サクラ | #1☆2004.05/20(木)19:30 |
---|
第一章 不思議なストーン わたしは、小春。水晶大好き少女です。友達は、夏美(なつみ)、秋帆 (あきほ)、冬子(とうこ)。春夏秋冬ってかんじ?わたしは、元気とおっとりの間ってところかな。今日は、4人で、ストーン専門店を見にいくんだけど・ ・ ・ 小春「どんな水晶にであえるかな〜。」 秋帆「わたしの情報だと〜、すっごくいいところよ」 冬子「よかったですね〜。」 夏美「よっしゃ〜。お金ためといて、ラッキー!」 カランカラン 4人は、お店にはいった。 そこには、カッパのようにハゲてる、おじさんがいた。 夏美『なにあの、オヤジ・ ・ ・きもちわるっ』 ←小声 秋帆『私の考えだと・ ・ ・もうすぐわらいそう』 小春『もうがまんできないよー』 すると、そのおじさんは、かつらをつけはじめたでわないですか! 夏美「プっ!」 皆『わらっちゃだめ〜』 おじさん「なんのようだねきみたちは!」 冬子「ひえ〜」(半泣き) 夏美「めそめそのうじうじがー」(怒り) 小春「おこっちゃだめ〜」 秋帆「わたしの計算によると、いじめスレスレ」 女の人「おじさん!またお客さんを泣かせたでしょ!」 おじさん「さーな」 おじさんは、にげるようにいってしまった。 女の人「わたしは、晶子(しょうこ)。ここの店長なの。ごめんなさいねー。おじさんは、このミニ鏡がすきなの。おわびにこれをあげる。」 晶子さんは、ミニパールをわたした。 夏美「わたしは、こっちのほうがいいな。」 夏美は、とうめいの水晶をゆびさした。 晶子「それは、さわらないで!」 晶子さんの声よりさきに、夏美は、水晶にさわっていた。 夏美「キャー!」 夏美は、水晶にすいこまれていく! 冬子「なっちゃん!」 秋帆「たいへん!」 小春「キャー」 夏美をひっぱると、みんなすいこまれた・ ・ ・ ―?― 小春「う、うーん」 わたしが目をさますと、岩の洞穴だった。つめたくってフワフワしている。しかも、なんだか、体が、ながいような・ ・ ・ ? 「きがついた?」 小春「うぎゃー!」 ? 「そんなにこわがらなくったってだいじょうぶ。私は、ミロカロの ジャスミン・ラビアンよ。」 よく見ると、美しくって、心がおちつく・ ・ ・ってちがうよー、動物 じゃないよ!宇宙人だよ! 小春「ここは、どこ!わたしは、だれ!」 わたしが、うろうろしていると、鏡のかけらがあった。のぞいてみると なんと!首に美しすぎる、水晶がついた、どうの長い、うなぎ(?) のような青い、ぶったいがいるじゃないですか! 小春「もういや〜」 つづく |
サクラ | #2☆2004.05/21(金)18:48 |
---|
第二章 冬子の名前は、セルシア? 冬子「うーん・ ・ ・キャー!」 私が、めざめると、なんと、1本でホソーイ岩の上にいた。 ? 「おーい。アブソルちゃーん。こっちおいでよー。」 そこには、フーワフワの羽に、青い体の鳥が、しゃべっていた。 冬子「アブ、ソル?」 ? 「そうだよ〜。わたしは、チルットのチルン。こっちにおいでよ」 冬子「おちたら死んじゃうよー。そんなとこいけないし、人間だもん」 チルン「人間?なにそれ?わたししらないや。こっちにこないと死んじゃうよー。そこ、もうすぐ、こわれちゃうもん。」 冬子「そんなー。」(メソメソ) チルン「うごいちゃだめー!こわれちゃうよー」 冬子「こうなったら〜。エイ!」 冬子は、おもいっきり、大きいガケにとびうつった。 冬子「おちるー」 ヒョイ 冬子「うー・ ・ ・あれ?ここは、地上だー」 チルン「さーすがアブソル。名前は、なんてゆうの?」 冬子「私は、と・ ・ ・」 ゴロゴロゴロー 冬子「キャー!?」 冬子に、雷がおちた。 チルン「アブソルちゃん、だいじょうぶ!」 冬子「わたしは、アブソルなんかじゃないわ。セルシアよ。」 チルン「セルシアちゃん。そのクオーツ(水晶)なに?」 セルシアの首には、丸くって黒いクオーツがついていた。 セルシア「10センチぐらいだけど、私は、よくわからないわ。」 チルン「ハンサムな顔だね〜。」 セルシア「質問するわ。私、二本足で、あるけないの。なぜ?」 チルン「そりゃ―アブソルだもん。4本足よ。はい、鏡。」 セルシア「なにこれ。」 セルシアは、黒い角のついた、ものすごく美人な顔だ。黒い水晶は、キ ラキラと、かがやいている。 セルシア「わたしっていったい・ ・ ・」 つづく |
