ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[457] もう一つの地方

オレンの実 #1★2004.08/23(月)15:33
あれからシロガネ山でレッドを倒して時は経つ。
そして彼はもう一つの地方に旅立つことを知らずに。

竜の穴で激闘と響きで2人の少年がバトルをしていた。

シルバー「これで決めてやるオオダイル爆裂パンチ!」
ゴールド「雷パンチだバクフ―ン!」
同時の攻撃で爆発を起こし煙から一匹のポケモンが、
バクフ―ン「バァクフ〜〜ン!」
シルバー「フン、今回もオレの負けか。」
ゴールド「お疲れバクフ―ン戻れ。」
2人共ポケモンを戻してシルバーが声をかけた。
シルバー「前にオレはポケモンに愛情などいらいと思ったが
このバトルをしておまえの気持ちが分かった気がする。」
ゴルドー「お、やっと自分のことを築いたか。」
シルバー「だが、強いポケモンだけ育て弱いポケモンはゴミだ。 
そして次こそおまえに勝つ!」
シルバーはフーディンのテレポートで姿を消した。
ゴルドー「ったく、だから強くなれないだよ。」
ラジオ「ジジ、、うずまき列島に大きい白い鳥の姿が
巨大な渦巻を起こしてのアサギの住民に被害が出ています」
ゴールド「白い鳥、ワタルさんが言った幻のポケモンのことか。」
ゴールドはヨルノズクの空を飛ぶでアサギに向かった。


アサギシティの海は嵐や竜巻が起こり大被害を及ぼしている。
ミカン「皆さん早く私のジムで避難してください!」
少女「ミカン姉さんアカリちゃんはどうしたの?」
ミカン「あ、しまったわ!アカリちゃん!」
ミカンは急いで灯台に登りアカリちゃんを助けに行った。
アカリちゃん「パル〜、パルパルゥー!」
アカリちゃんは助け呼んでいた。
しかし天井が崩れアカリちゃんに襲い掛かる。その時。
ゴールド「ハッサム連続切りだ!」
ハッサムの連続切りで天井の破片は粉々になり助かった。
ミカン「ゴルード君!アカリちゃんも無事なのね」
ゴールド「ミカンさん早くここから逃げましょう。」
しかしゴールドが立っていた床が崩れ海に落ち巨大な渦巻に
ゴールドはのみ込まれた。
ゴールド「うげっ!苦しい〜。」
ミカン「ゴールド君!?エアームド彼を助けてあげて」
猛スピードでゴールドを助けようとしたが遅かった。


ゴールドはいつのまにか見知らぬ砂浜で倒れていた。
ジグザグマ「ジク、ジグザ〜」
老人「ホッホッ、ジグザグマまたゴミを拾ったのか?
ん?ギャ〜ア!!に、人間!?」
そこはある地方、カイナの砂浜だった。
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オレンの実 #2★2004.08/23(月)12:25
第2話 行方不明

無事に巨大な渦巻や嵐が消えたがそこにはゴールドの姿はいない。
アサギシティの空に舞い降りたカイリュー。その背中に乗っている
ジョウト地方のチャンピオンワタルだった。
ワタル「他の住民は無事なのか?」
ミカン「ええ、軽い怪我ですみましたが。ゴールドくんが
渦巻にのみこまれて姿を消したの。」
ワタル「何!?何故、彼を助けなかったんだ!」
ミカン「助けようとこちらも必死でした!しかしあの嵐では
私のエアームドは上手くコントロールできないのです」
2人は黙ってワタルが声を出した。
ワタル「ならこのジョウト地方の海、全てを彼を探し出す!
ミカンくんも一緒に来てくれ。」
ミカン「は、はい!」
2人はカイリューの背中に乗り全ての海を探しに行った。

その頃、タンバシティでは赤髪の少年シルバーが
お昼のランチをしていた。(え!?
シルバー「ズズーッ、このカップラーメン結構美味いな。」
シルバーは売店で盗んだカップラーメンをのんきに食べていた。
ラジオ「ジ、ジジ、巨大な渦巻を発生したタンバの海で
ワカバタウンのゴールドが渦巻にのまれて行方不明です」
シルバー「ブー!!ゲホッ、ゲホッ!」
あまりにの報告でラーメンを吐いてしまったシルバー。
シルバー「な!?あいつが行方不明!」
シルバーは再びオオダイルに乗りアサギシティに向かった
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オレンの実 #3☆2004.08/23(月)15:24
第3話 始めて見る地方

ニュース番組「ちゃちゃちゃ〜ん♪ここでホウエンニュースの
時間になりました。今日の午後6時カイナの砂浜で一人の少年が
倒れている事件になりました。
発見した老人さんでジグザグマのゴミ拾いをしている途中に偶然
少年を拾って発見したようです。以上、ホウエンニュースでした」

ゴールドはいつのまにか見知らぬ家のベットにいた。
ゴールド「ふにゃ〜。ここはどこだ?」
老人「おお!気がついたのか、大丈夫かね君?」
ゴールド「あ、ハイ。助けていただいてありがとう」
老人「気にしなくて大丈夫さ。それにワシのジグが見つけたのさ」
ジグザグマ「ジグジグゥ〜」
ゴールド「おや!?初めて見るポケモンだな。こういう時はラジオで
『オーギト博士のポケモン講座』でこのポケモンの出現を聞こう」
ラジオ「ジージジジーガ〜・・」
ゴールド「あれ?変だな壊れていないはずだけど」
老人「君いった何をしているのかね?このラジオは何だね?」
ゴールド「何言っているんですか?仕方ないですね〜。
外を出ればラジオ塔は見れますよ。さぁご覧下さい、こちらが・・」
ドアを開けた瞬間ラジオ塔の姿は無く見知らぬ港町だった。
ゴールド「うぎぁー!!ここはいったいどこだ!?新幹線も無い」
老人「どこって、人とポケモンがいきかうカイナシティでは
ないか?新幹線も無いのは当たり前じゃ。
しかもここはホウエン地方じゃが?」
ゴールド「ほ、ホウエン地方!?」
ゴールドはもう一つの地方に足を踏み込んだのである。
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オレンの実 #4☆2004.08/23(月)20:40
第4話 クルミちゃん

外に出て周りを見て驚いたゴールド。始めて見る町、初めて踏む
ホウエン地方、そして新たな冒険!!

