マルル | #1★2004.03/22(月)17:13 |
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第1話 空への憧れ 何匹かスバメが言う。 「“空”って気持ち良いんだ。」 「そら…?」 1匹のポケモンが疑問系で問う。 「そらって何?」 スバメ達は当たり前のように答えた。 「空?この上の青い所一面が空ってのさ。知らないの?」 「え…?こんなに敷地が広いのが空って言うの?」 「…お前、つい最近外に出たのか。」 「うん。今までボクは洞窟の中で暮らしてたからさ。外の世界は知らないの。」 「へぇ…俺たちは誰でも空ぐらい知ってると思ったんだけどな。」 「そんなに有名?」 1匹のポケモンが聞く。 「そりゃあ外に出たことある奴は誰でも知ってるはずさ。でもさ、ホント空を自由に飛び回るって気持ち良いぜ。」 「ボクにも出来る?」 「お前は翼が無いだろ。まぁ、超能力とかで飛ぶ奴もいるけどな。」 「努力したら出来る?」 「………そりゃあ、頑張ったらなんとかなる………かもよ。」 「そっかぁ。ボクにも飛ぶ力って言うのはあるのか。」 「(ちょっと話聞き間違えてないか…)あ、俺たちそろそろ用事があるから。じゃーな。」 スバメたちは素早く空へ飛び上がってどこか行ってしまった。 「行っちゃった。せっかく外での初めての友達…出来そうだったのに。そういえばズバットたち、元気にしてるかな。まぁ、いっか。」 このポケモンの名前はタツベイ。つい最近『りゅうせいのたき』から一人前になるために外に出たのだ。そして今出会ったのがスバメたちであった。 「そら…かぁ。」 タツベイは空への期待を胸に膨らませていた。 翼が無いけどいつか自由に飛べるようになれる事を信じていたからである。それはいつか現実になる…。 続く。 |
マルル | #2☆2004.03/25(木)22:53 |
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第2話 “空”を飛びたい 『タツベイに翼がはえてる!』 『え…本当!?』 『やったなタツベイ、さぁ俺たちと空を飛び回ろうぜ!』 『やったぁ〜!ボクは空を飛んだんだ〜!』 ガツン! 「いてててて〜!あれれ!?翼がな〜い!」 タツベイは岩に激突して目が覚めた。もちろん翼などなかった。 「夢だったのか…あーあ、せっかくスバメたちと空を飛べたと思ったら夢…がっかり…。」 「本当にボクは空を飛べないのかなぁ…。」 タツベイが落ち込んでいる時、1匹のポケモンが飛んできた。 「あなただぁれ?」 「(ドキッ)ボク…?キミこそだぁれ?」 「私はチルットっていうの。」 「ボ…ボクは…タツベイッ!」 「そう、タツベイ君っていうのね!それより、どうしてそんなに落ち込んでるの?」 「そ…それは…。」 タツベイはとっても恥ずかしそうに訳を話した。出会った瞬間に何かがささったようだ。 「タツベイ君、空を飛びたいの?私みたいに。」 「う…うん。」 「そうなの…タツベイ君って翼ないよね。超能力使える?」 「使えない…。」 「そっかー。それじゃあ、無理なのかも…。それ以外に…あ、パラグライダーなんてどう?」 「全部自分の意思で飛びたい…そう、自由に…。」 「(バラグライダーも充分自由に飛べるかと…。)それだったら無理かも…。」 がくっ 「あ、ゴメンねっ!わたしも飛ぶ方法あんまり知らないの。」 「いいや、チルットちゃんのせいではない…けどなんとか飛べないかな…?」 「う〜ん………あっ、あなたの進化系って知ってる?」 「進化って何?」 すてんっ 「進化ってのは…何ていうんだろう。簡単に言えば、姿が変わってパワーアップするの。もしかしたら、あなたが進化したら飛べる事が可能になるかなって思ったのよ。」 「なんだかすごいね。ボクも進化できるの?」 