ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[512] ピカチュウの大冒険

#1★2004.10/08(金)07:35
第1話
ホウエン地方の大空の中心に、オオスバメに乗るピカチュウがいた。
このピカチュウは、故郷のポケモン村から、ホウエン地方で空の旅をしにきたのだった。現在、ミナモシティの上空を飛んでいる。ミナモシティは大都会だ。その町なみをもっと近くで見ようと、高度を下げたその時のことだった。
「あっ、オオスバメだ!」という声と共に、モンスターボールがとんできた!オオスバメはモンスターボールの中に入り、ピカチュウは落ちてしまった!オオスバメはトレーナーに捕獲されてしまったのだ!
「うわぁ!」
どん!
「おや、ピカチュウもいるじゃんか。」
といって、モンスターボールを投げようとしているトレーナーから、ピカチュウはひたすら逃げるのみだった。追いかけてくるトレーナー。
ピカチュウはやっとの思いで草むらに逃げこめた。がっかりして帰るトレーナーを見て、安心したピカチュウ。
「ふぅ。危ないところだった。」
しかし、オオスバメが捕まえられた事により、ピカチュウの帰る手段がなくなってしまった!ポケモン村はミシロタウンの南の森の奥にあるので、歩きで帰るには遠すぎる。
「やばい!どうしよう。」
動揺するピカチュウ。
「でも、必ず帰らなくてはだめなんだ。みんなだって僕が帰るのを待ってくれてるんだ。長い旅になろうが、僕は必ずポケモン村に帰るぞ!」
そう決心したピカチュウ。はたして、ピカチュウはポケモン村へ無事帰る事ができるのか!?
つづく

現在位置・121番道路
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#2★2004.10/08(金)18:14
第2話
空の旅で落っこちてしまったピカチュウ。
はたして故郷のポケモン村に無事帰る事ができるのか?
121番道路で、困ったように考え込んでいるピカチュウ。
「帰らなくてはいけないといったものの、ここがどこかすらわからないんだよね…」
そうです。ピカチュウは地図を持ってきてなかった。当たり前のことだが。空の旅なんて、帰るところはあっちと決めつけておけば、覚えられることだから。
うーむと考えながら歩いていると、変な機械を持っているプリンがいた。ピカチュウはプリンはこんな所にすんでない事ぐらいは知っていた。ピカチュウはプリンに声をかけた。
「どうしてこんなところにいるんだい?」
するとプリンは、
「チルタリスに乗って旅をしてたら落ちちゃったの。」
といった。
「そうなの!?いや、ぼくも空の旅をしてたら落ちちゃってね。」
「そうだったの!私たち同じ理由でここにいるのね!」
すごい偶然だった。2匹は一緒に帰ろうということになった。プリンの故郷は115番道路だという。
「あっ、それと、プリンが持ってるもの、それは何?」
「これ、よくわからないけど、ホウエン地方の地図が出るの。」
「え、ほんと!?」
プリンが持っていたのは、読者たちでいう、ポケナビだった。
ポケナビだったら、ホウエン地方の地図も出る。
プリンの話によると、草むらにいたら、そこを通りかかったトレーナーが落としていったらしい。
「やった!これでどこへ行けばいいのかわかる。プリン、その機械を見せてくれない?」
「うん、いいよ。」
「わあ、ありがとう!」
こうして、プリンが仲間になった。
そして、ポケナビで、どこがどこだかわかるようになった。
速くも希望の光が見えてきた!ミシロタウンに確実に帰れる気がしたピカチュウだった。
つづく

現在位置・121番道路
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#3★2004.10/09(土)08:09
第3話
「ふう、つかれた。」
121番道路から、とりあえず120番道路へきたピカチュウたち。
「この機械によると、もうすぐ町に着くみたいよ。」
と、プリンがいう。
「じゃあ、いそいでいこう。」
とピカチュウが走る。今さっきつかれたといったながらも、まだ走る元気があるピカチュウだった。そして、ヒワマキシティ前の、長い草の草むらにきた。
「ここを越えれば、ヒエワマキっていう町に着くね!」
といって草むらに入ろうとしたその時!謎の白い半月形の物体が草むらを切り裂き、ピカチュウに当たるすれすれの所を飛んだ。
「い・・今のは・・なんだ?」
心臓がどくんどくん言っているピカチュウ。プリンが白い物体が現れた場所を見てみると、災いポけモン、アブソルがいた。
「ここは我の敷地内。入るものは容赦なく引き裂く!」
といって怒っているアブソル。さっきの白い物体はアブソルの「かまいたち」だったのだ。
「ここは誰だって通るの!あなただけの場所じゃないわ!」
といってアブソルを説得するプリン。
「ふん、そんな馬鹿な言いぐさが、我に通用するとでも?」
と、まるで話を聞かないアブソル。
「これでもくらえ!」
アブソルは、そういって「かまいたち」を放った!
ピカチュウはよけられたが、アブソルの前にいたプリンは、「かまいたち」にたたきつけられ、ケガをし、あまりのショックで気を失ってしまった!
「・・プリン・・。」
ピカチュウは気絶してるプリンを見て悲しくなった。そして、恐ろしい目つきで、アブソルのほうに振り向いた。
「なんでこんな事をする必要があったんだ・・なんでここを通りかかっただけでこんな事されなくちゃならないんだ・・こんな事する奴は、僕が許さない!!」
ピカチュウはそういい、「10まんボルト」を放った!アブソルは大ダメージ!
「馬鹿な、まだ我には向かうというのか!?ならば、これをくらってもらうしかないだろう!」
アブソルは飛びかかり、「きりさく」をした!
急所に当たった!ピカチュウの体力はわずかしかない!
「これで最後だ!」
アブソルは「かまいたち」をためようとした時、ピカチュウはとんでもない速さでアブソルに近づき、とても強力なパンチを当てた!そう、ピカチュウの「きしかいせい」だった!
「ぐおわあ!」
アブソルはうなり声を上げた。そして、アブソルの体力は尽きたのだった。
「ふう、ふう、やっと終わった。プリン、次の町へいって早くケガを治さないとね。」
そういって、気絶しているプリンをせおい、次の町へいくピカチュウであった。
つづく

