ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[41] 謎の伝説トレーナーを探せ

かめたん #1☆2003.09/16(火)18:15
〜あらすじ〜
ジョウト地方・カントー地方・ホウエン地方では、とんでもないうわさがはやっている。そのうわさを確かめるため、タツキ一家は、警察としてホウエン地方に行った。
そのうわさとは…
なぞの、3人のトレーナーが、果てしなく広い地域を、ひとっとびしているらしいのだ。
そのトレーナーたちは、出会ったものにはすべて勝負を挑み、大金を取るらしい。
しかもそのポケモンのレベルは半端ではなく、恐ろしいと言うくらいなのだ。
詳しい情報を得るため、ホウエン地方に向かったタツキ一家だったが…
はたしてその正体は何か…タツキは冒険に挑む!
第一回ご期待
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かめたん #2☆2003.09/22(月)09:24
〜第一回〜始まり
タツキ「ふあ〜よく寝た」
ママ「気持ちのいい朝ね」

ここはカナズミシティ。
父ヒタキは探偵事務所を建てた。
タツキたちはそのすぐ隣の家に住んでいる。

食事をとりながら父が叫ぶ。
ヒタキ「さ〜仕事だ」
ママ「あなたって仕事一筋なのね」

数分後…
タツキ「じゃ〜行ってきます」
とりあえずタツキは外へ出た。
ポケモンを捕まえるためだ。
現在タツキが持っているのは…
モンスターボール10個(父が買った)
タイマーボール10個(父の知り合いからもらった)
スーパーボール10個(これも父の知り合いからもらった)
モンスターボールの中のポチエナ(父がゲットした)
とりあえずタツキは歩いた。
タツキは思わず吹き出してしまった。
目の前に巨大な建物があるではないか。

タツキ「とりあえず入り口から入ってみよう」

タツキが入ったところは、まるでお城のようなところだった。

タツキは自分のいる場所を、お城の中の人にたずねる事にした。
タツキ「あの〜 すいません」
その人「おお!タツキくんではないか!すぐに来てくれ。ところで、なんのご用?」
タツキ「ここはどこですか?なんか城みたい」
その人「ここはデボンコーポレーション1階だよ。ささ、こちらへ」
タツキ「え?なんですか?」

その人はタツキを2階へ案内した。
タツキ「うわ〜広い」
その人「君の父さんはデボン研究員の友達なんだ。だから新発見のポケモンを君にあげよう」
その人はタツキにモンスターボールを2個差し出した。
タツキ「なにこれ?」
その人「こっちは昔エビポケモンのアノプス。こっちはウミユリポケモンリリーラ。きみへのプレゼントだよ。」
タツキ「ありがとう」
タツキはモンスターボールを受け取った。

それから数分後…
タツキはたくさんのモンスターボールを担いで、自分の家にもどった。
タツキは、デボンコーポレーションの人にいろいろと教わった事を、ノートに書いた。

また数分後…
タツキは外を出た。
すると…

だれか「おまえはもう終わりだな。」

見ると、エリートトレーナと、黒いマントを羽織った男がバトルしている。
それもすごいバトルだ。
砂嵐が吹き荒れている。
その中で、微かに緑色のポケモンと、傷だらけのワンリキーが見える。

黒いマントの男「いいかげんにあきらめたらどうだ。」
エリートトレーナー「がんばれ!あきらめるな!」
とうとうワンリキーは、宿木の種に体力を吸い取られて、倒れた。
タツキは口をあけたままそれを見ていた。

砂嵐がおさまった。
しかしその男はいなかった。

続く
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かめたん #3☆2003.09/30(火)08:12

〜第二章〜危険

見ると、エリートトレーナーが泣いている。

エリートトレーナー「なんで…まけたんだ…」

タツキは声をかけてみた。

タツキ「だいじょうぶですか…」
エリートトレーナー「いいや、おれは大丈夫。でも、ワンリキーが…」

ワンリキーを見ようと顔を上げると、タツキの目にヒタキがうつった。

ヒタキ「タツキ、だいじょうぶか?」
タツキ「平気だよ。」
ヒタキ「じゃあ、私はこの事件について聞いてくるから、タツキはポケモン捕まえにいったらどうだ?あんなにボールがあるんだから。」
タツキ「じゃあいってくる。」