ゴールド「そ、そんな〜。あの嵐で別の地方に流されたとは」
老人はゴールドを見て心配そうに声をかけた。
老人「君はここの少年では無いみたいだね。名前は何だね?」
ゴールド「ゴルードです。ワカバタウンから来た者です」
老人「な、ワカバタウン!?ジョウト地方ではないか!」
ゴールド「そうなんです・・ハッ!!ラジオ塔が無い、ラジオが
聞けない。クルミちゃんの声が一生聞けない…。」
ゴールドは足がへろへろになって地面に倒れた。(ドサッ
老人「ゴールドくん大丈夫かね!?クルミちゃんって誰なんじゃ?」
クルミちゃんとは『オーギト博士のポケモン講座』で一緒に出演
している人気アイドルで、ジョウトの男性はクルミちゃんにメロメロ
で大ファンも多いのである。
老人「まぁ、とにかくワシと一緒に散歩でもしよう。ジグザグマも散歩
しに行くのかの?」
ジグザグマ「ジグジグ〜♪」
老人はゴールドを起こしてカイナの市場に向かった。

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オレンの実 #5★2004.08/24(火)17:36
第5話 渦巻に消えた彼・・

ミカン「レアコイル!超音波でゴールド君を探して!」
レアコイル「ジィリリリリ〜」
ミカンはワタルと一緒にカイリューに乗ってジョウトの全ての海
を探し出している。しかし彼の手がかりも無い。
ワタル「ギャラドスどうだった?」
ギャラドスは首を左右に振り再び海に潜り探しに行った。

ワタル「くそ!何の手がかりも無い結果になってしまったとは」
ミカン「私のレアコイルでもゴールド君を探し出せませんでした。」
2人は沈黙になって仕方なくギャラドスに任せて先にアサギシティに向かった。

アサギシティではゴールドを心配して探している人々はいるがやはり見つからない。

キャンプボーイ「あ!ワタルさんとミカンさんが来たぞ!」
ワタルとミカンはようやくアサギシティに到着して皆に話をかけた。
ワタル「皆さん!ご協力ありがたい。ですが僕らでも彼は見つけることもできなくて残念です。すでに彼は…」
その時!赤髪の少年がアサギシティへ到着した。
シルバー「チャンピョンワタル!貴様、今何て言った!」
オオダイルから降りたゴールドのライバルシルバーであった。
ミカン「シルバー君!?え〜と、あなたが持っている物は何?」
シルバーは『ハッ!』とカップラーメンを持っていたのに築き海に投げこんだ。
メノクラゲ達「ガツガツガツ!!」(ランチ。
ワタル「シルバー君、残念ながら彼は…」
シルバー「あいつは死んでいない!ここで終わる奴では無い!」
シルバーは再びオオダイルに乗り果てしない海へと向かった。

シルバー「あいつが居なければ、もう俺のライバルが居ない・・」
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オレンの実 #6★2004.08/24(火)19:30
第6話 新たな友情とバトル

カイナ市場に着いたゴルードと老人そしてジグザグマ。
ここでは、毎日新鮮な魚やフラーワショップ。そしてホウエンのポケモンも連れている人々が今日も賑わっているのである。

ゴールド「何だ!あのペリカンは!?」
老人「ホッホッ、あれは水鳥ポケモンペリッパーじゃ。」
ゴルード「じゃあ口がデカイポケモンは何だ?」
老人「ああ、あれはバクオングだったかの。そう言えばゴルード君は始めてホウエンのポケモン達を見るからの。」
老人はゴールドの顔を見て『ニコッ』と微笑んだ。
老人「ワシも若い頃はよく旅をしたもんだ。相棒のキノガッサと一緒に広い世界を駆け巡ったの。」
ゴルード「へ〜、おじいちゃんも旅をしていたのか」

その時、白い服に緑の髪をした少年が老人の所へ走って向かってくる。
ミツル「おじいさ〜ん!元気でしたか?」
老人「おお!ミツル君も元気そうではないか!」
彼の名は「ミツル」今はすっかり病気も治ってポケモントレーナーとして旅をしている。
ゴールド「あのー、再会して失礼だけど、この人は?」
老人「そうだったの彼はミツル君じゃ。ミツル君この少年はゴールドジョウト地方のトレーナーじゃよ。」
ミツル「ジョウト地方!?遠い所から来たんだね。再びご紹介するけど僕の名はミツルです。」
ゴールド「オレはゴールド!宜しくな!」
お互い共握手をして2人共笑ったのである。
老人「どうだ、さっかくだからポケモンバトルでもやってみてはどうかね?」
ミツル「そうですね!ジョウトVSホウエンのバトルですね。ゴルード君!負けませんよ〜!」
ゴールド「オレも負けないぜ!行くぜ!」
ここカイナ市場でゴールドにとって始めてのホウエンバトルとなる。
ゴールド&ミツル「行けえ〜!」(パクリ?
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オレンの実 #7★2004.08/25(水)23:20
第7話 特性の秘密

さて、カイナ市場で若き少年2人がバトルを開始している。
果たしてジョウトVSホウエンはどちらが強きトレーナーなのか?