「わからないけど…そうだわ、この先に物知りで有名な“ホエルオー”さんっていう人がいるわ。その方に聞いてみて。」 「ありがとう、チルットちゃん。」 「えへ、お役に立てて…嬉しいわw」 チルットはちょっぴり照れていた。タツベイも…。 「じゃあ…、頑張ってね。進歩したら…また会いに来てよ。」 「うん、ありがとうチルットちゃん…さよならっ!」 「あ…。1つ忘れてた…。」 「え?」 「ボク飛べるようになったら、一緒に飛ぼうね。」 「うんわかった…約束ね。」 「じゃあね。」 「バイバイ、タツベイ君。」 こうしてタツベイはチルットとの出会いでまた1つの目標が増えたのでした。 “空を飛ぶ”という目標と、そして…。 続く |
マルル | #3☆2004.04/02(金)23:41 |
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第3話 ホエルオーと1番弟子? 「いいなぁ…。いわゆる“天の海”なのかな…空って。」 タツベイは空を眺めながら独り言をぶつぶついう。 「雲って、おいしいのかなぁ。」 タツベイは雲を『わたあめ』の原料だと思っているようだ。 「あ、ここがミナモシティ…?いや、そうだよね。ここに書いてあるもんね。」 たしかにかんばんには{ミナモシティへようこそ}と表記されている。 「ここに物知りのホエルオーっていうのがいるんだな?」 「そのとーり♪」 「とーり♪」 「誰?いきなり…。」 「ホエルオー様につかえる者で自称1番弟子でもありますです♪」 「ありますです♪」 「(自称…)で、キミたちボクに何か用なの?」 タツベイは2匹のポケモンにストレートに聞いた。 「ハイ、ホエルオー様の所に行きたいと言ってたので、案内しようかと思いましてね♪」 「思いましてね♪」 「ホント…?それなら連れてってよぅ。」 「「お任せください」」 そして、ミナモシティの海岸に行った。 「ここがホエルオー様がいるミナモの海岸であります!」 「あります!」 「やったぁ…!早く会わせて!」 「わかりました。ホエルオー様〜!」 「ホエルオー様〜!」 ブクブクブク… ばっしゃーん!! 「なんじゃ。」 「………これが、ホエルオーなの!?」 タツベイが見たものは想像以上にデカかった…。 「お客様ですっ!」 「ですっ!」 「そうか…プラスル・マイナン、まーたイタズラかと思ったでのぉ。でも、今日は客がいる気がしたのじゃ。で、お前の名は?」 「ボクはタツベイです。今日はホエルオーさんにどうしても聞きたい事が…。」 「ほう、わざわざワシにたずねて来るほど知りたい事なのだな。」 「だなー?」 「だなー?」 「こりゃっ!プラスル・マイナン!」 ホエルオーのみずのはどう! プラスル・マイナンにクリーンヒット! 「「ごめんなさいですぅ…。」」 「で、お悩みはなんじゃ?」 「えっと…、ボクの進化系は何ですか!?」 「なんじゃ…お前さんの進化系か。そうじゃな、タツベイは『コモルー』になるのじゃ。」 「コモルー…?」 「そして、大きな“翼”を持つドラゴンポケモン『ボーマンダ』となるのじゃ。わかったかな?」 「大きな翼…ボーマンダ…!?じゃあ、その最終形態になれば、空を飛べますか!?」 「もちろんじゃろう。なんだ、そんなにうれしいのか?」 「うれしいのか?」 「うれしいのか?」 「翼…。ワァ…!ボク進化したら飛べる…!あの大空を!!」 「そんなに空を飛びたかったのだな。」 「おっとタツベイ、進化には“経験値”というのが必要じゃ。それをたくさんためないと、進化の力は手に入らないのじゃ。」 「…どうためるのですか!?」 「とにかくバトルを積み重ねていくのじゃ!」 「のだ!」 「のだ!」 「(のじゃじゃないの?)そうですか…ありがとうございます!ホエルオーさん、ボク頑張ります!!」 