しかし、この事件のことを知っていたのは、とある4つの軍団だけだった…。

その軍団とは…

アクア団とマグマ団とロケット団とポケット団。
その軍団はそれぞれ目的があってここに来た。
すこし、この軍団の様子を見てみよう。

こちらはマグマ団。

したっぱ「おかしら、今のバトル、はげしいですな。」
マツブサ「おかしらとよぶな!リーダーと呼びなさい。まあいい、とりあえずあいつの居場所を突き止めたからな。」
したっぱ2「そうそう、たしか111番道路だよな。」
マツブサ「そのとおり。星の砂があった岩のところに、『センポウハテンキニカンケイアリ』と書かれていたからな。」
したっぱ「だから砂嵐が吹いたわけ。」
したっぱ2「そうですな。それからデボンの『岩砕き機械』を使えばその岩を砕いてはしごを出せば、あの『砂嵐』の秘密を探れる。」
マツブサ「ん?あそこにアクア団がいるじゃないか。じゃましあがって。撃退してから行こう。」

こちらはアクア団

したっぱ「あ!あれはマグマ団!早く捕まえないと!」
アオギリ「だいじょうぶ。あいつを撃退するのは簡単だ。
それより、あいつがここにいるとわかれば、あの『ダイゴ2』にあえるはずだ。」

一方、こちらロケット団

したっぱ「おやぶん、アクア団が『ダイゴ2』にあうとか言ってますよ。」
リーダー「ふん、だらしないやつめ、あそこにポケット団がいる。あいつを撃退してから、
カナズミのちかくの『爆風』を捕らえよう。それから、マグマ団とアクア団の動きを阻止するぞ…」

そのころポケット団は…

したっぱ「あたらしくポケット団ができてから、あのロケット団の騒ぎは減ったが、何か企んでるらしい。」
氷河電撃「なにいってんだ。あの『砂嵐』と『RYOTA』の動きを止めれば、ロケット団は撃滅するんだぜ。
それに、あのデボンのパーツを盗めば、封印された『竜牙』を動かせる。よし、さっそく盗んでニューキンセツへ運ぼう。」

どうなることやら……

続く
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かめたん #4☆2003.10/10(金)16:31
〜第三章 計画〜

この4つの軍団の動きをもう少し長く見てみよう。

マグマ・アクア団はどうしたのか…

アオギリ「マツブサたちの動きをもう少し見て、それからテレポートだ。」
マツブサ「よし。みんなミナモに移動。砂嵐のポケモンを手に入れるには、ダイゴ2とRYOTAの力が必要だ。」
アクア団のしたっぱ「アオギリ隊長、ミナモに行くようです。」
アオギリ「テレポートで先回りだ!」

どうやら、どちらもミナモシティに行くらしい。

その頃ロケット団とポケット団は…

氷河電撃「ようし。ロケット団をちょいとからかってやろう。」
ロケット団のリーダー「ミナモシティのマスターボールを盗みに行こう。」
したっぱ(ロケット)「シュウゴさま。夜に実行したらどうですか?」

どうやらロケット団のリーダーはシュウゴという名前らしい。

シュウゴ「でも、ミナモの警備の様子を観察するのは時間をかける必要があるからな。」
したっぱ(ロケット)「そうですね。おっしゃるとおり」
したっぱ(ポケット)「たいへんです!空を飛んでミナモにいくかもしれません!氷河隊長!」
氷河「わかった。こっちも空を飛んで先回りだ。」

こちらミナモシティ
かなり静かだ。

マツブサ「おい!何でこんなところにロケット団がいるんだ?」
ショウゴ「おれに聞くな!何でポケット団がここにいる!」
氷河「そもそもアクア団はわれわれの話を聞いてないはずだからここにはこないはず…」
アオギリ「まあ落ち着け。おれにいい考えがある。とりあえず何でここに来たか話せ。」