現在位置・120番道路
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#4★2004.10/09(土)22:22
第4話
アブソルとの戦闘でケガをしたプリンと体力が少なくなったピカチュウ。今、ヒワマキシティのポケモンセンターで、プリンのケガの治療をしてもらっていたところだ(言葉が通じた理由は今は置いておくことにする)。ついでに自分の体力回復も頼んだ。そして、2匹とも体力回復した。
「プリン、ケガはもう大丈夫だね!」
「うん!ピカチュウもここまで運んでくれてありがとね!アブソルも倒してくれて、ほんとにありがと!」
「うん!じゃあ、次にいこうか!」
2匹はポケモンセンターを出て、119番道路に出た。途中の長い草の草むらで、少し戦闘があった。しかしピカチュウとプリンは2匹で協力して敵に勝っていた。
「10まんボルト!」
「ハイパーボイス!」
こうして、早くも118番道路に着いた。
「さ、次の町はもうすぐだ!早くいこう!」
「うん!」
2匹は走っていった。しかし、次の町(キンセツシティ)のすぐ前に、川があった。2匹とも、水ポケモンではないため、泳げなかった。
「こまったなあ、どうしよう。」
「これじゃ帰れないじゃない!」
ピカチュウが前にきた道を戻ろうとすると、
「うわっ!」
「いてっ!」
何かにぶつかった。
「いててて。なんだ?」
前を見ると、水ねずみポケモン、マリルがいた。
マリル「あっ、ごめんなさいですぅ。」
ピカチュウ「あっ、こちらこそごめん。」
と、2匹ともあやまる。
「あれ・・?あなたたち今さっきこの辺りのポケモンたちと戦っていた、ピカチュウさんとプリンさんではありませんか!あなたたち強いんですね!僕、故郷はトウカシティのマリルです!実はここまで、自分を強くするために修行してきたのです。良かったらちょっとバトルしてもらえませんでしょうか?」
マリルがピカチュウとプリンにバトルをもうしこんできた。
ピカチュウとプリンは少し迷ったが、今はどっちにしろ帰れないし、マリルのためにもバトルをしてあげようということになった。
こうして、ピカチュウとプリン対マリルのポケモンバトルが始まった。
最初にピカチュウの「10まんボルト」が炸裂!
しかしマリルは「かげぶんしん」でよけた!
今度は、
「えいっ!」
というかけ声と共にマリルが「バブルこうせん」をプリンに向かって発射!プリンに当たった!
「うわ!やるじゃない、マリル!」
今度はプリンの「おうふくビンタ」!マリルは攻撃を受けたが、何とか耐えた!マリルはピカチュウに向かって「すてみタックル」!
ピカチュウは大ダメージ!
「うわっ、すごい攻撃だな・・じゃあこれはどうだっ!」
ピカチュウの「きしかいせい」!
マリルも大ダメージ!
このバトルの続きは次回をお楽しみに!
つづく

現在位置・118番道路
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#5★2004.10/10(日)11:57
第5話
118番道路でマリルとバトルをしているピカチュウとプリン。はたして勝つのはどちらなのか?
マリルはピカチュウに向かって「すてみタックル」し、ピカチュウはそれに対して「きしかいせい」を使った!ピカチュウとマリルの体力はあと少しだった。そこでプリンがマリルにもう1度「おうふくビンタ」をした!しかし、またもやマリルは「かげぶんしん」を使ってよけた!
そして、マリルはプリンに「すてみタックル」を使った!プリンは大ダメージを受けた!しかし、ピカチュウの「10まんボルト」が炸裂!
ビリビリビリ!マリルは倒れた!ピカチュウたちの勝ち!
「わーい、勝った!」
「負けました・・僕もまだまだ修行が足りませんね・・あなたたちって、いつもこんなふうに敵と戦ってるんですよね。あなたたちについていった方が修行になります!あなたたちについていってもいいですか?」
マリルは僕もついていきたいといった。
「もちろん!きみといたらこの旅も楽しくなりそう!」
「旅…?」
「あっ、ごめん。話聞いてなかったよね。実は…」
ピカチュウは自分たちがなぜここにいるのかを説明した。
「そういうことだったんですか。なら、なおさら僕をつれてって下さい!きっと役にたちます!例えば・・あの川もあなたたちをのせて泳げますよ。」
「えっ、ほんと!?」
「うん、じゃあいきましょう!」
そういってピカチュウたちを乗せて、川を渡り始めた。
バシャバシャバシャ…
「はい、つきましたよ。」
「ありがとう!」
2匹はマリルに感謝した。そして、マリルと一緒に行くこととなった。
キンセツシティにつき、ポケモンセンターで体力回復した。
「えーと、この町は道が四方向に広がってるわ。南側の道が1番近道見たい。」
「じゃあ、そっちにいこう!」
こうして、新しい仲間、マリルをつれて、ピカチュウたちはキンセツシティの南のほうを目指した。110番道路のサイクリングロードの下の道を通り、103番道路まで進んだ。
「よーし!ここを越えればポケモン村は目前だ!」
はりきるピカチュウ。
「マリル、この川を泳ぐの、頼むよ。」
「うん!」
マリルが水の中に入ったその時!
「うわああ!」
とてつもない力がマリルを川の中に引きずり込もうとする!
ピカチュウとプリンはマリルを引っぱった!何とかマリルを陸に引き上げる事ができた!
「俺のなわばりによくもはいりやがったな!」
と、何者かが水の中から出てきた!
はたして川の中から出てきたものはいったい何者なのか!?
つづく

