかったもんだね。みんな、よくやったよ!」 ポリプ「えへへ…」 ツバサ「フン…」 ヒロ「よっしゃァ!!」 ダナル「みんな…よくやってくれた…!!今日はワシの家でパーティをやるぞい!!」 ポリプ「パーティ!!」 ヒロ「おぉぉおぉぉ!!やったァァアァァアァァ!!」 ダナル「とりあえず、ワシの家にでも帰るとするぞ!」 ヒロ「おぉ!!」 タタミ「やー…どうもすいません…ありがとう御座います。」 ダナル「いいんじゃよ。ワシは感謝の気持ちでいっぱいなんでな。」 タタミ「そうですか…!!それならお言葉に甘えて…!」 続く♪ |
タンタン | #33★2005.08/01(月)19:49 |
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第33話 …ダナルの家… ヒロ「イェーイ!!カンパーイ!!」 キィィーン!! タタミ「いやぁー…一時はどうなるかと思いましたけど…」 ポリプ「こんな経験あたし初めてしたわぁ…ハヤブサとか言ってすっごくこわかったわ…!!」 ヒロ「俺も俺も!!こんな経験ねーからよォ…!!」 ポリプ「ねぇねぇ!タタミ先生はどうなの?」 タタミ「ん?俺?俺は…死ぬほどあるぞ。これより恐い経験だってしたことも沢山ある!…ツバサなんかどうだ?」 ツバサ「…フン…お前ら経験が甘いな…俺はこれ以上な経験が1回あるぐらいだがな。」 ヒロ「なにィ!?経験が甘いだとォ!?このやろ!ツ〜バ〜サ〜ァ!!」 ポリプ「コラ!ヒロ!!やめなさい!!」 タタミ(ツバサの前でヤイバに関する話は禁句だな。) ヒロ「よォーしィ!!決めた!!俺の夢を決めた!!」 ポリプ「何よ?」 ヒロ「強くて、皆に認められるような存在になってやる!!」 タタミ「なるほどね…」 ポリプ「へぇ〜!ヒロらしいわね!!じゃあー…あたしはぁ〜…エリより強くなってェ…そしてェ…ここからはひみつ!」 タタミ(…大体予想がつくがな。) ヒロ「えぇ〜!何だよぉ〜ポリプちゃ〜ん!教えて!!俺にだけでも教えてよぉ〜!!」 ポリプ「だーめー!!」 タタミ(絶対ツバサだな…) ヒロ「おい!ツバサ!お前も話聞いてるだけじゃなくて教えろよォ!!」 ポリプ「ちょっとヒロ!」 ポリプ(あたしも知りたぁ〜い!!) ツバサ「…あかし一族のかたきをうつ。そして…あかし一族を滅ぼそうとした憎き俺の兄の力を遥かに超え、そして兄を殺すことだ…。」 ポリプ「…かっこいい…!」 ヒロ「兄…?だーれ?それ?」 タタミ(ヒロ…お前馬鹿だな…ツバサにそんなこと平気で聞くなんて…。) ツバサ「…いや…それは…」 ヒロ「何何!?」 ツバサ「…思い出したくないな…。」 ヒロ「ケチケチにないで教えてくれたって…」 タタミ「おいヒロ。今日はもう遅いから寝るぞ。また明日だ」 ヒロ「えぇ〜!!」 タタミ(コイツらにツバサの一族のこと教えるべきなのかなぁ…) ポリプ「…ヒロ!ちょっときなさい!!」 ドカッ!! ヒロ「ぐえっ!!」 ズズズ… ポリプ「馬鹿!あんまりそうゆうこと聞かないの!ツバサ君がかわいそうでしょ!」 ヒロ「えぇ〜…うん…分かったよぉ〜。」 ポリプ「全く!」 タタミ(どうやらポリプは分かってくれているみたいだから心配ないか。) ヒロ「あ〜ぁ…眠い眠い…もう寝よ〜…。おやすみ〜。」 続く♪ |
タンタン | #34★2005.08/04(木)16:53 |
