スギル | #1☆2003.07/21(月)22:13 |
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〜第一話「美しきミロカロス」〜 ある1人の少年がいた。名前は、スター。ポケモンがだい好きな どこにでもいるポケモンコーディネーター。かっこよさコンテストに力を入れている。ある日ポケモンコンテストを見に行ったときだ。 <司会>「はい!いまからマスターランク美しさコンテストが始まります!まずポケモンの紹介です。エントリーbPのサファイアさんどうぞ!」 <スター>どんなポケモンだろう。 <サファイア>「出番だよ!ミロカロス!」 <ミロカロス>「ギャーッス!」 <司会>「オー!なんと美しい!」 その時、スターの目にはサファイアの、ミロカロスしか映っていませんでした。 ―――コンテストも終わり、結果発表の時が来ました。 もちろんスターはミロカロスに票を入れました。 <司会>「マスターランク美しさコンテストの優勝者は…エントリーbP番!サファイアさんのミロカロスです!」 <司会2>「さぁ賞品をお取りください」 スターは、サファイアがミロカロスに綺麗なリボンをつけているところをずっと見ていた。次第にスターは、舞台に立つ自分とその横に立つミロカロスの様子を頭に浮かべた。そして決心した。 <スター>「俺だって…。よし!ミロカロスを探しに行こう!」 ――――数日後 <スター>「準備完了。モンスターボールは・・よし。傷薬…うん。よし。ポケナビOK。よぉし!待ってろ俺のミロカロス〜。レッツ GO!」 マッハ自転車にまたがった。しかし… <スター>「……?どこいけばいいんだ?あそこの池にいるんか?ん?お?なんかいる!とにかく戦ってみるべし!」 と、モンスターボールを掴んだ瞬間… 「ヘイへ〜イ!」 それはヘイガニだった…。しかも最悪な事になった。ヘイガニがいきなり光り始め進化してしまったのである。 <スタ―>「…。アレは?」 おもむろに、ポケモン図鑑を開いた。 <ポケモン図鑑>「シザリガー:池一つを縄張りにする。」 <スター>「とにかくどうにかしなきゃな。よし!出て来い!エアームド!」 <エアームド>「ギャオーン!」 <スター>「おい!これはコンテストじゃないの!」 <エアームド>「ぐふぇぐふぇ…」 <スター>「ほい!いっちょ!つつく!」 しかしかわされてしまった!シザリガ―は、腹を立てて突進してきた! スターがエアームドに命令を出そうとしたとき!うしろから聞き覚えのある声が聞こえた。 <???>「スター。あんたねぇ、人んちでなぁにペットと遊んでるのよ」 <スター>「ん?あ!お前んちだったん?しかもペット!?」 <???>「そうよ!ここは神聖なるガーネットのお家で〜す!・・」 彼女の名はガーネットお金持ちのスターのおさななじみ。すこし仲が悪い… あっ!!ヘイちゃんが…私のヘイちゃんが…」 <スター>「え?え?ゴメン!悪かった!ゴメン!一生かけて償いま す!」 <ガーネット>「何いってんの。誰が悪い言った?私にとっては好都合なんけど?」 <スター>「ふぅ。良かった。そうだ!」 <ガーネット>「?なに?」 <スター>「あのさぁ。ミロカロスってポケモ…」 <ガーネット>「あ!そろそろ帰らなきゃ!んじゃ!」 ガーネットは、スターの言うことに反応したみたいに話を最後まで聞かずに、家に駆け込んでいった。 <スター>「あっ!待って!ふぅ…明日また出直すか・・」 <エアームド>「ぎゃふぎゃふ・・」 <スター>「そっか…出しっぱなしだったな…戻れ!」 スターがミロカロスに会うには程遠いようです… つづく |
スギル | #2☆2003.07/21(月)22:49 |