現在位置・103番道路
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#6☆2004.10/10(日)14:21
第6話
103番道路にきたピカチュウたち。そこの川を通ろうとしたら、何者かが川の中から現れた!なんとサメハダーだった!
「俺の縄張りに入るような奴は許さねえ!」
サメハダーが「なみのり」をした!みんなは波にたたきつけられた!
「うわああ!!」
「わっはっは!さあ、どんどん行くぞ!!」
また「なみのり」!
「うわああ!」
「このままだと、体力がなくなってしまいます!」
ピカチュウたちは何回も「なみのり」をされていて、攻撃できない!
「さあ、これで最後だ!」
サメハダーの「なみのり」がでた!しかも、それはすごい大きい波だった!
「どどど、どうしましょー!」
「ピカチュウ、これが当たったらもう私たちやられちゃうわ!」
「うーむ、うーむ、あ、そうだ!!」
ピカチュウはとっさになにか思いついた!そして、波に向かって「10まんボルト」を放った!波は電撃に包まれ、近くにいたサメハダーに当たった!
「ぐわー!!」
波は途中で崩れ、サメハダーは倒れた!
「ふう、ふう、やった・・!!」
「やった―!ピカチュウすごい!」
「すごいです!」
ピカチュウがホッとして座り込んだその時!
「よくも親分を!」
数え切れないほどのキバニアが川の中から出てきてピカチュウたちに飛びかかってきた!
ピカチュウはすぐに立ち上がり、広範囲に「10まんボルト」を放った!キバニアたちは倒れた!
「今度こそやった…!?」
またキバニアが川から出てきて飛びかかろうとしている!
「うわー!!」
その時、
「やめろ!!しつこいぞ!」
と、川の中から声が響き渡った。
「はっ、すいません、大親分。」
と、キバニアたちが止まった。
「た、たすかった・・。」
ピカチュウたちは安心した。
何者かが川の中からキバニアたちに向かっていう。
「おまえたちが戦って勝てる相手じゃないだろう。」
そういって、川の中からラグラージが現れた!
ラグラージがピカチュウたちに向かっていう。
「俺たちの縄張りに入るな。ひきかえせ。」
「なんでですか!?この川の向こうには、僕の故郷があるんですよ!」
「ならば、俺を倒してゆけ!」
とんでもないことになった。ピカチュウたちは走る元気さえないのに、ラグラージとの戦闘にはいってしまった!はたしてピカチュウは、ラグラージを倒し、故郷のポケモン村に戻る事が出きるのか!?そしてプリンとマリルはピカチュウをポケモン村につれていくことが出きるのか!?
つづく

現在位置・103番道路
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#7☆2004.10/11(月)11:37
第7話
体力が少ない時にラグラージとの戦闘にはいってしまったピカチュウたち。はたしてラグラージに勝つことができるのか?
ラグラージの「きあいパンチ」が炸裂!
ピカチュウはなんとかよけた。
マリルの「バブルこうせん」!
しかしラグラージにはほとんどダメージはなかった。
ラグラージの「みずのはどう」!
マリルに命中!マリルは倒れてしまった!
「ああっ、マリル!」
ピカチュウは怒って、
「よくもマリルを!」
といって、「きしかいせい」をした。
ラグラージにダメージを与えれた!
プリンの「ハイパーボイス」!
ラグラージはまたもやダメージを受けた!
「くそっ、ならばこれでもくらえ!!」
ラグラージは「だくりゅう」をつかった!
ピカチュウとプリンは大ダメージ!!そして、とうとう倒れてしまった!
「もう2度と来るな!」
川の底に消えていったラグラージ。
みんなは残りわずかな体力をつかって、涙ぐんだ目でキンセツシティに戻っていった。
キンセツシティに戻って体力回復した後、西の道に行くことにした。
117番道路を通り、シダケタウンにつき、カナシダトンネルに入った。
「このトンネルさえ通れば、近道になるみたい。」
プリンが説明する。
「よーし、いくぞー!」
はりきって歩いていくと…。
「いたっ!」
突然何かにぶつかった。見ると、それはそれは大きなノズパスがいた。
トンネルの太さぐらいあったと思われる。
ピカチュウは、
「そこをどいてもらえないでしょうか。」
といった。するとノズパスは、
「僕も動きたいんだけど、自分で動けないんだ。」
そう、ノズパスは、1年に1センチしか動かない、超重量級ポケモンだった。どきたくても、どけないのだ。
「じゃあ、僕たちが動かしましょう。」
と、ピカチュウは言った。
「こんな重い僕を、動かせるわけないじゃないか。」
と、ノズパスは言う。
ピカチュウは、
「最初から諦めても仕方ないですよ!やってみないとわからないじゃ
ありませんか!」
ピカチュウはそういって、ノズパスを押し始めた。
「私たちもピカチュウを手伝ってあげないと!」
「そうですね!」
プリンとマリルも押し始めた。
みんなは本当にノズパスを動かせるのか?
つづく

現在位置・カナシダトンネル
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#8☆2004.10/11(月)16:54
第8話
カナシダトンネルにきたピカチュウたち。そこにはとても大きいノズパ
スがいた。ピカチュウたちはそのノズパスを動かそうとしていた。
「よいしょ!よいしょ!」
みんなはかけごえを合わせてノズパスを押す。
ゴゴッ
少し動いた。5ミリぐらいだったかと思う。
「よいしょ!よいしょ!」
もっと力を出してピカチュウたちは押しまくる。
ゴゴグッ
さらに動いた!1センチ動いた。出口の光が見えた! しかし、ピカチュウたちが通るためには、あと10センチほど動かさなければならない。
ピカチュウたちは時間をかけ日数をかけ、とうとうピカチュウたちが通れるまでになった!
「やったあやったあ!!」
みんなは大喜び。そこまで押すには1週間かかった。
「ほらね!ちゃんと動かせたでしょ!」
ピカチュウはノズパスにいった。
ピカチュウたちが出口まで行くと、信じられな光景が!
「こ、これはなんなんだ!!」
なんと、出口が岩でふさがれていた!前はこんなことはなかったはず!
「も・・もしかして。」
実は、ノズパスを押しているうちに、地面が揺れて、その時出口の上の岩が崩れたのだ。
「あー、また通れなくなっちゃった。」
ガッカリするピカチュウたち。
「またもどらないとね。」
みんながガッカリして戻ろうとすると、ノズパスが、
「この僕をここまで動かしたなんて、きみたちが初めてだ。きっときみたちがお互いに力を合わせて僕を押したから動かせたんじゃないかな。
君たちならきっと自分の故郷に帰れるよ!」
といった。ピカチュウたちは笑いながら、
「うん!ありがとう!」
といった。そして、キンセツシティに帰っていった。
こうして、2つの近道を通れなくなってしまった!
残った道は、北のかなり遠回りになる道のみ!はたしてピカチュウたちは、自分たちの故郷に帰れるのか!?
つづく

