サクラ | #1★2005.02/02(水)16:07 |
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申し訳ございませんが・ ・ ・ この物語は、本とに前に作ったもので、私もどんな内容だか忘れてしまいました。 まことにかってながら、話を変えさせていただきます。 すみませんでした。 平成17年1月31日 |
サクラ | #2★2005.02/01(火)19:26 |
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私が3歳の時のある夜でした。 そのとき、私は血だらけの人の前にたっていた。 小さい手には、モンスターボールとポロックを持っていた。 肌は、白くブルブルと震えていた。 服には、真っ赤な血が飛び散り、白いワンピースが真っ赤になっていた。 大人「響ちゃん。今日からこの子と一緒に暮らすんだ。パパとママには、バイバイしようね。」 大人の人は、スッと私の頭をなでいってしまった。 ポロックは、汗で解けていて月のしたの水溜りにぽたぽたと落ちていた。 「恐い。。恐いよ。。」 明りはまったくなく、血の散らばった道路と他にはなんにもない。 下は、ガケで川が流れている。 まるで闇の津波に飲み込まれるように、ふらついた。 落ちればざったい明日はないが、今このまま生きても明日はないとおもった。 フワッ なんのためらいもなくおちようとした。 が、小さな手が私をグッと引き寄せた。 「なによ!そんなに簡単に死のうとするんじゃないよ!命がほしくても死んでる人がいるんだ!そんなバカなことするような、やつ・ ・ ・。」 私と同い年ぐらいの少女がいた。髪は、私とおなじ純白で、目は深海のように深かい色をしていた。 その日から、私は彼女と一緒に暮らすことになりました。 |
サクラ | #3★2005.02/01(火)19:48 |
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紗那「おきんかい!」 目を見開くとそこには、私のシャワーズ、紗那(シャナ)がたっていた。 風がカーテンを持ち上げポカポカしている。 私「ん〜♪いい気持ち」 私は、グゥーっと背を伸ばし、シャナをなでた。 氷雨「これッ。そんなとこで背伸びしてると姫様に怒られるよ。」 彼女は、氷雨(ひさめ)とゆう。私の大親友で、深く青い目に、純白の髪です。冷たい性格と、声から城の氷の結晶とよばれている。 あ、私?私の名前は、響(ヒビキ)。男みたいな名前でしょ? 私は、転落事故にまきこまれ、親を無くしたの。 でも、めげることなく毎日、城でせかせかと働いています♪ 紗那「はいはいはい!剣もって!それから、泡のお世話もあるし」 響「はいはい♪でも紗那は、泡ちゃんにえさをあげるかかりなんじゃなかったっけ?」 水声「響たんおはよ♪今日のご飯は、ハムエッグ!!氷雨たんがつくってくれたんだ〜」 水声(すいせい)ちゃんは、じつは、この城の姫です。 とてもかわいいのですが、とぉってもおてんばで、力が強いんだ♪ 私は、その子のお守り役。氷雨と一緒に働いてるんだ♪ さてさて。 姫様のお守り役といっても、学校にはちゃんといかなきゃいけません。 姫様とゆうことは、ばれないように皆で学校にかよっています。 水声「コーラル!遅刻しちゃうからもっとはやく〜!」 コーラルってゆうのは、水声ちゃんのサニーゴ。 この国は、水につかっちゃってるんだ。 歩くには、都にいかなきゃいけないし、町は、泳ぐかポケモンに、一人用の舟をひいてもらうかのどっちか。 さぁ、これでだいたい私の町のことがわかったかな? これから、私はモウダッシュして、学校にいかないと♪ つづく |
サクラ | #4★2005.02/01(火)20:12 |
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響「泡(あぶく)!紗那のてつだってあげて!」 氷雨「渦(うず)も、氷柱《つらら(ハクリュー)》も舟をひくのよ!」 渦と泡ってゆうのは、タッツーなんだ。 生まれたばっかりでひとりで舟を引くのは、まだ無理みたい。 キーンコーンカーンコーン 先生「また遅刻か?いくらなんでも連続20回は、ひどすぎるぞ!?」 そんなこといったてしょうがないのです。 この町から、都にはなんと5kも離れているんです。 なら都の学校にいけばいいかとゆうと、そでもない。 水声姫に、男が近づかないようにと女子高にかよっているんだ♪ 氷雨「先生。このプリント、ココの問題だと、公式とことなってしまいますよ。」 