マツブサたちはなぜここに来たかをアオギリに話した。

アオギリ「そういうことか。ポケット団。おれたちはポケット団の見方なんだ。マグマ団はポケット団の見方。
ロケット団はマグマ団の見方で、ロケット団はアクア団の見方なのか。それならいい考えがある。今夜アジトに来てくれ。
おれたちは仲間じゃないか。全員マスターボールが必要なんだから。マスターボールを取るのはみんな手伝える。」
ロケット・マグマ・ポケット「賛成!」

マツブサは、みんなが集まればさらに計画もうまくいくと考えた。
それに、目的も同じなのだ。
そこで、仲間になることにしたのだ。
しかし、こちらはさらに大変になる。

さて、そろそろヒタキ刑事の方に話を移そう。
大変なのは警察である。当然。
ヒタキ刑事はこの事件のことを聞いていたが、誰も明確な情報をもっていない。
なぜなら、砂嵐で前が見えなかったり、そのバトルの凄さに驚いて、結局何も覚えてない人がほとんどだからだ。
とうとう、タツキの力を借りることにした。
ヒタキ「おーい!タツキ〜!」
タツキ「なんだ〜。」
ヒタキ「あの事件のことについて何か知ってるか?」
タツキ「ああ、あのことね。緑色の頭に三角のついたとげとげのポケモンのじけんのことだろ、あれは何かの始まりだと思うんだ。」

ヒタキはその最後の一言を聞き逃さなかった

ヒタキ「なんだって!何かの始まり!そりゃ大変だ!」

ヒタキは興奮してロケット団たちが遣らかした、いかりのみずうみのことが頭に浮かんだ。

ヒタキは突然無線機で話しはじめた。

ヒタキ「ロケット団が復活したらしい!トクサネとルネに海上警備隊を用意だ!
それからカイナとカナズミとキンセツに警備隊用意!それからキナギ海上自衛隊に連絡を!」
キンセツ警察本部隊長 カイガ「わかりました!」

続く
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かめたん #5☆2003.10/16(木)14:17
〜第四章 真夜中の出来事〜

ここはカナズミシティ。
ヒタキは、探偵事務所にいた。

ヒタキ「いったいなにをたくらんでいるんだ…」

ヒタキは、ロケット団が何を企んでいるのか考えていた。

ヒタキが時計を見ると…

『23:49』

ヒタキ「はぁ〜。そろそろ寝るか。」

ヒタキは目を閉じた。

ヒタキは夢を見た。


ロケット団がうろうろしている。
マグマ団もいる。
アクア団もいる。
なにやら見慣れない軍団もいる。
その軍団は集まって、ビルのような建物のそばを通り過ぎ、段差を飛び降りて、青い服の男のサメハダーに乗った。
それから、サメハダーは動き出し、洞窟の中に入っていく。

ヒタキは追いかけた。
ホエルオーに乗って、洞窟の中に入った。

洞窟の中は、像がある。
しかも、伝説のポケモンの像だ。
グラードン、カイオーガ、レックウザ、ファイアー、ホウオウ、フリーザー、スイクン…
数えきれないほどある。
奥に扉がある。
ヒタキは扉に近づいた。

いきなりドガースが出てきた。

ヒタキ「ネイティオ!サイコキネシスだ!」

しかしなぜか当たらない。

ドガースは自爆した。

ヒタキのネイティオは大ダメージ。

ヒタキはネイティオに回復の薬を使って、扉を目指して歩いた。

扉には、「入るな!」と書かれている。
なんと、カギがかかっていて入れない。
しかも、カギがたくさん付いている。
普通にカギを開けていたら、誰かに見つかってしまうだろう。
幸い、鍵穴から中の様子を覗くことができた。
ロケット団のリーダーらしい人が話している。

リーダー?「んで、爆弾をどこに仕掛けるんだ?」

すると、奥の方に座っていた男が立ち上がった。

だれか「私にいい案がある」

ヒタキは思わずさけんでしまった。

その男は、捜索中の『砂嵐』の顔と同じなのだ。
なぜだろう。ヒタキは考えた。
ロケット団と、関係ないはずなのに。
しかし、アクア団や、見慣れない軍団と関係があるかもしれない…