現在位置・キンセツシティ
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#9★2004.10/12(火)07:43
第9話
北側への遠回りを強いられたピカチュウたち。はたして本当に故郷のポケモン村に帰ることが出きるのか?
111番道路を通るピカチュウたち。そこに、岩でふさがれた道があった。
「どうしよう。これじゃむこうに行けないじゃない!」
「ちょっとまって。コレは壊せそう!」
ピカチュウはそういって、「いわくだき」をした!
ドガゴローン
岩は砕けた。みんなは大喜び。
「うわー、すごいよ、ピカチュウ!」
「すごいです!」
「別に大したことないよ。じゃ、次に行こう!」
そういってピカチュウは走った。112番道路を通って、ほのおのぬけみちにきた。
「ここを通ったら113番道路だね。」
「じゃ、はやくいこ!」
早く行こうと走ったその時!
「やいやいやい!ここはコータス様の洞窟だ!勝手に入ると黒焦げにしちまうぞ!」
と、むこうからコータスが走ってきた。
「これでもくらえ!」
そういってコータスは、いきなり「かえんほうしゃ」をつかってきた!
「あちちち!」
プリンとマリルははほのおを浴びてしまった!
「みんなにひどいことをするな!」
ピカチュウは「10まんボルト」を放った!コータスはダメージを受けた!
「よくもこのおれさまを!くらえ!」
また「かえんほうしゃ」が炸裂!ピカチュウはやけどをおってしまった!
「いててて!」
苦しむピカチュウ。それを見たマリルは、
「プリンさんは、早くピカチュウさんをポケモンセンターにつれてってください!あとは僕がやります!」
といった。
「無茶よ!こんな強い敵を1匹で倒すなんて!」
とプリンはいう。
「でも、僕は、みんなの役に立ちたいんです!みんなを守りたいんです!」
と、マリルはいった。
「…わかった。ピカチュウをポケモンセンターへつれていくわ。私たち見てないけど、頑張って!」
「はい!」
プリンはぴカチュウをせおって、キンセツシティのポケモンセンターに向かった。
「これでもくらえ!」
またコータスは「かえんほうしゃ」を放った!
マリルは、「かげぶんしん」でよけた!
マリルの「バブルこうせん」!
コータスは大ダメージ!
はたしてマリルは、1匹でコータスを倒せるのか!?
つづく

現在位置・ほのおのぬけみち
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#10☆2004.10/13(水)15:40
第10話
コータスに一匹で立ち向かったマリル。はたしてコータスに勝つことが出きるのか?
「こっちの属性は水、相手は炎、こっちが有利だ!」
マリルはポケモンのタイプをちゃんと勉強していた。
「くらえ!」
コータスの「かえんほうしゃ」!
マリルは「ハイドロポンプ」で受け止めた!それだけではなかった。
「ハイドロポンプ」は「かえんほうしゃ」を貫通し、コータスに直撃した!
「ぐわあ!」
コータスは吹っ飛んだ。
「よし!このままいくぞ!」
・・一方、ピカチュウたちは、キンセツシティのポケモンセンターに行き、体力回復をしてもらっていた。元気いっぱいになったピカチュウ
とプリンは、ほのおのぬけみちに行くのだった。
そして、ほのおのぬけみちでは、
「よくもこの俺様を・・許せねえ!」
コータスが飛び上がり、「のしかかり」をしてきた!
「うわあ!」
マリルはコータスの下敷きになってしまった!
その時、ピカチュウたちがやってきた。
「ああっ、マリル!」
ピカチュウはマリルが下敷きになっているのを発見した。
「僕の友達にひどいことするな!」
ピカチュウが「10まんボルト」をしようとしたとき、
「だめっ!」
プリンが止めた。
「マリルとコータスは接触しているから、10まんボルトをしたら、マリルにも当たっちゃうわ!」
とプリンはいった。
「そうか。じゃあこれでいこう!」
ピカチュウはそういって、横からコータスに「たたきつける」を
した!コータスは跳ね飛ばされた!
「ぐわっ!」
コータスは壁に激突した。
「今だ、マリル!」
「はい!」
マリルはピカチュウにおこされ、「ハイドロポンプ」をした!
コータスは大ダメージ!
「ぎゃああ!!」
そして、コータスは倒れた。
「やったあ!」
ピカチュウたちは大喜び。
「すごかったよ、マリル!」
「今のハイドロポンプ、すごかったよ!」
ピカチュウとプリンはマリルにいった。
「そ、そう?」
マリルは少し照れた。
こうして、コータスとの戦いが終わった。しかし、ピカチュウたちの行く道には、まだまだたくさんの敵が待ち構えている!
ピカチュウたちの冒険は始まったばかりだ!
つづく