氷雨は、いつもこおゆうときに助けてくれる。 まぁ、もしかしたらだけど先生が氷雨にメロメロなだけなのかも・ ・ ・。 水声「あーあ。びしょびしょになっちった。はやく体育やんないかなぁ。」 そんなことをつぶやく水声ちゃんは、先生にギロッとにらめれた。 水声ちゃんは、声がでかいし能天気なのでこんなことされても全然きにしない。 先生「今日は、大事な話がある。みんなよーく聞くように。とくに水声!」 水声「はいはい♪」 先生「じつは、こんど男子高校と合併することになった。あ、でも18人だけ、男子校にいくだけだ。このクラスで3人きめたところ、水声と、氷雨と、響になった。」 突然のことで、おどろき心臓がとまるかと思った。 でも、いちばんおどろいたのは、氷雨だったらしい。 白い肌がますます白くなり、ふらふらしている。 氷雨「男の臭い高校・ ・ ・。男がいる高校・ ・ ・。暑苦しい高校・ ・ ・。」 氷雨は、その後はや引きししばらくヘヤにこもるのでした。 つづく |
サクラ | #5★2005.02/02(水)16:05 |
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>キャラクター募集中。感想掲示板にて★ その翌日でした。 私たちは、フィティーン高校とゆう、男子校にいくことになりました。 そこは、りょう≠チてところにとまって勉強するらしいんだけど、なにしろ氷雨が、男嫌い。 しょうがないので、ちかくの家を買うことにしました。 水声「響た〜ん!遊ぼ♪遊ぼ♪」 響「なにバカなこといってんの。水ちゃんも荷じたくしてよね。あぁ、いそがしい」 いっぽう氷雨は、おちこむばかり。 明日から男子校だとゆうのに、全然したくもしてくれない。 氷柱「氷雨ったら。なにおちこんでるのよ。男のなにがいけないわけ!?」 氷雨「なんかこぉ、暑苦しいとこ。」 水声「どこが暑苦しいのさぁ」 説得してくれるみんなの気持ちはうれしいけど、私の手伝いもしてもらいたいものである。 響「おわったぁ〜♪って、もうこんな時間!?凛花(りんか)ちゃんと待ち合わせしてるのにぃ〜。」 水声「そうだった!やっべ〜。征服きてないじゃん、氷雨たん・ ・ ・」 ドヨ〜ン ・ ・ ・ ・。 響「じゃあさ、先生にいって、氷雨に男をさわらせないようにしようか!?そうすれば、そのうち男にもなれるだろうし♪だから、早く着がえて!」 せかせかせか 私たちの学園生活は、はじまろうとしているのだ♪ つづく |
サクラ | #6★2005.02/03(木)17:44 |
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先生「期末テストの結果だ。1番よい点数は氷雨だった。これからもがんばれよ。」 あれから1ヶ月の月日がながれました。 氷雨は、男子になれました。 反対にモテモテ。 水声ちゃんは、とくにかわりもないんだけど・ ・ ・。 力「響!」 響「えッ!?」 力「これ、落ちてたぜ♪じゃな」 彼は、力(りき)。 私の片思い。 鈍感な力君は、私の気持ちきずいてないみたい・ ・ ・。 水声「キャッキャ!響たんのおせまちゃん!」 氷雨「姫様!へんなこといわないでください!響には指1本ふれさせねー。(ガルル)」 響「う、うん・ ・ ・。ここって、気持ちいいよね。大声でさけぶといいことありそ♪力くん大スキー!」 大声で叫んでみた。 顔の横を風がとおりすぎる。 甘い香がする。 きっと家庭科でもしているのだろう。 水声「ひ、響たん。後ろ」 響「フョ!リ、力君」 後ろにいたのは、力くんだった。 顔がまっかで目が点になっているようにも見える。 グオォオン 不思議な音とともに、甲高い水声の声が聞こえた。 氷雨&響「姫様!」 私たちは、その時のひずみに氷雨と一緒におりていった。 つづく |
サクラ | #7★2005.02/25(金)17:01 |
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ゴン! 響「いったった〜。ここは?」 力「どうやら森にテレポートしちまったみたいだな〜。響。」 響「きゃぁ!リ、力君」 シーン 力くんは、てれながら頭をかきこういった。 力「俺、響のこと嫌いじゃないぜ♪俺でよかったら・ ・ ・。」 私は、ものすごくうれしかった。 が・ ・ ・。 紗那「響にさわるなくそがき〜。」 力「なにこいつ。」 紗那「こいつじゃないやい!紗那様だい!」 なんだかうまくいきそうもないこの二人。 氷雨「このふとどきもの!」 力「うんが!」 氷雨が力をなぐってしまった。 いたそぉ 氷雨「私の響にさわるなぁ!なぐるぞ!」 と、いいつつももうなぐってる氷雨。 力「こいつぜったい結婚できない。できたとしても離婚するね」 ゴン! なぐられてしまった力に、かける言葉がなかった。 つづく |