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〜第2話「川の辺で」〜 結局なんの手掛かりも得られず町を行ったり来たり。 <スター>「ごめんなチルタリス。もう1度ほら!あそこ。ほら・・ そうそう!あの、えと・・あの・・あ!ヒワマキシティ!」 <チルタリス>「きゅるる〜」 <スター>「ふ〜やっぱここが1番落ち着くなぁ。そうだ!トロっぺ 元気かな?」 トロっぺとはよくヒワマキシティに遊びに来るトロピウスのことである <スター>「トロっぺ〜いるかぁ?」 <トロっぺ>「グファ〜」 今まで空を散歩していたらしく、羽根をばたつかせて地上に降り立った。 <スター>「ん?お前・・うしろ・・なにか隠してるだろ」 トロっぺのうしろには確かにうごめくものがいた。そしてトロっぺ はゆっくりとそこをどいて後ろにあるものを見せてくれた。 それはまだ産まれたばっかりと思われる小さなトロピウスが二匹いた。 <スター>「おお!それトロっぺの子供?」 <トロっぺJr>「ぎゃうぎゃう」 トロっぺJrはスターに近付き膝に飛び乗ってきた。 どっしーん! <スター>「重!どけろ…ゥゲホッ!」 スターはがんばって膝からのけて立ち上がった。 <スター>「じゃあな!」 そのまま歩いて天気研究所近くの川べりに座り込んだ。そのまま 川の中をみつめて顔を上げてみると1人の釣り人がいた。 <スター>「気分転換に釣りでもするかな!」 バックからボロの釣りざおを取り出し川の中に糸を引いた。 <スター>「お!引いてる引いてる」 じゃばっとつりあげると、まるでミロカロスとは正反対の汚い 傷だらけのぼろぼろなポケモンをつり上げた。 <スター>「なんじゃこら!気持ち悪いな〜。こりゃ汚いコンテストってのがあったら絶対優勝するわな」 そう言いながら川の中にポチャンともどした。 そしてどう思ったかポケモン図鑑を取り出した。 <スター>「ほ〜。ヒンバスっていうんだ。……!!」 そして図鑑を見て挟撃の一言が…! つづく |
スギル | #3☆2003.07/22(火)09:50 |
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〜第三話「絶望と光」〜 図鑑にはこうあった。ヒンバスは・・ミロカロスに進化すると… あのボロ魚(ひど)が、あんな眩いくらいの美しいミロカロスに!? もう一回釣り糸をたらしてもつれるのはメノクラゲとコイキング。 以前もそういうことがあった。 ―――――数年前 <スター>「うわぁ!カッコいい!竜みたい!迫力ある!」 数年前スターはコンテストでギャラドスを見て言った。 そして捕まえようとして釣りに行った時の事。 <スター>「お!ひいてるひいてる」 ばしゃっ 「コイコイ」 <スター>「?なんだ貧弱な魚。真赤な体して・・ホレ!」 といってせっかくのコイキングを逃がしたのである。 コイキングがギャラドスになると後から知って、血眼になるまで探した事がある。 ―――――そして現在 <スター>「こんな事もあったけかな。」 スターが思い出にふけっていたときピクンと釣りざおが引いた。 まさかと思いスターは水中に顔を突っ込んだ。にごって見えない。 もっと顔を突っ込むと水中に落ちてしまった。 スターは流されて流されて…滝から…落ちた。 そこで意識を失った。 ………… <??>「ぎゃうぎゃう」 <??>「グギャ――」 スターは変な鳴き声で目が覚めた。見回すば滝のカーテン。ここは滝壷の洞窟らしい。はっと後ろをみると……… |
スギル | #4☆2003.07/22(火)18:32 |
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〜第3話「ミロカロスの姿」〜 後ろを見ると1人の老人が座っていた。 横にはあのミロカロスとルンパッパがいた。 <老人>「お前さん。こっちこんか」 スターはよろよろと近づいた。 <老人>「ミロカロスほれあれあれ」 <ミロカロス>「ぎゃおおお〜ん」 いきなりミロカロスがピンク色に光り始めた。 なんかスターはとても気持ちよくなった。 <スター>「ふぅ…」 <老人>「お前さんはまだ若い。お前さんはミロカロスを探しにきたのでおろう?」 スターは少し考え込んでうなずいた。 <老人>「ほほ…」 とかいって老人は般若のように顔をこわめた。 <老人>「でてけ!」 スターはあわてて飛び出た。なんで老人は怒ったのか。スターは分からなかった。そしてそれが分からなかった自分が恥ずかしかった。 スターはその後どうしたかって? ああ…スターはね、時が経ってから分かった。自分はまだ未熟だと。ミロカロスは…… ゲットした。スターの頭の中でいつまでも美しい姿を見せてるんだから。 終わり |
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