そこでヒタキは目がさめた。

ヒタキははっとした。
ヒタキ「あれが本当だったら……
こうしちゃいられない!急がないと!」

ヒタキは、一瞬、あのエリートトレーナーの事件が、解けたような気がした。

はたして、ヒタキの夢は正夢なのか…。

続く
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かめたん #6☆2003.10/29(水)17:28

感想を書いてね。

〜第五章 謎〜


ヒタキは服を着ると家をでて、デボンコーポレーションの3階の社長室に駆け込んだ。

ヒタキ「ツワブキ社長!おはようございます!」

社長は、副社長とパソコンを眺めていたが、ヒタキに気付いて、あいさつをした。

社長「おはよう。ヒタキさん。今、たいへんなメールがこちらのパソコンに来ているんです。」
ヒタキ「なんですか?」
副社長「それが…」

ヒタキはメールを見た。
メールには、こう書いてあった。

『いま、ジョウト地方のどこかに、爆弾を仕掛けた。

爆弾の隠し場所は、紙に書いてホウエンのどこかに貼り付けてある。
溶解液で貼り付けてあるので、絶対に離れない。

犯人を突き止めるより先に、爆弾を探した方がいいぜ。

砂嵐・RYOTA・ダイゴ2より。』

社長「どうしましょう…」
ヒタキ「はやく、コガネシティの住民をカナズミに避難させ、爆弾を探すんだ。
さらに、ホウエン・カントー地方の住民も避難だ。砂嵐がどんな行動を取るかわからないからな。
ほかの警備隊や町と連絡をとれるようにしてくれ。それから、カナズミで会議だ。」
社長「でも、どうやって連絡をとるのですか?」
ヒタキ「社長!無線機を使ったらどうですか?ここで開発した超小型無線機を。」
副社長「全員分ないかもしれません!」
ヒタキ「超小型無線機なら、普通の無線機と通信できるはずだ。超小型無線機を使えば、
携帯、電話でも通信できるはず。」
社長「でも、爆弾がいつ爆発するか、わかりませんよ。」

ヒタキは社長の最後の一言で言葉を切った。
しかしヒタキはまた口を開いた。

ヒタキ「大丈夫だ。爆弾の隠し場所の紙を見つけるグループと、
仕掛けられた爆弾を探すグループに分かれて行動すればいい。」
社長・副社長「賛成!…何ていってるひまじゃないですね。早く爆弾を探しましょう!」
ヒタキ「まずは会議だ。会議している間に、探してもらい、さらに応援を加えて、探していこう。
社長!この会議は通信会議ですからね。」

社長室は会議室に変わった。

会議室は、たくさんのコンピューターが設置された。
会議室には、ヒタキや、特殊部隊の隊長たちが集まった。
全員に超小型通信機が配られた。

ほかの地域でも、町内会の会長が、無線機を持って、
ポケモンセンターを会議室にして、会議の様子を聞いた。

ジョウト・カントー地方でも、同じことが起こった。
ヒタキが「通信会議をはじめる!」と、連絡したからである。

コガネシティの住民はカナズミシティに避難した。

そのころ、爆弾捜索隊は、コガネシティで、爆弾を探していた。


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かめたん #7☆2003.11/21(金)07:49
〜第六章 異変〜

社長室、いや会議室のなかで、通信会議が始まった。
ヒタキが真ん中のいすに座った。

ヒタキ「これから通信会議をはじめる。」
と、そのとき、ヒタキの超小型無線機がしゃべりだした。
「こちら爆弾捜索隊。爆弾が見つかりません!
ラジオ棟など全部調べましたが何も見つかりません!」
ヒタキ「なんだと!」
社長「あ〜もうだめだ…」

社長が気を失って倒れている。

と、そのときだった。

部下「犯人からメールが届きました!」
ヒタキ「どれどれ…」

『いい忘れたが、爆弾はもう1つあって、カイナに隠してあるぜ。
偽物かどうかはわからないが。それと爆弾が爆発する時刻は明日の12時25分。
隠した爆弾は2つとも同じ時刻に爆発するからな。