老人「バトルの手持ちは両者一匹だけじゃ。ミチル君とゴルード君の
バトルを開始する。バトル開始じゃ!」
ゴルード「行けぇ!ハッサム!」
ハッサム「ハッサァーム!」
ミツル「これがハッサム、カッコイイです!ではこちらは同じ鋼タイプのレアコイル!」
レアコイル「ジィリリリリ〜!」
人々「何だ、あの赤いポケモンは?珍しいバトルだぞ。」
カイナの市場に来た人々は2人の少年のバトルに注目している。
ゴルード「ミカンさんのコイルで慣れたから勝利できるかも。ハッサム剣の舞だ!」ジャキン!
ミチル「ソニックビーム!」
しかし、鋼のハッサムでは『ソニックビーム』ではびくともしない。
ミツル「今度は超音波で混乱させます!」
ゴールド「ハッサム、交わして切り裂くだ!」
ハッサムの切り裂くで急所に入ったがレアコイル。しかし、体力はまだまだ残っている。
ゴルード「ちぃ、切り裂くはレアコイルに通用しないのか。ならばここは『破壊光線攻撃』で攻撃だ!…え?」
ところが、ハッサムは体が動かない!そのせいか、レアコイルの磁力でハッサムは身動きできなくなってしまった。
ミツル「レアコイルよくやったね♪ゴルード君、ここではそれぞれのポケモンには特性という能力があるんだよ。ゴールド君のハッサムにも特性があるけど僕には分からない。では行くよ、レアコイル!磁力を最大限にしてハッサムを捕らえて!」
そう、ミチルのレアコイルは磁力でハッサムは身動きできない!ハッサムはあまりの磁力でレアコイルの磁石にくっついてしまった。
ゴルード「ハッサム!?そんな…」
ミツル「今です、レアコイル!雷で攻撃!」
レアコイル「ジビビビビビビィ〜」
今まで晴れた日差しは、曇り空が集まりハッサムに雷が落雷して急所になってしまった。
ハッサム「ハ、ハッサ…」ドサッ☆
老人「ハッサム戦闘不能!勝者ホウエントレーナーミチル君の勝利に決定じゃ!」
人々の大歓声や拍手がカイナ市場に響きわたる。
人々「いいぞ〜ミツル君!ジョウトのゴルード君も凄い試合だっよ。」
ゴルード「特性!?まさかポケモンにそんな秘密があったなんて・・。
ミツル君ありがとう。いい試合だったぜ!」
ミツル「僕こそありがとう。楽しかったよw」
このカイナ市場で2人の熱い友情が誕生したのである。


??「聞いたか、ジョウトのトレーナー『ゴルード』という名の少年」
??「ああ、急いでそれをボスに報告だ!楽しくなるぜ…」

《続く》
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オレンの実 #8★2004.08/25(水)23:19
第8話 【二人の冒険】

2人共は今夜、老人の家で泊まり過ごしている。そして次の朝・・
老人「ミツル君また遊びに来ての。」
ミツル「ありがとう、おじいちゃん」
老人「さて、問題はゴルード君だ。これから君はどうするのかね?」
ゴルード「はい、オレも同じ事を考えていました。」
ミツル「そうだよ、ジョウトの仲間達もきっと心配しているよ」
3人は黙って考えて老人がが口を開いた。
老人「そうだ!確かオダマキ博士の所に行ったらどうかね?」
ゴルード「オダマキ博士?」
老人「フム、このホウエンのポケモンを研究している博士のことじゃ」
ゴルード「でも、どうやってオダマキ博士の所まで行くのですか?」
ミツル「それなら僕に任せてください!」
老人&ゴールド「へ?」
2人ともミチルの言葉に反応して顔を向けた。
ミツル「僕は病気が治ったとき博士からポケモン図鑑を貰ったのです。それに、ほらこのポケモン」
ミツルはバックからモンスタボールを取り出すと2人に見せた。
ゴールド「このポケモンは?」
その時、老人は驚いた顔して声を出した。
老人「おお!こ、これはオダマキ博士の3匹のポケモンの中の一匹『ジュカイン』ではないか!」
ゴルード「ジュカイン?」
ミツル「密林ポケモン【ジュカイン】オダマキ博士のポケモンの中で素早さが早いポケモンさ。」
ゴルードはオダマキ博士のポケモン『ジュカイン』を見て興味をしめしている。
ミツル「ゴルード君は博士からポケモン貰った?」
ゴルード「ああ、ウツギ博士て言うんだ。出て来いバクフーン!」
シュルルル〜ポン!
バクフーン「バァクフ〜ン!!」
ミツル「うわぁ!これがウツギ博士のポケモン〃バクフーン〃ですね」
2人の姿を見ていた老人は昔の自分のことをを思い出した。
ゴールド「しかし、オダマキ博士の所に行ってどうするんだよ?」
ミツル「確かオダマキ博士の所に衛星通信マシンがあったと思います。
衛星通信マシンは他の地方で連絡は取れるので、もしかしたら・・。」
ゴールド「そうか!ウツギ博士に連絡できることだな」
ミツル「はいw」
老人「そうと決まれば急いで行くがよい!若きトレーナー達よ!」
ゴルード&ミツル「はい!!」
ゴルード「戻れバクフーン!新しい旅に出かけるぞ〜!」

2人は老人に別れを言いカイナシティを離れ、もう一つ新たな旅が始まったのである。
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オレンの実 #9☆2004.08/26(木)16:54
第9話  【悲しい現実】

ミツルの家で荷物を取りに行くためにシタケタウンに向かう。
今はキンセツシティに到着したゴールドとミツルであった。

ゴールド「ここがキンセツシティか・・。」
目を光らせてキンセツシティを見つづけている。
ミツル「ここは強いトレーナーがうようよいますから気をつけてくださいよ。」
ゴールド「フフッ、オレには伝説のライコウがいるんだぜ」
ミツル「ライコウ?」
ゴールド「説明は後、ポケモンセンターのボックスでライコウを引き取るぞ。急げ〜!」
ミツル「あ、待ってください〜!」
2人はポケモンセンターに入りゴールドはパソコンボックスに
パスワードを打ち込んだ。
ゴールド「管理人マサキっと、これでよし!ミツルくん来いよ」
ミツル「何ですか?ゴールド君?」
ゴールド「今からこのボタンを押したら、かなり驚くぜ!
これが伝説の獣神のライコウだ〜!」
自慢するゴールドはボタンを押してミツルに見せようとした。だが・・