現在位置・ほのおのぬけみち
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#11★2004.10/13(水)17:40
第11話
ほのおのぬけみちを抜けたピカチュウたち。
出た直後の所はオレンの実がたくさんあった。
「わあ、オレンの実がたくさんある!」
プリンはさっそくオレンの実を取り始めた。みんなもオレンの実を取り始めた。
「よし。じゃあつぎにいこう!」
ピカチュウはオレンの実をもって歩いた。砂嵐の近くを通ったその時!
サボネアが砂嵐から飛び出してきて、オレンの実を全部取っていった!
「あっ、まて!」
それだけではなかった。ポケナビも取っていってしまった!
「どろぼう!」
ピカチュウたちは砂嵐の中にはいっていった!砂が荒れている地形の中、ピカチュウたちはオレンの実を盗ったサボネアを見つけた!
「まてえ!」
ピカチュウたちが追いかけていった先には、なんとフライゴンがいた!
サボネアはフライゴンにポケナビとオレンの実を渡した。どうやらサボネアはフライゴンの手下らしい。
「きみたち、これは私のものだ!帰ってもらおう!」
「なんでですか!それは僕たちの・・」
といおうとした時、フライゴンの「りゅうのいぶき」が炸裂!
「うわっ、あぶない!」
ピカチュウたちはなんとかよけた!
「これは戦うしかないみたいだ!」
ピカチュウはフライゴンに「10まんボルト」をした!
しかし、フライゴンにはまったく効いていない!
「な、なぜだ!」
「ピカチュウさん、フライゴンは地面タイプだから、電気タイプのワザは効きません!」
「そうか!それなら・・」
ピカチュウは今度は「たたきつける」をした!
フライゴンはよけた!
「おしい!」
今度はプリンの「ハイパーボイス」!
フライゴンはダメージを受けた!
「なにを!」
フライゴンは「ドラゴンクロー」をした!
プリンは吹っ飛んでしまった!
「ああっ、プリン!」
ピカチュウは驚いた。
「くそお!」
ピカチュウは「たたきつける」をした!
「ぐわっ!」
マリルの「バブルこうせん」!
フライゴンはダメージを受けた!
「なかなかやるようだな・・だが、このワザのまえにはもうおまえらはおしまいだ!」
なんと「じしん」をつかってきた!
「うわ・・わわ!」
ピカチュウたちは大ダメージを受けた!
はたしてピカチュウたちはフライゴンを倒すことが出きるのか!?
結末は次回で!
つづく

現在位置・すなあらし
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#12☆2004.10/14(木)07:34
第12話
砂嵐の中フライゴンとの戦闘に苦しんでいるピカチュウたち。はたしてピカチュウたちは、フライゴンを倒し、ポケナビを取返すことが出きるのか?
「く・・くそ・・」
プリンとマリルが倒れている中、ピカチュウだけが立ち上がった。
「まだ私にはむかおうというのか?おろかものめ!」
「ポケナビを返してくれるまで・・ぼくたちは、帰らないぞ!!」
そういってピカチュウは、「きしかいせい」をした!
フライゴンは大ダメージ!
「ここまで私を追いつめるとは・・だが、もうおまえの体力はあとわずか。この一撃でおまえはおしまいだ!!」
フライゴンの「りゅうのいぶき」!!
「うわああ!!」
ピカチュウはとうとう倒れてしまった!!
「く・・そう・・」
そういってピカチュウは、意識を失ってしまった。



気がつくとピカチュウは、キンセツシティのポケモンセンターにいた。
隣にはプリンとマリル。起きあがると、まえにサンドが3匹いた。
「気がつきましたか。僕たちは、フライゴンにやられて、倒れているあなたたちを偶然見つけました。フライゴンが立ち去ったのを見計らって、あなたたちをここまで連れてきました。あのフライゴンは、実はいろいろな悪事を働く悪巧み団の団長なんです。僕たちサンド以外のポケモンたちは、みんなフライゴンにしたがっています。僕たちサンドは、こんな悪い事をしてはいけないと、フライゴンに呼びかけていますが、
フライゴンは全然聞いてくれません。あなたたちにはとうていかなう相手ではないでしょう。」
サンドたちは言った。ピカチュウは、
「だって、フライゴンは僕たちがもってた地図を盗ったんだ!
ここで帰るわけにはいかない!」
ピカチュウは強く発言した。
「・・わかりました。あなたたちは、どうしてもフライゴンを倒すのだというのですね。それなら、僕たちも協力しましょう。」
「えっ、ほんと!?ありがとう!」
「うそではありませんよ。」
サンドたちとピカチュウは一緒にフライゴンを倒そうと約束した。その時、プリンたちが起きた。
「みんな、おきた?よーし、いくぞ!」
ピカチュウたちは砂嵐の方に向かった。
砂嵐についた。再びフライゴンが現れた!
「まだやろうというのか?何度やっても結果は同じだ!!」
「今度は勝ってやる!」
はたしてピカチュウたちは、フライゴンを倒すことが出きるのか!?
つづく

現在位置・すなあらし
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#13☆2004.10/14(木)18:07
第13話
再びフライゴンに挑戦したピカチュウたち。今度はサンドたちもフライゴンと戦ってくれる。今度こそフライゴンに勝つことができるのか?
「えい!」
ピカチュウの「たたきつける」!
フライゴンはダメージを受けた!
「くそっ、これでもくらえ!」
フライゴンは「りゅうのいぶき」を放った!
ピカチュウたちはなんとかよけた!
プリンの「おうふくビンタ」!
フライゴンはよけた!
フライゴンの「ドラゴンクロー」!
プリンはよけた!
マリルの「バブルこうせん」!
フライゴンは「りゅうのいぶき」で応戦した!
「りゅうのいぶき」は「バブルこうせん」を貫通し、マリルに当たってしまった!
「うわあ!」
マリルは吹っ飛んだ。
「よくもマリルを!」
ピカチュウは「たたきつける」をした!
フライゴンはよけた!
3匹のサンドの一匹はフライゴンに飛びかかり、「きりさく」をした!
フライゴンはダメージを受けた!
マリルは起きあがり、「すてみタックル」をした!
フライゴンはダメージを受けた!
「なかなかやるようだな。もう一回このワザを受けたいか!!」
フライゴンは「じしん」をした!
みんなは大ダメージを受けた!
「く・・くそう・・。」
みんなの体力はあとわずかになった!
「さあ、これで最後だ!」
フライゴンは「じしん」をしようとしたその時、ピカチュウの「きしかいせい」が炸裂!
フライゴンは大ダメージを受けた!
「ぐわっ!」
フライゴンは衝撃で後ずさりをした!
みんなはその間に起きあがり、いっせいに攻撃をした!
プリンの「ハイパーボイス」!
「ぐわあ!」
マリルの「すてみタックル」!
「ぐふっ!」
サンドたちの「みだれひっかき」!
「ぎゃああ!!」
フライゴンはとうとう倒れてしまった!
「やったあ!」
みんなは大喜び。
砂嵐の奥に行くと、オレンのみとポケナビがあった!
「やった!これでつぎにいけるぞ!」
ピカチュウたちは砂嵐から出ようとすると、サンドたちは止まった。
「どうしたの?いかないの?」
ピカチュウが言うと、
「僕たちも行きたいんだけど、故郷を離れるわけにはいかない。」
といった。
「あっ、そうか。みんなここを離れられないんだね。」
「そういうことです。さようなら。」
「さようなら。」
そういってピカチュウたちは、つぎの町へいくのだった。
つづく