サクラ | #3★2004.06/04(金)15:49 |
---|
第三章 雷直撃!? ジャスミン「お名前は、なんてゆうの?」 小春「わ、わからない・ ・ ・」 キャー!私の名前は、小春なのにー!だれか、私をあやつってるんだわ ゴロゴロ! ジャスミン「きゃっ!大変!陸にあがりましょう。」 小春「わかった!」 やっとしゃべれたよ〜。んっ?陸にあがろうってことは、水の中にいる ってこと〜! ジャスミン「これで感電しないわ。なかのポケモンたちも平気ね。」 ピカーン 小春「キャっ!なんなの!」 ジャスミン「ハクリューちゃん!」 何十の雷は、小春にむかっておちていった。 ジャスミン「ハ、ハクリュウちゃん?」 小春「わたしは、ウォーラ。ウォーラよ。」 なんだろう。前にも名前は、あったような気がする・ ・ ・でも、私は、ウォーラ。そう・ ・ ・ウォーラよっ! ジャスミン「ウォーラちゃんの名字は?」 ウォーラ「クオーツ・ ・ ・ウォーラ・クオーツ」 ジャスミン「そう。ウォーラちゃんの首の水晶って、ふつうのハクリュウと、くらべものにならないぐらいステキよ。湖の底からみた、光のさす、水面のかんじ。動いてる、みたい。」 わたしは、ウォーラ。でもなんか心につっかか。人間だけど、人間じゃない。不思議な気分だな〜。 つづく |
サクラ | #4☆2004.05/22(土)15:42 |
---|
第四章 秋帆の妹 秋帆「こ、ここは、ど、どこなのか、かしら。ってゆうか、さっき私に、雷おちたし・ ・ ・」 冷静な秋帆も、こんらん中。しかしなんか変だ。冬子のようだ。 いっぽう冬子は、秋帆のよう。冬子は、自分をセルシアと、おもってい るのだが・ ・ ・。性格が、逆転している。 ? 「わー。ブースターだ。かわいい!」 秋帆「だ、だだ、だれなのよ〜。」 ? 「あたちね、イーブイのイリナ。おねえたんの名前は?」 秋帆「そ、それがさっき雷が私におちて、わすれちゃったの・ ・ ・」 秋帆は、自分が人間だと、ゆうことは、おぼえているらしい。 イリナ「しょっかー」 秋帆の心[これは、夢なんだわ。だからフワフワのいきものになっちゃったのよ。でも・ ・ ・私は、だれ?] 秋帆「私は、リアナ・ ・ ・。リアナ・ウィーク」 イリナ「あたちと、にてるお名前だね」 イリナは、眠たそうにしている。 リアナ「イリナ。雨ふってきたね。あそこの木の穴で、ねむろうか。」 イリナ「うん。」 雨は、しだいにおおきくなった。さむくなったのか、イリナは、リアナの後ろ足によりそい、リアナの尻尾を、毛布のようにして、丸まってねむった。リアナは、クスリと、わらって、いっしょにねた。 イリナ「ママ・ ・ ・どこにいっちゃったの・ ・ ・」 リアナ「ねごとにしては、悲しそうね・ ・ ・」 イリナ「ママにそっくりのブースターしゃんがいたんだ・ ・ ・」 リアナの心[ブースターってゆうのは、私のことね。イリナは、お母さんがいないんだ。] 夜がすぎ、朝がきた。雨は、やんで、晴天だった。 イリナ「きのうは、ありがとう。じゃ、じゃあね。」 リアナ「まって」 イリナ「?」 リアナ「きのうイリナは、私の尻尾を毛布がわりにしたから、おれいに 妹になってもらうわよ。」 はじめて、リアナは、気を強くした。 イリナ「うんっ!」^^ つづく |
サクラ | #5☆2004.05/30(日)14:22 |
---|