「ほうほう、その意気込みが大事じゃ。また、わからない事があったらワシに聞きに来なさい。」 「ありがとうございました!」 「修行を積むならまず『カナズミシティ』にいくのじゃ!」 「ハイ!」 「プラスルも行く!」 「マイナンも行く!」 「え!?」 「だって楽しそうだもん。ね、マイナン♪」 「ね、プラスル♪」 「ということじゃ。引き取ってやりなさいよ。」 「わかったよ。じゃあ、プラスル・マイナン行こうか。」 「「わーい!!れっつごぉ♪」」 こうしてタツベイと新たに旅を共にする事になったプラスル・マイナンはカナズミシティに向かう事に…。 「カナズミシティってどこでしたっけ。」 「(がくっ)タツベイ…。」 続く。 |
ハネッコ☆ | #4☆2005.03/13(日)17:13 |
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第4話 ポケモン宅急便 「“ボーマンダ”かぁ…。」 「「かぁ…。」」 タツベイはもう夢一杯。プラスルとマイナンも何故か夢一杯。 一行が向かうはカナズミシティ。でも、そこは遠い…。 「…やっとヒマワキシティだよ。」 「2日でここ?プラスル困っちゃう〜。」 「マイナン困っちゃう〜。」 「そんなこといわれても…僕だってミナモシティに行くのに1週間かけたんだ。…少しは見習って欲しいよ。」 「マイナン、もう疲れた。今日はここで寝ましょw」 「ここで寝ましょw」 「…まだ、真っ昼間でしょ。『おてんきけんきゅうじょ』までなら行けるよ。そういえばポワルン…元気にしてるかな…。」 以前タツベイは『おてんきけんきゅうじょ』にお世話になったらしい。 ミナモシティへの道も、そこに住むポワルンに聞いたようだ。友達らしい。 「早くレベルアップしてコモルーになりたいの!君達もそれに付き合ってくれる心構えでついて来たんでしょ?」 「いや…ただ楽しそうだったからだもん。」 「だもん。」 「あのねぇ…。」 「それなら俺っちにお任せさっ!」 イキナリどこからともなく変な声が聞こえてきた。 と、そのポケモンがこっちに急降下してきたのだ! 「マイナン〜!僕達ずっと友達〜!」 「プラスル〜!ぎゃ〜!」 「…んもう…ずつき!」 がつん! 「…イッテー!何をする!」 「あんたが急降下してくるからでしょ。で、あんた誰?」 「…まぁ、いいや。俺っちはエアームド!“ポケモン宅急便”つう仕事やってる…つーか趣味?」 「(…何だコイツ)ポケモン宅急便?」 「そう、ポケモンを送り届ける仕事さぁ!まぁ、カッコいい俺っちがも〜っとカッコよさをみがくために始めた仕事さぁ!」 「ほんとぉ?プラ達乗せてくれるの〜?」 「乗せてくれるの〜?」 「任せとけ!今ならファンサービスだ!」 「ファ…ファンサービスって…。」 「つまり無料!ハハハハハ!」 「…(汗)」 タツベイはテンションについていけない。でも、そういうことなので… 「じゃあカナズミまで頼めるかな。」 「任しとけ!セルフサービスだ!」 さっきと違う…しかも意味まで違う…。 「ありがと。じゃあ早速。」 「早速♪」 「最速♪」 「よっしゃ!まかしとけチルドレン!」 こうして3匹はお調子者エアームドに乗って、カナズミシティへ…。 |
ハネッコ☆ | #5☆2005.03/14(月)22:30 |