サクラ | #8★2005.02/14(月)16:25 |
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水声「なにさなにさ!あたしたちの響たんに彼氏とかつくっちゃって」 氷雨「水声様、この作者、キューピッチでこの物語をすすめてやがるんですよ!?」 作者「のほほ♪だってだって♪新しい物語がきまったんだもーん!♪」 響「なんつー自己中なんだ。」 紗那「私たちっていったいなんなわけ?」 ビュオー―ー(氷の風) 作者「そんなぁ。あ、じゃあ物語のわきやくってゆうのは!?」 水声「えぇ〜。」 響「でないよりは、ましでしょ(汗)」 作者:じゃあそれで決まり♪次の登場人物紹介しとくね♪アヤセちゃんどうぞ〜。 アヤセ「こんにちはー!こんばわですよね(汗)」 テトラ「こんばんは!」 作者:このこは、主人公のアヤセちゃん。そして、このこがアヤセちゃんのパートナーのテトラ(イーブイ)だよ♪アヤセちゃんは、のんびりや♪テトラは、せっかちでめんどうみがいい子♪題名は、 《ふりむけばそこに 〜陽だまり旅〜》だよ♪ 響「これからは、時風☆日記帳もラストスパート!」 氷雨「皆さんの応援の元(そんなに見てくれる人いなかったけど;)ここまでやっとこれました。」 水声「これからもよろしくお願いします!」 アヤセ「ふりむけばそこに 〜陽だまり旅〜は、作者のデビュー(?)作、 夢みて旅する いらいの旅ストーリー!」 テトラ「今回は、じっくり考えてがんばった作品とか!?」 2人「お楽しみに!」 月刊:しょぼいサクラ物語から |
サクラ | #9★2005.02/27(日)13:06 |
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みなさんこんにちは。 私たちいっこうは、水声をさがして不思議な世界を歩いています。 さて皆さん。 この物語の題名をよんで、変におもったかたが多いいでしょう。 時風☆日記帳 どおゆう意味なのでしょうか? それは、これからの物語からわかると思います。 ・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・ 力「それにしてもおどろきだよな〜。あの水声が姫だったとは・ ・ ・。」 氷雨「笑う出ない!どうせだったら、剣できりつけて・ ・ ・。」 響「まーまー落ち着いて。そんなこと言ってると将来はじかくよ」 力と氷雨は、いまだにケンカしています。 そして、紗那が不安そうにしているところも見られます。 響「どうしたの?紗那」 紗那「それが、渦と泡のモンスターボールが妙に重いんですけど・ ・ ・。」 ポム 泡「やっときずいたの?響とか1ヶ月ぐらいみてないでしょ?うちらがどおゆうおもいでプールの苔をたべてたか(涙)」 響「ごめんごめん><これは、物語でよく書いといてあげるから・ ・ ・。」 皆さんが今よんでくれているのは、じつは私の物語なのです。 くわしくゆうと、私の日記張なのです。 キャー―ー! 歩いていると甲高いこえがきこえます。 響「水声姫だ!」 もうダッシュで走り出しました。 水声「イーブイズにかこまれたぁ!」 そこにいたのは、エーフィ、ブラッキー、サンダース、ブースター、イーブ(以下イーブイズ)がいたのです。 氷雨「ちょっとまって。ほら、シャワーズがいない。」 力「ほんとだ。なんでだろ・ ・ ・。」 2人が?マークを上に出してるような顔をしてる中、紗那がにやけだしました。 響「紗那?なに笑ってんの?」 紗那「ねぇ、響。私ねぇ、 イーブイの仲間大好きなの。こんな人間どもといっしょにいるよりも・ ・ ・。」 つづく |
サクラ | #10★2005.02/16(水)21:43 |