第五章 私だけ… 夏美「ここは、どこ。私は、ぽけもん。ちがうっけ。前世は人間だったっけ?前世ってなんだっけ?どうでもいいや。」 パカ 女の子「かわいー。私は、美香。あなたの名前は、ちこちゃんよ。」 夏美「ちこりー!」 教授「はやくヒノアラシのひの君をとりかえしてくれ!」 美香「OK。ちこちゃん!GОー!」 草むら 男「チコリータをこっちにわたせ。おまえには、もったいない。」 美香「なによ、なによ!ちこちゃんは、私のぽけもんよ!」 ちこ「ちこー!」 私は、いきなりたいあたりをした。 男「ちぇっ。雑魚は、いらないぜ。」 おとこは、にげていった。 美香「バーカ。ちこちゃんは、かわいいやい。」 つづく |
サクラ | #6☆2004.06/05(土)14:31 |
---|
第六章 スイクン おおきな水晶のしろ。そこには、スイクンがすむとゆう。とくにひろい 部屋に、水色のサーナイトと、黄色のキルリアがいた。サーナイトの名 前は、ティア。涙のようにうつくしかったことからこの名がついた。キ ルリアの名前はテューナ。二匹は、姉妹でスイクンにつかえてるようだ テューナ「かだんにお花がさきましたわ!」 ティア「すぐにしごとをおわらせて絵をかきましょう。書く用意をしといてくださいね。」 テューアは、おおいそぎでかだんにむかった。 スイクン「ただいまかえった。薬をたのむ。」 ティアは、あわててブラックホールをつくった。するとなかから、傷だ らけのスイクンがでてきた。 ティア「スイクン様!はやくここへ!テューア、薬をもってきて!」 後ろの真ん中に、水晶でできた3mぐらいのソファーがある。スイクン は、ソファーにばったりたおれた。 テューア「お姉さま!薬箱をもってきましたわ」 おおきな薬ばこから、ドクダミの葉をドロドロにした薬をスイクンの傷 にぬった。スイクンは、いたそうに歯をくいしばっている。ティアは、 なれたてつきで包帯をまいた。 ティア「またライコウ様とけんかなされたのですか?」 スイクン「ちがう。人間が水晶をわってしまったんだ。そのせいでポケ モンになってしまって…」 テューア「では、ライコウさまたちに連絡を…」 スイクン「セレビイとジラーチにたのんどいたからだいじょうぶだ。だが、人間たちのいる場所をつきとめねば…」 つづく |
サクラ | #7☆2004.06/05(土)16:15 |
---|
第七章 最終話 みんなの願い あれから一週間。王宮に4つのばかでかい水晶がはこばれた。 テューア「人間にあえるなんて楽しみ!」 スイクン「この城には、めいどが2人しかいないもんだからこまりもんだよ。はやく呪文をとなえよう」 ティア「じゃあいっせいいに」 三匹「クオーツテレポーション!」 水晶がキラキラとかがやくと、なかにポケモンがでてきた。 セルシア「どこよ!」 ちこ「しらないわよ!」 ウォーラ「まーまー」 リアナ「こ、こわいですー」 スイクン「きみたちには、人間界にもどってもらう。だがその前に願いをかなえてやろう。」 ちこ「よくわかんないけど、私がいなくなっちゃうと、美香が悲しむから、わたしのかわりにほかのチコリータをあげてよ。」 セルシア「わたしのいたところは、細い岩がちょっとあるだけで、草も水もない。もっと地面をふやして、自然をいっぱいにしてほしい」 リアナ「イリナに本物の家族をあたえてほしいな」 ウォーラ「私は…人間だけの世界がなくなってほしい!」 スイクン「と、いいますと?」 ウォーラ「ものしりフーディンさんからきいたの。人間界と、ポケモン界のあいだには、人間、ポケモン界があるんですって。だからその世界だけになってほしいの。」 スイクン「わかった。」 その言葉とどうじに水晶は、きえた。 一週間後 テレビ『ホットニュースのじかんです。今日は、あたらしい動物、ポケモンの紹介します。』 おわり |
このページは http://www1.interq.or.jp/kokke/pokemon/commu/story/370.htm のアーカイブです。