砂嵐より』

ヒタキは頭を抱えた。
しかし、ヒタキは気を取り直し立ち上がって、こう叫んだ。

「カイナに出動だ!」

と、そのときだった。

タツキ「父さん!父さん!変なものがあるよ!」
ヒタキ「なんだって!そのへんなものはなんだ!」

ヒタキは変わった機械を見に行った。

ヒタキ「これは…爆弾だ…。タツキ!どこで発見した?」
タツキ「トウカの森の草むらの土の中にうまってたよ。」
特隊長「他の地域にも爆弾が仕掛けてあるかもしれませんね。
住民も避難しないといけないし。」
タツキ「え〜!ぼくカナズミを離れるのはいやだ。」
ヒタキ「じゃあ父さんについて来い。」
タツキ「わ〜い!」
特隊長「こうなったらジョウト地方全域で爆弾捜索ですね。
ジョウト地方の住民はカイナとミナモ以外の場所に避難だ。
カナズミが一番安全だが。それから他の地域の住民もな。
ただし町内会の会長だけはその地域に残しておくようにしないと、
何か異変があったときに困る。」
ヒタキ「じゃあその通りにしてくれ。」

特殊部隊は、仲間を率いて外に出て行った。


ところで、マグマ団たちはどうしたのだろう。

続く

特隊長は、特殊部隊隊長のことだよ。

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かめたん #8☆2003.12/03(水)16:34
〜第七章 盗み〜@

ここはしずかなミナモシティ。
住民は完全に避難した。ミナモシティには、町内会の会長しかいない……
はずだった。

町内会の会長は、ため息をついている。
後に誰かがいるのに気がつかない。

「カチャッ ズバババババババ」

ミナモシティの町内会の会長は気を失って倒れた。

闇の中でこんな会話が聞こえる。

???「爆弾は仕掛けたか?」
???「仕掛けたぜ。後はさっさと逃げるだけ。」
???「船は動かしたか?」
???「ちゃんと動いてるぜ。」
???「ボールは盗んだ?」
???「もちろんだとも。」
???「どこに移動するんだ?」
???「トクサネだよ。」
???「どうやって?」
???「当然ホエルオーで行くのさ」
???「目立たないか?」
???「バカだな。潜水艦だからばれるわけないだろ。」
???「んで、トクサネで何をするんだい?」
???「トクサネで開発中のボールを全て盗み出し、そこにいるポケモンをゲットするらしいぜ。
しかもトクサネには人が一人もいないし、親分はカギ壊し機を持ってるから簡単にカギをこじ開けられる。」

外からだれかの声が聞こえてきた。

???「準備完了!全員潜水艇に乗り込め!」

黒装束の軍団が潜水艇に入っていく。

潜水艇の中でもこんな声が聞こえる。

???「悪いな。潜水艦じゃなくて潜水艇だったよ。」
???「別にそんな事はどうでもいいよ。」

一瞬の沈黙。

???「砂嵐。協力ありがとう。」
???「やつらにはスキがありすぎだからね。意外と簡単でしたよ。カクレオンが手伝ってくれましたし。」


盗みの章はまだまだ続く
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かめたん #9★2004.01/24(土)17:34

〜第7章 盗み〜A

とある潜水艇がトクサネシティに向かっていました。


潜水艇の中ではこんな話し声が聞こえます。

???「あと少しでトクサネにつくぜ。」
???「あとはあの『ジラーチ』を盗み出せばいいな。」
???「どうやって捕獲するんだ?」
???「『ダークボール』を使えばいい。」
???「『ダークボール』?」
???「あぁ。その『ダークボール』を使えば、闇の心を秘めているモンスターは捕まえる事ができる。」
???「闇の心ってのはなんだ?」
???「闇の心とは、トレーナーに怨むときに発生する強力なエネルギーのことだ。
戦闘でモンスターがひんしになったり、愛情を注がなかったりすると、モンスターは闇の心に満ち溢れる。
闇の心をもつモンスターは、特殊なパワーを発揮する事ができる。つまり強いということだ。
しかも、闇の心を探し出す道具が(ダークハーツという機械)かなり強く反応している。
きっと『ジラーチ』がいるに違いない。」
???「お!もうすぐトクサネに着くぜ。」