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第34話 そして…翌日… ヒロ「自然の国に向けて、しゅっぱァーつ!!」 ポリプ「アンタ…はりきりすぎじゃない…?船待つのに…」 ヒロ「だってさだってさ!俺達やっと手ごたえのある任務をこなしたんだぜ!早く帰ってラルス先生に自慢してやろーっと!!」 ポリプ「まだ2回目なのに手ごたえありすぎよ…もう…」 ダナル「すまんなお前ら。もうこの国にハヤブサがいない限り…しばらくは大丈夫だ。」 ヒロ「あ!そういえばカルムとか言ってた奴は…?」 ダナル「心配ないそうじゃ。ついさっき自然の国にもう1組任務しにきた奴がいたのじゃよ。その方達がカルムをこらしめておいたそうじゃよ。」 ヒロ「え!?だれだれ!?」 ポリプ「エリ達の班とか言わないでよね。」 ダナル「いや確か…サワムラーじゃったかな…?」 タタミ「なっ!!」 ヒロ「へっ?」 ポリプ「どうかしたの?タタミ先生?」 タタミ「あ…いや別に何でもないさ。」 タタミ(ゴウ達の班だな…絶対…あの暑い熱血教師がこの国にいたのに気づかなかったなんてめずらしいな…俺も…) ツバサ(何考えてるんだ…?タタミは…?) …ブオォォーン…ガコンッ!!… ダナル「おっ!船が来たようじゃな。」 タタミ「あの…」 ダナル「なんじゃ?」 タタミ「その俺達のほかに任務しにきた班の人が…これから俺達が乗る船に乗ってたりしないですよね?」 ダナル「その班の人達は昨日の夜帰ったから大丈夫じゃよ。」 タタミ「…ふぅ…」 ヒロ「…あ!!」 ジュン「…」 ヒロ「…なんだよ…お前…」 ジュン「兄ちゃん…これから…任務…が…頑張れよ!!」 ヒロ「…おう!!サンキュー!!」 ジュン「…じゃあね!兄ちゃん!」 ヒロ「じゃあな!今度また何かあったら助けてやっから!!」 ジュン「ヘヘ!!元気でいろよぅ!」 ヒロ「お前もなっ!!」 ツバサ「おい行くぞヒロ。」 ヒロ「おお!」 …ブオォォーン…ガコンッ!!… ダナル「気をつけて帰るんじゃぞ!!」 …ザッブーン…ザッブーン… ポリプ「…ここに来てよかったわね…」 ヒロ「ああ!!」 タタミ「お前らチームワークが前よりもっと深まったみたいだしね…!」 ポリプ「うん!」 ヒロ「当然!これから任務をこなしていくのに必要なのはチームワーク!!」 タタミ「おっ!ヒロ!よく分かってるじゃないか。」 ヒロ「まぁな!それとタタミ先生〜!この船で自然の国までどのくらいかかるの?」 タタミ「そう長くはかからないと思うよ。昼までにはつくから。」 続く♪ |
タンタン | #35★2005.08/04(木)18:29 |
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第35話 …しばらくすると… ヒロ&ポリプ&ツバサ「ZZ…」 タタミ(まぁ…寝るのも無理ないな…っつってももう自然の国は目の前にあるんだけどね…。) …ブオォォーン…!!…ガコンッ…!!… ポリプ「ふあぁぁ〜」 ツバサ「んっ…」 タタミ「よう。お前らおはよう。自然の国についたぞ。」 ポリプ「え?もうついちゃったの?結構早く感じたわ〜…」 ツバサ「それより…ヒロを起こすぞ…」 ヒロ「ZZ…」 ポリプ「ヒロ!!…ねぇヒロ…!!起きなさいよ!」 ヒロ「ZZ…」 ツバサ「しかたねぇ…」 ゲシッ!! ヒロ「ヌァっ!!」 ツバサ「早く起きやがれ」 ヒロ「何だよツバサ!せっかく人が気持ちよく寝てたってのによォ!!」 ツバサ「さっさとしやがれ。もうとっくに自然の国についてんだよ。」 