ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[322] ヒカルとミコトの冒険〜始まり

☆華鈴☆ #1☆2004.04/28(水)16:40
【第1話 新しき友】
ここはマサラタウン。カントー地方の小さな町だ。マサラタウンの1件の家の2階で1人の少年が眠っている。
少年「グゥー…カー…」
1階からは母親らしい人の声が聞こえてくる。
母親「そろそろ起きなさい!ヒカル!オーキド博士があなたを呼んでいらっしゃったわよ!」
オーキド博士はカントーでは有名なポケモン研究家だ。
ヒカル「ん・・博士が・・?」ヒカルは起き上がる。赤、黒、白の上着に青いズボン。赤と白の帽子をかぶっている。ゆっくりと階段を下りる。
ヒカル「母さん、ちょっと研究所まで行って来るよ。」
母さん「そうしなさい。お待たせすると悪いから。」
ヒカルは家の外に出た。その時、同時にヒカルと同い年くらいの少女が隣の家から出てきた。
少女「あら、ヒカル。どうしたの?こんなに朝早く・・」
ヒカル「ミコトこそ。・・あ!もしかしてミコトもオーキド博士に?」
ミコト「ええ、そうよ。って事はヒカルもね?」
彼女・・ミコトはヒカルの幼馴染だ。
ヒカル「ああ。せっかくだし一緒に行こうぜ!」
ミコト「いいわよ。行きましょっか!」
2人は研究所の扉を開けた。
ヒカル&ミコト「「博士〜?」」
オーキド「おお、ヒカルにミコト!さ、こっちじゃ。」そう言い2人は奥の部屋に通された。
ミコト「博士、いったい何なんですか?」
オーキド「いや、実は2人もそろそろポケモンを持ちたいだろうと思ってポケモンを用意したんだ。」
ヒカル&ミコト「「本当ですか!?」」2人はポケモンを持った事がないので大喜びだ。
オーキド「ああ。好きなのを選びなさい。」
ミコト「あ〜ん・・迷うなぁ・・」
ヒカル「そうだな…」2人はじっと考えている。
オーキド「ゆっくり選びなさい。大事なパートナーなんじゃから・・」
しばらくしてミコトが口を開く。
ミコト「きーめたっ!わたしはフシギダネ!」ミコトはフシギダネの入ったボールを手に取る。
ヒカル「そうだなぁ・・じゃ、ここはヒトカゲで!」
ヒカルもヒトカゲの入ったボールを手に取る。
オーキド「決まった様じゃな。では、ポケモンとあいさつして置きなさい。」
ヒカル「よぉしっ!出て来い!ヒトカゲ!」
ミコト「出てきて!フシギダネ♪」
ボールの中からヒトカゲとフシギダネが出てくる。
ヒカル「よろしくな!ヒトカゲ!」
ミコト「これからよろしく♪」
ヒトカゲ「カゲェ!」
フシギダネ「ダネェ!」お辞儀をする2匹。
ヒカル「そうだ!名前付けなきゃな!えーと・・ヒーズでどうだ?」
ヒーズ(ヒトカゲ)「カゲカゲェ!」
ヒカル「OKか。ヒーズ。改めてよろしく!」
ミコト「ニックネームか…じゃあミント!どう?」
ミント(フシギダネ)「ダネダネェ!」微笑むミント。
ミコト「よろしく!」
オーキド「面会は終わったか?」
ヒカル&ミコト「「はい!」」
オーキド「それならバトルしてみたらどうじゃ?これから何度もする事になるぞ?」
ヒカル「いいじゃん!やろうぜ、ミコト!」
ミコト「OK!望むところよ!」
オーキド「審判はワシがやろう。」
ヒカル&ミコト「「バトルスタート!!」」
     つづく
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☆華鈴☆ #2☆2004.04/29(木)10:06
【第2話 初めてのバトル!】
ヒカル「まずはヒーズ!『ひっかく』だ!」
ヒーズ(ヒトカゲ)「カーッゲェ!」
ミコト「ミント、かわして!」
ミント(フシギダネ)「ダーネ!」
『ひっかく』をギリギリでかわすミント。
ミコト「いいわよ!『なきごえ』!」
ミント「ダネッ!ダーネェェ!」
ヒーズ「カッ、カゲ!?」ヒーズが一瞬ひるむ。
ヒカル「ヒーズ!」
ミコト「今よ!『たいあたり』っ!」
ミント「ダネッ!ダーネッ!!」
ヒーズ「カ・・カゲェ・・!」ミントの『たいあたり』はヒーズにクリティカルヒット!
ヒカル「負けるなヒーズ!ジャンプだ!」
ミコト「えっ!?」
ヒーズ「カ・・カゲッ!」大きくジャンプするヒーズ。
ヒカル「いいぞ!そのまま『ひっかく』!」
ヒーズ「カーゲェェッ!」ヒーズの体は回転する。その事で『ひっかく』の威力は倍増していた!『ひっかく』はミントにヒット!