現在位置・111番道路
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#14★2004.10/15(金)07:06
第14話
113番道路へきたピカチュウたち。
「わあ、なんだか上から何か降ってつもってるよ!なにかな。」
プリンが雪のようなものを見てはしゃぐ。
「これは・・火山灰ですね!」
そう。113番道路は火山灰が降る所として有名。
「・・て、みんな、遊んでる場合じゃないよ!早く行かないと!」
「あっ、ごめんごめん。」
ピカチュウたちは走った。といっても、火山灰が足を邪魔して思うように足が動かない。
「歩きにくいなあ。」
やっと町(ハジツゲタウン)に着いた。体力回復して、114番道路に出た。
「よし、いくぞ!」
ピカチュウは、途中のポケモンたちとの戦闘を乗り越え、りゅうせいのたきに着いた!みんなは早速りゅうせいのたきに入った!
しかし、りゅうせいのたきはまるで迷路のような所だった。
「うわ、どっち行けばいいのかわかんないよ・・あっ、そうだ。ポケナビ!」
「だめよ。ポケナビはりゅうせいのたきがどこにあるのかは示すけど、りゅうせいのたきの中は示さないわ。」
「そ、そんな・・」
ピカチュウたちは困りながらも、歩き始めた。
・・早速道に迷った。
「あれ?ここどこだ?」
ピカチュウはなんとマリルで滝を登って、どんどん上の方に行ってしまったのだ!
「うーん、どっちだ?」
ピカチュウたちが歩いてると、何かにぶつかった!
「うわあっ!」
ピカチュウは転んだ!
前を見ると、なんとボーマンダが眠っていた!
「うわわ!」
ピカチュウが声を出すと、ボーマンダが起きてしまった!
「あーっ、もうたく、なんでこの俺を起こしやがるんだこらぁ!!」
起こされたからかなり怒っている。
「う、うわ、ぼぼ、ぼくは、き、きみを起こすつもりはな、無かったんだ。」
「うるせえ!覚悟しろ!」
そういってボーマンダは「ドラゴンクロー」をした!
「うわあ!」
ピカチュウはなんとかよけた!
「ちっ、はずしたか。」
また「ドラゴンクロー」をしてきた!
「うわあ!」
ピカチュウは吹っ飛ばされてしまった!
ピカチュウたちが逃げようとした時、
「ちょっとまった。にがしゃしねえぜ!」
ボーマンダが翼で羽ばたいてピカチュウたちの前に現れた!
「この俺を倒さないと、逃げられねえぜ?」
大変なことになった。またピカチュウたちは戦うことになった!
はたしてピカチュウたちは、ボーマンダを倒し、りゅうせいのたきから出ることができるのか!?
つづく

現在位置・りゅうせいのたき
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#15☆2004.10/15(金)15:46
第15話
ボーマンダとの戦闘にはいったピカチュウたち。はたしてピカチュウたちはボーマンダに勝つことが出きるのか?
「くらえ!」
またボーマンダの「ドラゴンクロー」!
ピカチュウたちは吹っ飛ばされた!しかし、すぐに起きあがった。
ピカチュウの「10まんボルト」!
ボーマンダはダメージを受けた!
「なにしてくれとんだこらあ!」
ボーマンダはさらに怒り、「りゅうのいぶき」をした!
プリンに当たった!
「きゃあ!」
プリンはマヒしてしまった!
「よくもプリンさんを!」
マリルは「すてみタックル」をした!
「ぐっ!」
ボーマンダはダメージを受けた!
「くそっ!これでもくらえ!」
そういって「アイアンテール」をした!
ピカチュウたちはなぎ飛ばされた!
「うわー!」
ピカチュウたちは壁に激突した!
それでもピカチュウたちは起きあがった!
ピカチュウの「10まんボルト」とマリルの「ハイドロポンプ」と苦しみながらもプリンの「ハイパーボイス」がいっせいにボーマンダに当たった!
「ぐわっ!くう。」
ボーマンダはかなりダメージを受けているようだ!
「とうとうここまで俺を怒らせやがったな・・許せねえ!!」
ボーマンダの「はかいこうせん」が炸裂!
「うわあー!!」
みんなは吹き飛ばされてしまった!
「がははは!この俺を怒らせるからこうなるのだ!」
ボーマンダはがははと笑った。
1匹、ピカチュウだけが立ち上がった。
「ん、まだ俺を怒らせたいか・・いいかげんにしろこらあ!!」
ボーマンダはかなり興奮している。
「ん・・?」
ボーマンダがピカチュウを見ると、しっぽが光っている。
「なんだあ、ありゃあ!?」
ボーマンダがそういったときには、もうピカチュウはボーマンダの顔の前まで飛んでいた。
このワザは・・「きしかいせい」?いや、ひこうタイプにかくとうタイプのワザは効果いまひとつだ。じゃあなんなのか・・?
答えは、「アイアンテール」だった!
そう、ピカチュウは、相手のボーマンダの「アイアンテール」を見て、そのワザのやり方がわかったのだ!
ピカチュウの光るしっぽがボーマンダの顔の真上にきた!
そして、



「ボーマンダ、きみに一つ、聞きたいことがある。ここの出口はどこにあるのか、教えてもらえないかな。」
「・・どこって、・・むこうにあるぜ。」
ピカチュウたちはボーマンダに出口はどこかを聞いた後、りゅうせいのたきの出口に向かった。
つづく