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氷雨「どうした紗那?おまえの母親は、岩山で転落事故にまきこまれ死んだんじゃないのか?」 紗那「そうよ。そうなのよ。あのいまいましい、人間が私のお母さんを殺したんだわ!私がこれまでどんなに苦労してきたかあんたらにはわからないでしょうよ。」 ブースター(歌炎)「そうね。お母さまがどんな気持ちでいたかあなたたちにはわからないでしょうよ。キレイな方だった。宝石にも負けない美しい姿をしていた。」 サンダース(雷希)「お母様は、俺たちの光だった。太陽や月にも負けない光。なのに、こざかしい人間どもめ・ ・ ・。」 次々と憎しみの声をあげるイーブイズたちにおどろく、いや悲しくなった私は、ふらふらとよろめいた。 響「うそ・ ・ ・。うそよ・ ・ ・。一緒に死んでいったのは私の親だけよ。紗那は、とっくにモンスターボールにはいっていたわ。」 紗那「あのとき、あんたの親は私たちのお母さんをつかまえていたのよ。あれをみて助けにいこうと私があんたにつかまったんだ。」 紗那は、まるで別人のようににらんでいる。 響「そんなことない!だって紗那はあんなに楽しそうだった!親は、もともと死んでいるっていってたから、気持ちが分かってるって言ってくれたじゃない!」 紗那「おだまり!そんなの嘘にきまってるじゃない。あんたの気持ちがわかるだと?笑ってただと?バカなことゆうんじゃないよ。」 私の頭の中は、紗那の思い出でいっぱいになっていた。 ひきとってもらったお城でのかくれんぼ 初めての誕生日 日記帳をみられてケンカした時にこと。 涙や笑がすべてつまった思い出がすべて嘘 イーブイ「この女はね。特別な力があるんだよ。」 イーブイが、木に縛り付けられた水声の髪を切り裂いた。 フワッ 水声姫の耳が横にのび、ピンクの髪がパァッと水色になった。 それだけではない。 ひたいに、赤い玉がついていた。 ブラッキー(由夜)「こいつは、シープリンセスといって、魚人なんだよ。そのうち、下半身が魚になって、水をもとめるさ。 どうだい?面白いだろう。」 力「どこがおもしろいんだ!水声をかえせ!」 エーフィ(綾芽)「いいよ。かえしてあげる。でも、後悔してもしらないんだから。じゃあ、人間ご一行様。わたくしの闇の中でもがきくるしみなさい。」 イーブイズは、さっていった。 氷雨「姫様!」 水声「息苦しくなってきた。足が鱗が・ ・ ・。」 水声姫は、パニックしているようで、目を点にして、ショートになった髪をなびかせている。 力「とにかく水をだせ。渦、泡、氷柱!水の用意をしてくれ。ウィンディ!穴をほるんだ。」 つづく |
サクラ | #11☆2005.02/25(金)16:23 |
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※いつもは、響の気持ちでナレーターをやってますが、今日は、ほんとにナレーターがやってます。響の気持ちじゃありませーん 歌炎「ホントウにこれでよかったのかしら?」 雷希「でも、フェイラ様のご命令だし・ ・ ・。」 綾芽「でもさいきんフェイラ様なにか変よ?あやつられてるのかも・ ・ ・。」 ここは、紗那たちのきちのようだ。 イーブイズたちは、なんだか相談中のようだが・ ・ ・。 紗那「フェイラの悪口は、いわないで!私たちのパートナーでしょ?」 フェイラとゆうのはパートナーのようだ。 どうやら、フェイラとゆうパートナーの指示で、水声をさらったらしい。 イーブイ(鈴)「いくら、私の体がもとの体にもどるからってそこまでは、しなくてもいいと思うわ。きっとなにかにとりつかれてると思う。昨日は、なにもない所で助けをもとめてたし・ ・ ・。」 由夜「ドラッグ?厳格?」 ざわつくなかで、金色の髪をした少女が、ソロッと出てきた。 「鈴、由夜。私は、そんなことしてないわ。鈴の体をもとにもどしたからやってることなんだから。ね?」 どうやらそれがフェイラとゆうようだ。 青い瞳が、キラキラ輝いているがどこかしら、影をもっているような瞳をしている。 ドサ イーブイズ「フェイラ(様)!?」 きゅうにフェイラがたおれたのだ・ ・ ・。 つづく |
サクラ | #12☆2005.02/25(金)17:05 |
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フェイラ「天使・ ・ ・。声のするほう・ ・ ・。花瓶・ ・ ・。操り人形」 フェイラは、またすぐに目をとじた。 歌炎「やっぱ変だよ!おかしいってば!」 フェイラをベットに運んだあと、歌炎が大声で騒いだ。 由夜「俺もそう思う。やさしいフェイラ様が、あんなことゆわないとおもう。だいいち、自分に様づけしろなんて昔はゆわなかったじゃないか。紗那と母さんだって最初のうちは、すごくしかられてたし。」 鈴「そうだね〜・ ・ ・。私は、もとの体にもどれなくていいんだけど・ ・ ・。響さんたちにあやまったほうがいいかもしれないわよ?」 次々と声があがるなか、紗那だけが何もいわずにボーっとしていた。 目は、黒く、なにか見失ったような、そんな顔。 雷希「おい!なにボーっとしてるんだよ。はやくいくぞ!」 紗那「あ!うん どこにいくの?」 由夜「なにいってるんだ。いまから響さんに事情をはなして助けてもらうんだよ。聞いていなかったのか?今日の紗那なんかへんだぞ?まぁ、別に悪いからといって対処ほうは、ないんだがな・ ・ ・。」 紗那は、懸命に笑おうとしていた。 でもその顔は、引きつり、笑っているようには見えなかった。 つづく |