ヒロ「うそォ!?」 ポリプ「ツバサ君がうそつくわけないでしょ!バカ!」 ヒロ「…ほんとだ!!めっちゃ懐かしい…!!」 タタミ「ま、さっさとルギ様に報告しにいくぞ。」 ヒロ「おう!」 ???「おいツバサ!!」 ツバサ「…!?」 ヒロ「へっ?」 ポリプ「何よ!?」 ツバサ「お前…なんでここにいる…?」 ???「いや…お前がここにいるって聞いたからよ!」 ヒロ「だーれ?コイツ??」 ???「ケッ!!俺ぁコイツの兄…」 タタミ「なっ…」 タタミ(ツバサの兄にしては全然違う!しかもツバサが取り乱していない…そんなハズは…) ???「ツバサの双子の兄、リュウジさ!」 タタミ(…なんだ…双子か…) ポリプ「えぇー!?」 ヒロ「お…お前…双子もいたんか!?」 ツバサ「…そりゃ…まぁ…」 ポリプ「この人がツバサ君の双子の兄!?ありえん!!同じスバメどうしでもツバサ君の方がずーっとずーっとずっとかっこいいわよ!」 リュウジ「っるせェ!!俺は普通の男だ!!ツバサは女子にもモテる奴なんだからこうゆうので俺とツバサで比べんな!!」 ポリプ(…普通では…なさそうね…) リュウジ「…それよりツバサ…兄貴の様子…どうなってるか知ってるか…?」 続く♪ |
タンタン | #36★2005.08/04(木)18:31 |
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第36話 ツバサ「…言いたくはないな…。」 リュウジ「何!?まさかお前…知ってるのか!?」 ツバサ「さぁな教えたくないな」 リュウジ「教えろ!」 ツバサ「…無理だな…」 リュウジ「何で教えてくんねーんだよ!ケチんぼめ!」 ツバサ「ケチだろうがなんだろうがかまわん。言ってもどうせお前つっこんでくるだろ」 リュウジ「何!?大体お前、兄貴のことなんて思ってるんだ!?」 ツバサ「フン…あんな一族を滅ぼそうとした奴、兄弟となんか思ってもいない…。」 リュウジ「…そうだけど…兄貴はそんなことするような奴じゃねぇ!きっと何か事情があったハズだ!」 ツバサ「別に俺がアイツのことなんて思うだろうと俺の勝手だろあんな奴、いつか俺が殺してやるさ。」 リュウジ「そんなこと言うな!お前は兄貴に紅眼を教わったクセに!俺じゃ紅眼は教われなかったからできねぇんだよ!」 ツバサ「それは…お前に才能がなかったからだ。」 リュウジ「何だとォ!?お前なんて昔兄貴みたいに上手に技が出せなくて泣いてただろォが!!」 ツバサ「うるさい黙れ!お前は紅眼が取得できなくて一日中グレて泣いてたじゃねーか!」 リュウジ「何ィ!?コノヤロー!!」 ポリプ「…ちょっと…」 タタミ「やめろ!お前ら!!」 ツバサ&リュウジ「!!」 タタミ「あのねぇ2人とも…こんなところでなに兄弟ゲンカしてんのよ…。しかもツバサ!お前にはまだ任務終了を報告しないといけないでしょ!」 ツバサ「…チィ…」 タタミ「お前ら双子で兄弟とかで何があったかしらないけど…話はあとで俺が聞いてやるから…ちょっと待ってろ」 ヒロ(ツバサもこのリュウジって奴も…昔の俺と同じような経験してきたんだ…。) ポリプ(双子とかって大変そうだわ〜…) タタミ「ま、早く行かなきゃいけないから急ぐぞ。」 …ダッダッダ!! 続く♪ (ここの物語はかなり短くなってしまったぁぁ〜↓↓バカだぁ〜↓) |
タンタン | #37☆2005.08/07(日)17:14 |