現在位置・りゅうせいのたき
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#16★2004.10/15(金)20:12
第16話
りゅうせいのたきをやっと抜けたピカチュウたち。
「あー、やっと太陽の光を浴びれた!気持ちいい!」
ピカチュウは気持ち良さそうだ。
「たしか、この辺がわたしの故郷だわ!」
「あっ、そうか・・。もうプリンと旅はできないんだね。ぼく、プリンと別れるの、やだな・・。」
そう。プリンはここ115番道路にプリンが住んでいた島がある。ピカチュウは、プリンとここで別れなくてはならないのだ。
「わたしも、ピカチュウと別れるのはいや。でも、故郷を離れて、あなたのポケモン村に行くわけには行かないの。ごめんなさい。」
「・・うん。わかった。頼むよ、マリル。」
マリルはうなずくと、ピカチュウとプリンを乗せて、プリンが住んでいた島に向かった。そして、島に着いた。
「あれ?あのポケモンは・・プリン!?プリンじゃないか!おーい、みんな!プリンが帰ってきたぞー!」
島にいたペリッパー村長がプリンたちを見つけた。その島にいたポケモンたちはいっせいに集まった。その時プリンたちは島についた。
「よく帰ってきたね!プリン!」
「はい!このポケモンたちが助けてくれたの!」
「そうか!ところで、チルタリスは・・?」
「それが、残念ながら・・。」
「そうか。それは大変だったな。でも、チルタリスは、そのトレーナーに、さんざん可愛がられていることだろう。」
「はい!ペリッパーさん!」
「こうやって、プリンが帰ってきたわけだ。みんなで、プリンのお祝いパーティーをしよう!」
「わーい!!」
プリンも、その島にいたポケモンたちも、大喜び。
「そこのピカチュウとマリルも、プリンを何度も助けてくれただろうから、パーティーに参加させよう!」
「えっ、いいんですか?」
「もちろん!」
「ありがとうございます!」
こうして、ピカチュウとマリルをくわえた、プリンの歓迎パーティーが始まった!
パーティには、オレンの実とモモンの実の盛り合わせ、ゴスの実のジュース、ラムの実のフィラの実ソースがけなどの木の実の美味しい料理が出た。
ワザの見せ合い大会もした。みんながワザを出して、みんながそのワザを見て、誰のが1番すごかったかを競う大会だ。
ピカチュウは「10まんボルト」をした。マリルは「ハイドロポンプ」をした。しかし、プリンの「ものまね」にはかなわなかった。こうして、プリンが優勝した。
パーティーが終わったときには、もうすっかり夜になってた。
「あ、もう暗くなっちゃったね。」
「今夜はここに泊まりなさい。明るくなった時に行けばいいですよ。」
「はい!ありがとうございます!」
ということで、今夜はピカチュウたちはここに泊まることにした。
「今日は楽しかったなあ。でも、明日は行かなくちゃならないんだ。
さみしいな・・。」
ピカチュウはそう思いながら、ぐっすりと眠った。
・・そして、朝になった。
「プリン、もう僕たちは行くね。」
「うん。でも、きっとまた会えるよね!」
「うん、きっとそうだよ!」
「僕たちは離れていても、いつまでも友達です!」
「うん、そうだね!」
「じゃあ・・僕たちはもう行くよ。」
「うん!ポケモン村に帰れるようにね!」
「うん!プリンも、この島にいても元気にしててね!」
そういってピカチュウたちは、プリンが住んでいる島を後にした。
つづく

現在位置・115番道路
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#17☆2004.10/16(土)08:30
第17話
ピカチュウとマリルは、カナズミシティにきていた。
「ここで一休みするほど、疲れてはいないから、つぎにいこ!」
「はい!ピカチュウさん!」
ピカチュウとマリルは走り出した。104番道路の橋を渡って、トウカのもりにきた。
「ここを抜ければ、次の町につくね!」
ピカチュウは段差をどんどん降りていった。
「あっ、待ってください、ピカチュウさん!」
マリルもピカチュウに続いていった。
ピカチュウたちは、トウカのもりの出口の前についた。
「今回は敵とも戦わずに出られたね!」
「そうですね!そういえば、次の町トウカは、僕の故郷でした!僕はそこに帰ります。」
「えっ、どうして?」
「僕はもうこの旅でたくさん強くなりました!僕の故郷では、強いポケモンは襲ってきた敵と戦ってそこを守るのです!僕は故郷を守りたいのです!」
「そうか。じゃあトウカにかえって故郷を守ってね!」
「はい!」
ピカチュウたちはトウカのもりから出ようとしたその時!
ドスーン!
何かが上からピカチュウたちのすぐ前に落ちてきた!
「やれやれ。俺様の縄張りから出ようなどと100万年早いんだよ!」
出てきたのはなんとケッキングだった。
「俺様の縄張りにはいるとはなかなか度胸があるじゃねえか。」
ケッキングはそういって「きあいパンチ」をした!
「うわあっ!」
ピカチュウとマリルは吹っ飛んだ!だが、地面についたとき、旅の成果だろうか。受身に成功した。
「結局戦うことになっちゃった。」
そういってピカチュウは「10まんボルト」をした!
ケッキングはダメージを受けた!
「くそ!ならばこれでもくらえ!」
ケッキングは「はかいこうせん」をした!
ピカチュウたちはなんとかよけた!
マリルは「ハイドロポンプ」を放った!
ケッキングはよけた!
この戦いの結末は次回をお楽しみに!(みじかっ)
つづく

