セレネ | #1★2004.09/22(水)21:37 |
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私は、マリン。 氷に覆われた故郷を救うために旅をしているの。 氷に覆われたのは、ついこの間、ポケモンとも言えない、人間とも言えない不思議な生き物が現れたことによって始まったの。 多分そいつを倒さない限り故郷は覆われたままだと思う。 だから倒すためにたくさんの大人とポケモンが挑んだけれど、全く歯が立たない。戦った大人とポケモンは今も氷の中に閉じこめられている。 マリン「うわあ、綺麗なフル−ト。桜色でとっても綺麗。」 桜色のフル−トに目を輝かせている。 お店の人「お嬢さん、お目が高いねえ、これは春のフル−トって言って、どんなに寒い国でもたちまち暖かくなるという優れものだよ。ただ、寒い国を暖かくするには、星の神殿に行って女神に願いを聞き入れてもらって、曲を教えてもらわないといけないらしいよ。」 マリン「どこにその星の神殿ってあるの。」 バイトの人が地図を取り出すと 現在地 奇跡の丘 太陽の宮殿 月の宮殿 星の神殿 テトラタウン ツバキタウン コスモスシティ マリンの故郷 フロ−ラルシティ アルバイトの人「このまま真っ直ぐ5キロほど行くと付くよ。」 手をふって見送る二人のアルバイト マリン「ありがとう。」 アルバイト2「寒いからお気を付けて、お金はあとですこし筒払ってもらいます。またのご来店をお待ちしています。」 マリン「けっ、やっぱり払わなきゃいけないのか。」 今お金のないマリンにとって、とっても嫌な感じ。 ルリリ「リルル。」 マリン「あっ、急ぐよ、エリ−何せもうすぐカギがつかめるんだから。」 ルリリのエリ−ははっとしてちょこちょこついて行く ルリリ「リルル」 |
セレネ | #2☆2004.08/26(木)23:49 |
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マリン「ここが…星の神殿か。名前の通り星が沢山並んでいるわ、中に入ってみようか。」 シスタ−?「おまえらは誰だ、またこの神殿に眠る財宝を狙ってきたのか!そうはさせるものか。」 きつい視線がマリンに向けられる マリン「違うんです、私たちはその、願いを聞き入れて欲しくて…。」 必死にマリンは説明しようとするが、 シスタ−?「おまえらのような欲望にまみれた財宝泥棒の願いなどの願いを、テ−ル様が聞き入れるわけがないであろう、すこしは考えろ。」 女神『何の騒ぎだ、どうしたのだ事情を説明しなさい、ライナ。』 そこにお嬢様みたいな女神がおりてきた。 シスタ−?「あっ、テ−ル様、あのこれには深いわけがありましてこのもの達が我々の財宝を盗もうとしているので、引き留めていました。」 マリン「嘘です、私たちは、故郷を氷から元に戻すために、春のフル−トの曲を教えていただきたくて来たのです。」 女神に本当のことを言うが、シスタ−は勘違いを貫き通す シスタ−?「何を言う、おまえ達は泥棒のくせに生意気なことを、テ−ル様こんな奴ほうって置いて…。」 女神『そなたは、本当に故郷を救いたいのだな。』 マリン「はい、そのために来ました。」 シスタ−?「テ−ル様こいつらは詐欺師です信じてはダメです。」 女神『ライナ、そなたは黙っていなさい。そなた、名は何という。』 ライナと呼ばれるシスタ−は急に黙った。 マリン「マリンです。」 女神『そうか、マリン、そなたに覚悟があるか試したい。この神殿の奥にいるアンババという竜を倒してきてくれ、そしたらそなたにその曲を教えよう。』 ライナ「し、しかし、テ−ル様。あそこは関係者以外立ち入り禁止です。」 女神『支配人の私が許可する、行ってこい』 マリン「分かりました。行こう、エリ−。」 エリ−「リルル」 ライナ「(くそ…運のいい奴め。)」 ドアの向こうにあったのは骨の山、この先にアンババが居るのだろうか…。 |
セレネ | #3☆2004.08/27(金)14:16 |
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「ぎゃ−−−−−骨だらけだわ、何なのよ、この城は。」 「リルル…」 あら、この骸骨、手紙持ってる、何か良いことが書いてあるかも…。呪われるかも知れないけど呼んでみようっと。 「この手紙を持っていると言うことは、アンババを倒しに来てくれたのか、アンババにまともに戦っても倒されるだけだ。しかし、アンババには、一つだけ苦手な者がありらしい、それは耳が大きくてしっぽが長く、初めに『ね』がついて最後に『み』がつくチュ−チュ−となく小さき動物だ。アンババを倒すにはまずこの動物を捕まえることが大切だろう。 勇気ある者へ、リ−ズより。」 「あら、これって、ネズミなのかしら、エリ−は代用品になりそうにないしなあ…。」 「チュ−チュ−」 丁度マリンの足下にネズミが都合良く来た。 「良いところに、みっけた。」 「チュ−チュチュ−」 ネズミは鳴きそうな顔をしてこっちを見つめている。 「捕まえた。ふう…。」 「ここが、アンババの部屋かしら、結構お上品な部屋だわ。」 『ああ、そうだな、ダガおまえ達のここが墓場になるから永遠に眺めてられるぞ。ははははははははは』 「リ、リルル」 『はははは、どうあがこうとおまえらは所詮今日のワシのおやつじゃ、油で揚げて食ってやるわい。』 「これ、な−んだ。」 アンババは顔が真っ青になった 『そ、それは、ねずみなのか、ぎゃ−−−−−−−。』 「へへ、観念したらどうなわけ。エリ−みずでっぽう」 「リルル」 全然きいていない。 『フン、た、たかがネズミごときワシのて、敵ではない…。』 |
セレネ | #4☆2004.10/15(金)22:48 |
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チュ−っと声がしたなみの量ではないネズミたち アンババ『ぎゃぁ〜ねずみ〜』 竜らしくない声を上げ出すアンババ マリン「今よ、エリ−。れいとうビ−ム」 エリ−「リルル」 エリ−に技マシンを使って教えた技で倒せた。 マリン「よっしゃ」 ???「良くやってくれました。」 向こうから女性が歩いてくる マリン「あなたは…」 ???「わたしはテ−ル、その竜に体を乗っ取られていた者です。」 マリン「…テ−ルってまさか…女神の…」 目を見開くマリンの先には決して高貴な服ではない住民服を着たテ−ルがうつっていた テ−ル「今となってはもう女神ではありません、魔術師です。約束です、さぁ、あなたの故郷を元に戻す魔法を授けよう…。」 その後視界がとぎれた。 テ−ル「マリン、マリン起きなさい、あなたには新たな明日と光の道があるのですから、あなたの故郷はあなたに今教えた曲を弾けば元に戻るはずです、あなたの故郷へは私が送り届けましょういつかマタ炎があったらいつでもおいで…」 マリン「ん−ここは…」 エリ−「リ・・ルリリ」 マリン「良しあとは、この曲をふけば、全ては終わる、私も安心して、この島から出られるわ…」 その後、マリンは母にのみ連絡をし、美しいフル−トを吹きの島を救った少女として、永遠に人々の心に暖かい光を与えたのでした。 E N D |
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