パソコンボックス『ブ〜!!データがありません。』
ゴールド「何〜!?・・ハハハ、パスワード間違えただけだからなミツル君。改めてこれがぁ〜」
パソコンボックス『ブー!ブー!データがありません』
驚いたゴールドは慌てて、もう一度試してみた。
しかし結果は『データがありません』が表示がしているだけ。
ゴールド「何故だ〜!パスワードは当たっているのに〜!」
頭が混乱になったゴールド。その時ミツルはきずいた。
ミツル「ゴールド君、管理人がマサキとなっているよ」
ゴールド「?、オレのポケモンはマサキさんに預けているけど。
それがどうしたのか?」
ミツル「・・なるほど、ジョウトの管理人はマサキさんか。
でもね、ここではマユミさんが管理しているんだよ」
ゴールド「誰だよ!!マヨネーズって!どうすればいいんだー!」
ついに頭がいかれたゴールド。ミツルはゴールドを止める。
ミツル「マヨネーズじゃなくてマユミさんですよ〜!
ゴールド君落ち着いてください!」
その時!
??「こらー!そこの帽子を被った少年!私はマヨネーズでは無いのよ!」
入り口から出て来たのは、あのマユミだった。

《続く》
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オレンの実 #10☆2004.08/27(金)17:57
第10話 【マユミ登場】

ゴールドがマユミのことを〃マヨネーズ〃と言ってしまって、
偶然に本人が聞こえていたらしい・・。

ミツル「マユミさん!何故こちらに!?」
マユミ「ミツル君久しぶり〜♪研究所に帰ろうとしたら聞こえてたの」
ミツル「ハッ!まさか・・」
マユミ「そう、帽子を被っているボーイ君がね私のことを…」
かなり激怒しているマユミ、それに怯えるゴールド。
ゴールド「ヒィィィ、申し訳ありませんマユミ様〜」
マユミ「・・まぁいいわ、今度から気をつけることね!!」
ゴールド「ハ、ハイ!」
土下座をして誤るゴールドとつい少し笑ってしまったミツル。
マユミ「もう、ボタン押しすぎてパソコンが壊れているじゃないの」
パソコンボックスは画面が暗くなり、起動しなくなってしまった。
ゴールド「げ!しまった、ゴメンなさい」
マユミ「よし、私に任せて5分ぐらいで済むと思うから」
パソコンボックスを修理してちょうど5分に治ってしまった。
ミツル「すごいです、マユミさん!」
マユミ「こんなの慣れているから簡単よ」
ゴールド「マユミさんありがとう。ミツル君そろそろ行こうぜ」
ミツル「え?でもボックスは・・」
ゴールド「データが無いからしょうがないじゃん先に行くぜー!」
ミツル「あ、置いていかないでよ〜!マユミさんお元気で!」
マユミ「さよならミツル君wまた会いましょうね」
2人はポケモンセンターに出て走っていった。
マユミはあることに築き、急いでポケモンセンターに出た!
マユミ「ねえ〜!君の名前は何て言うのー?」
しかし、2人共いつのまにか見失ってしまった。
マユミ「もう、せっかく名前を聞こうと思ったのに。まぁいいわ
次に会った時に教えてもらいましょう。」


マユミは手持ちのぺリッパーで自分の研究所にたどり着いた。
そして、マユミのパソコンにある人からのメールが届いていた。
マユミはメールを開いて見てみた。 ピッ☆

『ホンマに悲しいことになってしもうた、ジョウトのゴールド君が
渦巻きに飲み込まれ行方不明。もしくは彼は…。
母親は一晩中泣いてしもうて他の仲間も今ごろ悲しんでいると思う
ワイもとても悲しいわ・・。       >マサキより  』 

マユミはすぐにマサキに返事をした。

『そう、ゴールド君っていうのね…残念なできごとになって
しまったのね。早く見つかるとことを願っているわ。>マユミより』

カタカタ カチ☆

《続く》

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オレンの実 #11☆2004.08/28(土)15:08
第11話 【赤き集団】

空気が美味しい緑に囲まれたミツルの故郷〃シタケタウン〃
コンテスト会場から出たとぼとぼ歩く一人の少女。

ハルカ「はぁ〜、また4位になってしまった。」
少女の名は『ハルカ』彼女もトレーナーやコンテストを通して
旅をしている。今回はサクラビスで優勝しようと思ったが…。

ハルカ「ポロック作るのも難しいし、今度こそ・・ん?」
木の影から怪しい赤い謎の集団3人が何か話し合っている。
ハルカは迷わず謎の集団に挑み欠けた。

ハルカ「マグマ団!!あんた達またここで何を!!」
マグマ団:したっぱ1「ムッ、おもえはトウカの森で対戦した小娘!」
ハルカ「あら、私のアチャモでこてんぱに倒したわね」
マグマ団:したっぱ1「くっ、貴様今度こそ!」
マグマ団幹部「よせ、今回の任務を忘れたのか!」
マグマ団:したっぱ1「うっ…」
その時だ 『ピーピーピー』
マグマ団:したっぱ2「ただいま、ダーゲット接近しています。」
マグマ団幹部「よし、我々も行くぞ!」
マグマ団達はシタケタウンにから急いで出ていった。

ハルカ「・・気になるわ、このままほっておけない!」
ハルカは隠れながらマグマ団の後を追っていた。


その頃シタケタウンに向かっているミツルとゴールド。

ミツル「ゴールド君待ってください〜!歩くのが早いです〜」
ゴールド「だって、知らない冒険がオレを待っているんだぜー!」
ミツル「ふっ、確かにそですね。もうすぐシタケタウンです。」
ゴールド「よし全速力で走るぞ〜冒険は楽しい〜♪」
??「そう、冒険は楽しいけど危険な出来事もあるぜ。」

ゴルードとミチルは驚いて後ろを向いたら黒い煙幕から赤い謎の集団が現れた。

ゴールド「誰だ!ロケット団か!?」
マグマ団:したっぱ1「ほう、貴様ロケット団を知っているみたいな。
しかし、我々は大地を増やす赤きマグマ団だ!」
ミツル「マグマ団!?テレビで見たことが…」

ちょうどマグマ団を追っていた〃ハルカ〃も到着した。
木の後ろに隠れながら様子を見るハルカ。
ハルカ「あれ?ミツル君!?何故ここに。そして、あの人は誰?」

マグマ団;したっぱ2「見つけました奴らです。」
マグマ団の後ろから幹部が姿を現した。
マグマ団幹部「ククク、ホウエン地方にようこそ、ジョウトのゴールドよ!!貴様を待っていたぞ」