現在位置・トウカのもり
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#18☆2004.10/29(金)18:43
第18話(かなり遅くなりました)
ピカチュウの「10まんボルト」!
ケッキングはよけた!
ケッキングの「きあいパンチ」!
「うわあっ!」
ピカチュウは殴り飛ばされてしまった!
「あっ、ピカチュウさん!」
マリルはピカチュウの方にかけよった。
ケッキングはチャンス!と思ってるような顔でマリルの後ろから「きあいパンチ」をした!
「うわあっ!」
マリルも飛ばされた!
「あっ!」
ピカチュウは起きあがって、マリルを起こしにいった。
だがケッキングが前に現れて、
「くらえ!!」
といって「きあいパンチ」をした!ピカチュウの体力はもうわずかになっていて、この攻撃をくらったらもうピカチュウはおしまいだ!
「(・・せっかくここまできたのに、もうダメだ・・)」
ピカチュウが諦めかけたその時!
「ぐああ!」
ケッキングは吹っ飛ばされた!
「え・・?」
ピカチュウがなんだと思って見てみると、なんと115番道路の島に帰ったはずのプリンがいた!今のはプリンの「ものまね」でコピーした「きあいパンチ」だったのだ!
「プリン、なぜここにいるの?島に帰ったんじゃ・・?」
「まだピカチュウはポケモン村に帰ったわけじゃないし、トウカのもりには強暴なケッキングがいるって聞いたから、心配になってきてみたの。そしたらこのとおり襲われてるから私も一緒に戦うわ!」
「あ、ありがとう!」
ピカチュウは元気を取り戻した!
マリルも起きあがって、戦闘準備に入った!
「よーし、みんないくぞ!」
「おー!!」
マリルの「ハイドロポンプ」!
「うわああ!」
プリンの「きあいパンチ」!
「ぐふっ!」
そして、ピカチュウの「かみなり」!!
「ぐおわああ!!」
ケッキングはとうとう倒れた!
「やったあー!プリン、ありがとう!おかげで助かったよ!」
「うん!じゃあ、私はこれで帰るよ!げんきでね!」
「うん!」
ピカチュウとマリルはトウカのもりを出た。
つづく

現在位置・104番道路
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#19★2004.10/31(日)14:14
第19話
ピカチュウとマリルはトウカのもりのケッキングを倒し、トウカシティに着いた。
「ここが僕の故郷です!そこの池です!」
「そっか、じゃあ故郷でみんなを守ってあげてね!」
「はい!」
マリルが池に近づくと、中からマリルリが出てきた。
「あれ・・?マリルじゃないか!」
「あっ、マリルリ兄さん!」
「よく戻ってきたな!マリル!」
「はい!ぼく、ポケモンとたくさん戦って、強くなりました!」
「そうか!ピカチュウくん、マリルと一緒にきてくれたんだね!マリルのこと何回も助けたと思う。ありがとな!」
「いやいや、こっちも何回もマリルに助けてもらってますから、お互い様ですよ!」
「そうだったね!」
「それではピカチュウさん、ポケモン村はもうすぐです!ですけど、いつ敵が現れるか分りません。後もう少しでも、気を引き締めて行って下さい!」
「分ってるよ!じゃあ、いくね!」
「はい!ポケモン村に帰っても、元気でいてくださいね!」
ピカチュウはマリルたちと会話を交わし、次へ進んでいった。
102番道路を通って、コトキタウンに着き、101番道路に着いた。
「ここさえ通れば・・やっとぼくの故郷、ポケモン村に帰れる!今までいろいろ大変なこともあったけど、今日で帰れるぞ!」
ピカチュウははりきってミシロタウンに向かって走り出した。すると・・。
ガサガサッと不気味な音が!
「!!なんだろう。」
ピカチュウが立ち止まると、
「ぐわーっ!」
という声と共に草むらの中から何かが飛び出した!
「うわっ!」
なんとグラエナだった!
「お前、ピカチュウだな。知ってるぜ。ここホウエン地方のワルで評判のポケモンたちを次々と倒してるんだってな。そういう奴をぶっ倒すことが俺の趣味なんでね。ちょっと付き合ってもらわねえかなあ!!」
グラエナはそういって飛びかかってきた!
ピカチュウはなんとかよけた!
「もう故郷が目の前にあるってのに・・。また戦わなければならないなんて・・。」
ピカチュウは元気をなくしそうになった。だが、
「でも、これが最後の戦いだ。なんとしても、故郷に帰ってやる!」
といって、グラエナに立ち向かっていったピカチュウ。はたして、ピカチュウはグラエナを倒し、故郷のポケモン村に帰ることができるのか!!??
つづく(次回最終回)

現在位置・101番道路
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#20☆2004.11/01(月)17:59
最終回
ピカチュウの「10まんボルト」!
グラエナに命中した!しかし、グラエナは、
「そんな攻撃でひるむ俺だと思ってんのか!?」
といって、「10まんボルト」を受けながらも、ピカチュウに「とっしん」をしてきた!
「うわあっ!」
ピカチュウは吹っ飛ばされ、近くの木に叩きつけられた!
ピカチュウは立ち上がれず、グラエナの攻撃が続く!
グラエナの「かみつく」!
「うわあっ!!」
ピカチュウは噛みつかれ、そのまま投げ飛ばされた!
グラエナの「とっしん」!
ピカチュウはさらにダメージを受けた!そして、グラエナはさらに「とっしん」してきた!
「これで最後だあ!!」
ピカチュウの体力はあと少し!この「とっしん」を受けたらピカチュウはおしまいだ!!
「くらえい!!」
グラエナがピカチュウに当たりそうになった・・そのとき!
「ぐわっ!なんだ!?」
グラエナは突然からだにビリビリッとしびれを感じた!
「くそっ・・からだが思うように・・動か・ねえ・・。はっ!・・まさか・・あのとき!」
そう、ピカチュウの「10まんボルト」がグラエナにあたった時、体の1部分しか当たっていなかったが、グラエナの体をまるで毒のようにまわっていったのだ!
「そういうことだったとは・・くそ・・。」
「よ・・よし!今がチャンスだ!」
ピカチュウはその間に立ち上がった!すると、ピカチュウのまわりに雷雲が集まってきた!
「これは・・もしかして・・よし!!やってやる!」
ピカチュウは大ジャンプをした!そのとき、ピカチュウに雷のエネルギーがたまっていった!!そして、ピカチュウの新しいワザ、「かみなり」がグラエナに向かって飛んできた!!



グラエナが気づいた時には、そこに黒焦げになって倒れていた。
ピカチュウは、ミシロタウンに着いた。
「ここから南へ行くとぼくの故郷、ポケモン村がある・・長い道のりだったけど、敵がとても強くて負けるかも知れなかったけど、今まで諦めずにきて、ほんとによかった・・。」
ピカチュウはそういうと、ミシロタウンの南の森に走っていった。
ピカチュウの大冒険・完
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ぴくの〜ほかんこ