ミント「ダ・・ネェ・・!」
ミコト「ああっ!ミント!・・がんばって!『つるのムチ』!」
ミント「ダ・・ネッ!」  パシッ ムチがヒーズの足に巻きつく!
ヒーズ「カ・・!」
ヒカル「ヒーズ!最高のパワーで『ひのこ』!!」
ヒーズ「カ・・カッゲェー!!」
ミント「ダ・・ダネェ…」バタッ 倒れるミント。
ミコト「ミント!!」
オーキド「フシギダネ戦闘不能!よって勝者ヒカル!」
ヒーズ「カ・・カゲェ!」
ヒカル「やったぜ!・・あ、ミコト、ミントは・・?」
ミコト「平気!大丈夫!ゆっくり休めば元気になるわ!」
オーキド「見事じゃった、ヒカル!ミコトもよくがんばった!・・そうじゃ!ちょっと待っておれ。」
ヒカル&ミコト「「??」」
奥の部屋で何かを探す様子のオーキド博士。
オーキド「おかしいのぉ・・確かこのあたりに・・あった!」
オーキド博士が持って来たのは5つのボールと何かの図鑑だった。
ミコト「?・・何ですか、それ?」
オーキド「これはモンスターボール!投げればポケモンを捕まえる事ができる!・・そしてこれがポケモン図鑑!」
ヒカル「ポケモン図鑑?」
オーキド「ああそうじゃ!この図鑑は出会ったポケモンを記録する大変便利でハイテクな物じゃ!・・ヒカル、ミコト。これを2人に渡そう。」そう言って博士は2人に図鑑を渡した。
ミコト「え、いいんですか?」
ヒカル「ポケモンをもらった上、図鑑まで・・」
オーキド「それはワシからのお願い!こっちが礼を言わねば・・実は2人にそれを持って旅に出てほしいんじゃ!」
ヒカル&ミコト「「え!?」」
オーキド「驚くにはムリもない・・ポケモン図鑑にすべてのポケモンを登録するという偉大な仕事を2人にやってほしいんじゃ。」
ヒカル「出たいです!旅に!」
ミコト「わたしも!一度旅に出てみたかったの!」
オーキド「そうか!それなら良かった!では、家族に話して出発してくれ!」
ヒカル&ミコト「「はい!」」
そしてヒカルとミコトは母親に旅の事を話した。
ヒカル「いいかな?母さん・・」
母親「・・そう。いいわよ!子供はいつか旅に出るものなのよ!」
ヒカル「…!ありがとう、母さん!・・行って来ます!」
母親「行ってらっしゃい!気をつけるのよ!」
ヒカルが家から出るとミコトも家から出てきてニコッと笑う。
そして2人は1番道路の方へ向かってゆく…
     つづく
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☆華鈴☆ #3☆2004.04/29(木)12:10
【第3話 GET大作戦!】
ヒカル「あ、ポケモン図鑑の使い方、マスターしなきゃ!」
ミコト「えっへん♪わたしはもう覚えたわ!」
ヒカル「マジ〜!?じゃ、出て来い!ヒーズ!」
ヒーズ(ヒトカゲ)「カゲ?」
ヒカル「ちょっと協力してくれ!・・教えてくれよミコト!」
ミコト「もう!仕方ないわね!出て来てミント!」
ミント(フシギダネ)「ダネェ!」
ミコト「あのね、まずココを押して!」
ヒカル「ココ?」 (ポチッ♪)
(ウィ〜ン☆)
ミコト「これで開いたわ。後はこの先をポケモンに向ける・・」
(ピッ♪)
≪フシギダネ たねポケモン うまれたときからせなかにしょくぶつのタネがあってすこしずつおおきくそだつ≫
ヒカル「わっ!すげ〜!」
ミコト「戻って!・・さぁ、ヒカルもやってみて!」
ヒカル「ああ・・」
(ピッ♪)
≪ヒトカゲ とかげポケモン うまれたときからしっぽにほのおがともっている。ほのおがきえたときそのいのちはおわってしまう≫
ヒカル「そうなんだ・・気をつけなきゃな・・」
ヒーズ「カゲ〜?」 と、その時・・     ガササッ
ミコト「な、なに!?」
 「ポポッ!」
ミコト「ポッポだわ!」
ヒカル「ポッポ・・?」
(ピッ♪)
≪ポッポ ことりポケモン たたかいはすきではない。くさむらのなかにかくれてちいさいむしなどをとらえる≫
ヒカル「気に入ったぜ!GETするぞ!」
ミコト「ヒカル、まずは相手を弱らせるのよ!」
ヒカル「OK!GOヒーズ!」
ヒーズ「カゲェェ!」
ポッポ「ポッ・・?」
ヒカル「『ひっかく』攻撃!」
ヒーズ「カーッゲ!」
ポッポ「ポッ・・!ポォォ!」ポッポが本気になった様だ。
ヒカル「そうこなくっちゃ!『ひのこ』!」
ヒーズ「カァーゲェー!」
ポッポ「ポポッ!」ポッポは『ひのこ』をひらりとかわす。
ポッポ「ポーッポ!」
ミコト「気をつけて!ポッポの『すなかけ』よ!」
ヒカル「『すなかけ』…?」
ヒーズ「カゲッ・・!」ヒーズは砂を浴びてしまった。
ヒカル「ヒーズ!」
ポッポ「ポーッ!」ポッポはつっこんでくる。
ヒーズ「カゲェ・・!」
ヒカル「がんばれ!『ひのこ』だ!」
ヒーズ「カゲッ・・!カァーゲェー!」
ポッポ「ポッ・・!」『ひのこ』はポッポにヒット!