と、その時、誰かの持っていた無線機がしゃべり始めた。

「準備完了。『ジラーチ』を発見しました。」

???「あとはダークボールで捕まえるだけだ。はっはっはっはっは。」

10分後…

軍団は、紫に近い色のボールをかかえて宇宙センターを出て行った。
それから、階段を下りたあと、その中の一人が、ポケモンに乗って空を飛び去った。

ヒタキはなにやってんだ!
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かめたん #10★2004.01/27(火)17:43
〜第八章 襲撃〜

???「わっはっはっはっは。」

空に声が響き渡った。
その声は、読者の皆さんなら分かると思うけど、砂嵐なのであった。
遠くの方で、誰かがその声を聞いていた。

砂嵐は独り言を言う。
「おれはこうしてジラーチを捕まえた。これでよし。
ちょっとした爆弾騒ぎで、まんまとひっかかってやがる。爆弾は全部偽物なのに。
マスターボールも手に入ったし、後はめざめのほこらに…」

ここでミナモシティの話を切り上げて、ヒタキ達の話しに変えよう。

その頃ヒタキは、爆弾がどこにあるか考えていた。
ヒタキは時計を見た。

『12:15』

ヒタキ「はぁ〜」

いきなり無線機がしゃべり始めた。

「爆弾を完全に見つけました!まだまだ捜索を続けます!ヒタキさん!ヒタキさん!応答してください!ヒタキさん」
ヒタキ「ふぁ〜い」

そのとき、空中にアンノーンが現れ、文字の形になった。
こういう文だった。

“ルイテッカムニナイカニモトトンダクバレラセノニネフテレサイカウユガウョチイカノィテシモナミ”*

「分かった。」
ヒタキは言った。

ヒタキ「こんなはずでは。」
タツキ「どうしたの?お父さん。」
ヒタキ「いくぞ。タツキ。カイナへ行ってマグマ団をボコボコにするぞ。」

ヒタキとタツキは階段を下りていき、外へ出た。

ヒタキがネイティオの力を借りてカイナに行こうとすると、声がした。

「待ちたまえ。」

続く

*どういう意味かわかったら感想のところに書いてください!
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かめたん #11☆2004.02/19(木)07:49

〜第九章〜真実そして戦い〜

ヒタキ「何者だ。」
砂嵐「俺だ。必ずカイナには行かせない。行きたいなら勝負だ。」

砂嵐はヒタキの目の前に飛び降りてきた。
赤いマントを着けていたが、心臓を貫くような鋭い視線は、砂嵐そのものだった。

ヒタキ「何故カイナに行くとわかった。」
砂嵐「こいつのおかげだ。」

砂嵐は上を指差した。
そこにはヤマヤンマが飛んでいた。
よく見ると頭にカメラがついている。
ヒタキは、こいつが俺の後をつけていたんだな、と思った。

しかし引っかかるものがあった。
何故砂嵐はわざわざミナモの会長を誘拐したのだろうか。
ヒタキは口を開いた。

ヒタキ「お前と勝負しないとカイナに行けないなら、お前と勝負してやる。
しかし、俺が勝ったら教えてくれ。何故ミナモの会長を誘拐したんだ。」

しばらくしてから、砂嵐は話した。

砂嵐「何故かってか。話してやろう。
ミナモに異変があったら会長はキンセツかお前に連絡をする。だからだ。」

そんな事を言われるとさらに困る。
ヒタキは考えた。
待てよ。ミナモに用があったんだ。ミナモで出来る事を考えてみれば解るんじゃないか?
コンテスト…違うな。
美術館の絵を盗む…いや違う!
その時、ヒタキは夢のことを思い出した。
あそこにあったのは、伝説のポケモンばかりだった。
もし夢が正夢なら、マスターボールを使って伝説のポケモンをゲットしようとするに違いない。
だから、ミナモのくじでしか当てることが出来ないマスターボールを盗んだんだな。

ヒタキ「お前はマスターボールを盗んだんだろ。返しなさい。」
砂嵐「いや、持ってないよ。」
ヒタキ「嘘を言ってもムダだ。早く出せ。」
砂嵐「だからほんとに持ってないって。」
ヒタキ「持ってないならいい。バトルで勝ったらそのありかを教えろ。」