ハルカはその言葉を聞いて疑問に思った。
ハルカ「何なのジョウトって?いったい彼は・・。」

マグマ団幹部「では早速、貴様のポケモンを頂く。ゆけ!グラエナ」
グラエナ「グルルルル、ガァウ!!」
ゴールド「くそ!戦うしかないみたいだな。行け〜デンリュウ!」
デンリュウ「デンデ〜ン」

初めてみるポケモンにハルカとマグマ団が驚く。
マグマ団:2「おお!これがジョウトのポケモン」
マグマ団幹部「フン!我々マグマ団の恐ろしさを教えてやる!」

  《続く》
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オレンの実 #12☆2004.08/29(日)12:59
第12話  【3匹集結!】

シタケタウンに向かう途中マグマ団に襲われてしまった。
マグマ団はゴールドのポケモンを奪うため挑んできた。
それにひきかえ、ジョウトのポケモンを初めて見たハルカ。
果たしてゴールドはマグマ団幹部に勝つことができるのか?・・。


マグマ団幹部「グラエナ〃とおぼえ〃だ!」
グラエナ「グウオォォ〜ン」
ゴールド「何だと、とおぼえ?」
マグマ団幹部「クク、そうか貴様はジョウト地方だから〃とおぼえ〃
とか分からないみたいだな。それなら教えてやるぜ!グラエナ!!」
グラエナ「ガオォォン!」
〃とっしん〃攻撃でデンリュウに大ダメージをくらった。
ゴールド「くっ、強い!!」
マグマ団幹部「〃とおぼえ〃は攻撃力を上げ威力は破壊的な技さ。
はたして貴様のデンリュウにグラエナを倒せるのかな?」
ゴールド「デンリュウをなめるな!爆裂パンチだ!」
デンリュウ「デェン〜!!」
しかし爆裂パンチはあっさりかわされてしまった。
マグマ団幹部「フン、そんなのろまな攻撃では通用しないぜ。おい、やれ!!」
マグマ団したっぱ;1「ハッ!サンドパン切り裂くだ!」
マグマ団したっぱ:2「マグマック!岩落とし!」
二匹のポケモンがデンリュウに集中攻撃している。
ミツル「卑怯だぞー3対1なんて!」
マグマ団したっぱ:2「ケケッ、こんなの勝てればいいことなんだよ」
ミツル「マグマ団め!デンリュウを助けないと行け…」
その時ミツルがモンスタボールを投げようとしたとき、ミツルの上から
あるポケモンが飛び出してきた!
ハルカ「ブレイズキック!!」
バシャーモ「バシャァァァ!!」ドゴオオォン!
ブレイズキックでマグマ団のポケモンは急所にはいった。
その指示をしているのはミツルの後ろにいるハルカが助けにきた。
ミツル「ハルカさん!?助けに来てくれたんだ」
ハルカ「あたりまえよ!危ないところだったね。マグマ団もう許さないわ!!」
マグマ団幹部「ケッ、どうやら俺達の後を着いてきたみたいだな」
少し後ろにさがるマグマ団達、それに驚くゴールドとデンリュウ。
ゴールド「君は誰なんだ・・。」
ハルカ「今は自己紹介するよりあいつらをたたき倒すわ。
ここからが私達の本番よ!闘いましょうゴールド君。」
その言葉を聞き『フッ』と笑うゴールド。
ゴールド「よし、デンリュウ戻れ、そして行けぇバクフーン!」
ミツル「ジュカインおまえもだ!」
3匹の博士達のポケモンがマグマ団に挑む。
マグマ団幹部「くそ、ウツギ・オダマキのポケモンを出してくるとは・・」


  《続く》
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オレンの実 #13☆2004.09/17(金)23:04
第13話 『バクフ−ン』

ミツル「リーフブレイ−ドで急所を狙え」
マグマ団したっぱ;1「ぐおぉっ!サンドパンが」

ハルカ「逃がさないわ、スカイアッパー」
マグマ団したっぱ;2「チクショウー!岩なだれ」

ゴールド「よし行けるぞ!」
バクフ−ンの『かえんぐるま』で反撃を始めた。
その炎の強さでグラエナは、やけどをおってしまった。

マグマ団幹部「ぐおっ、素晴らしい炎だ。我らにふさわしい。」
ゴールド「我らに?俺のバクフ−ンを奪うことは不可能だぜ」
マグマ団幹部「ほう、それは困ったものだな。不可能とはな。」
ゴールド「当たり前だ!バクフ−ンは最初のパトーナーだ。
     俺らの信頼で勝ち続けてくれたからな」
マグマ団幹部「では、我らが新しいパトーナーになるんだな」

と言うと、マグマ団幹部は黒いボールを手にした。

ゴールド「へっ!持ち主のポケモンを取ることはできないぜ」
マグマ団幹部「いかにも!だが、それはどうかな?」

マグマ団幹部はボールをバクフ−ンに当て、黒いオーラで巻きつかれた。

バクフ−ン「バァク・・!」シュン
ゴルード「バクフ−ン!?やめろ〜!」
マグマ団幹部「フン、邪魔だ。グラエナ」
グラエナがゴールドの腹にとっしんをした。
ゴールド「ぐふっ!」
マグマ団幹部「くっくっ、まだボールの中で暴れているみたいだな
       アサナン、サイコキネシスだ!」

サイコキネシスでボールを押さえつけて、出れなくなった。
そして!

