ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[370] 魔法の春夏秋冬クオーツ

サクラ #1☆2004.05/20(木)19:30
第一章 不思議なストーン

わたしは、小春。水晶大好き少女です。友達は、夏美(なつみ)、秋帆
(あきほ)、冬子(とうこ)。春夏秋冬ってかんじ?わたしは、元気とおっとりの間ってところかな。今日は、4人で、ストーン専門店を見にいくんだけど・ ・ ・

小春「どんな水晶にであえるかな〜。」

秋帆「わたしの情報だと〜、すっごくいいところよ」

冬子「よかったですね〜。」

夏美「よっしゃ〜。お金ためといて、ラッキー!」

カランカラン

4人は、お店にはいった。

そこには、カッパのようにハゲてる、おじさんがいた。

夏美『なにあの、オヤジ・ ・ ・きもちわるっ』 ←小声

秋帆『私の考えだと・ ・ ・もうすぐわらいそう』

小春『もうがまんできないよー』

すると、そのおじさんは、かつらをつけはじめたでわないですか!

夏美「プっ!」

皆『わらっちゃだめ〜』

おじさん「なんのようだねきみたちは!」

冬子「ひえ〜」(半泣き)

夏美「めそめそのうじうじがー」(怒り)

小春「おこっちゃだめ〜」

秋帆「わたしの計算によると、いじめスレスレ」

女の人「おじさん!またお客さんを泣かせたでしょ!」

おじさん「さーな」

おじさんは、にげるようにいってしまった。

女の人「わたしは、晶子(しょうこ)。ここの店長なの。ごめんなさいねー。おじさんは、このミニ鏡がすきなの。おわびにこれをあげる。」

晶子さんは、ミニパールをわたした。

夏美「わたしは、こっちのほうがいいな。」

夏美は、とうめいの水晶をゆびさした。

晶子「それは、さわらないで!」

晶子さんの声よりさきに、夏美は、水晶にさわっていた。

夏美「キャー!」

夏美は、水晶にすいこまれていく!

冬子「なっちゃん!」

秋帆「たいへん!」

小春「キャー」

夏美をひっぱると、みんなすいこまれた・ ・ ・

―?―

小春「う、うーん」

わたしが目をさますと、岩の洞穴だった。つめたくってフワフワしている。しかも、なんだか、体が、ながいような・ ・ ・

? 「きがついた?」

小春「うぎゃー!」

? 「そんなにこわがらなくったってだいじょうぶ。私は、ミロカロの
ジャスミン・ラビアンよ。」

よく見ると、美しくって、心がおちつく・ ・ ・ってちがうよー、動物

じゃないよ!宇宙人だよ!

小春「ここは、どこ!わたしは、だれ!」

わたしが、うろうろしていると、鏡のかけらがあった。のぞいてみると

なんと!首に美しすぎる、水晶がついた、どうの長い、うなぎ(?)

のような青い、ぶったいがいるじゃないですか!

小春「もういや〜」

つづく
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サクラ #2☆2004.05/21(金)18:48
第二章 冬子の名前は、セルシア?

冬子「うーん・ ・ ・キャー!」

私が、めざめると、なんと、1本でホソーイ岩の上にいた。

? 「おーい。アブソルちゃーん。こっちおいでよー。」

そこには、フーワフワの羽に、青い体の鳥が、しゃべっていた。

冬子「アブ、ソル?」

? 「そうだよ〜。わたしは、チルットのチルン。こっちにおいでよ」

冬子「おちたら死んじゃうよー。そんなとこいけないし、人間だもん」

チルン「人間?なにそれ?わたししらないや。こっちにこないと死んじゃうよー。そこ、もうすぐ、こわれちゃうもん。」

冬子「そんなー。」(メソメソ)