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第37話 タタミ「ルギ様!この俺、タタミのひきいる1班の任務が終了しました!」 ルギ「おぉそうか。ご苦労様じゃ。海の国の町人からお金を預かっておるぞ。ほれ。」 ヒロ「おぉ!よっしゃー!!俺今ちょうどお金に困ってたもんだからよォ!!」 ポリプ「無駄使いしすぎなんじゃないの?アンタ…」 ヒロ「…そうかも…」 ポリプ「やっぱり…ヒロ!あんまし無駄使いしちゃ駄目よ!」 ヒロ「ほーい。」 タタミ(やれやれ…ヒロって奴は…) ルギ「それでじゃ。1班の次の任務は…」 ヒロ「なになに!?」 ツバサ(地味なのはやめてくれ…) ルギ「幼稚園のポケモンの世話じゃ。」 ヒロ「げっ!」 ツバサ「なっ!!」 タタミ(…これはちょっと…) ポリプ「結構いいじゃない!!」 ヒロ「えぇ〜!!なんでこんな任務なのォ!?海の国みたいな手ごたえのある任務がやりたいっつーの!」 タタミ「まあまあ…おさえておさえて…」 ツバサ「一理あるな…。」 タタミ(ツバサまで言うか…) ルギ「内容を見てみると…え〜…今日の午後、ピチュー組担当の先生が出張するので先生が出張の間、園児達の面倒を見て下さい。ピチュー組の園児は結構人見知りするポケモンが少ないので難しくはないと思います。宜しくお願いします。…と書いてあるぞい。」 ヒロ「ふ〜ん…まぁいいやぁ…!」 ポリプ「どこの幼稚園ですか?」 ルギ「四葉幼稚園。確か…ヒロのよく行くおでんうどんチャーシュー屋の近くじゃよ。」 ヒロ「あ!分かった!大体分かったぜェ!よーしィ!しゅっぱァーつ!!」 ポリプ「あ!ちょっと待ちなさいよ!!」 ダダッ!!ダッダッダッ!! ツバサ(ったく…俺はこうゆう小さいのの世話って言うのが凄く苦手なんだよ…) ツバサ「しかたねェ…行くか…」 …ダダッ!!… タタミ「じゃ。俺も行きますか。」 …ダダッ!!… リュウジ(ハン!ツバサのヤロォ!いい気味だ!!) …ザッ!!… ダッ!ダッ!ダッ!!… ヒロ「ふぅ…ここだな!!」 ポリプ「ヒロ…あんた…早いわよ…あせりすぎ…。」 ツバサ「チィッ…やるしか…ねェな…」 タタミ「じゃ、俺は園長さんに呼ばれてるから。お前ら先に行ってろ。」 ザッ!! ポリプ「あ!」 ツバサ「逃げやがった…」 ヒロ「先生は小さい子が苦手だからって俺たちに任せるってのか!?」 ポリプ「いいわよもう。多分そのうち来るわよ。早くピチュー組の教室に入りましょ!」 ツバサ「…」 ヒロ「おう!」 …ガラガラァッ!!… 続く♪ |
タンタン | #38★2005.08/08(月)11:59 |
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第38話 ヒロ「…ゲッ!!」 子供達「ギャーギャー…ワイワイ…ギャーギャー」 ポリプ「みんなー!注目してー!!」 子供達「??」 ポリプ「今日、ピチュー組の担当の先生が留守なのでその代わりに私達が今日1日担当します!!ポリプって言うよ!よろしく!」 ヒロ「…!!」 ポリプ{コラ!ヒロ!あいさつしなさいよ!} ヒロ「えぇー…えーっと…お…俺の名前は…ヒ…ヒロだよー…よ…よろ…よろしくー…」 ポリプ(めずらしくヒロが緊張してるわー) ヒロ{ツバサ!お前もしやがれ!俺だってしたんだぞ!} ツバサ「俺はツバサ…」 子供1「あー!この人あかし一族のポケモンだぁ!!」 ツバサ(…このヤロウ…何故知ってやがる…) 子供2「えっ!そぉなの!?