海のミズゴロウ | #1★2003.11/21(金)17:19 |
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これは、第一巻の話が終わって、数日たった後の話です。 マグマ団も壊滅し、この世界にも平和が戻ってきました。 そして、この話は、ある夏の夜の話です。 三匹は、家の近くの原っぱで、星を見ていました。 アチャモ「星ってきれいね。なんかミズゴロウの勇気をたたえるみたいに…」 ミズゴロウ「もう〜大げさな〜…」 キモリ「あ!流れ星!」 アチャモ「そういえば、流れ星って、願い事を叶えてくれるんだっけ?」 ミズゴロウ「そうだったけど、アチャモの願いって?」 アチャモ「う〜ん…泳げるようになって、みんなで泳ぎたいことかな。」 キモリ「そういうことって、自分でかなえることでしょ。」 アチャモ「そうだったわね…がんばって練習すればいいことよね…」 ミズゴロウ「キモリのねがいごとはなに?」 キモリ「う〜ん…、なかなか思い付かないな…あ!みんなで大冒険がしたい!」 ミズゴロウ「それもいつかかなうよ。」 キモリ「もうマグマ団はいなくなったけど、また新たな悪ができるかも…」 アチャモ「でもそのときはそのときでしょ!」 キモリ「ミズゴロウさ、みんなに聞いてるけど、ミズゴロウのねがいは?」 ミズゴロウ「いいにくいんだ…」 アチャモ「え!ミズゴロウのねがいって、そんな深刻なことなの?」 ミズゴロウ「うん。お父さんを生き返らせること!」 キモリ「え!ほんと?」 ミズゴロウ「うん、ほんとなんだ。お父さんは、マグマ団に殺されたんだ…だいぶ昔に…」 アチャモ「え…」 〜ミズゴロウ回想〜 5年前…ミズゴロウと、そのお父さんは、修行の旅に出ていた。 おとうさん(ラグラージ)「よし、今日は、みずでっぽうの修行だ。それじゃあ、はじめよう!」 ミズゴロウ「うん!お父さんみたいにいわもくだけるようになるよう、がんばります。」 しかし、しゅぎょうを始めようとして… ラグラージ「ちょっとまって!波の動きがいつもと違う。何かが近づいてくる…」 ミズゴロウ「お父ちゃん…」 マグマ団「くっ、こんなところにわれわれの邪魔をするやつがまだいたか。」 ラグラージ「マグマ団だ!ミズゴロウ!おまえはそこでまってろ!」 ミズゴロウ「はい。」 そして… マグマ団「こんな奴らがいると我々の邪魔なのでね、死んでもらう!いけっ!」 マグマ団はキノココを出した。 え!なんでキノココもってるの?ときかれても企業ひみつなのでわかりません。 キノココ「けっ、こんなやつちょちょいのちょいですよ。」 そして戦いが始まって… え!もう決着着いたんじゃないかって!いい加減にして下さい。そう簡単に終わってしまったら、つまらないじゃないですか! そして数時間後… キノココ「あ!いいものみっけ!」 ミズゴロウ「えっ!」 キノココははじにいたミズゴロウに近付いてきましたが… ラグラージ「ぐああ!」 どうしたのでしょう… キノココ「ばかなやつらだぜ!自分も道ずれになりやがって!」 しかし、1時間後… ミズゴロウ「ん…」 ふとみると、目の前にお父さんが倒れていて… ミズゴロウ「おとうさん!おとうさん!」 と思ったらおとうさんはたおれていました。 …そうです。ミズゴロウをかばって殺されてしまったんです… 〜〜回想終わり〜〜 ミズゴロウ「こんなわけなんだ…あれ…?」 しくしく… アチャモ「かなしくないわけないでしょ!お父さんが殺されたなんて…」 ミズゴロウ「でももうだいじょうぶ。マグマ団は壊滅したんだし…」 アチャモ「うん…」 キモリ「あの光は何だ…」 ????「こんばんわ!ボクはジラーチ!」 アチャモ「え!あの千年に一度…七日間しか起きていないジラーチに会えるなんて…」 ジラーチ「なにいってんの!ことしはあれから千年後…」 キモリ「『あれ』ってなんですか?」 ジラーチ「あれは、千年前…世界は激しい戦いが起きていた…そして、せかいは滅亡の道を歩もうとしていた…そして、それをとめたのがボクなんだ。」 ミズゴロウ「へぇ〜、ジラーチくんってすごい力を持っているんだ…」 ジラーチ「今日で7日目なので最後です。さようなら…」 ジラーチは永い眠りについた。 アチャモ「それにしてもラッキーよね。こんな幸運にめぐりあえて。 ミズゴロウ「もうそろそろ眠くなってきたから、寝よう。」 キモリ「そうだね。じゃあ、おやすみ。」 三匹は永い眠りについた(うそ) さんびきとも「おやすみ」といって、ねむった。 おわり |
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