チルン「うごいちゃだめー!こわれちゃうよー」

冬子「こうなったら〜。エイ!」

冬子は、おもいっきり、大きいガケにとびうつった。

冬子「おちるー」

ヒョイ

冬子「うー・ ・ ・あれ?ここは、地上だー」

チルン「さーすがアブソル。名前は、なんてゆうの?」

冬子「私は、と・ ・ ・」

ゴロゴロゴロー

冬子「キャー!?」

冬子に、雷がおちた。

チルン「アブソルちゃん、だいじょうぶ!」

冬子「わたしは、アブソルなんかじゃないわ。セルシアよ。」

チルン「セルシアちゃん。そのクオーツ(水晶)なに?」

セルシアの首には、丸くって黒いクオーツがついていた。

セルシア「10センチぐらいだけど、私は、よくわからないわ。」

チルン「ハンサムな顔だね〜。」

セルシア「質問するわ。私、二本足で、あるけないの。なぜ?」

チルン「そりゃ―アブソルだもん。4本足よ。はい、鏡。」

セルシア「なにこれ。」

セルシアは、黒い角のついた、ものすごく美人な顔だ。黒い水晶は、キ

ラキラと、かがやいている。

セルシア「わたしっていったい・ ・ ・」

つづく
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サクラ #3★2004.06/04(金)15:49
第三章 雷直撃!?

ジャスミン「お名前は、なんてゆうの?」

小春「わ、わからない・ ・ ・」

キャー!私の名前は、小春なのにー!だれか、私をあやつってるんだわ

ゴロゴロ!

ジャスミン「きゃっ!大変!陸にあがりましょう。」

小春「わかった!」

やっとしゃべれたよ〜。んっ?陸にあがろうってことは、水の中にいる
ってこと〜!

ジャスミン「これで感電しないわ。なかのポケモンたちも平気ね。」

ピカーン

小春「キャっ!なんなの!」

ジャスミン「ハクリューちゃん!」

何十の雷は、小春にむかっておちていった。

ジャスミン「ハ、ハクリュウちゃん?」

小春「わたしは、ウォーラ。ウォーラよ。」

なんだろう。前にも名前は、あったような気がする・ ・ ・でも、私は、ウォーラ。そう・ ・ ・ウォーラよっ!

ジャスミン「ウォーラちゃんの名字は?」

ウォーラ「クオーツ・ ・ ・ウォーラ・クオーツ」

ジャスミン「そう。ウォーラちゃんの首の水晶って、ふつうのハクリュウと、くらべものにならないぐらいステキよ。湖の底からみた、光のさす、水面のかんじ。動いてる、みたい。」

わたしは、ウォーラ。でもなんか心につっかか。人間だけど、人間じゃない。不思議な気分だな〜。

つづく
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サクラ #4☆2004.05/22(土)15:42
第四章 秋帆の妹

秋帆「こ、ここは、ど、どこなのか、かしら。ってゆうか、さっき私に、雷おちたし・ ・ ・」

冷静な秋帆も、こんらん中。しかしなんか変だ。冬子のようだ。

いっぽう冬子は、秋帆のよう。冬子は、自分をセルシアと、おもってい

るのだが・ ・ ・。性格が、逆転している。

? 「わー。ブースターだ。かわいい!」

秋帆「だ、だだ、だれなのよ〜。」

? 「あたちね、イーブイのイリナ。おねえたんの名前は?」

秋帆「そ、それがさっき雷が私におちて、わすれちゃったの・ ・ ・」

秋帆は、自分が人間だと、ゆうことは、おぼえているらしい。

イリナ「しょっかー」

秋帆の心[これは、夢なんだわ。だからフワフワのいきものになっちゃったのよ。でも・ ・ ・私は、だれ?]

秋帆「私は、リアナ・ ・ ・。リアナ・ウィーク」

イリナ「あたちと、にてるお名前だね」

イリナは、眠たそうにしている。

リアナ「イリナ。雨ふってきたね。あそこの木の穴で、ねむろうか。」

イリナ「うん。」

雨は、しだいにおおきくなった。さむくなったのか、イリナは、リアナの後ろ足によりそい、リアナの尻尾を、毛布のようにして、丸まってねむった。リアナは、クスリと、わらって、いっしょにねた。

イリナ「ママ・ ・ ・どこにいっちゃったの・ ・ ・」

リアナ「ねごとにしては、悲しそうね・ ・ ・」

イリナ「ママにそっくりのブースターしゃんがいたんだ・ ・ ・」

リアナの心[ブースターってゆうのは、私のことね。イリナは、お母さんがいないんだ。]