すごーい!!」 ツバサ「ぐっ…」 子供3「あかし一族の眼、紅眼見せてよ!!」 子供1「あ!ズルイ!俺も見たーい!!」 子供2「俺も俺も!!」 ヒロ「俺にも!」 バキィッ!! ヒロ「ぐぎゃっ!」 ポリプ「バカ!ヒロ!アンタ何ちゃっかり園児に混じって言ってんのよ!」 ポリプ(本当はあたしも見たいなぁ〜!!) 子供達「ワーワー!!」 ツバサ「チィ…仕方ねぇ…」 ギィンッ!! ヒロ「おぉ!」 子供達「すっげー!!」 ポリプ「やっぱカッコいい…!」 ツバサ{おいポリプ…そろそろ園児達を寝かせるなり遊ばせるなり歌わせるなり色々やろう…俺の眼は海の国で沢山使ったからそう長くはもたないからな…。} ポリプ{えぇ!分かったわ!} ヒロ「…?」 ポリプ「はーいみんなー!!これからみんなで遊ぶのとか歌を歌うのとかお昼ねするのとか…何かやりたいことある?」 ヒロ(歌だけはちょっと…) ツバサ(歌なんてポリプに言わせるんじゃなかったな…) 子供4「先生達の演技が見たい!」 ポリプ「え?」 子供達「見たーい!!」 ポリプ「うん!分かったわ!じゃぁ台本とか色々決めてる間に自由にしてて良いわよ!」 子供達「ワーワー!!」 ツバサ「…で…どうするんだ…」 ヒロ「俺が王子様でポリプちゃんがお姫様でツバサが雑用か悪役!」 ポリプ「そんなので良いわけないでしょ!なんでアンタが王子様なのよ!王子様にはツバサ君が一番ふさわしいじゃない!アンタは雑用か悪役でいいの!」 ヒロ「えぇ〜…そんなァ…」 ツバサ「これでいいんだな。」 ポリプ「えぇ!じゃあ、台本は私が書くわね。」 …そして…しばらくして… ポリプ「できたわよ!台本!!」 ヒロ「おぉ!じゃやるぞー!」 ポリプ「みんなー!台本できたわよー!!」 続く♪ |
タンタン | #39☆2005.08/08(月)17:50 |
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第39話 …ズラァッ!!… ヒロ「ポリプ姫とツバサ王子の幸せ物語のはじまりはじまり〜」 子供達「ワイワイガヤガヤ…ギャーギャー…」 ナレーター「昔々…ある国にポリプ姫とツバサ王子が暮らしていました。2人は友達であって、好きと言う気持ちはまだなかったそうです。」 ポリプ「ツバサ王子!今日も公園に遊びに行きましょー!」 ツバサ「ああ」 ナレーター「2人の仲はとてもよかったそうです。仲良く二人乗りをしながら公園へ向かいました。その途中…」 ポリプ「ツバサ王子!あれ食べない?」 ナレーター「そこには林檎の木が生っていました。」 ツバサ「いいね。俺がとってきてやるよ。」 バサァッ!!… ナレーター「…しかし…」 ツバサ「…ごめん。1個しかなかった…。俺はいいから姫が食いな。」 ポリプ「…駄目よ!王子!私なんかよりも…あ!じゃあ半分にしよー!はい!!」 ツバサ「サンキュー」 ナレーター「こうして寄り道をしていました。…そして…公園に着いて…」 ヒロ「オラオラァ!ここは俺の遊び場だぞ!勝手に入ってくんな!」 ポリプ「誰?この子?」 ヒロ「コラァ!聞いてんのかァ!?って…あー!ポリプ姫とツバサ王子!!こんな男よりも俺みたいなヒロ王子ってのはどうだァ?姫様ァ!ぜってーそっちの方がいいぜ!」 ポリプ「何言ってるの!アンタなんか嫌よ!!」 ヒロ「何ィ!?俺に逆らうってのか!?生意気な!!無理矢理姫を奪ってやるぜぇ!」 ビュンッ!! ツバサ「…ここは俺がやる。