カタ、カタ シュウウウン・・。

ゴールド「バ、バクフ−ン!?」


<続く>
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オレンの実 #14☆2004.10/01(金)21:30
第14話『灯台』

いっぽう、ジョウト地方ではゴールドが亡くなった悲しみで
人々はアサギの海に、花びらを流して祈りをささげる。

ミカン「うわああぁ、ゴールド君!ごめんね、ごめんなさい」
ウツギ博士「ゴールド君、君はどこに消えてしまったのか・・」
明るいアサギシティもゴールドが亡くなった出来事で悲しい風景に見える。
イブキもゴールドに別れのため深く祈り涙をこぼす。

イブキ「ゴールド・・あなたとのバトルとの喜びは二度とできなの?」
深く悲しむイブキにアカネは声をかける。
アカネ「イブキさん、悪いけどワタルさんは?」
イブキ「アカネ・・彼なら事件があった灯台にいるわ。」
アカネ「灯台?そうや・・ワタルさん・・」

灯台はゴールドと海に消えて、美しい夕日がワタルに照らす。
ワタルは拳を握り、悲しい気持ちでいっぱいだった。
「ゴールド君、君がチャンピョンになって私は嬉しかった。
しかしなぜか私の大切な光が亡くなってしまったみたいで何も見えない
ゴールド君、君は本当に消えてしまったのか…」

シルバーは、うずまき列島の暗闇でラジオの声が響きわたる。
『ジジジ、ジョウトニュースです。アサギの海へと姿を消えたゴールド
は亡くなり、人々はアサギの海に深く祈る様子が見られました。』
残念な結果になってしまい、シルバーは悔しがる。
「くそぉ!この俺を置いて消えるとは、ゴールドてめぇ!」
その気持ちは、憎い気持ちと寂しい気持ちの複雑だった。
「おまえが消えたなら、俺はこの先いったい・・」
シルバーは片を落として落ち込んでいる。しかし、気のせいか
深い暗闇の中でかすかに人の声が聞こえる。
シルバーはそれに築き近ずいて行くと声をしだいに聞こえる。

シルバーは、その洞窟にたどり着くと、眠る白い鳥〃ルギア〃
その周りに見たこともない青い集団の姿が!

 <続く>
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オレンの実 #15☆2004.10/02(土)15:50
第15話『青き集団 竜巻の謎』

シルバーの目にうつったのは見知らぬ青き集団。そして白い鳥ルギア
なぜかルギアはいまだ目を覚まさず、竜巻の中に深く眠り続けている。
どうやら、ルギアについて調査に取り組んでいるみたいだ。

???「能力反応を調べろ、何か方法があるはずだ!」
???「ハッ!ただいま調査中…ジージージー」

青い光のレーザーがルギアを照らし調べている。
しかし、なぜそこまでルギアを研究するのかシルバーには理解できない

シルバー「あいつら何者だ?それにルギアが竜巻の中に眠っている?」
考え込むシルバーの後ろに誰かの足音が近づいている。
シルバー「ヤバイ!誰か来る!」

急いで岩穴に隠れてシルバーは少し顔をのぞかせ様子を見る。
カツカツと音をたてて岩穴を通りすぎ海賊みたいな衣装を着ている一人
の男性。

???「ええい!まだわから…はっ!?リーダー!?」
???「ハハッ!!アオギリ様、お待ちしておりました。」
青き集団の正体は『アクア団』そして偉大なる海を広めさせる
その名も、青き鼓動『アオギリ』

アオギリ「フッまだ何も見つからないか・・」
アクア幹部「申し訳ありません!いまだ手がかりが見つからないので・・」
アオギリ「まぁいい、そう簡単に見つかるものではない。巨大な竜巻を起こしてまでやったんだ、これ以上調べても無駄だ。」
したっぱ「その竜巻についてですが少年が亡くなった噂が・・」
アオギリ「たかが、ガキ1人死んだくらいじゃないか!そろそろ装置を外し出発するぞ…ムッ!」

いきなり炎がアオギリに襲い掛かりヒラリと交わす。
それに築いたアクア団は暗闇の洞窟に立つ少年に目を向ける。
アクア幹部「このガキ!何者だ!!」
ヘルガ−の火炎放射を指示したのは、拳を握りしめるシルバーだった。

シルバー「貴様らかぁ!ゴールドを消した犯人は!!」

 《続く》
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オレンの実 #16☆2004.10/03(日)13:05
第16話『白き鳥ルギア』

どうやらアサギの海で起きた巨大竜巻を発生させたのはアクア団。
ルギアの未知なるエネルギーを研究するために竜巻を起こしたのである
そのせいで、ゴールドはあの事件で竜巻の中に消えてしまったのある。

アオギリ「おやおや、まさか聞いていたとはな」
したっぱ「小僧!我らの組織を見たかぎり逃がさんぞ!」
アクア幹部「そいつの周りを取り囲め!」
ザザッとシルバーの周りをアクア団が取り囲み逃げ道を無くした。
これではシルバー1人では勝ち目は無い状態であった。

シルバー「1つ答えろ、貴様らはここで何をたくらんでいる!」
そう言うと、アオギリがシルバーの前に出てきた。
アオギリ「君か、このジョウト地方で盗人として噂になっているのは。
我々は青き集団『アクア団』そして私の名はアオギリ。
見ての通り、海の神ルギアを利用して紅色の玉にエナジーを送り込んでいるのだ。」
アオギリの手には紅色の玉が不思議な光で輝き続いている。
紅色の玉、それはあるポケモンを目覚めさせる秘宝なのである。
アオギリ「だが海の神のエナジーでも足りなすぎて研究の意味がない。
まぁ、他の奴らと比べると、まだマシな方だがな。竜巻のエナジーも利用できたことだし。」
アオギリは答え終わるとシルバー手にモンスターボールを備えていた。
シルバー「なんならその紅色の玉ごと壊してやる!」
ボールからニューラが現れヘルガーと同時にアオギリに襲い掛かる。
したっぱ「チッ!ジョウトのポケモンか。我々の力を見せてやる!」
その時、アオギリはしたっぱに手を伸ばして止めていた。
したっぱ「リーダー!?なぜ止めるのですか?」
アオギリ「まぁ待て、この挑戦は私が挑もう!!」
そう言うとアオギリは両方のモンスターボールを上に向かって投げ
ホウエンのポケモン、ドドゼルガとサメハダーが現れた。

シルバー「何だあのポケモンは!?見たこともないポケモンが!?」
アオギリ「海の恐ろしさをとくとご覧あれ!」

 《続く》
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オレンの実 #17★2004.12/19(日)22:52
第17話『海の力』