砂嵐「いいぜ。死ぬ気でかかってこいよ。」


続く
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かめたん #12☆2004.02/20(金)07:48

〜第十章〜真剣勝負〜

バトルが始まった。

砂嵐「ダブルバトルで、なんでもありだぞ。いいな。」
ヒタキ「受けて立とう。」

ヒタキ「出でよ。ネイティオ! そしてフォレトス!」
砂嵐「やっちまえ! ノクタスとグライガー!」

ヒタキ「ネイティオはグライガーにサイコキネシス!フォレトスはノクタスにこうそくスピン!」
砂嵐「グライガー!すなあらしだ!ノクタスはまもるを使え!」

ネイティオのサイコキネシスはグライガーを5メートルほど突き飛ばした。
しかしネイティオも砂嵐のダメージを受けている。
フォレトスのこうそくスピンはノクタスのまもるによって跳ね返された。

ヒタキ「くっそ〜!ネイティオ!ノクタスにドリルくちばし!フォレトスはまもるだ!」

しかし砂嵐は完全にヒタキの指示を読んでいた。

砂嵐「ノクタス、もう一度まもるだ!グライガーはネイティオにだましうち!」

ノクタスのまもるは何とかうまくいって、ドリルくちばしのダメージを防いだ。
グライガーのだまし討ちは強力だったが、何とかネイティオは耐えた。
フォレトスは誰も攻撃してこないので暇で暇でしょうがない。
砂嵐が吹き荒れる。

ヒタキ「ならばもう一度ドリルくちばし!フォレトスはじしんだ!!」
砂嵐「ノクタス、華麗なる舞を!グライガーはまもる!」

ノクタスはフラフラダンスを踊った。
グライガーは混乱しなかったが、フォレトスとネイティオはこんらんしてしまった。
ノクタスも目が回っていた。しかし…
ノクタスはキーのみを食べて混乱状態から元に戻った。
ネイティオはドリルくちばしを間違えて壁に当ててしまい、ダメージを受けた。
フォレトスは混乱している為か、なぜか壁にぶつかった。
フォレトスは硬かったので全くダメージを受けていないが、疲れているようだ。

ヒタキ「くっそ〜!」
タツキ「お父さん落ち着いて!」

と、その時だった。
風がどっと吹き、何かが光ったかと思うと、砂嵐が吹っ飛ばされた。
ノクタスはぐったりと瀕死状態になり、グライガーは地面に落ちて動けなくなってしまった。

砂嵐「これはなんだ…」

続く
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かめたん #13☆2004.02/25(水)08:08
〜第十一章〜終わりと真実〜

光とともに、青いポケモンと赤いポケモンが現れた。
ラティオスとラティアスだった。

ヒタキ「これは…」
ラティアス「おつかれさま。」
ラティオス「何とか食い止める事が出来た。もう少し来るのが遅ければ、世界は爆発していたに違いない。」
ヒタキ「砂嵐は何をしていたのですか?」
ラティオス「彼らは、謎の組織とともに、最強のポケモンを手に入れるため、グラードンを目覚めさせようとしたのです。」
ラティアス「私たちがそれを見つけて、あなたに夢を見せました。」
ラティアス&ラティオス「あなたが夢の事を心配してくれたおかげで、少しばかり助かりました。」
ヒタキ「そうだったのか。」

それから砂嵐を捕まえた後、ヒタキは事件の詳細を聞いた。

砂嵐は、RYOTAやダイゴ2と同一人物であって、
たくさんの地域に居ると見せかけて、捜索班をバラバラにし、見つかりにくくしたことや、
砂嵐が、マグマ団、アクア団、ロケット団、ポケット団とともに、
グラードンを目覚めさせるためにジラーチを盗んだ事などを聞いた。

いつか、砂嵐は脱走するかもしれない。
ラティアスやラティオスが再び現れる時が来るのかもしれない…
そのときは、また物語を書きますよ。

THE END
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[41]

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ぴくの〜ほかんこ