姫は下がっていてくれ…」 ビュンッ!! バシュン!バシュン!! ヒロ「この俺に勝てると思ってんのかァ!?」 ツバサ「…俺はお前なんかに姫を渡せやしねぇよ」 ドカッ!ドカッ! ポリプ「ツバサ王子!頑張ってー!!」 ヒロ「必殺!!10まんボルトォォ!!」 ビリビリッ!! ツバサ「ぐふっ…」 ポリプ「王子!!負けないで!!」 ツバサ「…ならば…かぜおこし!!」 バヒュンッ!! ヒロ「うわぁ!」 ツバサ「食らえ!!かまいたち!!」 バヒュバヒュッ!!ババッ!! ヒロ「うわあぁぁあぁぁ!!」 …ドサァッ… ポリプ「ツバサ王子!有難う!とってもかっこよかったわ!!」 ツバサ「…そうか…なぁポリプ姫…」 ポリプ「何?」 ツバサ「姫はどう思っているか知らんが…俺、実は…」 ポリプ「…!!」 ツバサ「実は…俺…」 ポリプ「え…」 ツバサ「姫のことが…好きだったから…付き合ってくれ…。」 ポリプ「…いいよ!私も、王子のこと好きだったの。だから…よかった!」 ツバサ「…そうか…じゃぁ…帰ろう。一緒に寝てもいいよな。」 ポリプ「えぇ…もちろん…!!」 ナレーター「と言うわけで、ポリプ姫とツバサ王子はずーっと幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。」 子供達「ワーワー!!キャーキャー!!ヒューヒュー!!」 続く♪ |
タンタン | #40☆2005.08/08(月)18:11 |
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第40話 ポリプ「あーw幸せだったぁww」 ポリプ(これが実話だったらいいのにィ!) ヒロ「なんで俺が脇役なんだよォ〜…」 ツバサ「俺は元からやりたくはなかったがな」 ヒロ「じゃー俺と役代われっつーの!」 ポリプ「ダーメ!アンタじゃ面白くないでしょ!」 ヒロ「しょぼーん…」 タタミ「よっ!」 ポリプ「あっ!」 ツバサ「なっ!!」 ヒロ「先生!いつのまに!!」 タタミ「やぁ!実はナレーターをやらせてもらっていたよ。知らなかった?」 ポリプ「そういえば…」 ツバサ「ナレーターを決めていなかったな…」 ヒロ「助かった!先生サンキュー!」 ツバサ「気づかなかったとは…俺も馬鹿だったな…」 タタミ「まぁまぁ…もうそろそろ園児達も帰る時間だし…俺達も帰るぞ。」 ヒロ「ほ〜…やっと終わったァ…」 ポリプ「みんな!今日はそろそろここでお別れです!楽しかったかな…?」 子供5「凄く楽しかったよぉ〜せんせ〜♪」 子供6「また来いよ!」 ツバサ(俺は嫌だな) ポリプ「はい!みんな有難う!じゃぁ!元気でね!」 子供達「バーイバーイ!!」 ガラガラァッ!! タタミ「おっ」 園長「どうも。本日はお忙しい中どうも有難う御座いました…!」 タタミ「いえいえ…」 園長「これからも何かあったら依頼させてもらいますので宜しくお願いしますね。」 タタミ「是非どうぞ。」 ツバサ(俺はもうこりごりだな…) 園長「それでは、これからもお気をつけて頑張って下さいね。本当に有難う御座いました!それでは!」 タタミ「では〜失礼しますね。」 ポリプ「さよなら!」 ヒロ「じゃーな!」 ツバサ「…フン…」 ザザッ!!… タタミ「お前達。ご苦労だったな。報告しにいくぞ。」 ヒロ「よっしゃ!また自慢してやることが増えたぜェ!!」 続く♪ |
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