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第5話 ポケモンスクール入学? 「さぁ、着いたぜ!ここが噂のカナズミシティだ!」 「噂なのかよ…。」 「まぁいいさ!じゃあ俺っちはこれで…と、その前に。」 エアームドが変な物を渡してきた。 「これはポケギア!次困った時はこれで連絡してくれ!この辺では手に入らないモンだからなくすなよ!」 「あ…ありがと。」 「よし、今度こそじゃーな!」 そういうとエアームドは颯爽と飛び去っていった。 タツベイ達はそれを見送ると、ポケギアに焦点を集めた。 「すっご〜い!これマップがついてる〜vV」 「これラジオがついてる〜vV」 「この辺じゃ手に入らない…か…。」 タツベイは『デポンコーポレーション』という会社の前にある貼り紙を見た。 {最新アイテム★ポケナビ}と書いてある。 どうやらこの地方はポケナビが流通してるみたいだ。 「さて、カナズミには“カナズミジム”ってのがあるみたいだね。さっさと行こ…ん?」 「「行こう行こ…♪って何あそこ。」」 ふと3匹が見つけたもの。それは『ポケモンスクール』という建物だ。 (※正式には『トレーナーズスクール』だそうです(駄)) 自然に3匹は近づいていく。と、イキナリ 「ようこそ!ポケモンスクールへ!入学希望ですか?」 「…いえ!ちょっと立ち寄っただけです!」 テンション高めのアゲハントにタツベイは引き気味。 「そうですか?でも、見学は自由ですよ!ささ、お入り下さい!」 「…あ、そうですか…ハハハ。」 「「見学、見学♪」」 タツベイ撃沈(ぇ)2匹はノリノリ。 3匹は約一時間ハイテンションなアゲハントに案内された。 バトルはもちろん、ポケモン1匹1匹に関しての資料がたくさんあった。その点はタツベイも感心した。プラスルとマイナンはただ遊んでいただけに見えたが。 そしてやっと外に出れた。 「どうでしたか?今からでも入学OKですよvV」 「はぁ…イヤ、いいです…。」 「そうですか?遠慮しなくてもいいんですけど仕方ないですね♪」 「ですね♪」 「ですね♪」 「マネすんなよ…。じゃあ、僕らはこれで。」 タツベイ達はポケモンスクールを後にした。 さぁ、いよいよカナズミジムだ!果たしてタツベイ達は…? |
ハネッコ☆ | #6★2005.07/02(土)09:37 |
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第6話 対決!カナズミのノズパス 「ここがカナズミジムか…。」 タツベイ達が立つのはカナズミジムの扉の前。 「よし…。」 「「し…。」」 「そこまでリピートするのね(汗)」 そして扉を開けると、いきなり岩が飛んできた。 間一髪で3匹はそれをかわす。 「いきなり何だ…?」 「「何だ…?」」 「フハハハ。挑戦をしにきたのだろう?その身のこなし…なかなかだな。」 「だれだアンタ…?」 「私はノズパス。ここカナズミジムのリーダーだ!」 「あれがリーダー?マイナン〜。」 「リーダー?プラスル〜。」 「正々堂々1対1で戦おうではないか。だが私には勝てないぞ。」 「む。受けてたつよ!」 こうしてタツベイVSノズパスのバッチ戦が行われることに…。 そしてゴングが…。 {カーン!} 「先手必勝!ずつき!」 「かたくなる!」 「ぐぅ!」 「フハハハ。私は岩タイプ。その力ではノーマルなどザコだ!いわおとし!」 「ぎゃあ!」 タツベイの力では押されるのも仕方がない…。 「タツベイ!ガッツだぜ!」 「タツベイ!ゲットだぜ!」(ぇ) 「たいあたり!」 「かみつく!」 {ガチ} 「言っただろう!ノーマルなど効かぬ!」 「いやこれ悪タイプ…。」 「とどめだ!がんせきふうじ!」 「うわぁ!」 タツベイギブアップか?ノズパスはようきに笑っている。 「タツべー!」 「タツべー!」 「フハハハ。私の勝ちだな…ん?」 タツベイはがんせきふうじで出来た土砂の中からにらみつけている…。 「なんだ…?負け惜しみか…?」 「むぅ!気合だぁ〜!」 {タタタタ…} 「全力でずつきぃ!」 「ナヌ!ぐわぁ!」 タツベイのずつきがきあいだめでクリーンヒット!更に全力攻撃で、さっきにらみつけるをした事でノズパスの防御力は落ちていた。まさに奇跡! {ドタ} 「勝者!タツベイ!よってストーンバッジを授与します!」 「タツベイ!やったぁ!」 「やったぁ!」 「てか超ラッキーでしょ…でもよかった。」 「フハハハ!素晴らしいバトルだった!こんな負け方は始めてだ!これからも頑張りなさい。」 「どうもです。」 こうしてカナズミジムのノズパスを倒しストーンバッジをゲットしたタツベイ達。3匹は喜んだ顔をしながら、カナズミシティを後にして、ムロタウンに向かっていった。 「ふ〜ん、アイツなかなかやるじゃん…。」 |