サクラ | #13☆2005.02/25(金)17:18 |
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※いつもは、響の気持ちでナレーターをやってますが、今日は、ほんとにナレーターがやってます。響の気持ちじゃありませーん 響「そんな事情があったの・ ・ ・。」 由夜「すみませんでした。俺たちも後から考えなおして・ ・ ・。なんておわびしていいか・ ・ ・。」 |
サクラ | #bak14☆2005.03/03(木)16:30 |
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静まり返る空間。 まるで、時がとまったようだ。 ただきこえるのは、水の音。 響「じゃぁ、私のことは、覚えてないんだね・ ・ ・。」 最初に口をひらいたのは、響でした。 いつもは、なかない響の目には、いっぱい涙がたまっています。 ミシェ「今は、わすれてしまっているけど、きっとおぼえてる。」 響の目からドッと涙があふれました。 それから、小さな声で、泣きはじめました。 フェイラ「私たち、これからまた天界にいかなくては、なりません。私たちを剣でひとつきしてください。」 氷雨「私には、そんな酷いことは、できない・ ・ ・。」 ミシェ「でも、ここで私のからだ、紗那は、死ぬことになっています。」 ミシェは、氷雨の横から、剣をとりながらいいました。 ミシェ「できなければ、私が自分を殺します。」 フェイラ「水声さまがてですくった水を、土にこぼせば、ここの空間からは、でられます。あと・ ・ ・。体のことですが、この石を飲み込めば、人間にもどります。魚人、シープリンセスのままがいいなら、海にもどり、神をつとめてください。」 フェイラは、手からキラキラとかがやくガラス玉のような石をとりだし、水声にわたしました。 響「・ ・ ・。もしも、記憶がもどったら、この木の実の文字が読めるでしょう。そしたら、天から落としてください。」 グサ! ミシェが、木の実をもらってほほ笑みました。 と、どうじに響がミシェの胸元をさしたのです。 ミシェ「ありがとう。私は、これをのぞんでいた。響。いつまでも、お元気で。私はいつもみているか・ ・ ・ら・ ・ ・。」 ミシェの洋服が真っ赤にそまりました。 フェイラも、後をおうように自分をさし、死んでいきました。 響「私ね。親が死んでから、ぜったい人をきずつけないって、きめてたの。なのに・ ・ ・。」 氷雨は、やさしく響をだきしめました。 それから、10年もの月日がながれました。 響「あれから、十年か〜。水声ちゃんは、神さまになっちゃったし力君は、私をすてたしさ〜。なにさなにさ!まったく。ねぇ、由夜?」 由夜「はは♪俺には、まぁ関係は、ないがな。ほら、そろそろあいさつしたらどうだ?」 隣にいるのは、紗那では、なく由夜でした。 にこっとわらいながら、椅子にすわっています。 響「国のみなさん。私の大切な人を紹介します!氷雨♪はやくおいでよ。」 氷雨「このたび、姫・ ・ ・じゃなくて響さまにおつかえさせていた、氷雨です。このたび、隣の国の王女としてうけいれていただきました。」 そう。彼女たちは、とてつもなく変化をとげていたのです。 響「今日は、姫のたちばではなく、親友の立場として、とても幸せに思っています。でわ、みなさんかんぱい!」 響は、その後、水声のことをすべて話しました。 そして、仮の姫として響が姫になりました。 氷雨は、となりの国の王子と結婚。 美しい、白い髪が銀色に光っています。 由夜「ほら。パーティーの料理がさめるぞ。」 響「えへへ。じゃあ、食べよっか。」 響は、おいしそうにチキンにかぶりつきました。 それは、25歳の大人とはおもえないやんちゃな姿でした。 コンコン 子供「わぁ!木の実がおちてきた。《夢のようなひとときをありがとう》だって♪」 親「まぁ、なぜここから落ちてきたのから?」 子供「これ、私の宝物!天使さんと悪魔さんからの贈り物だよ!」 おわり |
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