シルバー「ニューラ!きりさく!」
アオギリ「行くんだサメハダー!」

素早い動きで先手をとったニューラ。
ここでニューラの鋭い爪でサメハダーに急所を与えた。
サメハダーの攻撃をするがあまりの素早さで当たらない。

シルバー「どうだ、俺のニューラの動きについていけないだろ!」
アオギリ「その必要は無い!おまえのニューラを見てみろ!」
その言葉でニューラに振り向くと腕に無数の傷を負ってしまった。
サメハダーは攻撃してないのにこちらにもダメージを与えるとは・・。

アオギリ「驚いたかね《さめはだ》の効果を。」
シルバー「な・・さめはだ!?」
アオギリ「おや、君はポケモンの特性を知っていなのか?」
シルバー「ぐっ!!」
特性とはそれぞれのポケモンに備わる武器でもある。
特にサメハダーの場合は物理攻撃で攻めるほど相手にも傷を負ってしまう。
これではニューラの攻撃を繰り返すほど不利になってしまう。

したっぱ「ニシシシ!特性を知らないとは、まさに素人だな!」
シルバー「うるせぇ!!ヘルガー!発射準備だ!」
『コオォォォォォ!!』
ヘルガーの口から眩しい光を集めソーラービームを放つもりだ!
アオギリ「それぐらい読み取っている!あまごい!」
ドドゼルガは吠えると雨雲から大雨が振り出した。
これでは光が吸収できず発射準備が遅れてしまう。

アオギリ「気持ちいい雨だ、この世界にふさわしいのは青く広がる海だ!」
ドドゼルガとサメハダーの『なみのり』がシルバーのポケモンに襲い掛かる。
シルバー「ヘルガーとニューラ、攻撃を止めて共にかわせ!」
アオギリ「無駄だ!一気に沈没させろ!」
ヘルガーとニューラはかわせず波に飲み込まれ戦闘不能。
そして大波はシルバーまでも飲み込まれ気を失った。

アオギリ「もはや私の相手では無い、出直してきな!!」

 《続く》
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オレンの実 #18☆2005.03/09(水)22:39
第18話『決意』

シルバー「俺は波に溺れ死んでしまったろうなぁ…」
うずまき島で謎のアクア団のリーダーアオギリ。
彼が持っていた紅色の玉それだけのためにゴルドーを犠牲にまで…。
シルバー「あぁ、ゴルードとは二度と会えねえのか仏様…」

???「君、大丈夫かい?」
シルバー「え?」
その言葉に反応して重いまぶたを開けたシルバー。
シルバーの横にいるのは謎の青髪の人物。

シルバー「あんた一体誰なんだ?」
???「僕は別の地方からやって来た水の貴公子さ。」
シルバー「水の貴公子、まさか貴様アクア団!!」
???「NO〜誤解だよ私は君の味方さ。ほらポケモン達も無事だよ」
きがずくとシルバーを心配そうに見ているニューラとヘルガー。
シルバーはホエルオーの背中に乗ってタンバシティに向かっていた。

???「君はアクア団と言っていたが知っているのかい?」
シルバー「あいつらがゴルードを殺した犯人さ!奴らはどこに!?」
???「もう行ってしまったさ。後影もなく。」
シルバー「ぐっ、そうか」
???「どうやら訳があるみたいだね。理由を聞かせてくれないか?」
シルバー「ああ、実は…」
今までの事件やアクア団の組織を青髪の人物に全て話した。

???「そうか、ゴルード君か。手がかりは見つかったのか?」
シルバー「他の奴らががジョウトやカントーを探した駄目だった。」
???「だとしたら、もう一つの地方に流されてもおかしくないな」
シルバー「もう一つの地方!?」

驚いたことに別の地方が存在したとは…。


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オレンの実 #19☆2005.03/12(土)22:00
第19話『貧弱』

バクフーンと旅出会ったのはゴールドが11歳の頃だった。
その時は幼いヒノアラシであったがバトルには慣れてなかった。
実はウツギ博士のヒノアラシは初めは捨てられていたのだ。
それはある出来事だった…。

ウツギ博士「ようこそ!君がバトルの才能があるバルド君だね。」
バルド「フン、強いポケモンはどこにいるのか?」
ウツギ博士「え、あぁ今のところ一匹しかいないんだ」
バルド「ケッ!他のポケモンはいないのか?」
ウツギ博士「チコリータは他のトレーナーに譲ってワニノコは盗まれたんだ。」
バルドを選んだ理由はバトルの才能があるとジョウトでは噂になって
いたものの、何だか荒っぽい性格であった。

バルド「ヒノアラシか・・こいつを貰っていくぜ。」
ウツギ博士「えぇ?バルシ君まだ大切な話が…」
バルド「俺はポケモンが強ければ用はないんだよ!!」
ヒノアラシを貰ったままバルドは研究所から消えてしまった。

研究員「ウツギ博士、彼は大丈夫でしょうか?」
ウツギ博士「僕も君と同じ考えだよ。何だか心配だな。」
ウツギ博士達が心配している一方バルドは29番道路に向かっていた。

バルド「野生のコラッタか…ちょうどいい鍛えてやるか。」
ヒノアラシを繰り出したバルシは野生のコラッタに戦闘を挑む。
バルド「行け!体当たりで奴を倒してしまえ!!」
早速、指示を出すバルドだがヒノアラシの様子がどうも変であった。
バルド「おい!俺の命令が聞けねえのか!攻撃しろ!!」
彼の指示は分かっているが、相手が怖く動かなくなってしまった。
その隙を見せて野性のコラッタは容赦なく攻撃を攻めてくる!

