ぴくの～ほかんこ「短編：そらのはしらへ」

ぼーまんだ	#1☆2003.07/22(火)22:59

「…あのさぁ、だからここはどこだっての・・」
「グワァァ？」
「だからぁ、何ここ。」
「グワファファ…」
「笑ってる場合じゃないって・・」
申し遅れたけどあたしランていうんだけど……
こいつはペリッパーのベッリパー。初めて「そらをとぶ」で
飛行して…今、意味分からないところにいんのよ。
ポケナビ…ピッピッピ…
「？？なぁにが不明じゃぁ！なに？トライアスリート？バトルしよう？んな場合じゃないっての」
寒…。寒いなぁ……。ん？
っていつの間にか夜だよ…。
ここは塔の上か？
妙に高い。
下から地響きがするし今にもくずれそうだな…。
全く…。ああ…幻覚が見える…
緑の光みたいものがこっちへ向かってくるな…。
早いな…いや…頬を叩いた。現実だ…。
じゃ、あ…あれは…？
「グワワァァ！」
ベッリパーが威嚇してる…じゃあポケモン？
でかいし…。うわ！こっち来る！
ついにその巨体は地面に体を置いた。鋭く尖った牙。見開かれた腰抜かすような黄色い眼。緑色で龍のような外見。
「ガルルル……」
「はぁ？なにこの馬鹿でかい・・ポケモンは？」
そんな言ってるうちにその馬鹿でかいポケモンに
吹き飛ばされ落ちて…落ちて…
目には本当にでっかい塔が見えた。
「聞いたことある・・。天まで届いてるといわれる空のはしら・・」
そこで気を失った。
気が付くとあたいはキナギにいた・・。
よし！絶対また行ってやる！待ってろよ！
馬鹿でかいポケモン！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完

fe073120.fl.FreeBit.NE.JP

[26]

物語

[26] 短編：そらのはしらへ