ハネッコ☆ | #7☆2005.07/02(土)09:37 |
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第7話 トウカの森で迷子 「えーっと、この森の先に“ピーコちゃん”ていうキャモメが住んでるらしい。」 「キャモメ?」 「モメメ?」 「まぁいいさ、さっさとこの森を抜けて、そのピーコちゃんやらに会わないと。」 そうタツベイが言うと、プラマイは頷き、森に入っていった。 ここは普通に歩けばすぐに出られるので、タツベイは安心しきっていた。 「もけー!!」 「キャー!!」 「どうしたプラスル! …何このキノコ。」 「キノコじゃないの、キノココなの。」 「プラスル脅かすの酷いよキノコ!」 「違うのキノココなのー!」 とブハーと変な粉が飛んできた。 タツベイとマイナンはそれを吸ってしまい突然寝てしまった。 「んもぅ。」 「待って待ってキノココー。」 「にゅ?」 ―――それから30分後…。 「ううん…ここは…。」 「天国?」 「違うよここは森。お前はマイナン。…プラスルは?」 「プラスル? …。」 「うわぁ〜ん!!プラスルがいなぁ〜い!!」 「ちょっと、耳がキーンってしたじゃないの。」 「うわぁ〜んわぁ〜ん!!」 「…探そうよ。」 そんな訳で森を彷徨う2匹…。 「ちょっとちょっとそこのケムッソ君。」 「何でしょう。」 「この青いのの色違いっぽいの見なかった?」 「さぁ、知らないねぇ。」 「ちょっとちょっとそこのナマケロ君。」 「…?」 「この青いのに似た耳が赤っぽいの知らない?」 「…{フルフル}」 「…;」 何匹かに聞き込みしてみたが一向に手がかりなし。 が、そんな中…。 「いないねぇ…。」 「ねぇ…ぐすん。」 「大丈夫だよ、この森の中にいるはずだから。」 「…うん。」 「あ、あなたたち、うちのキノコちゃん見かけなかった?」 「え、知りませんが…どちら様でしょうか。」 「すみません、キノガッサといいます。私の子ったらいつも自主的に帰ってこないから、私が探しに行くんですよ。」 「僕らも今プラスルを探してるんです。」 「プラスル? もしかしたらあの子と一緒にいるかもしれないわね。」 ということでタツベイ達はキノガッサについていくことにした。 キノガッサがとあるポイントにいるというので、そこに辿り付くと…。 「やっぱりいたわね、キノコちゃん。」 「プラスルー!!」 「マ…マイナンー!!」 「のー。お母さんなのー。」 「こんな所にいたのかプラスル。キノコと一緒にいるなんて…。」 「ごめんなさい、二人共寝ちゃったからチャンスだと思って。」 「のー。タツベイさん、ごめんなの。」 「さぁ、夕暮れも近いからおうちに帰りますよ。明日も遊べるんだから。」 「わかったの。帰るの。」 プラスルも見つかって、キノココも納得した。 「キノガッサさん、ありがとうございました。」 「ございました。」 「ございました。」 「いえいえ、あなたたちも気をつけてくださいね。私は応援しますよ。」 「のー。僕もなの。」 「ありがとうです。それじゃ、これで。」 こうしてキノココ親子に別れを告げたタツベイ達は、ピーコちゃんの家に向かっていった。 果たして無事にムロタウンへ行けるのか…。 |
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