当然結果は野生のコラッタに敗北したバルド。
ヒノアラシはよろけた状態でかなりのダメージを与えていたが
バルド「この貧弱ヤロー!おまえみたいな奴はムカツクんだよ!!」
いきなりバルドはヒノアラシを蹴飛ばし暴力をした。
バルド「俺が欲しいのは強いポケモン!なのになんだクズが!」
あまりにも負けたの関わらず残酷なことをしてくれるバルド。
腹を立ったバルドは倒れたヒノアラシをそのまま捨ててしまった。

その日の夕方、母から頼んだ買い物で帰ってくる一人の少年。
ゴールド「はぁ〜、何だよ人がいい夢を見ていたのに叩き起されて。」
まだ11歳だったゴールド相変わらず親の迷惑をかけ困った少年だった。
ゴールドは毎日29番道路で一日中ポケモンを捕まえようとするが
ポケモンを持っていらず、すぐ失敗してしまう日々であった。
ゴールド「今日も暇な生活だったし誰か仲間はいないのかな〜。」
トボトボ道端を歩いて帰る途中でゴールドは弱々しい泣き声を
築いたゴールドは耳にして立ち止まってしまった。

ゴールド「チャンスだ!草むらで隠れて手で捕まえてしまえ!」
滅茶苦茶な作戦で草むらに隠れるゴールド。
顔をニヤニヤしながらそーっとのぞき込むこむと…
ゴールド「…おい!おまえどうしたんだよ!?」
彼が見たものは、怪我をし見捨てられたあのヒノアラシ。
ほとんど体は動かなく、とても危険な状態だった!
ゴールド「大変だ!早くじーちゃんの所に連れていかなければ!」
慌ててヒノアラシを抱えてワカバタウンへと走り出した。
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オレンの実 #20☆2005.03/13(日)16:03
第20話「目指そう!」

ゴールド「じーちゃん!ポ、ポケモンが大怪我をして大変だよー!」
ノックをしないまま勝手に家に突っ込んできたゴールド。
この家はいろんな薬品が揃っていてワカバタウンのポケモンセンターでもある。
そう、〃じーちゃん〃とはゴールドの祖父の事であった。
昔はポケモンセンターが無かったため医師の仕事をしていた。
いろんな町を歩いて次から次へとポケモンを看病してきた。
しかし今では年をとった老人で安心して家に過ごせる日々だった。
ところが…。

じーちゃん「ぐおー!ムニャムニャ〜。ぐおぉー!」
予想していたゴールドはため息をついてお越しすことにした。
ワカバタウンは居眠りが多いなと初めて思い出だした。
ゴールド「ほら、起きて!大変だってば〜。」
今だにも、いびきが響いて夢の中へと眠り続ける。
仕方ないとゴールドは新聞紙を丸めてじーちゃんの耳元に近ずいて

ゴールド「グットモーニングー!目覚めろコラァー!!」
驚いたじーちゃんは腰掛けたイスごと引っくり返ってしまった。
まだ頭にはゴールドの怒鳴り声が響いていた。
じーちゃん「この悪ガキ!またいたずらをしおって!」
ゴールド「だって、これしか方法はないんだもん。」
じーちゃん「年寄りだからって、ちゃんと起きるわい!」
ゴールド「ゴメンなさ…じゃなくて、ポケモンが大変だよ!ほら!」

手に抱えているヒノアラシ、怪我をしながらぐったりしている状態。
今でも殴られるかと怯えていて体を丸めようとする。
じーちゃん「こ、これは!ウツギ博士のヒノアラシではないか!?」
ゴールド「じーちゃん、このポケモン死なないよね?」
じーちゃん「安心せい、ベテランのワシはポケモンセンターより優れているんじゃぞ。」
急いで奥の部屋へ運び出して治療が始まめる準備をする。
もちろんゴールドもじーちゃんの手伝いをして数々の薬を運ぶ。
じーちゃん「〃赤い蓋のビン〃と〃苦い木の実〃を持ってきておくれ!」

ウツギ研究所に連絡が入って、すぐさま駆けつけるウツギ博士達。
今回の事件は自分のミスだと後悔してようやく目的地に到着した。
ウツギ博士「カムジさん!ヒノアラシの具合はどうだったんですか?」
じーちゃんの本当の名は『カムジ』ウツギ博士とは長い知り合いでもあったのだ。
その声を聞くとカムジじーちゃんは奥の部屋から出てきて…。
じーちゃん「良かったのうウツギ、ヒノアラシはすっかり元気じゃぞ」
ヒノアラシは包帯で巻いのにかかわらずゴールドに懐いて側から離れないのである。
ウツギ博士「信じられない!あのヒノアラシがゴールド君に懐いているなんて…」
じーちゃん「一体ヒノアラシに何が起きたのかね?」
ウツギ博士「ハイ、実は…」

今まであった出来事を全て話したウツギ博士。
そしてゴールドは真剣そうな顔をしてついには…。
ゴールド「許せねえよ!バルドって言う奴!次に会ったら噛み付いてやる!」
ウツギ博士「僕もあんなトレーナーに譲ったなんて後悔してるよ。」
落ち込んで頭を抱え込む博士、ゴールドは心配して、
ゴールド「博士!俺が強いポケモンを見つけ出して倒してやるよ!」
決意をして拳をにぎり博士に声をかけたが、
じーちゃん「いいや!ゴールドよ、強いポケモンはこの世には存在しないのじゃ!」
いきなり反抗する言葉をして、ビクッと振り向くゴールド。
じーちゃん「いいかね、強いポケモンとは単なる、くだらない存在で
人々が勝手に思い込む理想なものじゃ。」
怖じ気ついて声も出なく、ただひたすら黙っている。
じーちゃん「ゴールドよ、おまえは〃信念たる勇ましいトレーナー〃
になることから大切じゃ。きっとポケモンの心が通じ合って本当の
強さへと確実に育っていくのじゃよ。」
ウツギ博士もどこかでその言葉に教えられた気がして頷いた。
〃強いポケモン〃とは悪人の手によって強くなるのではなく、
導いた信念で一段一段を踏み出して強くなっていくのだ。

ウツギ博士「君がヒノアラシを助けてくれたんだね。良かったらこの子と一緒に新たなチャンピョンを目指して旅立ってくれないか?」
彼ゴールドも決意しただろうか、ヒノアラシを抱えて言った、

ゴールド「博士、じーちゃん、俺は絶対に信念なるトレーナーを目指すよ!必ず約束するよ!」

こうしてゴールドは相棒バクフーンと旅立ち見事ジョウトのチャンピョンへと輝いたのである。
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ぴくの〜ほかんこ