ミコト「今よ!ボールを投げて!」
ヒカル「よォし!行け!モンスターボール!」
ポッポ「ポ…」
モンスターボールに吸い込まれるポッポ。ボールは1回・・2回・・と揺れる。 
カチッ☆
ミコト「・・ゲット完了ね。」
ヒカル「やったー!ポッポGETだぜ!出て来い、ポッポ!」
ポッポ「ポポッ!」
ヒカル「ポッポ、お前は今日から俺達の仲間だ!・・ニックネームはゼロでどうだ?」
ゼロ(ポッポ)「ポッ!!」
ヒーズ「カゲ〜!」
新しい仲間、ゼロが加わった!
     つづく
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☆華鈴☆ #4★2004.04/29(木)13:40
【第4話 トキワシティ!リーグ挑戦の決意】
ヒカル「ここがトキワシティか!マサラより大分大きいな!」
ヒカル達一行はトキワシティに到着していた。
ミコト「そうね!・・あ、あそこにジムがあるわ!」
ヒカル「え、ジムってバッジを8つ集めるとポケモンリーグに出場できるっていう・・アレ?」
ミコト「そうよ!わたし、リーグには興味ないけどバッジを集めて実力を上げようと思ってるの!」
ヒカル「俺はバッジを集めてリーグに挑戦するぞ!ミコト、あのジムに行ってみようぜ!」
ミコト「いいわよ!」
2人はジムの前に立っているおじいさんに声をかけた。
ミコト「あの、ここってジムですよね?」
おじいさん「ああ、そうじゃ。・・でもいつもしまっとる。」
ヒカル「えっ!?」ヒカルは扉のノブに手を掛けた。
ガチャッ☆ ガチャガチャ☆
ヒカル「本当だ…」
ミコト「誰がジムリーダーなのかしら?ジムをほったらかしにするなんて!」
おじいさん「同感じゃ。君達ジムを回るんならここは最後に回す方がいいじゃろう。」
ヒカル「どうする?ミコト。」
ミコト「仕方ないわ。そうしましょ。ありがとうございました。」
2人はトキワシティを後にし、トキワの森に向かった。
ヒカル「あーあ、残念だな。ミコト、次のジムは?」
ミコト「ニビシティのニビジムがいいわ。タケシっていう人で岩タイプ使いよ。」
ヒカル「相性はどんなのがいいんだ?」
ミコト「岩タイプには草タイプや水タイプの技がいいわ。逆に炎タイプや飛行タイプは控えた方がいいわね。」
ヒカル「炎と飛行って・・ヒーズとゼロ!?」
ミコト「ま、わたしはミントで行くつもり。」
ヒカル「何かいい技は…?」図鑑を開くヒカル。
(ピッ♪)
≪ヒトカゲは『メタルクロー』と言う鋼タイプの技を覚える≫
ヒカル「『メタルクロー』・・?」
ミコト「『メタルクロー』は鋼タイプだから岩には効果抜群よ!」
ヒカル「よし!明日からは『メタルクロー』の練習だ!」
ミコト「『メタルクロー』を覚えるにはツメを鍛える必要があるわね。」
ヒカル「なぁに!平気さ!明日から毎日練習だ!」
ミコト「ま、毎日!?」
そんな会話をしながら2人はトキワの森へ入った。
ヒカル「うへー・・まるで迷路だな…」
ミコト「ほんと。気をつけなきゃ!」
ー30分後ー
ヒカル「・・なぁ、さっきから同じ所をグルグル回ってるような・・」
ミコト「まさか・・」
ヒカル&ミコト「「迷った!?」」
ヒカル「ま、まずいぜ・・こんなトコで…」
ミコト「・・今日はココで野宿かも・・」
ヒカル「マジかよ・・」
 「おい!」
ヒカル「え?」見ると、そこには少年が立っている。
少年「お前達!俺とバトルだ!」
ヒカル&ミコト「「は〜〜!?」」
     つづく
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[322]

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