夜がすぎ、朝がきた。雨は、やんで、晴天だった。

イリナ「きのうは、ありがとう。じゃ、じゃあね。」

リアナ「まって」

イリナ「?」

リアナ「きのうイリナは、私の尻尾を毛布がわりにしたから、おれいに
妹になってもらうわよ。」

はじめて、リアナは、気を強くした。

イリナ「うんっ!」^^

つづく
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サクラ #5☆2004.05/30(日)14:22
第五章 私だけ…

夏美「ここは、どこ。私は、ぽけもん。ちがうっけ。前世は人間だったっけ?前世ってなんだっけ?どうでもいいや。」

パカ

女の子「かわいー。私は、美香。あなたの名前は、ちこちゃんよ。」

夏美「ちこりー!」

教授「はやくヒノアラシのひの君をとりかえしてくれ!」

美香「OK。ちこちゃん!GОー!」

草むら

男「チコリータをこっちにわたせ。おまえには、もったいない。」

美香「なによ、なによ!ちこちゃんは、私のぽけもんよ!」

ちこ「ちこー!」

私は、いきなりたいあたりをした。

男「ちぇっ。雑魚は、いらないぜ。」

おとこは、にげていった。

美香「バーカ。ちこちゃんは、かわいいやい。」

つづく
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サクラ #6☆2004.06/05(土)14:31
第六章 スイクン

おおきな水晶のしろ。そこには、スイクンがすむとゆう。とくにひろい

部屋に、水色のサーナイトと、黄色のキルリアがいた。サーナイトの名

前は、ティア。涙のようにうつくしかったことからこの名がついた。キ

ルリアの名前はテューナ。二匹は、姉妹でスイクンにつかえてるようだ

テューナ「かだんにお花がさきましたわ!」

ティア「すぐにしごとをおわらせて絵をかきましょう。書く用意をしといてくださいね。」

テューアは、おおいそぎでかだんにむかった。

スイクン「ただいまかえった。薬をたのむ。」

ティアは、あわててブラックホールをつくった。するとなかから、傷だ

らけのスイクンがでてきた。

ティア「スイクン様!はやくここへ!テューア、薬をもってきて!」

後ろの真ん中に、水晶でできた3mぐらいのソファーがある。スイクン

は、ソファーにばったりたおれた。

テューア「お姉さま!薬箱をもってきましたわ」

おおきな薬ばこから、ドクダミの葉をドロドロにした薬をスイクンの傷

にぬった。スイクンは、いたそうに歯をくいしばっている。ティアは、

なれたてつきで包帯をまいた。

ティア「またライコウ様とけんかなされたのですか?」

スイクン「ちがう。人間が水晶をわってしまったんだ。そのせいでポケ
モンになってしまって…」

テューア「では、ライコウさまたちに連絡を…」

スイクン「セレビイとジラーチにたのんどいたからだいじょうぶだ。だが、人間たちのいる場所をつきとめねば…」

つづく
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サクラ #7☆2004.06/05(土)16:15
第七章 最終話 みんなの願い

あれから一週間。王宮に4つのばかでかい水晶がはこばれた。

テューア「人間にあえるなんて楽しみ!」

スイクン「この城には、めいどが2人しかいないもんだからこまりもんだよ。はやく呪文をとなえよう」

ティア「じゃあいっせいいに」

三匹「クオーツテレポーション!」

水晶がキラキラとかがやくと、なかにポケモンがでてきた。

セルシア「どこよ!」

ちこ「しらないわよ!」

ウォーラ「まーまー」

リアナ「こ、こわいですー」

スイクン「きみたちには、人間界にもどってもらう。だがその前に願いをかなえてやろう。」

ちこ「よくわかんないけど、私がいなくなっちゃうと、美香が悲しむから、わたしのかわりにほかのチコリータをあげてよ。」

セルシア「わたしのいたところは、細い岩がちょっとあるだけで、草も水もない。もっと地面をふやして、自然をいっぱいにしてほしい」

リアナ「イリナに本物の家族をあたえてほしいな」

ウォーラ「私は…人間だけの世界がなくなってほしい!」

スイクン「と、いいますと?」

ウォーラ「ものしりフーディンさんからきいたの。人間界と、ポケモン界のあいだには、人間、ポケモン界があるんですって。だからその世界だけになってほしいの。」

スイクン「わかった。」

その言葉とどうじに水晶は、きえた。

一週間後

テレビ『ホットニュースのじかんです。今日は、あたらしい動物、ポケモンの紹介します。』

おわり
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[370]

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